デザイン思考テストのコツ|評価セッション・創造セッション高得点法

この記事でわかること

  • デザイン思考テストで高得点を取るための、創造セッションと評価セッションそれぞれのコツ
  • 創造セッションのWhy・Howの書き方と解答例、30分での目標回答数と時間配分
  • 評価セッションの4観点の判断基準、「何個評価すればいいか」「終わらない」への回答
  • スコアの内訳(ニーズ発見力・ソリューション創出力・ニーズ評価力・ソリューション評価力)ごとに何を直せばよいか
  • 運営事務局の個別対策セッションで頻出するつまずき箇所と質問例

著者:テストビズ運営事務局
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最終更新日:2026年9月6日

「一度受けたらCランクだった。何を直せば上がるのか」。 デザイン思考テスト コツについての相談は、初回受検でスコアが伸びなかった人から、レポートを手に届くことがほとんどです。 結論から言うと、高得点のコツは「創造セッションではWhyを1文で具体的に書き、Howに新規性を1点だけ盛り込み、数を出す」「評価セッションでは4観点を1問ずつ判断し、評価を偏らせない」の2つに集約されます。 発想力そのものを短期間で伸ばす必要はなく、書き方と配点の理解で1ランク変わる人が多いです。 この記事では、創造・評価それぞれのコツと解答例、時間配分、スコア内訳の見方、個別対策セッションで頻出するつまずき箇所を解説します。

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デザイン思考テストで高得点を取るコツの結論:「書き方」と「配点の理解」で1ランク変わる

コツは、創造セッションで「Whyは20〜40文字の1文」「Howは新規性を1点」「30分で5〜8個提出」、評価セッションで「4観点を1問ずつ判断」「4段階を使い分ける」ことです。創造力と評価力は同じ200点なので、どちらかを軽く見るとランクが1段下がります。

デザイン思考テストの仕組み(提供会社VISITS Technologies、創造30分+評価30分、400点満点、SS〜Eランク)は「デザイン思考テストとは?」で解説しています。 この記事では、仕組みを知ったうえで「どう受けるか」に絞ります。

運営事務局の個別対策セッションで、初回受検のレポートを持参した相談者に共通する失点パターンは次の4つです。

失点パターン スコアへの影響 直し方
Whyが抽象的(「便利になりたい」) ニーズ発見力が低い 「誰が・どんな場面で・何を」を1文に入れる
Howが既存サービスの言い換え ソリューション創出力が低い Whatの技術を「誰も使っていない使い方」で1点だけ足す
提出数が2〜3個 創造力全体が低い Whyを短くし、1アイデア4〜5分で回す
評価セッションを流す(全部「そう思う」) 評価力が低い。総合ランクが1段下がる 4観点を1問ずつ判断し、4段階を使い分ける

この4つはいずれも「発想力」ではなく「書き方」と「配点の理解」の問題です。 だからこそ、2回目の受検でスコアが変わる人が多いのです。

創造セッションのコツ|Why・Howの書き方と解答例

Whyは「誰が・どんな場面で・何をしたいか」を20〜40文字の1文で、Howは「Whatを使ってWhyをどう実現するか」に新規性を1点入れて60〜100文字で書きます。完璧な1個より、共感できるアイデアを5個以上出す方がスコアは伸びます。

「デザイン思考テスト 創造セッション コツ」「創造セッション 例」への回答です。 「想像セッション」と検索されることもありますが、正式には「創造セッション」です。

Who・Where・Whenの選び方

  • Whoは身近で状況を想像しやすい人物(大学生・会社員・主婦など)を選ぶ。想像しにくい人物(宇宙飛行士など)は共感されるWhyが書きにくい
  • Where・Whenは「困りごとが起きやすい場面」を選ぶ(満員電車・雨の日・深夜など)。困りごとが見えれば、Whyは自然に出る
  • 表示される形容詞(「話し好きな」「疲れた」など)はヒント。形容詞から「この人が困りそうなこと」を連想する

Whyの書き方(ニーズ発見力)

評価者は「Whoの立場になったとき共感できるか」「他の方法で解決されていないか」を見ます。

悪い例 良い例 理由
「もっと便利に過ごしたい」 「毎朝の満員電車で、立ったまま片手で読書を続けたい」 場面と行為が具体的で、共感できる
「健康になりたい」 「夜勤明けの看護師は、寝る前に軽く食べても翌日の胃が重くならない食事を選びたい」 「誰が・どんな状況で」が明確
「友達がほしい」 「転勤で来た地方都市で、休日に一緒に登山に行ける同年代の仲間を見つけたい」 未解決性が伝わる(既存SNSでは見つけにくい)

Whyは長く書く必要はありません。 20〜40文字の1文で「誰が・どんな場面で・何をしたいか」が入っていれば十分です。

Howの書き方(ソリューション創出力)

評価者は「新規性(既存の解決策がないか)」と「有効性(実現可能でニーズに効くか)」を見ます。

悪い例 良い例 理由
「アプリで読書を管理する」 「電車の揺れを加速度センサーで検知し、揺れが大きいときは自動で1行ごとにハイライトを動かし、片手でページ操作しなくても読み進められる電子書籍機能」 Whatの技術の「使い方」に新規性がある
「AIがおすすめを出す」 「勤務シフトのデータと連携し、夜勤明けの帰宅時間に合わせて、消化にかかる時間から逆算した軽食候補をコンビニの在庫と紐づけて提案する」 有効性(実現可能性)と新規性の両方がある

Howのコツは、「新規性を1点だけ盛り込む」ことです。 2つも3つも機能を盛り込むと文字数が膨らみ、評価者にも伝わりにくくなります。 「Whatの技術を、この場面でこう使う」という1点に絞ってください。

解答例(形式再現)

Who・Where・When:疲れた会社員が/自宅のキッチンで/夕食を作るとき

Why:残業後に帰宅した一人暮らしの会社員は、冷蔵庫の残り物だけで15分以内に温かい夕食を作りたい。

What:画像認識の技術またはデータ

How:冷蔵庫の中をスマホで撮影すると、画像認識で食材を特定し、「15分以内・調理器具1つ」の条件で作れるレシピだけを、足りない調味料の有無まで判定して提示する。

Whyは37文字、Howは89文字で、それぞれ「共感できる具体的な状況」「技術の使い方に1点の新規性」が入っています。

創造セッションの回答数と時間配分|何問・何個出せばいい?

創造セッションに「問題数」はなく、30分で何個提出するかは受検者次第です。聞き取りでは、Aランク以上は5〜8個、初回Cランク以下は2〜3個が多く、1アイデア4〜5分が目標ペースです。量だけで質が下がると評価も下がるため、「共感できるWhy」の数を増やす意識が必要です。

「デザイン思考テスト 創造セッション 何問」「回答数」「時間」への回答です。

時間 やること
開始〜3分 Who・Where・Whenを見て、困りごとが浮かぶ組み合わせを2〜3パターン頭に置く
3〜25分 1アイデア4〜5分で提出。Why(1分)→What選択(30秒)→How(2〜3分)→提出
25〜30分 提出済みアイデアの誤字と文字数(20〜120文字)を確認。余裕があれば1個追加

個別対策セッションで頻出する質問

「Whatに合う解決策が思いつかないときは?」 「別のWhatを表示」で選択肢を変えてください。 Whatに合わせてWhyを曲げるより、Whyに合うWhatを探す方が速く、有効性も上がります。

「同じWhoで複数のアイデアを出してもいい?」 問題ありません。 同じWhoでWhere・Whenを変えると、困りごとが変わり、Whyが自然に別のものになります。 Whoを毎回変えるより効率的です。

「タイピングが遅くて数が出ない」 Whyを短くするのが最も効きます。 Howも「〜すると、〜が〜できる」の1文構造に固定すると、考える時間も打つ時間も減ります。 記述欄はコピー&ペーストができないため、事前の文章を貼ることはできません。

評価セッションのコツ|4観点の判断基準と高得点の考え方

評価セッションでは、他者のアイデアを「Whyに共感できるか」「Whyは未解決か」「Howは新しいか」「Howは有効か」の4観点・4段階で評価します。コツは、観点ごとに独立して判断し、4段階を使い分け、「自分の好み」より「多くの人がどう感じるか」を基準にすることです。

「デザイン思考テスト 評価セッション コツ」「評価セッション 高得点」「評価 コツ」への回答です。 評価セッションは「評価セッションとは」と検索されるように仕組みが分かりにくいですが、配点は創造セッションと同じ200点です。

4観点の判断基準

観点 質問(要約) 「非常にそう思う」の基準 「全くそう思わない」の基準
ニーズへの共感 Whoの立場で共感できるか 場面が具体的で、自分がその立場なら確かに困ると感じる Whoの状況が想像できない、または誰も困らない
ニーズの未解決性 他の方法で実現できていないか 既存のサービス・道具では満たしにくい すでに一般的な手段で解決されている
解決策の新規性 既存の解決策がない新しい方法か Whatの使い方に見たことのない工夫がある 既存アプリ・サービスの言い換え
解決策の有効性 ニーズを実現するために有効か(実現可能性含む) 技術的に実現でき、Whyを直接満たす 実現不可能、またはWhyとずれている

高得点の考え方

  • 観点ごとに独立して判断する。「Whyは良いがHowは普通」というアイデアなら、共感は「非常にそう思う」、新規性は「そう思わない」と分けて評価する
  • 4段階をまんべんなく使う。すべて「そう思う」にすると「適切に評価できていない」と判定され、評価力スコアが下がる
  • 「自分が好きか」ではなく「多くの人が共感・新しいと感じるか」で判断する。評価力スコアは「良いアイデアを見抜く力」なので、大衆の感覚に近い方が高くなる
  • 迷ったら「そう思う」「そう思わない」の中間2段階を使い、「非常に」「全く」は明確なときだけ使う

評価セッションの解答例(形式再現)

評価対象のアイデア Why:「一人暮らしの大学生は、実家から送られた大量の野菜を腐らせずに使い切りたい」 How:「野菜の写真を撮ると鮮度を判定し、傷みやすい順に使うレシピを提案するアプリ」

評価例 – 共感:非常にそう思う(場面が具体的で、多くの一人暮らし学生に当てはまる) – 未解決性:そう思う(レシピアプリはあるが「傷みやすい順」に着目したものは少ない) – 新規性:そう思う(鮮度判定と使う順序の組み合わせに工夫がある) – 有効性:そう思う(画像認識で鮮度判定は技術的に可能。精度は課題)

このように、4観点で評価が分かれるのが自然な状態です。

評価セッションは何個評価する?終わらないときはどうする?

評価件数は非公開で、30分の制限時間内にできるだけ多く評価する形式です。聞き取りでは1件1分前後で20〜30件程度という報告が多く、「全件終わらない」のは通常の状態です。件数を増やすために評価を雑にすると評価力スコアが下がるため、丁寧さを優先してください。

「デザイン思考テスト 評価セッション 何個」「何問」「終わらない」への回答です。

状況 対応
時間内に全件評価できない 問題ない。制限時間で自動終了する。評価した件数より評価の妥当性が見られる
1件に3分以上かかる Why→Howの順に読み、4観点を上から順に即決する。読み返さない
似たアイデアが続いて判断が鈍る 「多くの人はどう感じるか」に立ち戻る。前のアイデアと比較せず、1件ずつ独立して判断する
疲れて全部「そう思う」になりそう 4段階を使い分ける意識を戻す。偏った評価は評価力スコアを下げる

個別対策セッションで頻出する質問

「創造セッションで疲れて、評価に集中できない」 評価セッションは創造の直後に始まります。 創造の最後の5分を「確認」に使うことで、頭を切り替える余裕が生まれます。 評価は「読む→判断」の繰り返しなので、創造より体力の消耗は小さいです。

「自分のアイデアより良いものばかりで落ち込む」 評価セッションの目的は自分と比較することではなく、「良いものを良いと見抜く」ことです。 良いアイデアに正しく高い評価をつけることが、あなたの評価力スコアを上げます。

「厳しく評価した方が自分に有利?」 有利になりません。 評価力スコアは「多くの受検者の評価と一致しているか」「良いアイデアを見抜けているか」で決まり、他人を下げても自分の創造力スコアは上がらない仕組みです。

スコアの内訳の見方|どこを直せばランクが上がる?

レポートには創造力(ニーズ発見力・ソリューション創出力)と評価力(ニーズ評価力・ソリューション評価力)の4スコアが出ます。ニーズ発見力が低ければWhyの具体性、ソリューション創出力が低ければHowの新規性、評価力が低ければ4観点の使い分けを見直してください。

「デザイン思考テスト 高得点 コツ」を探す人は、まず自分のレポートで「どこが低いか」を確認してください。

低いスコア 意味 直し方
ニーズ発見力(創造・100点) Whyが共感されていない、または既存手段で解決されている Whyに「誰が・どんな場面で・何を」を入れる。既存サービスで解決済みの願望を避ける
ソリューション創出力(創造・100点) Howの新規性か有効性が低い Whatの「使い方」に工夫を1点入れる。実現不可能な技術を書かない
ニーズ評価力(評価・100点) 他人のWhyへの評価が大衆とずれている 「自分の好み」を外し、「多くの人が困るか」で判断する
ソリューション評価力(評価・100点) 他人のHowへの評価が大衆とずれている 「既存サービスの言い換えか」「技術的に可能か」を1件ずつ確認する

公開テストは複数回受けられ、最も良いスコアを提出できます。 初回のレポートで低い項目を1つ決め、そこだけ直して2回目を受ける方が、全部を一度に直そうとするより結果が出ます。

個別対策セッションで頻出する「つまずき箇所」5つ

運営事務局の個別対策セッションでは、①Whyが長すぎる ②Howが「アプリを作る」で終わる ③Whoを毎回変えて時間を失う ④評価セッションを軽く見る ⑤自分のアイデアと比べて落ち込む、の5つが繰り返し出てきます。いずれも書き方と配点の理解で直せるものです。

運営チーム累計の相談実績から、個人が特定されないよう状況を一部加工して紹介します。

つまずき1:「Whyを120文字ぎりぎりまで書いてしまう」(大学3年・12月)

背景説明を丁寧に書く癖があり、Whyに2〜3分かけて提出数が3個で終わった相談者です。 Whyは「誰が・どんな場面で・何をしたいか」の1文に絞ってもらい、2回目は7個提出できました。 ニーズ発見力のスコアは下がらず、むしろ上がっています。 評価者は長い文章を読みたいわけではなく、共感できる状況が一目で分かることを求めています。

つまずき2:「Howが『それを解決するアプリを作る』で終わる」(大学3年・1月)

Howに「〜を管理するアプリ」「AIがおすすめする」としか書けず、ソリューション創出力が低かった相談者です。 セッションでは「そのアプリは、選んだWhatをどう使うのか」を1点だけ具体化する練習をしました。 「加速度センサーで揺れを検知して〜」「シフトデータと連携して〜」のように、技術の使い方を書くだけで新規性の評価が変わります。

つまずき3:「毎回Whoを変えて、状況の想像に時間を使う」(大学3年・2月)

「同じWhoを使うと減点されるのでは」と思い込み、毎回Whoを変えていた相談者です。 同じWhoでWhere・Whenを変える方法に切り替え、1アイデアあたりの時間が2分短くなりました。 提出数が増え、創造力スコアが上がっています。

つまずき4:「評価セッションは適当でいいと思っていた」(大学3年・1月)

創造力はAランク相当だったのに、評価力が低く総合でBランクだった相談者です。 評価セッションの配点が創造と同じ200点であることを知らず、全部「そう思う」で流していました。 4観点を1問ずつ判断する練習をして再受検し、Aランクになっています。 このパターンは個別対策セッションで最も多く、「知らなかっただけ」で1ランク失っている人が目立ちます。

つまずき5:「他人のアイデアが良すぎて、自分の評価が甘くなる・辛くなる」(社会人・転職・8月)

評価セッションで自分のアイデアと比較してしまい、良いアイデアに「悔しいから」低い評価をつけたり、逆に全部高くつけたりしていた相談者です。 評価力スコアは「良いものを良いと見抜く力」なので、感情を外して「多くの人はどう感じるか」で判断する練習をしました。 社会人は自分の業界の常識で「実現不可能」と判断しがちな傾向もあり、「一般的な技術で可能か」に基準を戻すことも効きました。

共通点

5つのつまずきに共通するのは、「発想力がない」のではなく「書き方と配点を知らなかった」ことです。 形式名と受検期限を送るだけで対策範囲を提案する相談サービスも、教材のない形式では選択肢の一つになります。 テストの仕組みや受け方は「デザイン思考テストとは?」で、Webテスト全体の対策手順は「Webテスト対策の完全ガイド」で解説しています。

よくある質問(FAQ)

Q1. 創造セッションは何個アイデアを出せばいいですか?

問題数は決まっておらず、30分で提出できる数は受検者次第です。 運営事務局の聞き取りでは、Aランク以上の相談者は5〜8個、初回でCランク以下だった人は2〜3個が多く、1アイデア4〜5分で回すのが目標ペースです。 ただし量だけを追って共感できないWhyや既存サービスの言い換えのHowを量産すると、評価者からの点が下がります。 「Whyを20〜40文字の1文に絞る」「Howの新規性を1点に絞る」ことで、質を落とさずに数を増やせます。 提出後も時間内なら修正できるので、最後の5分は誤字と文字数の確認に使ってください。

Q2. 評価セッションは何個評価すればいいですか?終わらなくても大丈夫ですか?

評価する件数は公開されておらず、30分の制限時間内にできるだけ多く評価する形式です。 聞き取りでは、4観点を丁寧に判断すると1件1分前後で20〜30件程度という報告が多く、時間内に全件終わらないのは通常の状態です。 制限時間で自動的に終了し、評価した件数より評価の妥当性が見られます。 件数を増やすために全部「そう思う」で流すと「適切に評価できていない」と判定され、評価力スコアが下がります。 1件ずつ4観点を独立して判断し、4段階を使い分けることを優先してください。

Q3. Whyはどう書けば共感されますか?

「誰が・どんな場面で・何をしたいか」を20〜40文字の1文で書くことです。 「便利になりたい」「健康になりたい」のような抽象的な願望は共感されにくく、「毎朝の満員電車で、立ったまま片手で読書を続けたい」のように場面と行為が具体的だと、評価者がWhoの立場を想像できます。 また、既存のサービスや道具で簡単に解決できる願望は「未解決性」の評価が下がるため、「まだ良い手段がない」と感じられる困りごとを選んでください。 Who・Where・Whenを選ぶ段階で「困りごとが起きやすい場面」を選ぶと、Whyは自然に出てきます。

Q4. Howの新規性はどう出せばいいですか?

「選んだWhatの技術を、この場面でどう使うか」に工夫を1点だけ入れることです。 「アプリで管理する」「AIがおすすめする」は既存サービスの言い換えと見なされ、新規性の評価が下がります。 「電車の揺れを加速度センサーで検知して1行ごとにハイライトを動かす」「勤務シフトと連携して帰宅時間から逆算する」のように、技術の使い方が具体的だと新規性と有効性の両方が伝わります。 機能を2つ3つ盛り込むと文字数が膨らんで伝わりにくくなるため、1点に絞ってください。 Whatに合う解決策が浮かばないときは「別のWhatを表示」で選び直す方が速いです。

Q5. 評価セッションで厳しく評価すると自分に有利ですか?

有利になりません。 評価力スコアは「良いアイデアを見抜く力」で、多くの受検者の評価との一致度や、精度の高い評価者の判断との近さで決まります。 他人のアイデアを低く評価しても、自分の創造力スコアは上がりません。 逆に、すべてを「そう思わない」にするなど偏った評価は「適切に評価できていない」と判定され、評価力スコアが下がる仕様です。 「自分の好み」や「悔しさ」を外し、「多くの人が共感・新しいと感じるか」を基準に、観点ごとに独立して4段階を使い分けてください。

Q6. 結果レポートのどこを見て、次に何を直せばいいですか?

レポートには創造力(ニーズ発見力・ソリューション創出力)と評価力(ニーズ評価力・ソリューション評価力)の4つのスコアが出ます。 ニーズ発見力が低ければWhyの具体性と未解決性、ソリューション創出力が低ければHowの新規性と実現可能性、ニーズ評価力・ソリューション評価力が低ければ評価セッションでの4観点の使い分けを見直してください。 公開テストは複数回受けられ最良のスコアを提出できるため、低い項目を1つに決めて直し、2回目を受ける方が全部を一度に直すより結果が出ます。 運営事務局の相談者でも、1項目に絞って直した人の方がランクが上がっています。

Q7. 解答例をそのまま使ってもいいですか?

使えません。 Who・Where・When・Whatはテストごとに表示される選択肢が異なり、記述欄はコピー&ペーストができないため、用意した文章を貼ることもできません。 解答例から学ぶべきは文章そのものではなく、「Whyは誰が・どんな場面で・何をしたいかの1文」「HowはWhatの使い方に新規性を1点」という型です。 この型を頭に入れたうえで、当日表示された選択肢から自分で組み立てるのが、最も再現性の高い準備です。 型を確認したら、本命の提出期限前に公開テストを1回受けて、実際の画面で試してください。

まとめ

デザイン思考テストの高得点は、発想力より「書き方」と「配点の理解」で決まります。 この記事の要点を再掲します。

  • 創造セッション:Whyは「誰が・どんな場面で・何をしたいか」を20〜40文字の1文で。Howは「Whatの使い方」に新規性を1点。30分で5〜8個が目標
  • 同じWhoでWhere・Whenを変えると効率的。Whatに合わなければ「別のWhatを表示」で選び直す
  • 評価セッション:4観点(共感・未解決性・新規性・有効性)を1件ずつ独立して判断し、4段階をまんべんなく使う。配点は創造と同じ200点
  • 評価件数は非公開。全件終わらなくて問題ない。厳しく評価しても自分は有利にならない
  • レポートで4つのスコアのどれが低いかを確認し、1項目に絞って直してから2回目を受ける
  • 解答例は「型」を学ぶために使う。記述はコピー&ペースト不可

個別対策セッションで最も多いのは、「評価セッションの配点を知らずに1ランク失っていた」ケースです。 この記事の型を頭に入れ、本命の提出期限前に公開テストを1回受けて、実際の画面で試してください。

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