デザイン思考テストの時間配分|30分で何問・何個出すか

デザイン思考テストの時間配分は、創造セッション30分で「1アイデア2〜3分・10個以上」、評価セッション30分で「1件45秒前後・全件回答」が目安です。
問題数が決まっているテストではなく、30分で何個のアイデアを出せるかが創造力スコアに直結するため、時間の使い方がそのまま点数になります。
この記事では、提供元の公開情報と受検報告をもとに、デザイン思考テストの制限時間・出す個数の目安・時間切れの原因を整理し、セッション別の時間配分を運営事務局が解説します。

この記事でわかること

  • デザイン思考テストの所要時間(創造30分+評価30分、公開テストは休憩込み約90分枠)
  • 「何問ある?」への答え|問題数ではなく「30分で何個出すか」の仕組み
  • 創造セッションで4〜5個で終わる人と10個以上出す人の差
  • 評価セッション30〜40件を時間内に終わらせる回答テンポ
  • 「時間指定」と「いつでも受けられる」の違い(公開テストと団体テスト)
  • 受検日までの残り日数別の時間配分の練習法

著者:テストビズ運営事務局
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最終更新日:2026年9月7日

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デザイン思考テストの所要時間は?|創造30分+評価30分、公開テストは90分枠

制限時間は、創造セッション30分と評価セッション30分の合計60分です。公開テストは休憩を含む90分枠で開催され、団体(企業)テストは企業が指定した期間内に受検します。

デザイン思考テストとは、VISITS Technologies株式会社が提供するWebテストで、「自ら課題を発見し解決策を考え出す力」を測ります。
言語・計数のような正解のある問題ではなく、2つのセッションで構成されています。

セッション 制限時間 内容 評価されるもの
創造セッション 30分 誰が・どこで・どんな時を選び、願望(ニーズ)と解決策(ソリューション)を記述。何個でも提出可 ニーズ発見力・ソリューション創出力
評価セッション 30分 他の受検者のアイデアを4段階で評価 ニーズ評価力・ソリューション評価力
合計 60分 公開テストは休憩込みで約75〜90分枠

提供元のヘルプセンター(2026年9月7日確認)によると、公開テストは公式サイトに記載された90分間の枠で開催され、テスト時間は「テスト期間内における創造セッション30分間と評価セッション30分間」です。
団体テストも同じ構成で、開催期間は団体(企業)ごとに指定されます。
テスト全体の仕組み・ランク・導入企業は「デザイン思考テストとは?受け方・ランク・企業と対策」(No.119)にまとめています。

「デザイン思考テスト 30分」の意味

「30分」は1セッションの制限時間です。
創造セッションの30分は「アイデアを何個出せるか」を測る時間、評価セッションの30分は「他人のアイデアを何件正確に評価できるか」を測る時間で、性質がまったく違います。
同じ30分でも配分の考え方が異なるため、次章以降でセッション別に解説します。

デザイン思考テストは何問ある?|問題数ではなく「30分で何個出すか」

創造セッションには決まった問題数がなく、30分以内なら何個でもアイデアを提出できます。評価セッションは他の受検者のアイデア30〜40件程度を評価します(受検報告ベース)。

「デザイン思考テスト 何問」「何問解く」と検索する方が多いのは、SPIのように問題数が決まっている前提で調べるためです。
実際には次のように、セッションごとに数の意味が違います。

セッション 「問題数」の考え方 目安
創造セッション 問題数なし。「シチュエーション選択→ニーズ記述→解決策記述」を1セットとして、30分で何セット提出できるか 4〜5個が平均的、10個以上で上位
評価セッション 出題される件数は固定(受検者が調整できない) 30〜40件程度(1件45秒〜1分)

「4問・5問・7問」で終わる人が多い理由

「デザイン思考テスト 4問」「5問」「7問」という検索は、「30分で4〜7個しか出せなかった」という受検後の不安から生まれています。
運営事務局の模擬演習でも、初回受検者の多くが4〜7個で終わります。
原因は、1個目のアイデアで「良いものを出そう」として5分以上使い、後半の時間が足りなくなることです。
SSランクの受検者は13〜15個、Aランクは10個前後を出しているという体験談があり、数を出せるかどうかが創造力スコアを分けると考えてよいでしょう。
ランク別のスコア目安は「デザイン思考テストのランク・スコア目安|SS・A・B・Cの基準」(No.313)を参照してください。

創造セッション30分の時間配分|1アイデア2〜3分で10個以上

創造セッションは「最初の1分で操作確認→1アイデア2〜3分で10個以上→最後の2分は提出済みの修正」が基本です。1個目に5分以上かけると、後半で数が伸びません。

創造セッションの1セットは、Who(誰が)・Where(どこで)・When(どんな時)を選択肢から選び、Why(叶えたい願望)を記述し、What(解決するモノ)を選んでHow(解決アイデア)を記述する流れです。
選択と記述が混在するため、タイピング速度と「考えすぎない」ことが時間配分の鍵になります。

時間帯 やること 個数の目安
0〜1分 選択肢の一覧を眺め、組み合わせやすいWho・Where・Whenを3〜4パターン決める 0
1〜10分 決めたパターンで1個2〜3分のペースで提出 3〜4個
10〜20分 同じWhoで場面を変える、同じ場面でWhoを変えるなど「横展開」で量産 4個
20〜28分 残りの組み合わせを消化。文章は短くてよい 3個
28〜30分 提出済みアイデアの誤字と「〜したい」の形式を確認 修正のみ

1個のアイデアにかける時間の内訳

2〜3分の内訳は「選択30秒→ニーズ記述45秒→解決策記述60〜90秒」が目安です。
ニーズは「○○したい」「○○が欲しい」の1文で十分で、長く書いても評価は上がりません。
解決策も「何を使って、どうする」の1〜2文で書き、細部の説明は省きます。
アイデアの質を上げる方法(共感を集めるニーズの書き方)は「デザイン思考テストのコツ|評価セッション・創造セッション高得点法」(No.120)で扱っています。

「横展開」で時間切れを防ぐ

毎回ゼロから組み合わせを考えると1個5分かかります。
「心配性な人」を選んだら、「駅で」「病院で」「旅行先で」と場面だけを変えて3個出す、といった横展開なら1個2分で済みます。
提出したアイデアは制限時間内であれば確認・修正できるため、まず数を出し、余った時間で直す順番が効率的です。

評価セッション30分の時間配分|1件45秒で全件回答する

評価セッションは30〜40件を30分で評価するため、1件45秒〜1分が上限です。1件に2分かけると半分しか終わらないので、読んで相槌を打つ感覚で4段階を即決してください。

評価セッションでは、同じテスト期間に他の受検者が提出したアイデアが表示され、ニーズとソリューションを「非常にそう思う〜全くそう思わない」の4段階で評価します。
自分で文章を書かないため内容的には楽ですが、件数が多く「終わらない」という相談が最も多いセッションです。

進め方 1件の時間 30分で終わる件数 結果
深く考える 2分 15件 半分以上が未回答
少し考える 1分 30件 ぎりぎり
直感で即決 45秒 40件 全件回答+余裕

「他の受検者とのズレ」を意識する

評価力スコアは、自分の評価が他の受検者や基準とどれだけ一致しているかで測られます。
つまり「自分だけの厳しい目線」より、「多くの人がどう感じるか」を素直に反映した評価のほうが得点につながります。
深く考えて独自の基準を作るほど、時間もかかりズレも大きくなります。

時間切れになりやすい人の特徴

「このアイデアは本当に新しいか」「自分ならどう思うか」と1件ごとに立ち止まる人は、20件目あたりで残り時間5分になります。
文章を読みながら「あるある」「それは無理そう」と反応した感覚を、そのまま4段階に当てるだけで十分です。

なぜデザイン思考テストは時間切れになるのか?|3つの原因

時間切れの原因は、①創造で1個目に5分以上かける ②タイピングが遅く記述で時間を失う ③評価で1件ごとに深く考える、の3つです。いずれも「質を求めすぎる」ことが原因です。

運営事務局の個別対策セッションで「デザイン思考テスト 時間切れ」の相談を整理すると、次の3つに集約されます。

原因 起きること 対処
1個目に時間をかける 「良いアイデア」を探して5分。後半で焦って数が伸びない 1個目は2分で出す。質は後で直す
タイピングが遅い 記述に1分以上かかり、30分で5個止まり 1文で書く。タイピング練習を1週間
評価で深く考える 1件2分。半分が未回答 45秒で即決。相槌を打つ感覚で

時間切れで「未提出」になるとどうなるか

創造セッションで時間切れになっても、提出済みのアイデアは評価対象です。
書きかけのアイデアは提出されないため、残り2分になったら新しいアイデアは始めず、提出済みの確認に切り替えてください。
評価セッションで未回答が残ると、その分は評価力スコアに反映されません。
全件回答が最優先です。

運営事務局が見てきた実例

個別対策セッションと模擬演習で見られた相談事例を、匿名で紹介します。

事例1:大学3年生・食品メーカー志望の方
初回の模擬演習で、1個目のアイデアに6分をかけ、30分で4個しか提出できませんでした。
「1個2分、横展開で3個ずつ」に変えた2回目では11個を提出しています。
本人は「1個目の質にこだわらないだけで、こんなに変わるとは思わなかった」と話していました。

事例2:文系・タイピングに自信がない方
記述に1文1分以上かかり、30分で5個止まりでした。
1週間タイピング練習を続け、ニーズを「〜したい」の1文に固定したところ、9個まで増えています。

事例3:評価セッションが終わらなかった方
1社目の受検で、評価セッションを「真剣に」やりすぎて半分ほど未回答で終わりました。
2社目では「読んで感じたままを45秒で選ぶ」と決め、全件回答して評価力スコアがAに上がっています。

デザイン思考テストは時間指定?いつでも受けられる?|公開テストと団体テストの違い

公開テストは公式サイト記載の日時(90分枠)に開催されるため時間指定です。団体(企業)テストは企業が指定した期間内なら時間を選べますが、期間外には受けられません。

「デザイン思考テスト 時間指定」「いつでも受けれる」という検索は、公開テストと団体テストを混同していることから生まれます。

種類 申込 開催 時間の自由度 結果
公開テスト 本人がマイページから(有料・4,950円税込) 公式サイト記載の日時・90分枠 日時は指定。月に数回開催 5日以内に開示。2年間有効
団体テスト 企業から案内されたURL 企業が指定した期間 期間内は任意。期間外は不可 開示の有無は企業が決める

評価セッションは「同じ期間の受検者」のアイデアを評価する

評価セッションでは、同じテスト期間内に他の受検者が創造セッションで提出したアイデアが表示されます。
このため、開催日時や期間が区切られており、完全に「いつでも」受けられる仕組みではありません。
団体テストの期間は企業ごとに異なるため、案内メールの受検期限を最初に確認してください。
受け忘れや日程変更の対処は「デザイン思考テストの受け直し・日程変更・受け忘れの対処法」(No.315)を参照してください。

公開テストで練習しておく価値

団体テストの前に公開テストを受けておくと、時間配分を本番の環境で試せます。
公開テストの申込方法と料金の詳細は「デザイン思考テストの公開テストと料金|無料で受ける方法」(No.314)にまとめています。

受検日までの残り日数別|時間配分の練習手順

残り2〜3日なら「公式チュートリアルで操作確認→30分タイマーで1回通す」、1週間なら「タイピング練習+横展開で10個出す練習3回」、2週間以上なら「公開テストを1回受けて調整」します。

デザイン思考テストは、就活生はインターン選考(夏〜秋)や本選考の初期で、社会人は企業研修や中途選考で受けることがあります。
残り日数に応じてやることを絞ります。

残り日数 やること 目安時間
前日〜3日 公式チュートリアルで操作と画面を確認→30分タイマーで創造セッションを1回通し「1個2分」を体感→評価は「45秒で即決」と決める 1日1時間
1週間 上記+タイピング練習を1日10分→横展開で10個出す練習を3回→評価セッションの練習(他人のアイデアを読んで4段階で即決) 1日1時間
2週間以上 公開テストを1回受検して時間配分を確認→結果の講評で足りなかった点を把握→2回目までに10個以上を安定させる 週2〜3時間

公式チュートリアルは何度でも試せる

提供元のチュートリアルでは、操作説明のあとに各セッションの練習問題を体験できます。
本番で「選択肢がどこにあるか」「提出ボタンはどこか」に迷うと、それだけで1〜2分を失います。
操作に慣れておくことが、最も手軽な時間対策です。
受検環境(カメラ・録画の有無)は「デザイン思考テストに監視はある?カメラ・録画と受検環境」(No.201)を確認してください。

Webテスト全体の進め方は「Webテスト対策の完全ガイド|種類別の勉強法と始め方」(No.1)にまとめています。
形式ごとの所要時間の比較は「Webテストの所要時間一覧|形式別の制限時間と問題数」(No.14)が便利です。
テストビズの個別対策では創造セッションの30分演習と提出数の記録を行いますが、まずは公式チュートリアルで操作を確認し、30分タイマーで「1個2分」を1回体感することから始めてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. デザイン思考テストは全部で何分かかりますか?

創造セッション30分と評価セッション30分の合計60分です。
公開テストは両セッションを続けて実施するため、途中の休憩を含めて約75〜90分の枠で開催されます。
団体(企業)テストは企業が指定した期間内に受検し、セッションの間に休憩を挟むかどうかは受検画面の案内に従います。
受検前には、操作確認と通信環境のチェックを含めて1時間半程度の時間を確保しておくと安心です。
途中で中断すると再開できない場合があるため、静かな環境で通しで受けてください。

Q2. デザイン思考テストは何問ありますか?

創造セッションには決まった問題数がなく、30分以内なら何個でもアイデアを提出できます。
評価セッションは他の受検者のアイデアを評価する形式で、受検報告では30〜40件程度とされていますが、提供元は件数を公表していません。
「何問解くか」より「30分で何個出すか」「30分で全件評価できるか」が結果を分けます。
創造セッションは10個以上、評価セッションは全件回答を目標にしてください。
問題数が固定されていないという仕組みを理解しておくだけで、当日の焦りが減ります。

Q3. 創造セッションで4〜5個しか出せませんでした。低いですか?

運営事務局の模擬演習では、初回受検者の多くが4〜7個で終わるため、平均的な数です。
ただし上位ランクの受検者は10個以上を出している体験談が多く、数を増やせる余地は大きいと考えてください。
原因はほぼ「1個目に5分以上かける」ことなので、1個2分・横展開で3個ずつ、という進め方に変えるだけで2倍近くに増えます。
質は数を出してから余った時間で直せばよく、最初から良いアイデアを狙う必要はありません。
2回目の受検や公開テストでの練習が有効です。

Q4. 評価セッションが時間内に終わりません。

1件に1分以上かけると、30〜40件を30分で終えられません。
「このアイデアは本当に新しいか」と深く考えるのではなく、文章を読んで感じた「あるある」「それは無理そう」をそのまま4段階に当ててください。
1件45秒のテンポなら全件回答したうえで余裕が残ります。
評価力スコアは他の受検者や基準との一致度で測られるため、独自の厳しい基準を作るほど時間もかかりスコアも下がります。
直感で、素直に、速く、が評価セッションの正解です。

Q5. デザイン思考テストはいつでも受けられますか?

公開テストは公式サイトに記載された日時(90分枠)に開催されるため、日時が指定されます。
月に数回開催され、本人がマイページから申し込みます。
団体(企業)テストは企業が指定した期間内に受検する形式で、期間内であれば都合のよい時間を選べますが、期間を過ぎると受検できません。
評価セッションで同じ期間の受検者のアイデアを評価する仕組みのため、完全に「いつでも」ではない点に注意してください。
案内メールの受検期限を最初に確認しておきましょう。

Q6. 時間切れになったら提出したアイデアはどうなりますか?

創造セッションで時間切れになっても、提出済みのアイデアは評価対象になります。
書きかけで提出していないアイデアは反映されないため、残り2分になったら新しいアイデアを始めず、提出済みの確認に切り替えてください。
評価セッションで未回答が残ると、その分は評価力スコアに反映されません。
どちらのセッションも「提出・回答した分だけが点数になる」と考え、時間内に形にすることを優先してください。
時間切れ自体で不合格になる仕組みではありません。

Q7. スマホで受けると時間が足りなくなりますか?

デザイン思考テストは基本的にPCのブラウザで受検する設計です。
創造セッションは記述量が多く、スマホの入力では1個のアイデアに時間がかかり、提出数が伸びません。
評価セッションも文章を連続して読むため、画面の大きいPCのほうが速く進みます。
提供元も推奨環境をヘルプセンターで案内しているため、受検前に確認し、PCと安定した通信環境を用意してください。
タイピング速度は提出数に直結するので、PCでの練習をおすすめします。

まとめ

デザイン思考テストの時間配分の要点を再掲します。

  • 制限時間は創造セッション30分+評価セッション30分の合計60分。公開テストは休憩込み約75〜90分枠
  • 創造セッションに問題数はなく「30分で何個出すか」。4〜7個が初回の平均、10個以上で上位
  • 創造セッションは「1分で操作確認→1個2〜3分で横展開→最後2分は修正」。1個目に5分かけない
  • 評価セッションは30〜40件を1件45秒で全件回答。深く考えず直感で4段階を選ぶ
  • 時間切れの原因は「1個目にこだわる」「タイピングが遅い」「評価で深く考える」の3つ
  • 公開テストは日時指定、団体テストは企業指定の期間内で任意。期間外は受けられない

デザイン思考テストは、時間配分がそのまま点数になる珍しいテストです。
公式チュートリアルで操作を確認し、30分タイマーで「1個2分」を1回体感することから今日始めてください。

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