この記事でわかること
- GAB対策を何から始めるか(形式の特定→科目の型→時間配分→模擬演習の4ステップ)
- Web-GAB・C-GAB・ペーパー(マークシート)GABで対策がどう変わるか
- 言語(論理的読解)と計数(図表の読み取り)の解き方と、1問あたりの時間の目安
- 対策本・アプリ・無料サイトの使い分けと、やらなくていいこと
- 総合商社志望の相談者に共通していた「言語の時間配分ミス」と、その直し方
- 残り1ヶ月・2週間・1週間・3日での勉強計画
著者:テストビズ運営事務局
2021年開業の学習支援チームが運営するWebテスト代行サービス。SPI・玉手箱・TG-WEB・GAB/CAB・SCOA・CUBICなど主要形式から企業オリジナルまで広範囲に対応し、運営チーム累計6,000件超の相談実績をもとに就職活動、転職活動に励む方を支援しています。
最終更新日:2026年9月5日
GAB対策で最初にやるべきことは、問題集を開くことではなく「Web-GAB・C-GAB・ペーパーのどれを受けるか」を確定することです。
同じGABでも、電卓の可否・英語の有無・1問あたりの時間が方式で変わり、勉強の中身が変わります。
GABは日本エス・エイチ・エル(SHL)が提供する総合職向けの適性検査で、総合商社・金融・コンサルなど、志望者の学力水準が高い業界で多く使われます。
問題そのものは素直ですが、言語52問25分・計数40問35分(Web-GAB)という量を時間内に処理する設計のため、対策の有無がそのまま到達問数の差になります。
この記事では、運営事務局が個別対策セッションで総合商社志望の相談者に繰り返し見てきた「言語の時間配分ミス」の実例も交えながら、GAB対策の始め方を手順で解説します。
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GAB対策の始め方とは?4ステップで進める全体像
GAB対策は「①受検方式の特定 → ②言語・計数の型の習得 → ③1問あたりの時間を決めた反復 → ④模擬演習で到達問数を確認」の4ステップで進める。教材選びはステップ②以降でよい。
GABの対策で伸びる人と伸びない人の差は、能力ではなく手順にあります。
伸びない人の多くは、方式を確認せずに問題集を最初から解き、時間を計らずに正答率だけを追っています。
運営事務局がすすめている手順は次の4つです。
| ステップ | やること | 目安期間 | 判断の基準 |
|---|---|---|---|
| ① 方式の特定 | 案内メール・URL・過去の受検報告からWeb-GAB/C-GAB/ペーパーを確定 | 初日 | 電卓の可否と英語の有無が決まる |
| ② 型の習得 | 言語は「A・B・C判定」、計数は「図表の読み取り」の解き方を1周 | 2〜4日 | 解説を読まずに手順を再現できる |
| ③ 時間を決めた反復 | 言語1問30秒・計数1問50秒(Web-GAB)を上限に演習 | 1〜2週間 | 制限時間内の到達問数が伸びている |
| ④ 模擬演習 | 本番と同じ制限時間で通し演習→間違いの型を分類 | 受検3日前まで | 到達問数と正答率の両方を記録 |
GABは玉手箱と同じSHLの検査で、言語と計数の問題形式も玉手箱の「論理的読解」「図表の読み取り」とほぼ同じです。
そのため、玉手箱の対策を済ませている人は、ステップ②を短縮してステップ③から始められます。
GABそのものの位置づけや読み方は「GABとは?Web-GAB・C-GABの違いと受け方」で解説しています。
GABで測られるのは「知的能力」と「パーソナリティ」
GABとは、SHLが「Graduate Aptitude Battery(総合適性診断テスト)」として提供する検査で、言語・計数の知的能力検査と、パーソナリティ(性格)検査の2部構成です。
SHLの公式説明では、学力ではなく「業務遂行に求められる論理的推論能力」を、言語と数値情報を素材に測るとされています。
パーソナリティ検査は仕事に関わる30の特性を測り、企業向けの結果表では、ヴァイタリティやチームワークなどの資質(いわゆるマネジメント資質)や職務適性の予測が出力されます。
受検者側で対策できるのは知的能力検査の部分で、パーソナリティは正直に答えるのが原則です。
「gab 知的能力」「gab 総合適性テスト」で検索した人は、対策の対象が言語・計数(C-GABは英語も)であると押さえてください。
GABの受検方式は3種類|Web-GAB・C-GAB・ペーパーで対策はどう変わる?
Web-GABは自宅受検・電卓可・英語なし、C-GABはテストセンター・電卓不可・英語あり、ペーパー(マークシート)は企業会場で電卓不可。対策で変わるのは「計算を電卓に任せられるか」と「英語の要否」の2点。
| 方式 | 受検場所 | 科目と時間・問題数(目安) | 電卓 | 対策で変わる点 |
|---|---|---|---|---|
| Web-GAB | 自宅のPC | 言語25分52問/計数35分40問/性格 約30分68問 | 可 | 電卓操作の速さと図表の読み取りの正確さ |
| C-GAB | テストセンター(全国の会場) | 言語15分32問/計数15分29問/英語10分24問/性格(自宅で事前受検) | 不可(会場配布の筆記用具・計算用紙) | 筆算・概算の速度、英語長文 |
| ペーパー(GAB) | 企業の指定会場・マークシート | 言語25分52問/計数35分40問/性格 約30分(全体で約90分) | 不可 | 筆算、マークミス対策、問題冊子への書き込み |
※科目別の問題数・制限時間はSHL公式では非公開のため、対策本と受検者報告で一致する数値を目安として掲載しています。企業の指定により異なります。
Web-GABの対策:電卓と図表に慣れる
Web-GABは、GABの中で最も採用企業が多く、玉手箱と並ぶ自宅受検型の主流です。
計数35分40問は1問あたり約52秒で、電卓を使って図表から数値を拾い、割合や増減率を計算します。
時間の使い方は、電卓の打ち方で決まります。
「表の数値を見ながら手元を見ずに打つ」「途中の=を挟んで2段階で計算する」だけで、1問あたり10秒前後短縮できる相談者が多いです。
言語25分52問は1問あたり約29秒で、長文1本につき4問前後の設問がつきます。
本文を先に全部読むと間に合わないため、設問を先に読んで本文の該当箇所を探す読み方に切り替えます。
C-GABの対策:電卓なしの計算と英語
C-GABは、企業から予約案内が届き、全国のテストセンターで受ける方式です。
電卓が使えないため、Web-GABと同じ図表の読み取りでも、筆算と概算で処理する練習が必要です。
選択肢の値が離れている問題は、上2桁の概算で選べます。
英語は10分24問で、長文を読んで設問文が「正しい/誤り/判断できない」のどれかを選ぶ、言語と同じA・B・C判定形式です。
性格検査は会場ではなく、事前に自宅で受ける形式が一般的です。
C-GAB固有の流れと勉強法は「C-GAB対策|テストセンター受検の流れと計数・言語の勉強法」で詳しく扱います。
ペーパー(マークシート)GABの対策:筆記試験としての注意点
「gab ペーパーテスト」「gab 筆記試験」「gab マークシート」で検索する人は、企業の会場で冊子とマークシートで受ける方式が指定された人です。
出題内容はWeb-GABと同じ言語・計数・性格ですが、電卓は使えず、問題冊子に直接メモ・計算ができます。
Webとの違いは、①電卓不可 ②前の問題に戻れる ③マークのずれが致命的、の3点です。
戻れることを利用して、長文1本分の設問を一括で処理し、迷った問題は印を付けて後回しにする方針が有効です。
マークシートは長文ごと(4問ごと)に転記位置を確認すると、ずれを防げます。
所要時間は性格検査を含めて約90分が目安です。
GABの言語対策|論理的読解(A・B・C判定)の解き方
GABの言語は、長文を読んで設問文が「本文から論理的に正しい(A)/誤り(B)/本文からは判断できない(C)」のどれかを選ぶ形式。コツは「本文に書いていないことはCを選ぶ」判断基準を身につけ、1問30秒以内で処理すること。
言語は、GABで最も失点しやすい科目です。
問題の難しさではなく、「Cの判断基準」と「時間配分」で崩れる人が多いからです。
A・B・Cの判定基準を3つの質問に置き換える
設問文を読んだら、次の順番で判定します。
| 質問 | Yesの場合 | 判定 |
|---|---|---|
| 1. 本文に同じ内容が書いてあるか(言い換えを含む) | ある | A(正しい) |
| 2. 本文と矛盾する内容か | 矛盾する | B(誤り) |
| 3. 本文に書いていない、または一般常識では正しくても本文に根拠がないか | 根拠がない | C(判断できない) |
最も間違いが多いのはCです。
「常識的に考えれば正しい」設問文を、本文に根拠がないのにAと答えてしまうパターンです。
GABは「本文から論理的に」判断する検査なので、自分の知識で補ってはいけません。
「本文に書いてある?」と1回自問するだけで、Cの正答率は大きく上がります。
言語の詳しい解き方と例題は「GABの言語対策|論理的読解を速く正確に解くコツ」に分けています。
運営事務局が見てきた実例:総合商社志望に共通する「言語の時間配分ミス」
個別対策セッションで、総合商社志望の相談者に繰り返し見てきた失点パターンがあります。
学力は高く、計数はほぼ解き切れるのに、言語で到達問数が半分前後にとどまるケースです。
聞き取りをすると、原因はほぼ共通していました。
- 長文を最初から最後まで精読してから設問に入るため、長文1本に4〜5分かかっている
- 「読めば分かる」自信があるので、設問先読みに切り替えることに抵抗がある
- Cを選ぶことに不安があり、AかBで迷って1問に1分以上使う
演習の実測でも、精読型の相談者はWeb-GABの言語25分で52問中25〜30問前後の到達にとどまる傾向があります。
「設問を先に読む→本文の該当箇所だけ探す→根拠がなければ迷わずC」に切り替えた2回目以降の演習では、同じ制限時間で到達問数が40問台に伸びる例が多くありました。
計数で差がつかない層ほど、言語の時間配分が結果を左右します。
「読解力がある人ほど精読して失点する」というのが、GAB言語の落とし穴です。
GABの計数対策|図表の読み取りを速く解くコツ
GABの計数は、表やグラフから数値を読み取り、割合・増減率・差分を計算する形式が続く。コツは「設問→図表の該当箇所→計算」の順で見ること、電卓可なら2段階で打つこと、選択肢の間隔が広ければ概算で選ぶこと。
計数は、玉手箱の「図表の読み取り」と同じ型です。
1問ごとに新しい図表が出るのではなく、1つの図表に複数の設問がつくため、図表の構造を最初に把握すると後の設問が速くなります。
頻出の計算パターン
| パターン | 例 | 時短のコツ |
|---|---|---|
| 割合(構成比) | Aは全体の何%か | 「部分÷全体」を電卓で1回。%変換は暗算 |
| 増減率 | 前年比何%増か | (今年−前年)÷前年。差を先に出して2段階で |
| 差分・合計 | AとBの差はいくらか | 単位(千・百万)を先に確認 |
| 1人あたり・1件あたり | 売上÷人数 | 桁を落として概算→選択肢を絞る |
| 複数年の比較 | 最も伸び率が高い年は | 全部計算せず、明らかに低いものを除外してから |
「gab 計数 終わらない」の原因は、計算そのものより、図表のどこを見ればよいかを探す時間です。
設問を先に読み、必要な行と列だけを見る習慣をつけてください。
計数の詳細と例題は「GABの計数対策|図表の読み取りを速く解くコツと公式」で扱います。
なお、Web-GABの計数に「図形」や「展開図」は出ません。
「gab 図形」で検索した人が想定しているのは、多くの場合CAB(IT職向け)の法則性・暗号の問題です。
「わからない」選択肢がある問題の扱い
GABの計数には、選択肢に「図表からは判断できない」が含まれる問題があります。
必要な数値が図表にない場合はこれを選びますが、頻度は高くありません。
設問で問われている数値が図表のどこにも見当たらないときだけ選ぶ、と決めておくと、迷う時間を減らせます。
GAB対策の教材|対策本・アプリ・無料サイトの使い分け
教材は「問題集1冊(解説が丁寧なもの)+時間を計れる無料の練習サイトまたはアプリ+本番形式の模擬演習」の3点で足りる。複数の問題集を並行するより、1冊を時間を計って2〜3周するほうが到達問数は伸びる。
「gab 対策本」「gab 対策 アプリ」「gab 対策 サイト」「gab 無料 問題」は、GAB対策で最も多い検索です。
教材ごとの役割を整理します。
| 教材 | 役割 | 使い方 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 対策本(問題集) | 型の習得と解説の理解 | 1冊を選び、1周目は解説を読み込み、2周目から時間を計る | 玉手箱・C-GAB編と兼用のものが多い。GABの方式に合っているか目次で確認 |
| アプリ | 隙間時間の反復(語彙・計算) | 通学・通勤中に計数の計算練習と言語の判定練習 | 制限時間が本番と違うものが多く、時間配分の練習にはならない |
| 無料の練習サイト | 本番に近い画面で時間を計る | 週1回、通し演習の代わりに使う | 解説が薄い場合は、間違いの分析は問題集で補う |
| 模擬演習+解説 | 到達問数と正答率の実測、弱点の特定 | 受検2週間前と3日前の2回 | 数値の記録を残し、次の練習の配分を決める |
対策本の具体的な比較と選び方は「GAB・C-GAB対策本おすすめ|参考書ランキングと選び方」に、例題は「GABの例題と練習問題|言語・計数の出題形式と解き方」に分けています。
無料サイトやアプリは、「gab トレ」のようにGAB専用のものもあります。
ただし、無料の教材だけで完結させようとすると、解説の不足で「なぜCなのか」が分からないまま進みがちです。
型の理解は解説の丁寧な問題集で、速度の反復は無料教材で、と役割を分けてください。
やらなくていいこと
- SPIの問題集でGAB対策をすること(出題形式が別物で、時間配分の練習にならない)
- 性格検査の「対策」(一貫性が崩れて信頼性が下がる。正直に答える)
- 対策本を3冊以上そろえること(1冊を時間を計って回すほうが伸びる)
- 図形・暗号・法則性の練習(GABには出ない。CABの科目)
GABの時間配分|1問あたりの目安と「捨てる」基準
Web-GABは言語1問約29秒・計数1問約52秒、C-GABは言語約28秒・計数約31秒・英語約25秒が計算上の目安。全問解くことより、時間内に正答を積み上げることを目標に、迷った問題は判断を下して次へ進む。
| 方式・科目 | 制限時間・問題数 | 1問あたり | 現実的な到達目標 |
|---|---|---|---|
| Web-GAB 言語 | 25分52問 | 約29秒 | 40問以上 |
| Web-GAB 計数 | 35分40問 | 約52秒 | 30問以上 |
| C-GAB 言語 | 15分32問 | 約28秒 | 25問以上 |
| C-GAB 計数 | 15分29問 | 約31秒 | 20問以上 |
| C-GAB 英語 | 10分24問 | 約25秒 | 16問以上 |
※到達目標は運営事務局の模擬演習で、通過報告のあった相談者の到達問数の傾向から置いた目安です。企業のボーダーとは異なります。
GABは、玉手箱と同様に誤答率が測定されないとされる形式です(対策本ベース・要確認)。
そのため、分からない問題を空欄で残すより、判断を下して次に進むほうが有利です。
ただし、Web-GABは1画面ごとに先へ進む方式で、前の問題に戻れないことが多いため、「あとで戻る」前提の解き方はできません。
ボーダーの目安や企業別の傾向は「GAB・C-GABのボーダー|総合商社など企業別の目安と難易度」で扱います。
早く解くコツは「読む量」を減らすこと
「gab 早く 解く コツ」「gab 攻略」で検索する人が求めているのは、解き方の裏技ではなく、読む量の削減です。
- 言語:設問→本文の該当段落だけ。全文精読は最初の1本だけにする
- 計数:設問→必要な行と列だけ。図表全体を眺めない
- 電卓(Web-GAB):数値を見ながら打ち、結果を見てから次を打つ2段階
- 迷い:15秒迷ったら判断を下す。GABの問題は迷い続けても答えが変わらない
この4つを守るだけで、演習では到達問数が1.3〜1.5倍になる相談者が多くいます。
残り日数別のGAB対策スケジュール
1ヶ月あれば問題集2周+模擬演習2回、2週間なら1周+模擬演習1回、1週間なら言語の判定基準と計数の頻出パターンに絞る。3日なら「設問先読み」と「Cの基準」だけを体に入れる。
| 残り日数 | 言語 | 計数 | 通し演習 |
|---|---|---|---|
| 1ヶ月以上 | 問題集1周で判定基準を固める→2周目は1問30秒で | 頻出パターン5種を1周→電卓(または筆算)の速度練習 | 2週間前と3日前に本番形式で2回 |
| 2週間 | 判定基準の理解に3日→残りは時間を計って反復 | 割合・増減率に絞って毎日20問 | 3日前に1回 |
| 1週間 | 設問先読みへの切り替えを初日に決める。毎日長文3本 | 図表の「見る場所」の練習。毎日15問 | 前日に半分の時間で1回 |
| 3日 | Cの基準と設問先読みだけ。長文2本×3日 | 割合と増減率の計算手順を確認 | なし(型の確認に時間を使う) |
就活生は、総合商社・金融の本選考が集中する3〜6月に受検が重なります。
夏インターンの選考(5〜7月)でGABを受けた人は、その結果と到達問数を記録しておくと、本選考の対策の起点になります。
転職者の場合、GABは中途採用でも使われ、受検期限が案内から数日と短いことが多いため、上の「1週間」または「3日」の行から始めてください。
テストビズの個別対策セッションでは、この「残り日数と方式」を最初に確認し、やらないことを決めてから演習に入っています。
Webテスト全体を1週間で仕上げる計画は「Webテスト対策を1週間で仕上げる短期計画|形式別」を参照してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. GAB対策はいつから始めればいいですか?
Web-GABなら2週間、C-GABなら3週間前が最低ラインの目安です。
GABは問題の型が少なく、型を覚えてから速度を上げる練習に時間が必要な検査です。
総合商社・金融志望で本選考が3〜6月に集中する人は、年明けから週2〜3回の演習を始めると、複数社の受検に余裕をもって対応できます。
夏インターンの選考で受ける場合は、5月中に型の習得を終えてください。
Q2. 玉手箱の対策をしていればGABにも対応できますか?
ほぼ対応できます。
GABの言語と計数は、玉手箱の「論理的読解」「図表の読み取り」と同じ形式だからです。
違いは問題数と制限時間で、Web-GABは玉手箱より1科目の時間が長く(言語25分・計数35分)、集中を保つ練習が必要です。
C-GABは電卓が使えないため、玉手箱の対策に加えて筆算・概算の練習をしてください。
玉手箱の対策手順は「玉手箱の対策法|計数・言語・英語の勉強手順とコツ」にまとめています。
Q3. GABの対策は無料でもできますか?
型の理解と反復は無料の練習サイトやアプリでも可能です。
ただし、解説の薄い教材だけでは「なぜCなのか」「どの数値を見るべきだったか」が分からず、同じ間違いを繰り返しがちです。
解説の丁寧な問題集を1冊用意し、無料教材は時間を計った反復に使う、という組み合わせが費用を抑えつつ伸びる方法です。
Q4. GABの言語が難しいと感じます。どう対策すればいいですか?
難しさの正体は、文章そのものではなく「Cの判断」と「時間」です。
本文に根拠がない設問文はC、と割り切るだけで正答率は上がります。
時間は、全文精読をやめて設問先読みに切り替えると、1本あたりの所要時間が半分近くになる例が多いです。
読解力に自信がある人ほど精読して失点するので、初日に読み方を変える決断をしてください。
Q5. Web-GABとペーパーのGABで対策は違いますか?
出題内容は同じですが、ペーパーは電卓が使えず、前の問題に戻れます。
筆算の練習と、長文ごとにマークの位置を確認する習慣を加えてください。
所要時間は性格検査を含めて約90分が目安で、Web-GAB(言語25分・計数35分)と科目の時間は同じです。
Q6. GABにも「対策アプリ」はありますか?
GAB専用または玉手箱・GAB兼用のアプリと、GABトレのような練習サイトがあります。
隙間時間の計算練習と判定練習には向きますが、本番と制限時間が異なるものが多いため、時間配分の練習は問題集か本番形式の模擬演習で行ってください。
Q7. GABの性格検査は対策が必要ですか?
対策は不要で、正直に答えるのが原則です。
GABの性格検査は仕事に関わる30の特性を測り、作為的な回答がしにくい形式で作られているとSHLは説明しています。
企業の求める人物像に合わせて回答を作ると、回答の一貫性が崩れ、結果の信頼性が下がります。
時間をかけるべきは言語と計数です。
まとめ
GAB対策の始め方を、要点で振り返ります。
- 最初にやるのは問題集ではなく、Web-GAB・C-GAB・ペーパーのどれかを確定すること(電卓の可否と英語の有無が決まる)
- 言語は「本文に根拠がなければC」の判定基準と設問先読み、計数は「設問→図表の該当箇所→計算」の順
- 1問あたりの目安はWeb-GABで言語約29秒・計数約52秒。迷ったら15秒で判断して次へ
- 教材は問題集1冊+無料の反復教材+本番形式の模擬演習の3点。SPIの問題集や図形の練習は不要
- 総合商社志望に共通する失点は、計数ではなく言語の時間配分。精読をやめた2回目の演習で到達問数が伸びる
- 残り日数で「やらないこと」を決め、時間を計った反復に集中する
GABは、型が少ないぶん対策の効果が到達問数にそのまま表れる検査です。
今日、受検方式を確認し、明日から言語の長文を1本、時間を計って解いてください。
それがGAB対策の始め方です。
他形式を含めたWebテスト全体の進め方は「Webテスト対策の完全ガイド|種類別の勉強法と始め方」に、形式の見分け方は「WebテストのURL見分け方|受検前に形式を判別する方法」にまとめています。
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