GABの性格検査(パーソナリティ)は、提供元SHL社の「OPQ」という検査で、68問の4択から「最も当てはまる」「最も当てはまらない」を1つずつ選ぶ形式です。
所要時間は約20分で制限時間はなく、ヴァイタリティ・チームワークなど9つの特性とマネジメント適性、8つの職務適性が10段階で予測されます。
この記事では、GAB・C-GAB・CABに共通するこの性格検査の仕組みと例題、結果の見方、そして「落ちる回答」とされる傾向と対策を、提供元の公開情報をもとに運営事務局が整理します。
この記事でわかること
- GABのパーソナリティ検査とは何か|SHL社のOPQの仕組みと68問の形式
- Web-GAB・C-GAB・CABで性格検査がどう実施されるか(時間・受検場所)
- 例題と答え方|「最も当てはまる/当てはまらない」の選び方
- 結果の見方|9特性・マネジメント適性・8職務適性・30因子・一貫性
- 「落ちる回答」とされる3つの傾向と、避けるための考え方
- 能力検査と合わせた受検の順番と時間の使い方
著者:テストビズ運営事務局
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最終更新日:2026年9月7日
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GABのパーソナリティ検査とは?|SHL社のOPQを68問・約20分で受ける
GABの性格検査は、提供元SHL社の「OPQ」です。68問それぞれ4つの行動記述から「最も当てはまる」「最も当てはまらない」を1つずつ選びます。約20分で制限時間はありません。
GAB(ギャブ)は、SHL社が提供する総合適性検査で、知的能力(言語理解・計数理解・英語)とパーソナリティの2軸で構成されています。
「gab パーソナリティとは」「gab パーソナリティ診断とは」「gab 性格診断」と検索される部分が、このOPQ(Occupational Personality Questionnaires=職務上の性格に関する質問紙)です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 検査名 | OPQ(パーソナリティ検査) |
| 問題数 | 68問 |
| 回答形式 | 1問に4つの行動記述→「最も当てはまる」「最も当てはまらない」を各1つ選ぶ(イプサティブ=強制選択形式) |
| 所要時間 | 約20分(目安)。全問回答必須で制限時間なし(セッションタイムアウトを除く) |
| 測るもの | 仕事に関わる30のパーソナリティ→9特性・マネジメント適性・8職務適性を予測 |
| 得点 | 10段階の標準点 |
提供元によると、4つの記述は「社会的望ましさ」が揃えられており、良く見せようとする回答をしにくい設計です。
つまり「4つとも良さそうに見える」のが正常で、その中で自分に近いものを選ぶ検査だと理解してください。
GAB全体の構成は「GABとは?Web-GAB・C-GABの違いと受け方」(No.83)にまとめています。
GAB・C-GAB・CABの性格検査は同じOPQ
「cgab 性格検査」「cab パーソナリティ」と検索が分かれますが、Web-GAB・C-GAB・CAB(SE・IT職向け)のパーソナリティはいずれもSHL社のOPQで、形式も評価項目も共通です。
本記事の内容はそのまま当てはまります。
GAB・C-GAB・CABで性格検査はいつ・どこで受ける?
Web-GAB・Web-CABは能力検査の後に同じ流れで自宅受検、C-GABはテストセンターの前に自宅でパーソナリティを済ませる形式です。いずれも約20分で制限時間はありません。
受検方式によって、性格検査を受けるタイミングが違います。
| 方式 | 性格検査の受け方 | 時間 | 能力検査との関係 |
|---|---|---|---|
| Web-GAB | 自宅PCで、言語→計数→パーソナリティの流れ | 約20分(制限なし) | 全体80分(言語25分+計数35分+性格約20分) |
| C-GAB | テストセンター予約後、事前に自宅でパーソナリティを受検 | 約20分 | 会場では言語15分・計数15分・英語10分のみ |
| ペーパーGAB | 企業会場でマークシート | 約30分 | 全体90分 |
| Web-CAB | 自宅PCで能力4科目の後にパーソナリティ | 約20分 | 全体約95分 |
C-GABは「パーソナリティを受検しないとテストセンター当日を迎えられない」設計なので、予約したら早めに済ませてください。
C-GABの流れは「C-GABとは?玉手箱との違いとテストセンター予約・持ち物」(No.91)、CABの構成は「CABとは?SE・IT職向け適性検査の内容・時間・出題企業」(No.93)を参照してください。
「制限時間なし」でも20分で終える理由
制限時間がないからといって考え込むと、後述する一貫性の指標が崩れやすくなります。
68問を約20分、1問18秒前後のテンポで直感的に答えるのが、結果の面でも時間の面でも安全です。
GABパーソナリティの例題と答え方|「最も/最も〜ない」の選び方
例題:「①新しいアイデアを考える ②人前で話すのが得意 ③計画を立てて進める ④データを分析する」から最も当てはまる/当てはまらないを各1つ選びます。4つとも良い行動なので、実際の行動だけで選びます。
OPQの問題は次のような形式です(運営事務局作成の例題で、実際の問題ではありません)。
| 例題 | 4つの記述 |
|---|---|
| 1 | ①新しいアイデアを考えるのが好きだ ②人前で話すのが得意だ ③計画を立てて物事を進める ④データを分析して結論を出す |
| 2 | ①落ち着いて行動する ②人の意見を尊重する ③一人で黙々と作業できる ④プレッシャーがあっても平常心でいられる |
| 3 | ①周囲を引っ張るのが好きだ ②臨機応変に対応する ③慎重に確認してから進める ④感情を表に出さない |
答え方の3原則
| 原則 | 理由 |
|---|---|
| 「良い答え」ではなく「自分の行動」で選ぶ | 4つは社会的望ましさが揃えられており、正解探しは意味がない |
| 迷ったら「最も当てはまらない」から決める | 消去法のほうが直感に近く、速い |
| 同じテーマが別の問題で出ても、前の回答を思い出さない | 一貫性は「自然に答えた結果」で保たれる。合わせようとすると崩れる |
例題1で「④データ分析」を最も当てはまるとした人は、別の問題で「直感で判断する」系の記述が出たときに、自然に「当てはまらない」寄りになります。
これが一貫性で、意図して揃える必要はありません。
「2つ以上当てはまる」ときの考え方
4つのうち2つが自分に近いと感じるのは普通です。
その場合は「今の仕事や学業で、より頻繫に取っている行動」を選んでください。
理想の自分ではなく、直近3か月の行動を基準にすると迷いが減ります。
GABパーソナリティの結果の見方|9特性・マネジメント適性・8職務適性
結果は30因子をもとに「9特性」「マネジメント適性」「8職務適性」が10段階で予測され、企業に提供されます。本人には開示されないのが一般的で、職種適合と面接の確認点に使われます。
「gab 性格検査 結果」「gab パーソナリティ 診断」と検索する方が知りたい、結果表の構造を整理します。
| 区分 | 内容 | 使われ方 |
|---|---|---|
| 9特性(コンピテンシー) | ヴァイタリティ・人あたり・チームワーク・創造的思考力・問題解決力・状況適応力・プレッシャーへの耐力・オーガナイズ能力・統率力 | 職務で求められる行動特性の予測 |
| マネジメント適性 | 将来の管理職としての適性 | 総合職採用での長期的な見立て |
| 8職務適性 | 営業・研究/開発など8職種への適合度 | 配属・職種適合の参考 |
| 30因子 | 人との関係・考え方・感情/エネルギーの3領域 | 強み・弱みのコメント出力 |
| 一貫性 | 回答態度の一貫性 | 回答の信頼度の確認 |
9特性は「高いほど良い」ではない
9特性はそれぞれ「落ち着いている⇔活動的」「自己主張⇔他者尊重」のような両極で捉えられ、職種によって求められる側が異なります。
たとえば研究職なら「問題解決力(分析的)」と「オーガナイズ能力(計画的)」が重視され、営業職なら「ヴァイタリティ」「統率力」が見られやすい、という違いがあります。
「全部10を狙う」という発想が成り立たない検査だと理解してください。
結果は本人に返ってこない
SPIと同様、GABのパーソナリティ結果は企業側に提供され、受検者本人には通常開示されません。
そのため「自分がどう出たか」を知る手段はなく、面接で「結果を見ると慎重な傾向がありますが」と質問されて初めて傾向が分かるケースが多いです。
面接でその種の質問が来たら、性格検査の結果を踏まえた確認だと考え、具体的な行動例で答えてください。
GABパーソナリティで「落ちる回答」とされる3つの傾向
「落ちる回答」とされるのは、①一貫性が低い(同じテーマで逆の選択) ②志望職種と大きくずれた行動特性 ③極端に偏った回答パターン、の3つです。特定の選択肢が不合格に直結する仕組みではありません。
「gab 性格検査 落ちる」「cab パーソナリティ 答え方」への答えは、「選んではいけない選択肢」ではなく「避けたい回答パターン」です。
| 傾向 | 何が起きるか | 避ける考え方 |
|---|---|---|
| 一貫性が低い | 「計画的」を選んだ後に「臨機応変」を最も当てはまるにするなど、逆の選択が多い→回答の信頼度が下がる | 考え込まず、自分の行動基準で答える。良く見せようとすると崩れる |
| 職種とのずれ | 営業職志望で「一人で黙々」「人前が苦手」が強く出る→職務適性が低く予測される | 志望職種で実際に取っている行動を思い出して答える。偽らない |
| 極端な偏り | すべての問題で同じ系統(例:リーダー系)だけを選ぶ→不自然なパターン | 4つの中で自然に選べば偏りは出ない |
性格検査だけで落ちるケースは限定的
GABを使う企業の多くは、言語・計数のボーダーで足切りをし、パーソナリティは面接の参考資料として使います。
性格検査単独で不合格になるのは、一貫性が極端に低い、または職種要件と明らかに合わない場合に限られる、と考えるのが実態に近いです。
能力検査のボーダーは「GAB・C-GABのボーダー|総合商社など企業別の目安と難易度」(No.89)で扱っています。
「対策」は自己分析であって、回答の暗記ではない
「gab パーソナリティ 対策」でできることは、①形式に慣れる(4つから最も/最も〜ないを選ぶ練習)②自分の行動特性を言葉にしておく(自己分析)③志望職種で求められる行動を知る、の3つです。
「こう答えれば通る」という回答集は存在せず、仮にあっても一貫性で見抜かれる設計になっています。
運営事務局が見てきた実例
個別対策セッションで見られた相談事例を、匿名で紹介します。
事例1:大学3年生・商社志望の方
「リーダーシップがある人が求められる」と考え、統率力系の記述をすべて「最も当てはまる」にしようとして、模擬形式の演習で回答に5分以上悩む状態でした。
「自分の行動で選ぶ」に切り替えたところ、20分で終わり、後日の面接では性格検査を踏まえた質問に具体例で答えられたと報告がありました。
事例2:SE志望・CAB受検の方
「一人で黙々と作業できる」を強く出すとチームワークが低く見られるのではと不安になり、逆の回答を選んで一貫性が崩れる懸念がありました。
SE職ではどちらの特性も職務で使うため、実際の行動どおりに答える方針で受検しています。
事例3:C-GABの予約後に性格検査を忘れていた方
テストセンター前日に「パーソナリティ未受検」の表示に気づき、深夜に慌てて受検しました。
焦りで1問に時間をかけすぎたと感じたそうで、次回からは予約直後に済ませる手順に変えています。
能力検査と合わせた受検の順番と時間の使い方
Web-GABは言語25分→計数35分→パーソナリティ約20分の順で、消耗した後に性格検査に入ります。1〜2分休憩し、「1問18秒・直感」と決めて入ると一貫性を保てます。
性格検査は「時間切れ」がないため対策の優先度が低く見えますが、能力検査の後に受ける順番が結果に影響します。
| 場面 | やること |
|---|---|
| 能力検査が終わった直後 | 1〜2分深呼吸。集中力が切れた状態で性格検査に入らない |
| 性格検査の開始 | 「1問18秒・直感・最も当てはまらないから決める」を確認 |
| 中盤で迷いが増えたとき | 前の回答を思い出そうとせず、その問題だけを見て選ぶ |
| 終了後 | 結果は返ってこないので振り返らない。面接での確認質問に備えて自己分析を言葉にしておく |
C-GABは能力検査の前日までに済ませる
C-GABはテストセンター受検の前に自宅でパーソナリティを受けるため、能力検査の直前に慌てて受けると、事例3のように焦りが回答に出ます。
予約したその日に20分確保して受けてしまうのが確実です。
言語・計数の時間配分は「GABの時間配分|言語25分・計数35分の目安と終わらない対策」(No.208)、C-GABは「C-GABの時間配分」(No.209)で扱っています。
他の形式の性格検査との比較は「玉手箱の性格検査(パーソナリティ)|選んではいけない回答は?」(No.68)、「SPI性格検査の対策|落ちる回答とライスケールの注意点」(No.47)が参考になります。
Webテスト全体の進め方は「Webテスト対策の完全ガイド|種類別の勉強法と始め方」(No.1)にまとめています。
テストビズの個別対策では、能力検査の演習に加えて性格検査の形式確認と自己分析の言語化を行いますが、まずは「4つから最も/最も〜ないを自分の行動で選ぶ」形式に1度触れておくことから始めてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. GABのパーソナリティ検査とは何ですか?
提供元SHL社の「OPQ」というパーソナリティ検査です。
68問それぞれに4つの行動記述が並び、「最も当てはまる」「最も当てはまらない」を1つずつ選びます。
所要時間は約20分で、全問回答が必須のため制限時間はありません。
仕事に関わる30のパーソナリティを測定し、ヴァイタリティ・チームワークなど9つの特性、マネジメント適性、営業・研究開発など8つの職務適性が10段階で予測されます。
Web-GAB・C-GAB・CABのいずれも同じOPQが使われています。
Q2. C-GABの性格検査はいつ受けますか?
テストセンターの予約後、能力検査を受ける前に自宅のPCで受検します。
会場では言語・計数・英語の能力検査のみで、パーソナリティは事前に済ませておく設計です。
未受検のまま当日を迎えないよう、予約したその日に約20分確保して受けてしまうのが確実です。
前日の深夜に慌てて受けると焦りが回答に出やすいため、余裕のあるタイミングを選んでください。
Web-GABの場合は能力検査の後に同じ画面の流れで受けます。
Q3. 「落ちる回答」はありますか?
特定の選択肢を選ぶと落ちる、という仕組みではありません。
避けたいのは、①同じテーマで逆の選択をして一貫性が低くなる ②志望職種と大きくずれた行動特性が出る ③すべて同じ系統だけを選ぶ極端な偏り、の3つのパターンです。
4つの記述は社会的望ましさが揃えられているため、良く見せようとするほど一貫性が崩れます。
自分の実際の行動で選ぶことが、結果的に最も安全な答え方です。
性格検査単独で不合格になるケースは限定的で、多くの企業は面接の参考資料として使っています。
Q4. 結果は自分で見られますか?
一般的に、GABのパーソナリティ結果は企業に提供され、受検者本人には開示されません。
そのため自分の傾向を確認する手段はなく、面接で「結果を見ると〜な傾向がありますが」と質問されて初めて分かるケースが多いです。
面接でそうした質問が来たら、性格検査を踏まえた確認だと考え、具体的な行動例で答えてください。
事前に自己分析で自分の行動特性を言葉にしておくと、この場面で慌てません。
結果の構造は9特性・マネジメント適性・8職務適性・30因子・一貫性です。
Q5. 2つ以上当てはまるときはどう選びますか?
4つのうち2つが自分に近いと感じるのは普通です。
その場合は「直近3か月の学業や仕事で、より頻繫に取っている行動」を基準に選んでください。
理想の自分ではなく実際の行動で決めると迷いが減り、一貫性も自然に保たれます。
迷いが長引くときは「最も当てはまらない」を先に決める消去法が速いです。
4つは社会的望ましさが揃えられているため、「どれが良い答えか」で悩む時間は結果に反映されません。
1問18秒前後のテンポで進めるのが、時間の面でも結果の面でも安全です。
Q6. 性格検査に対策は必要ですか?
回答の暗記や「通る答え」を覚える対策は必要なく、仮にあっても一貫性で見抜かれる設計です。
やるべきことは、①4つから「最も/最も〜ない」を選ぶ形式に1度慣れる ②自分の行動特性を自己分析で言葉にしておく ③志望職種で求められる行動を知っておく、の3つです。
特に②は面接での確認質問に直結するため、性格検査対策というより選考全体の準備として行ってください。
能力検査の言語・計数はボーダーで足切りされるため、時間はそちらに配分するのが合理的です。
Q7. CABのパーソナリティもGABと同じですか?
同じSHL社のOPQで、形式(68問・最も/最も〜ない)も評価項目(9特性・マネジメント適性・8職務適性)も共通です。
CABはSE・IT職向けの能力検査(暗号・法則性・命令表・四則逆算)と組み合わせて使われ、職務適性ではITエンジニアへの適合度が見られやすい点が違いです。
「一人で黙々と作業できる」と「チームで協力する」のどちらもSE職では使う特性なので、どちらかに寄せる必要はなく、実際の行動で答えてください。
能力検査の時間配分はCAB専用の記事で扱っています。
まとめ
GABの性格検査(パーソナリティ)の要点を再掲します。
- GAB・C-GAB・CABの性格検査はSHL社のOPQ。68問の4つの記述から「最も当てはまる」「最も当てはまらない」を1つずつ選ぶ
- 所要時間は約20分で制限時間なし。Web-GABは能力検査の後、C-GABは事前に自宅で受検
- 結果は30因子→9特性・マネジメント適性・8職務適性が10段階で予測され、本人には通常開示されない
- 「落ちる回答」は特定の選択肢ではなく、一貫性の低さ・職種とのずれ・極端な偏りのパターン
- 答え方は「自分の実際の行動で選ぶ」「迷ったら最も当てはまらないから決める」「前の回答に合わせない」
- 対策は暗記ではなく形式慣れと自己分析。時間は能力検査に配分する
性格検査は「良く見せる」ほど崩れる設計です。
形式に1度触れ、自分の行動を言葉にしてから、1問18秒のテンポで受検してください。
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