TG-WEBとSPI・玉手箱・GABの違い|見分け方と対策の差

この記事でわかること

  • TG-WEBとSPIの違い(提供会社・科目・問題数・制限時間・難易度・受け方)
  • TG-WEBと玉手箱、TG-WEBとGAB・C-GAB・CABはどこが違うのか
  • 受検案内が届いた段階で4形式を見分ける手順(URL・制限時間・問題の初見)
  • 形式ごとに「対策がどれだけ効くか」が違う理由と、併願時に勉強する順番
  • 運営事務局の個別対策セッションで実際に多い、形式の取り違えによる失点例

著者:テストビズ運営事務局
2021年開業の学習支援チームが運営するWebテスト代行サービス。SPI・玉手箱・TG-WEB・GAB/CAB・SCOA・CUBICなど主要形式から企業オリジナルまで広範囲に対応し、運営チーム累計6,000件超の相談実績をもとに就職活動、転職活動に励む方を支援しています。
最終更新日:2026年9月5日

TG-WEBとSPIの違いを一言でいうと、SPIは「知っている知識を速く正確に出す」テストで、TG-WEBは「初めて見る問題の型をその場で見抜く」テストです。
玉手箱とGABは、そのどちらとも違い「同じ型の問題を大量に処理する」テストにあたります。
提供会社も、SPIはリクルートマネジメントソリューションズ、TG-WEBはヒューマネージ、玉手箱・GAB・CABは日本エス・エイチ・エル(SHL)と、すべて別です。
問題集を1冊解いただけでは、この違いに対応できません。
この記事では、運営事務局が個別対策セッションで聞き取ってきた「形式を取り違えて失点した例」も交えながら、4形式の違いと見分け方、対策の差を整理します。

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TG-WEBとSPIの違いとは?提供会社・難易度・受け方の基本比較

TG-WEBとSPIの違いは、提供会社(ヒューマネージ/リクルートマネジメントソリューションズ)、問題の性質(初見型/知識型)、受検方式の3点に集約される。同じ「Webテスト」でも、対策の中身は別物と考えてよい。

まず、就活・転職で出会う主要4形式を、提供会社と性質で並べます。

形式 提供会社 主な受検方式 問題の性質 電卓
SPI リクルートマネジメントソリューションズ テストセンター/WEBテスティング/インハウスCBT/ペーパー 中学〜高校レベルの知識を速く正確に テストセンターは不可、WEBテスティングは可
TG-WEB ヒューマネージ 自宅Web/テストセンター/オンラインAI監視型(TG-WEB eye) 従来型は初見の難問、新型は易問の大量処理 自宅Webは可
玉手箱 日本エス・エイチ・エル(SHL) 自宅Web(一部テストセンター) 同じ型を大量に高速処理
GAB・CAB 日本エス・エイチ・エル(SHL) Web-GAB/C-GAB(テストセンター)/ペーパー 長文と図表を大量処理(CABはIT職向けの法則性・暗号) Web版は可、C-GABは不可

※受検方式・電卓可否は企業の指定により異なります。案内メールの記載を優先してください。

提供会社が違えば「問題の作り方」が違う

SPIとTG-WEBは、開発している会社が別なので、問題の思想そのものが異なります。
SPIは受検者数が最も多く、対策本も豊富です。
そのぶん出題範囲は安定していて、「損益算」「推論」「二語の関係」のように、解いたことのある問題が形を変えて出ます。
TG-WEBは、暗号・展開図・うそつき問題など、対策していない人が初見で手を止める問題が中心です。
「難しい」と言われる理由は、問題の計算量ではなく、この初見性にあります。
TG-WEBの全体像は「TG-WEBとは?従来型・新型の違いと出題形式・見分け方」で解説しています。

難易度の違い:SPIは「思い出せるか」、TG-WEBは「型を見抜けるか」

難易度を比べるとき、「どちらが難しいか」という一言では答えが出ません。
SPIは、学生時代の学習内容を思い出せれば、1問あたりの難しさは高くありません。
点差がつくのは、テストセンターで正答が続くほど難しい問題に進む仕組みと、時間の短さです。
TG-WEBの従来型は、計数9問に18分と、1問に2分かけられる代わりに、1問ごとの難しさが段違いです。
新型は逆に、言語34問7分・計数36問8分と、玉手箱に近い高速処理型になります。
つまり「TG-WEBはSPIより難しい」は従来型についての話で、新型はSPIよりも易しい問題を、より速く解く形式です。

運営事務局が見てきた実例:SPIの感覚でTG-WEBに臨んだ人の失点

個別対策セッションで最も多いTG-WEBの相談は、「SPIで通過していたのに、TG-WEBで手が止まった」というものです。
典型的なパターンは次の3つです。

  • SPIの推論と同じ手順で解こうとして、TG-WEBの「うそつき問題」で条件の整理に5分以上かかった
  • 展開図の問題で、頭の中で組み立てようとして1問に時間を使い切り、残り6問が白紙になった
  • 計数が終わらないまま言語に入り、SPIにはない「長文の要旨選択」の文章の長さに動揺した

いずれも学力の問題ではありません。
「型を知っていれば数十秒で処理できる問題」を、知らないまま受けたことによる失点です。
逆に、暗号・展開図・命題・数列の頻出パターンを一度演習してから2回目の模擬演習に臨んだ相談者は、同じ9問構成で正答数が大きく伸びる傾向があります。
形式の違いを最初に理解することが、対策の効率を左右します。

TG-WEBとSPIの違いを科目・問題数・制限時間で比較

科目構成はどちらも「言語・非言語(計数)・英語(企業による)・性格検査」だが、SPIは1科目15〜20分で30〜40問、TG-WEB従来型は12〜18分で9〜12問と、1問にかける時間が3〜10倍違う。

数字で並べると、両者の設計思想の違いがはっきり見えます。

科目 SPI テストセンター(目安) SPI WEBテスティング(目安) TG-WEB 従来型(目安) TG-WEB 新型(目安)
言語 約15分・約40問(能力検査全体で約35分) 約15分・約40問 12分・12問 7分・34問
非言語/計数 約20分・約20問 約20分・約20問 18分・9問 8分・36問
英語 20分・約25問(企業が選択した場合) 出題なし 15分・10問(企業が選択した場合) 15分・10問(企業が選択した場合)
構造的把握力 20分・約20問(企業が選択した場合) 出題なし なし なし
性格検査 約35分・約300問 約30分・約300問 企業により異なる(10種類以上の検査から選択) 同左

※SPIの能力検査はテストセンター・WEBテスティングとも言語と非言語を合わせて約35分で、上の言語・非言語の内訳は受検者報告に基づく目安です。TG-WEBの問題数・制限時間は公式非公開のため、対策本と受検者報告で一致している数値を掲載しています。いずれも企業の指定で変わることがあります。

言語の違い:語彙と読解のSPI、長文要旨と並べ替えのTG-WEB

SPIの言語は、二語の関係・語句の意味・語句の用法・文の並べ替え・空欄補充・長文読解で構成されます。
語彙問題の比重が大きく、頻出語句を覚えるだけで正答率が上がります。
TG-WEB従来型の言語は、長文の要旨や趣旨を選ぶ問題、文の並べ替え、空欄補充が中心で、文章が長く抽象的です。
1問1分で長文を読み切る必要があり、SPIの長文読解より処理の負荷が高くなります。
新型の言語は、同義語・対義語・ことわざなどの知識問題を7分で34問と、こちらは語彙の即答力が問われます。
TG-WEBの言語の頻出と解き方は「TG-WEBの言語対策|長文・並び替え・ことわざの頻出とコツ」で詳しく扱います。

非言語(計数)の違い:公式のSPI、パターン認識のTG-WEB

SPIの非言語は、損益算・速度算・割合・確率・集合・推論など、公式と手順が決まっている分野が中心です。
問題集で分野ごとに手順を覚えれば、本番でも同じ手順が使えます。
TG-WEB従来型の計数は、暗号・展開図・図形の数え上げ・うそつき推論・命題・数列のように、公式ではなく「型」を知っているかで決まります。
一度も見たことがなければ手が出ず、一度解いたことがあれば数十秒で処理できる、という両極端な問題です。
新型の計数は四則逆算・図表の読み取りなど、玉手箱の計数に近い高速処理型です。
従来型の計数の解き方は「TG-WEB従来型の計数|暗号・展開図・推論の解き方とコツ」を参照してください。

英語と性格検査の違い

SPIの英語は、同意語・反意語・空欄補充・文の訂正・長文読解と出題範囲が広く、テストセンターで企業が選択した場合のみ実施されます。
TG-WEBの英語は長文読解が中心で、まれに空欄補充が加わります。
性格検査は、SPIが約300問の1種類なのに対し、TG-WEBは企業がA8・W8・B5など複数の検査から選ぶため、問題数も所要時間も企業ごとに異なります。
TG-WEBで「性格検査だけ妙に長い/短い」と感じるのは、この仕組みによるものです。

TG-WEBと玉手箱の違いは?問題形式と時間の使い方が正反対

TG-WEB従来型と玉手箱は、時間の使い方が正反対。玉手箱は同じ型の問題を9〜35分で数十問処理し、TG-WEB従来型は異なる型の難問を18分で9問解く。新型TG-WEBだけは玉手箱に近い。

「tgweb 玉手箱 違い」と検索する人の多くは、両方の受検案内を同時期に受け取っています。
玉手箱は自宅受検型Webテストの中で最も採用企業が多く、TG-WEBと併願になることが珍しくありません。

比較項目 玉手箱 TG-WEB 従来型 TG-WEB 新型
提供会社 日本エス・エイチ・エル(SHL) ヒューマネージ ヒューマネージ
計数の形式 四則逆算(9分50問)/図表の読み取り(15分29問)/表の空欄推測(20分20問)のいずれか1形式 暗号・展開図・推論・命題・数列など混合(18分9問) 四則逆算・図表読み取りなど(8分36問)
言語の形式 論理的読解(15分32問)/趣旨判定(10分32問)/趣旨把握のいずれか 長文要旨・並べ替え・空欄補充(12分12問) 同義語・対義語・ことわざなど(7分34問)
1問あたりの時間 約11秒〜1分 1〜2分 約12〜13秒
問題の型 1科目で1つの型が繰り返される 1問ごとに型が変わる 少数の型が繰り返される
対策の効き方 型を覚えれば速度がそのまま点になる 頻出パターンを知っているかで決まる 玉手箱の対策がそのまま役立つ

※玉手箱の科目別制限時間・問題数はSHL公式では非公開で、対策本と受検者報告に基づく目安です。

玉手箱とTG-WEBの見分け方:URLと「計数の制限時間」

玉手箱とTG-WEBは、ログイン前と後の2段階で見分けられます。
ログイン前は受検URLです。
URLに「e-exams」が含まれていれば玉手箱(またはWeb-GAB・Web-CAB)、「assessment.c-personal.com」か「assessment.e-gitest.com」が含まれていればTG-WEBです。
ログイン後は、計数の制限時間で判断します。
「計数 9分」「計数 15分」「計数 20分」なら玉手箱、「計数 18分」なら従来型TG-WEB、「計数 8分」なら新型TG-WEBです。
玉手箱の全体像は「玉手箱とは?出題形式・時間・見分け方(Webテスト)」で、玉手箱とSPIの比較は「玉手箱とSPIの違い|問題・難易度・対策の使い分け」で整理しています。

運営事務局が見てきた実例:玉手箱の対策だけでTG-WEB従来型に臨んだケース

玉手箱で高得点を取った相談者が、「同じ自宅受検のWebテストだから」とTG-WEBを対策なしで受け、計数で2問しか手を付けられなかった相談がありました。
四則逆算を1問10秒で解く力があっても、暗号や展開図には転用できません。
一方で、その相談者が新型TG-WEBを受けた企業では、玉手箱の速度がそのまま生き、言語・計数とも最後まで到達しています。
「TG-WEBといっても従来型か新型かで、玉手箱の対策が効くかどうかが変わる」という点が、最も見落とされやすい違いです。

TG-WEBとGAB・C-GAB・CABの違いは?SHL系3形式との比較

GAB・C-GAB・CABはすべて玉手箱と同じSHLの検査で、TG-WEBとは提供会社も問題の型も異なる。GABは長文と図表の大量処理、CABはIT職向けの法則性・暗号・命令表が中心で、TG-WEB従来型の「初見の難問」とは対策の方向が違う。

「tgweb gab 違い」「cgab tgweb 違い」「cab tgweb 違い」は、総合商社・金融・コンサル・IT業界を併願している人が検索する組み合わせです。
GAB系の3形式とTG-WEBを比べます。

形式 提供会社 受検方式 科目と問題数・制限時間(目安) 電卓 主な採用業界
Web-GAB SHL 自宅Web 言語25分52問/計数35分40問/性格 総合商社・金融・コンサル
C-GAB SHL テストセンター 言語15分32問/計数15分29問/英語10分24問/性格 不可(会場の計算用紙のみ) 総合商社・大手メーカー
CAB(Web-CAB) SHL 自宅Web/ペーパー 四則逆算9分50問/法則性12分30問/命令表15分36問/暗号16分30問/性格 SE・IT職
TG-WEB 従来型 ヒューマネージ 自宅Web/テストセンター/AI監視型 言語12分12問/計数18分9問/英語15分10問/性格 自宅Webは可 コンサル・外資・メーカー・広告

※GAB・CABの問題数・制限時間はSHL公式非公開のため、対策本と受検者報告に基づく目安です。

Web-GAB・C-GABとTG-WEBの違い

Web-GABの言語は、長文を読んで設問文が「本文から論理的に正しい/誤り/判断できない」のどれかを選ぶA・B・C判定形式です。
計数は図表を読み取って数値を答える形式で、玉手箱の図表の読み取りと同じ型が35分40問続きます。
TG-WEB従来型のように問題の型が1問ごとに変わることはなく、同じ型をどれだけ速く処理できるかで決まります。
C-GABはテストセンターで受けるGABで、電卓が使えず、英語が加わります。
「webgab tgweb」「cgab tgweb 違い」で迷う人が押さえるべき違いは、次の2点です。

  • GAB系は「型が固定で問題数が多い」、TG-WEB従来型は「型が毎回変わり問題数が少ない」
  • GAB系の言語は「本文に書いてあるか」の判定、TG-WEBの言語は「文章全体の要旨」の把握

GABの詳細は「GABとは?Web-GAB・C-GABの違いと受け方」で解説しています。

CABとTG-WEBの違い

CABはSE・プログラマーなどIT職向けの検査で、暗算(四則逆算)・法則性・命令表・暗号の4科目で構成されます。
「暗号」という科目名がTG-WEB従来型の暗号問題と重なるため、「tgweb cab」の違いが気になる人がいます。
CABの暗号は、図形が変換される規則を見抜いて、同じ変換を別の図形に適用する問題です。
TG-WEBの暗号は、文字や数字がどのような対応で置き換えられているかを解読する問題です。
名前は同じでも、問われる力は「図形変換の規則性」と「文字の対応関係」で別物です。
CABの内容は「CABとは?SE・IT職向け適性検査の内容・時間・出題企業」を参照してください。

4形式の見分け方|URL・制限時間・問題の初見で判別する

受検URLのドメインで提供会社(SHL/リクルート/ヒューマネージ)が分かり、ログイン後の科目と制限時間で形式が確定する。この2段階で、TG-WEB・SPI・玉手箱・GABはほぼ判別できる。

「玉手箱 tgweb 見分け方」のように、受検案内が届いた直後に形式を特定したい人向けの手順です。

ステップ1:受検URLのドメインを確認する

URLに含まれる文字列 形式
arorua.net SPI(WEBテスティング)
assessment.c-personal.com / assessment.e-gitest.com TG-WEB
e-exams(web1.e-exams.jp など) 玉手箱・Web-GAB・Web-CAB(SHL系)
企業の採用システム経由・短縮URL ドメインだけでは判断できない。ステップ2へ

SHL系は玉手箱・Web-GAB・Web-CABが同じドメインを使うため、URLだけでは3つを区別できません。
主要形式のURL一覧は「WebテストのURL見分け方|受検前に形式を判別する方法」にまとめています。

ステップ2:ログイン後の科目と制限時間で確定する

ログイン画面の表示 形式
言語・非言語を合わせて約35分、性格検査約30分 SPI
計数 18分・言語 12分 TG-WEB 従来型
計数 8分・言語 7分 TG-WEB 新型
計数 9分/15分/20分、言語 10分/15分 玉手箱
計数 35分・言語 25分 Web-GAB
四則逆算 9分・法則性 12分・命令表 15分・暗号 16分 Web-CAB

制限時間の表示は、受検開始前の説明画面で確認できます。
説明画面まで進んでも、テストの開始ボタンを押すまでは本番は始まりません。
ただし、企業によっては説明画面の閲覧も受検開始とみなす場合があるため、案内メールの注意事項を先に読んでください。

ステップ3:最初の1問の「初見の印象」で最終確認する

ログイン後、最初の問題が「見たことのない型」であればTG-WEB従来型、「四則逆算や図表がひたすら続く」なら玉手箱かGAB、「損益算や推論など問題集で見た型」ならSPIです。
この段階で気づいても対策は間に合いませんが、時間配分の切り替えはできます。
TG-WEB従来型なら「解けない問題は捨てて解ける型に時間を集める」、玉手箱・GABなら「1問に固執せず到達問数を伸ばす」と、方針を即座に切り替えてください。

対策の差はどこに出る?形式別に「対策が効く度合い」が違う

対策の効きやすさは、TG-WEB従来型が最も大きく、次いで玉手箱・GAB、SPIの順。TG-WEB従来型は覚える型が限られるため短期間でも伸び、SPIは範囲が広いぶん積み上げに時間がかかる。

「tgweb spi 違い」を調べる人が本当に知りたいのは、「どちらをどれだけ勉強すべきか」です。
運営事務局が模擬演習で見ている伸び方の傾向を、形式別にまとめます。

形式 対策の効き方 最低限の準備期間の目安 対策の中心
TG-WEB 従来型 非常に大きい。頻出パターンを知るだけで0点→半分以上になる例が多い 3日〜1週間 暗号・展開図・推論・命題・数列の型を1周
TG-WEB 新型 大きい。玉手箱の対策と共用できる 3日〜1週間 四則逆算と語彙の即答練習
玉手箱・Web-GAB 大きい。型を覚えて速度を上げるほど点になる 1〜2週間 科目ごとの型の習得と時間を計った反復
C-GAB 中〜大。電卓なしの計算練習が必要 2週間 筆算の速度と英語長文
SPI 中。範囲が広く、語彙・公式の積み上げが必要 2〜4週間 分野別の手順の習得と頻出語句

併願で複数形式を受けるときの勉強の順番

SPI・玉手箱・TG-WEBを同時期に受ける人は、次の順番をすすめています。

  1. 受検日が近い形式を最優先にする(形式の違いより締切が優先)
  2. 受検日が同じなら、TG-WEB従来型の頻出パターンを先に1周する(短期間で最も伸びるため)
  3. 玉手箱とTG-WEB新型は共通の対策で済ませ、四則逆算と図表の読み取りを時間を計って反復する
  4. SPIは語彙と非言語の頻出分野を毎日少しずつ積み上げる

TG-WEBの型の優先順位は「TG-WEB対策の全体像|従来型・新型の勉強法と優先順位」に、時間配分は「TG-WEBの時間配分と問題数|時間足りない・終わらない対策」にまとめています。
SPIは「SPI対策の始め方|出題範囲と勉強法(就活・転職)」、玉手箱は「玉手箱の対策法|計数・言語・英語の勉強手順とコツ」、GABは「GAB対策の始め方|言語・計数の勉強法と時間配分」がそれぞれの起点です。
すべての形式を含めた全体の進め方は「Webテスト対策の完全ガイド|種類別の勉強法と始め方」を参照してください。

残り日数別:TG-WEBとSPIを両方受けるときの配分

残り日数 TG-WEB SPI
1ヶ月以上 従来型の頻出型を1周→新型の速度練習→模擬演習 分野別に問題集を1周→時間を計って2周目
1〜2週間 従来型の暗号・展開図・推論・命題に集中 非言語の頻出分野と頻出語句に絞る
3日以内 従来型の型を「見て分かる」状態にする(解けなくてよい) 推論と割合・損益算だけ手順を確認
前日 見分け方(URL・制限時間)と捨て問の基準を決める 受検方式と電卓可否を確認

転職活動中の方は、受検期限が「案内から3〜7日」と短いことが多いため、上の「1〜2週間」または「3日以内」の行から始めてください。
テストビズの個別対策セッションでも、転職者の相談は「TG-WEBかSPIかも分からない案内が届いた」という段階から始まることが多く、まず形式の特定から進めています。

よくある質問(FAQ)

Q1. TG-WEBとSPIはどっちが難しいですか?

問題1問あたりの難しさは、TG-WEB従来型のほうがSPIより明らかに高いです。
暗号・展開図・うそつき問題など、初見では解き方が分からない問題が中心だからです。
ただし、TG-WEB新型はSPIより易しい問題を短時間で大量に解く形式で、「難しい」という評判は従来型の話です。
また、SPIはテストセンターで正答が続くほど難しい問題に進むため、上位層にとってはSPIのほうが手応えが重くなることもあります。
どちらが難しいかより、「どちらの対策が効きやすいか」で考えると、TG-WEB従来型は短期間で伸びやすい形式です。

Q2. SPIの対策をしていればTG-WEBにも対応できますか?

一部は対応できますが、従来型の計数はほぼ対応できません。
SPIの言語の語彙力や、非言語の割合・推論の基礎は、TG-WEBでも土台になります。
しかし、暗号・展開図・命題・数列はSPIに出ないため、別に演習が必要です。
運営事務局の相談でも、SPIの対策だけでTG-WEB従来型を受けて計数がほとんど解けなかった例が多くあります。
逆に、TG-WEB新型はSPIより易しく、玉手箱の対策と合わせれば対応できます。

Q3. TG-WEBと玉手箱はどちらを先に対策すべきですか?

受検日が近いほうを先に対策してください。
受検日が同じなら、TG-WEB従来型を先にすすめています。
従来型は覚える型が限られ、数日の演習で「0点→半分以上」になる例が多い一方、玉手箱は速度を上げるのに反復の時間が必要だからです。
TG-WEBが新型と分かっている場合は、玉手箱の対策がそのまま使えるので、玉手箱の四則逆算と図表の読み取りを時間を計って練習すれば両方に対応できます。

Q4. TG-WEBとGABはどちらが難しいですか?

初見の難しさはTG-WEB従来型、処理量の厳しさはGABです。
TG-WEB従来型は1問ごとに型が変わり、知らなければ手が出ません。
GABは型が固定で問題は素直ですが、Web-GABで言語25分52問、C-GABで計数15分29問という量を電卓なし(C-GAB)で処理する負荷があります。
総合商社志望でGABとTG-WEBを併願する人は、GABは速度の反復、TG-WEBは型の習得、と対策の方向を分けてください。

Q5. TG-WEBとC-GAB・CABの違いは何ですか?

C-GABはSHLのGABをテストセンターで受ける形式で、言語・計数・英語を電卓なしで解きます。
CABはSHLのIT職向け検査で、四則逆算・法則性・命令表・暗号の4科目です。
TG-WEBはヒューマネージの検査で、提供会社がそもそも違います。
CABの「暗号」は図形の変換規則を見抜く問題、TG-WEBの「暗号」は文字や数字の対応を解読する問題で、名前が同じでも中身は別物です。

Q6. TG-WEBとSPIを同じ日に受けるとき、注意点はありますか?

時間配分の切り替えを事前に決めておくことです。
SPIは「1問ごとに制限時間があり、自動で次へ進む」方式(テストセンター)で、TG-WEB従来型は「科目全体で18分、1問に2分かけられる」方式です。
SPIのテンポのままTG-WEBを解くと、難問を考える時間を捨ててしまいます。
逆にTG-WEBの感覚でSPIを解くと、1問に時間をかけすぎて後半に到達できません。
受検前に「この形式は1問何秒」を紙に書いておくと、切り替えの失敗を防げます。

Q7. TG-WEBを英語や他の言語で簡単に説明すると?

TG-WEBは、日本の株式会社ヒューマネージが提供する採用適性検査(aptitude test for recruitment)で、言語・計数・英語の能力検査と性格検査で構成されています。
海外の大学から日本企業を受ける留学生や、外国籍の転職者から「TG-WEBとは何か」という相談も一定数あります。
日本語の長文読解が中心のため、日本語能力に不安がある場合は、新型・従来型のどちらが出るかの確認と、言語の型に慣れる演習を早めに始めてください。

まとめ

TG-WEBとSPI・玉手箱・GABの違いを、改めて要点で振り返ります。

  • 提供会社は、SPIがリクルートマネジメントソリューションズ、TG-WEBがヒューマネージ、玉手箱・GAB・CABがSHLと、すべて別
  • SPIは「知識を速く正確に出す」、TG-WEB従来型は「初見の型を見抜く」、玉手箱・GABは「同じ型を大量に処理する」テスト
  • TG-WEB従来型は言語12分12問・計数18分9問、新型は言語7分34問・計数8分36問。新型は玉手箱の対策がそのまま効く
  • 見分け方は「URLのドメイン→ログイン後の制限時間→最初の1問の印象」の3段階
  • 対策の効きやすさは、TG-WEB従来型が最も大きく、次に玉手箱・GAB、SPIの順。併願では受検日が近い形式を最優先に
  • CABの「暗号」とTG-WEBの「暗号」は名前が同じでも中身は別物

形式の違いを知らないまま受けるのが、最も避けたい失点です。
受検案内が届いたら、まずURLと制限時間で形式を特定し、その形式に合った対策から始めてください。
形式ごとの勉強の起点は、TG-WEBは「TG-WEB対策の全体像」、全体は「Webテスト対策の完全ガイド」にまとめています。

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