東映・東宝・日清・アサヒのデザイン思考テスト|導入企業別

この記事でわかること

  • 東映・東宝・日清食品・アサヒビール・サッポロビールのデザイン思考テストが、本選考とインターンのどの段階で課されるか
  • 各社でデザイン思考テストと一緒に課される形式(SPI・玉手箱・動画選考)と、対策の優先順位
  • 非公表のボーダーに対して、ランク・回答数のどこを目標にすべきか
  • 公開テストのスコア提出と団体テストの違い、使い回しの可否
  • 運営事務局が個別対策セッションで見てきた、エンタメ・食品・飲料志望者の相談事例

著者:テストビズ運営事務局
2021年開業の学習支援チームが運営するWebテスト代行サービス。SPI・玉手箱・TG-WEB・GAB/CAB・SCOA・CUBICなど主要形式から企業オリジナルまで広範囲に対応し、運営チーム累計6,000件超の相談実績をもとに就職活動、転職活動に励む方を支援しています。
最終更新日:2026年9月6日

東映のデザイン思考テストは、東宝・日清食品・アサヒビール・サッポロビールと並んで、就活生が「SPI以外の形式に初めて出会う場」になりやすい選考です。
5社はいずれも人気が高く、ESや動画選考と同時にテストが課されるため、テストだけに時間を使えないのが共通の悩みです。
この記事では、5社で報告されているデザイン思考テストの実施段階と併用形式を整理し、企業別の注意点と、残り日数に応じた対策手順をまとめます。
結論から言うと、5社に共通する対策の軸は「テストの中身は同じなので早めに1回仕上げる」ことと、「企業ごとに違うのは比重と併用形式だと理解する」ことの2点です。

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東映・東宝・日清・アサヒのデザイン思考テストとは?5社に共通する仕組み

5社のテストは創造30分+評価30分の同一形式で、企業ごとに違うのは課される段階・併用形式・比重の3点だけです。

デザイン思考テストとは、VISITS Technologies株式会社が提供する「課題を自ら発見し、解決策を考え出す力」を数値化するオンラインアセスメントです。
提供元の公式サイトによると、テストは創造セッション(30分)と評価セッション(30分)で構成され、結果は0〜400点のデザイン思考スコアと7段階のランクで示されます。
形式そのものの詳細は「デザイン思考テストとは?受け方・ランク・企業と対策」(No.119)で解説しているので、ここでは5社の運用の違いに絞ります。

5社の実施状況を、提供元の公開情報と就活情報サイトの受検者報告から整理しました。

企業 報告されている実施段階 併用が報告されている形式 情報源の種類
東映 本選考(ES提出後のWebテスト)・インターン一次選考 動画選考、グループディスカッション 就活情報サイト、口コミサイト
東宝 本選考・インターンの一次選考(ES・動画・Webテストの3点提出) 自己PR動画、過去にはSPI・玉手箱の報告も 採用側の公式説明、就活情報サイト
日清食品 インターン選考が中心。本選考はSPI・玉手箱系の報告が多い SPI(Webテスティング)、玉手箱系、TAL 提供元の導入事例、就活情報サイト
アサヒビール 冬インターン(営業・マーケティング系コース) 本選考は玉手箱が主流、生産研究コースはSPI+動画 提供元の協賛企業一覧、就活情報サイト
サッポロビール 秋のインターン選考(ES+デザイン思考テスト) 面接なしの選考として報告 就活情報サイト、受検者の投稿

※いずれも年度・職種・コースで変わります。
最新のマイページ案内を必ず優先してください。

5社で最初に確認すべきは「団体テストか、スコア提出か」

デザイン思考テストには、企業が受検URLを配る「団体テスト」と、自分で申し込む「公開テスト」の2種類があります。
提供元の公式サイトでは、公開テストの最高スコアは過去2年間分を企業に提出できるが、それは企業から要望があった場合のみと明記されています。
5社の受検者報告はいずれも「案内されたURLから受検した」という団体テストの形が中心です。
案内文に「スコアを提出」と書かれていれば公開テストの結果を使え、「受検してください」と書かれていれば新たに受ける必要があると考えてください。
この違いは「デザイン思考テストの公開テストと料金|無料で受ける方法」(No.314)で詳しく扱っています。

東映のデザイン思考テストはどの段階で課される?本選考とインターン

東映は本選考でES+テストの両方完了でエントリー成立、インターンでもテストと動画が同時に課されるため、ESと並行して仕上げる前提です。

東映のWebテストとして就活情報サイトで報告されているのは、デザイン思考テストです。
選考の流れを、就活情報サイトが受検者報告をもとにまとめた内容から整理します。

選考 段階 報告されている内容 時期の目安(報告ベース)
本選考 ES+Webテスト ES(A4で3枚相当)と顔写真・成績証明書を提出し、その後デザイン思考テストを受検。両方の完了でエントリー成立 ES締切は3月上旬
本選考 一次選考 動画選考(強みを1分でアピール) 3月下旬
本選考 二次・最終 オンライン面接、対面の最終面接 5月中旬〜6月上旬
インターン 一次選考 デザイン思考テスト+動画提出 募集時期による
インターン 二次選考 オンラインのグループディスカッション 同上

※時期は過去年度の報告です。
年度で前後するため、要確認としてマイページの案内を優先してください。

東映は採用人数が10名台と少なく、就活情報サイトでは「Webテストの通過率は低かった」という受検者の声も紹介されています。
ただし、東映が公表している基準はなく、通過率がテストのスコアだけで決まっているかも分かりません。
ESの設問には「読み手を特定の感情にさせる物語を作る」「テーマに沿ったショートストーリーを書く」といった創作系の課題が報告されており、デザイン思考テストの「課題と解決策を短く書く」作業と相性が良い点は覚えておいて損はありません。

東映志望者がつまずきやすいのは「ESと同じ週に受ける」こと

運営事務局への相談で多いのは、「ES締切の直前にテストの案内が届き、ESの推敲とテストの練習を同時にやる時間がない」というものです。
東映のESは字数が多く、創作系の設問もあるため、書き上げるだけで数日かかります。
デザイン思考テストは60分で終わりますが、初見で受けると創造セッションの回答数が伸びません。
対策としては、ESに着手する前の週に一度「デザイン思考テストのコツ|評価セッション・創造セッション高得点法」(No.120)で型を確認し、公開テストか他社の団体テストで1回受けておくのが現実的です。
東映のWebテストの形式を案内URLから確かめたい場合は「WebテストのURL見分け方|受検前に形式を判別する方法」(No.4)も参考になります。

東宝のデザイン思考テストは足切り?ESと動画が主戦場

東宝は採用側が「足切りのみで高いハードルではない」と説明しており、Bランク以上を確保してESと30秒動画に時間を配分するのが合理的です。

東宝の一次選考は、Web上で記入するES、自己PR動画、自宅で受検するWebテストの3点提出だと採用側の公式な採用情報ページで説明されています。
同じ説明の中で、学歴フィルターは行わずWebテストで足切りを行ったが、あまり高いハードルは設けておらず、評価はあくまで動画とESで行うとされています。
Webテストの中身は募集要項では「適性テスト(WEBテスト)」とだけ書かれ、形式は非公表です。
就活情報サイトの受検者報告では、近年はデザイン思考テスト(創造セッション30分・評価セッション30分)が中心で、数年前にはSPIや玉手箱だったという報告も残っています。

提出物 内容の報告 採用側が示している比重
ES Web上で記入。エンタメへの関わりや価値観を問う設問 主な評価対象
自己PR動画 「30秒間でエンタメ愛が伝わるエピソード」など、テーマ指定。リアルタイム録画で編集不可の年度もあり 主な評価対象
Webテスト 自宅受検。近年はデザイン思考テストの報告が中心 足切りのみ。高いハードルではない

東宝で「あまり高くないハードル」を落とさないために

「足切りだけ」と聞くと安心しがちですが、初見のデザイン思考テストで創造セッションの回答数が2〜3個しか出せなかった場合、下位のランクに入る可能性があります。
東宝の受検者報告には「創造セッションで最低でも7問回答できると、精度次第でB以上を狙える」という感想があり、1つの目安になります。
運営事務局では、東宝志望者には「Bランク以上を確実に、余力があればA」を目標として案内しています。
ここに時間を使いすぎず、30秒動画の構成とESの推敲に軸足を置くのが、採用側の説明と整合する配分です。
ランクごとの受検者分布は「デザイン思考テストのランク・スコア目安|SS・A・B・Cの基準」(No.313)で確認できます。

日清食品のデザイン思考テストはインターン中心?本選考はSPIが主流

日清食品はインターン選考でデザイン思考テスト、本選考ではSPIや玉手箱系の報告が中心で、2形式の並行対策が前提になります。

日清食品ホールディングスは、デザイン思考テストの提供元が導入事例を公開している企業です。
提供元のニュースによると、グループ理念「EARTH FOOD CREATOR」のもとで社員のクリエイティビティを重視しており、新卒採用の候補者についても創造的な資質を評価する指標としてデザイン思考テストを導入したと紹介されています。
出典:デザイン思考テスト公式サイト「日清食品ホールディングス株式会社における導入事例が公開されました」(2021年12月)

一方、受検者報告を年度・職種で横断すると、本選考の主流はSPIや玉手箱系で、デザイン思考テストはインターン選考での報告が目立ちます。

段階・職種の報告 報告されている形式 内容の報告
インターン選考(マーケティング・セールス等) デザイン思考テスト 創造セッション・評価セッション各30分。受検期間が定められている
本選考(事務系・R&D等) SPI(Webテスティング) 言語+非言語で35分程度、性格30分程度
本選考(一部の年度・職種) 玉手箱と見られる形式 言語32問15分・計数29問15分という報告
過去の報告 TAL 図形配置と質問回答の性格検査

※年度・職種・コースで変わります。
「日清 webテスト」で検索して出てくる情報は年度が混在しているため、自分が受けるコースの案内文で確認してください。

日清はSPI・玉手箱との「二刀流」前提で時間を配分する

日清食品の場合、デザイン思考テストで通過してもその先にSPIや玉手箱系が待っている可能性が高い点が、東映・東宝と大きく違います。
運営事務局の相談でも「インターンのデザイン思考テストは通ったが、本選考のSPIで非言語の演習が手つかずだった」という報告がありました。
インターンでデザイン思考テストを1回仕上げたら、以降はSPIの非言語と玉手箱の四則逆算・図表読み取りに時間を移すのが基本です。
SPIの全体の進め方は「SPI対策の始め方|出題範囲と勉強法(就活・転職)」(No.32)、玉手箱は「玉手箱の対策法|計数・言語・英語の勉強手順とコツ」(No.54)にまとめています。

アサヒビール・サッポロビールのデザイン思考テストはインターン選考が中心

ビール2社はインターン選考での報告が中心で、アサヒはESと動画の比重が高く、サッポロは面接なしの選考でテストの重みが大きい構造です。

アサヒビールとサッポロビールは、どちらも秋〜冬のインターン選考でデザイン思考テストが報告されている企業です。
アサヒビールは提供元が主催した「デザイン思考フェス2020」の協賛企業一覧に名前があり、提供元の公式サイトのパートナー企業にもロゴが掲載されています。
2社の受検者報告を整理します。

企業 段階・コース 報告されている形式 受検者の感想
アサヒビール 冬インターン(量販営業) デザイン思考テスト(各30分) ES・動画が重視されていた印象。ぶっつけ本番で受けた参加者も多い
アサヒビール 冬インターン(マーケティング) 創造テストと報告(デザイン思考テストと見られる) 他社で受けて慣れておいた
アサヒビール 冬インターン(生産研究) SPI+動画選考
アサヒビール 本選考 玉手箱が主流(言語・計数・性格) 一部でデザイン思考テストの報告も
サッポロビール 秋の1dayインターン ES+デザイン思考テスト 面接がない選考で、テストの出来で通過した感覚。受ける機会が少なく差がつく

※コース名・実施形式は年度で変わります。
要確認としてマイページの案内を優先してください。

サッポロビールのインターン選考は、採用支援会社が運営する形で案内されたという投稿があり、ESとデザイン思考テストのみで面接がないと報告されています。
面接で挽回できない分、テストのランクが結果に直結しやすい構造です。
「サッポロビール デザイン思考テスト」で検索する人の多くがこの秋インターンの受検者で、運営事務局への相談も10〜11月に集中します。

ビール2社は「秋に1回、まとめて仕上げる」が効く

アサヒとサッポロを併願する場合、インターンの締切が近く、どちらも同じ形式のテストを課します。
9月中に公開テストか他社の団体テストで1回受け、創造セッションの型を固めておけば、2社のテストは「慣れた状態」で受けられます。
アサヒは本選考が玉手箱主流のため、インターン後は玉手箱の対策に切り替えるのが合理的です。
インターンの結果が本選考にどう影響するかは「インターンのWebテストは本選考に影響する?サマー・秋冬の対策」(No.335)を参考にしてください。

5社のボーダーとランクの目安は?非公表の中で目標を決める

5社とも基準は非公表ですが、東宝はB以上、アサヒはB〜A、東映・日清・サッポロはA以上が目安で、Sランクなら全社で安心できます。

提供元の公式サイトによると、ランクは受検者の上位何%かで決まります。

ランク 受検者の位置
SS 上位1%以内
S 上位5%以内
A 上位20%以内
B 上位40%以内
C 上位60%以内
D 上位80%以内
E 下位20%

企業別のボーダーは公表されていません。
受検者の投稿では、Sランクのスコアを提出してアサヒビール・サッポロビール・日清食品のインターンを通過した例が紹介されていますが、投稿者自身がES・動画・Webテストとの複合選考であることを注記しています。
Sランクが必要という根拠にはならず、「Sランクなら足を引っ張らない」という読み方が適切です。

運営事務局の個別対策セッションでは、各社の運用に合わせて次の目標を案内しています。

企業 テストの比重(報告と採用側の説明から) 運営事務局が案内する目標ランク
東映 高め(通過率が低いという声、動画と同時) A以上
東宝 低め(足切りのみと採用側が説明) B以上、余力でA
日清食品 中(インターンで課され、本選考は別形式) A以上
アサヒビール 低〜中(ES・動画重視の印象) B以上、余力でA
サッポロビール 高め(面接なしの選考) A以上、できればS

この目標は運営チーム累計の相談実績から「通過報告が多い層」を逆算した目安で、各社が定めた基準ではありません。
1回目でBだった人が型を直して2回目でAに上がる例は多く、受け直しの可否は「デザイン思考テストの受け直し・日程変更・受け忘れの対処法」(No.315)を確認してください。

東映・東宝・日清・アサヒに共通する対策は?残り日数別の手順

「型の確認→1回受検→回答数と評価の直し→併用形式へ移行」の順に進め、テストは早めに仕上げてES・動画・SPIに時間を戻すのが基本です。

5社の本選考は3〜6月にピークがあり、インターン選考は9〜12月に集中します。
どちらの時期でも、デザイン思考テストの中身は同じです。
形式別の勉強法全体は「Webテスト対策の完全ガイド|種類別の勉強法と始め方」(No.1)にまとめているので、ここでは5社向けに残り日数で絞った手順を示します。

残り日数 やること 目安時間
1〜2日 創造セッションの入力形式(Who・Why・How)と評価セッションの4段階評価を確認。回答は「短く・具体的に・5個以上」を意識して受検 2〜3時間
3〜6日 公開テストか他社の団体テストで1回受け、回答数と評価の傾向を記録。ESや動画と受検日をずらす 1日1時間
7〜14日 創造セッションで7個以上を安定させ、評価セッションは20件以上を目安に最後まで進める練習。日清・アサヒ志望者はSPI・玉手箱の基礎を並行 1日1時間
15日以上 テストは1回仕上げたら手を離し、東映・東宝は動画とESの完成度、日清・アサヒは併用形式の演習に時間を戻す 週2〜3回

30分でどこまで出すかの配分は「デザイン思考テストの時間配分|30分で何問・何個出すか」(No.214)で扱っています。

公開テストのスコアは提出できる?5社の運用の違い

提供元の公式サイトでは、公開テストの最高スコアは過去2年間分を企業に提出でき、企業から要望があった場合のみ有効とされています。
5社の受検者報告は団体テスト(案内URLからの受検)が中心で、スコア提出方式の報告は多くありません。
また、企業や団体のクーポンで公開テストを受けた場合、結果が本人に開示されないこともあると公式に明記されています。
「他社で取ったスコアを流用できる前提」で準備を省くのは危険です。
案内文に提出方式の指定があるかを最初に確認し、団体テストなら受検期間内に受けてください。
同じ形式を導入している企業の一覧は「デザイン思考テストを導入している企業一覧|業界別まとめ」(No.312)で確認できます。

運営事務局が見てきた実例

運営事務局が個別対策セッションや模擬演習で見てきた、5社のデザイン思考テストにまつわる相談事例を匿名化して紹介します。

事例1:東映インターン・文系3年生(受検4日前に相談)
一次選考の動画提出とデザイン思考テストの期限が同じ週で、「動画の撮り直しでテストの練習時間が取れない」という相談でした。
テストは60分で終わることを確認し、初日に型の確認と1回の受検、残りの3日を動画に充てる配分に変更。
本人の振り返りでは「創造セッションで6個出せて、初見なら3個だったと思う」とのことで、二次のグループディスカッションに進んでいます。

事例2:日清食品インターン後の本選考・理系修士(2月に相談)
秋のインターン選考でデザイン思考テストを受けて通過し、本選考も同じ形式だと思い込んでいたところ、案内がSPIのWebテスティングで慌てて相談。
非言語の推論・確率を中心に2週間の演習に切り替え、模擬演習で正答率が5割から7割台に上がりました。
「インターンで通ったテストと本選考のテストは別物だと最初に知りたかった」という感想でした。

事例3:アサヒ・サッポロ併願・文系3年生(9月に相談)
ビール2社のインターンを併願し、「どちらも同じ形式なら効率よく仕上げたい」という相談でした。
9月中に公開テストで1回受けて回答数の少なさを確認し、Whyを1文で書く型に直して2社の団体テストを受検。
サッポロは通過、アサヒはESで差がついたという本人の分析でしたが、「テストに使った時間は合計4時間で済んだ」と話しています。

3つの事例に共通するのは、テストを早めに1回仕上げ、残った時間を動画・ES・併用形式に戻したことです。
併願先が多く配分に迷う場合は、テストビズのような対策サービスで模擬演習と解説を1回受け、回答数と評価のどちらが弱いかを特定してから進めるのも選択肢の一つです。

よくある質問(FAQ)

東映のWebテストはデザイン思考テストだけですか?

就活情報サイトの受検者報告では、東映の本選考・インターンともにWebテストとして報告されているのはデザイン思考テストです。
SPIや玉手箱が課されたという近年の報告は確認できていませんが、企業は形式を公表していないため確定ではありません。
本選考ではESとテスト受検の両方の完了でエントリー成立という運用が報告されており、ES締切と同じ時期に受けることになります。
案内URLの形式を確認したうえで、テストは1回仕上げてESに時間を戻す配分で臨んでください。

東宝のデザイン思考テストは何個答えれば通過できますか?

東宝は基準を公表していません。
採用側の公式な採用情報ページでは、Webテストは足切りに使うが高いハードルは設けておらず、評価はESと動画で行うと説明されています。
受検者報告には「創造セッションで最低でも7問回答できると精度次第でB以上を狙える」という感想があり、運営事務局でもBランク以上を1つの目安として案内しています。
数を出すだけでなく、Whyを1文で具体的に書く型を守ることが、評価セッションでの他者評価にも効きます。

日清食品のWebテストはSPIですか?デザイン思考テストですか?

年度・職種・段階で異なります。
受検者報告では、インターン選考でデザイン思考テスト、本選考でSPIのWebテスティング(言語+非言語35分程度・性格30分程度)や玉手箱と見られる形式が中心です。
過去にはTALの報告もあります。
提供元は日清食品ホールディングスの新卒採用での導入事例を公開しているため、デザイン思考テストが使われていること自体は確かですが、どの段階で課されるかは案内文で確認してください。
どちらが来ても対応できるよう、デザイン思考テストを1回仕上げてからSPI・玉手箱の基礎に移るのが安全です。

アサヒビールの本選考でもデザイン思考テストは出ますか?

受検者報告では、アサヒビールの本選考は玉手箱(言語・計数・性格)が主流で、デザイン思考テストは冬インターンの営業・マーケティング系コースでの報告が中心です。
一部の年度で本選考の科目にデザイン思考テストが含まれていたという報告もあるため、完全に出ないとは言い切れません。
アサヒビールは提供元の協賛企業一覧に名前があり、導入企業であることは公開情報で確認できます。
インターンでテストを1回仕上げ、本選考前は玉手箱の四則逆算と図表読み取りに時間を移す流れが現実的です。

サッポロビールのデザイン思考テストは他社で受けたスコアを使い回せますか?

案内文の方式によります。
提供元の公式サイトでは、公開テストの最高スコアは過去2年間分を企業に提出できるが、企業から要望があった場合のみと明記されています。
サッポロビールの秋インターンの受検者報告は、ESとあわせて案内URLから受検する団体テストの形が中心で、スコア提出方式の報告は多くありません。
団体テストの場合は新たに受ける必要があり、他社で受けた経験は「形式に慣れている」という形で活きます。
面接のない選考と報告されているため、テストの出来がそのまま結果に反映されやすい点に注意してください。

5社のデザイン思考テストのボーダーは何ランクですか?

5社とも公表していません。
受検者の投稿では、Sランクのスコアを提出してアサヒビール・サッポロビール・日清食品のインターンを通過した例が紹介されていますが、ES・動画との複合選考であるため、Sランクが必要条件だとは言えません。
運営事務局では、採用側の説明と通過報告から、東宝はB以上、アサヒはB〜A、東映・日清・サッポロはA以上を目標として案内しています。
Sランクなら5社すべてで足を引っ張る心配はほぼなく、ほかの形式や動画に時間を回せます。

対策はいつから始めればいいですか?

本選考なら2月中、インターンなら8〜9月中に1回受けておくのが目安です。
デザイン思考テストは60分で終わり、型を知ってから受けるだけで創造セッションの回答数が2倍近くになる人が多いため、長期間の勉強は必要ありません。
一方で、5社はいずれも人気が高く、ES・動画・SPIなど別の準備に時間がかかります。
テストは早めに終わらせて手を離し、残りの時間を企業ごとの主戦場(東映・東宝は動画とES、日清・アサヒは併用形式)に使う配分が、運営事務局が見てきた通過者に共通しています。
学年別の始め方は「Webテスト対策はいつから?学年・時期別の始め方」(No.6)を参考にしてください。

まとめ

東映・東宝・日清食品・アサヒビール・サッポロビールのデザイン思考テストについて、要点を再掲します。

  • 5社のテストは同じ形式(創造30分+評価30分)で、違うのは課される段階・併用形式・比重の3点
  • 東映は本選考でES+テストの両方完了でエントリー成立、インターンでは動画と同時に課される。目標はA以上
  • 東宝は採用側が「足切りのみ、高いハードルではない」と説明。B以上を確保してESと30秒動画に集中
  • 日清食品はインターンでデザイン思考テスト、本選考はSPI・玉手箱系が中心。2形式の並行が前提
  • アサヒはインターンの営業・マーケ系で課され本選考は玉手箱主流、サッポロは面接なしの秋インターンでテストの重みが大きい
  • 公開テストのスコア提出は企業の要望がある場合のみ。団体テストの案内なら新たに受ける
  • 早めに1回仕上げて、残りの時間を動画・ES・併用形式に戻すのが5社共通の手順

同じ形式を課す三井住友海上や野村證券・資生堂・野村不動産の運用は「三井住友海上のデザイン思考テスト|ボーダー・ランクと対策」(No.169)、「野村證券・資生堂・野村不動産のデザイン思考テスト対策」(No.170)で扱っています。
形式そのものの理解は「デザイン思考テストとは?受け方・ランク・企業と対策」(No.119)に戻って確認してください。
テストは早めに終わらせ、自分の言葉で書いたアイデアと、その先のESや面接に自信を持って進んでいきましょう。

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