eF-1G煙突・積み木・マジカルバナナ問題の解き方とコツ

eF-1Gの煙突問題は、初見だと何を問われているのかすら分からない設問として知られています。

積み木問題やマジカルバナナと呼ばれる連想問題も、SPIや玉手箱では見かけない形式です。

ただし、この3つはいずれも解き方の型が決まっています。

この記事では、それぞれの見るべきポイントと、限られた時間で得点するための考え方を整理します。

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この記事でわかること

eF-1G特有の3形式について、何を問われているのかと、どこに注目すれば解けるのかを型として整理します。

  • 煙突問題で見るべき2つのポイント(見える本数と隙間)
  • 積み木問題を消去法で処理する手順
  • マジカルバナナ(連想問題)で回答数を増やす考え方
  • 「代わりになるもの」列挙問題への応用
  • その他の頻出形式(展開図・地図・法則・記号カウント)
  • 市販の問題集が存在しない理由と、その前提での準備の仕方

著者:テストビズ運営事務局

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最終更新日:2026年9月8日

eF-1Gの煙突・積み木・マジカルバナナはどんな問題?

いずれも能力テストの非言語・発想力領域で出題される、eF-1G特有の形式です。SPIの対策では触れることのない設問です。

eF-1Gを提供しているのは株式会社イー・ファルコンです。

検査は性格診断と能力テストの2部構成で、公式の説明では性格診断が251問(20〜40分)、能力テストが114問(最大30分)とされています。

この能力テストのなかに、次のような独特な設問が含まれます。

形式 問われる内容 必要な力
煙突問題 上から見た煙突の配置図を、指定方向から見たときの見え方 視点変換と遮蔽の判断
積み木問題 積み上げられたブロックの見え方、または成立しない形の特定 立体把握と消去法
マジカルバナナ 提示された単語から連想される語を答える 発想の速さと量
単語の列挙 「◯◯の代わりになるもの」を挙げる 機能の抽象化

共通しているのは、知識よりも処理の速さと発想の柔軟さが問われるという点です。

また、問題ごと・ブロックごとに制限時間が設定されており、時間内に答えられなければ未回答のまま次に進みます。

検査全体の構成は「eF-1Gとは?出題形式・時間・監視の有無と導入企業」で解説しています。

煙突問題の解き方は?「見える本数」と「隙間」に注目する

上から見た配置図に視線の線を引き、何本見えるかと、隙間がどこにできるかの2点だけを確認します。

煙突問題は、煙突が並んだ場所を真上から見た図が示され、矢印で指定された方向から見たときにどう見えるかを選ぶ形式です。

手順は次の3ステップです。

  1. 矢印の位置(視点)から、各煙突に向かって線を引くイメージを持つ
  2. 手前の煙突に隠れて見えなくなる煙突がないか確認する
  3. 残った煙突が横一列に並んだとき、どこに広い隙間ができるかを見る

この2点だけで、選択肢はかなり絞れます。

確認する順番 見るポイント 効果
1つめ 見える煙突の本数 本数が違う選択肢を一括で消せる
2つめ 隙間が右寄りか左寄りか 残った選択肢を左右で切り分けられる
3つめ 隙間の大小のバランス 最後の2択を確定できる

本数から確認するのが重要です。

視点から見て一直線上に並んでいる煙突は、手前の1本だけが見えて奥は隠れます。

この重なりを見落とすと、本数を多く数えてしまいます。

選択肢を先に見てから図を見る

時間短縮のうえで効くのが、選択肢を先に確認する順序です。

選択肢に描かれている煙突の本数がバラバラであれば、まず本数を数えるだけで正解が1つに絞れることもあります。

逆に、すべての選択肢が同じ本数なら、隙間の位置だけを見ればよいと分かります。

どちらを先に確認すべきかが決まるので、無駄な検討を省けます。

慣れれば数秒で処理できる形式なので、時間をかけるべき設問ではありません。

積み木問題の解き方は?消去法で処理する

積み木は正解を探すより、成立しない選択肢を消していくほうが速く終わります。正面・側面・上面の3方向で順番に確認してください。

積み木問題は、積み上げられたブロックの見え方を問う形式です。

選択肢のなかから構造上あり得ない形を選ばせる出題もあります。

処理の手順は次のとおりです。

  1. 全体のブロック数を数える(見えていない奥のブロックも推定する)
  2. 正面から見たときの輪郭を確認し、合わない選択肢を消す
  3. 右または左から見たときの輪郭を確認し、さらに消す
  4. 残った選択肢を上から見た形で確定させる

ポイントは、最初から正解を当てにいかないことです。

立体を頭のなかで回転させようとすると時間がかかります。

一方、「この選択肢は正面から見た時点で矛盾する」という判定は一瞬で済みます。

見えない位置のブロックを数えるときは、空白がどこにあるかを先に確認すると数え漏らしを防げます。

解き方の全体像は「eF-1Gの対策|積み木・煙突・連想問題の解き方と勉強法」でも扱っています。

マジカルバナナ(連想問題)のコツは?

正解が1つに決まる問題ではありません。制限時間内にどれだけ挙げられるかが重要なので、質より量を優先してください。

マジカルバナナと呼ばれるのは、提示された単語から連想される語を答えていく形式です。

テレビ番組の連想ゲームに似ていることから、受検者の間でこの呼び名が定着しています。

この形式で得点を伸ばす考え方は、他の設問とはまったく違います。

やりがちなこと すべきこと
気の利いた連想を考えようとする 思いついた順に入力していく
1つの方向に深掘りする 方向を切り替えて広げる
ふさわしいか迷って手を止める 迷ったら入力して次へ進む

連想が止まったときは、切り口を変えると再び出てきます。

  • 色や形などの見た目から連想する
  • 用途や機能から連想する
  • 使う場所・場面から連想する
  • 関係する人や職業から連想する
  • 対義語や比較対象から連想する

この5つの切り口を頭に入れておくだけで、手が止まる時間が減ります。

本番で切り口を思い出せるよう、練習の段階から順番を決めておくと安定します。

「代わりになるもの」の列挙問題も発想は同じ

eF-1Gには、指定された物の代わりになるものを挙げる形式もあります。

1問に対して制限時間が設けられており、その間にどれだけ挙げられるかが問われます。

ここで効くのが、物ではなく機能で考えるという発想です。

たとえばメモの代わりを考えるとき、メモという物から連想すると数が出ません。

そこで「メモは何をするための道具か」に分解します。

  1. 書き留める機能→書けるもの全般に広がる
  2. 後で見返す機能→記録として残せるもの全般に広がる
  3. 持ち歩ける性質→携帯できるもの全般に広がる

機能ごとに分解すれば、それぞれの機能から複数の候補が出てきます。

1つの機能で3つ出せれば、3機能で9つになります。

この分解を先にやってから列挙するほうが、思いつきで挙げるより数が伸びます。

運営事務局が見てきた実例:時間切れの原因は分野が偏っている

運営事務局に届くeF-1Gの相談では、時間が足りなかったという声が最も多くなっています。

ただ、詳しく聞いていくと、時間を使いすぎている箇所には偏りがあります。

多いのが、煙突問題と積み木問題で立体を想像しようとして固まってしまうケースです。

この2つは型を知っていれば数秒で済む一方、知らないと1問で数分溶かします。

逆に、連想問題では「変な答えを書いたら評価が下がるのでは」と考えて手が止まる人が目立ちます。

相談を受けていて感じるのは、eF-1Gのつまずきの多くが実力ではなく「その形式を知らなかったこと」に起因しているという点です。

SPIのように解法の暗記が必要な検査ではありません。

設問の種類と、それぞれで何を見ればよいかを事前に知っておくだけで、体感の難易度は大きく変わります。

他にどんな問題が出る?頻出形式の一覧

煙突・積み木・連想以外にも、展開図や地図の読み取り、法則性、記号のカウントなどが出題されます。

受検報告で確認できる主な形式を整理します。

形式 内容 対処の方針
展開図 展開された図を組み立てたときの形を判断する 基準となる1面を決めて位置関係を追う
地図の読み取り 地図上の位置関係から条件に合う場所を特定する 「◯◯の隣」など確実な手がかりから固定する
法則の読み取り 数字と図形の対応表から法則を見つける 最初の1問で対応表の解読に時間をかけてよい
記号のカウント 並んだ記号のなかから指定のものを数える 数え直しをしないよう区切って処理する
言語問題 四字熟語、慣用句、漢字の読み、長文読解、敬語など SPIの言語対策がそのまま活きる

法則の読み取りは、対応表がすべての設問で共通です。

そのため、最初の1問で表を解読しきってしまえば、以降は当てはめるだけになります。

ここで焦って表を読み飛ばすと、後続の設問すべてに影響します。

言語分野は特殊性が低いため、SPIの問題集で対応できます。

なぜeF-1Gの市販問題集がないのか?

企業ごとに出題をカスタマイズできる仕様のためです。全員が同じ問題を解くとは限らないため、決定版の問題集が成立しません。

eF-1Gは、企業の課題やニーズに応じてカスタマイズできる点が特徴として挙げられています。

そのため、次のような状況が起こります。

  • 企業によって出題される設問の種類が異なる
  • 同じ企業でも年度によって構成が変わり得る
  • 受検報告どうしで内容が食い違うことがある
  • SPIのような定番の問題集が出版されにくい

この前提を踏まえると、対策の方向性は自ずと決まります。

個別の問題の答えを覚えるのではなく、形式の種類と各形式での見るべきポイントを押さえることです。

煙突問題が出ないこともあり得ますが、出たときに型を知っているかどうかで差がつきます。

なお提供元は株式会社i-plugと提携しており、逆求人サービスのOfferBox上でeF-1Gベースの性格診断に触れられる場合があります。

能力テストそのものの練習にはなりませんが、形式に触れる手段の一つとして知っておくとよいでしょう。

本番までに何をすればいい?優先順位

時間が限られているなら、煙突と積み木の型を確認し、連想問題の切り口を決めておく。この2つだけで十分に効果があります。

準備の優先順位を整理します。

優先度 やること 所要時間の目安
1 煙突・積み木の見るべきポイントを確認する 30分
2 連想を広げる切り口を5つ決めて覚える 15分
3 「代わりになるもの」を機能で分解する練習を数問行う 30分
4 四字熟語・慣用句・漢字をSPIの問題集で確認する 1〜2時間
5 制限時間の感覚をつかむため、時間を計って解く 随時

eF-1Gは、対策にかけた時間が青天井で点数に変わる検査ではありません。

型を知っているかどうかで大きな段差があり、そこを越えたあとは伸びが緩やかになります。

だからこそ、最初の数時間の投資効率が非常に高い形式だといえます。

所要時間と問題数の詳細は「eF-1Gの所要時間と問題数|何分かかる?時間切れ対策」を参照してください。

他の形式との時間配分は「Webテスト対策の完全ガイド|種類別の勉強法と始め方」で全体像を確認しながら決めてください。

よくある質問(FAQ)

eF-1Gの独特な設問について、受検者から寄せられやすい疑問をまとめました。

煙突問題は必ず出題されますか?

必ず出るとは限りません。

eF-1Gは企業ごとにカスタマイズできる仕様のため、出題される設問の種類は受検先によって変わり得ます。

ただし、煙突問題は受検報告で繰り返し名前が挙がる代表的な形式です。

対策にかかる時間も短いため、確認しておいて損はありません。

出なければそれで構わない、という程度の投資で済みます。

マジカルバナナに正解はありますか?

明確な正解が1つに決まる形式ではありません。

連想の妥当性と回答数の両方が見られていると考えられます。

そのため、奇をてらった答えを狙う必要はなく、素直に連想したものを数多く挙げるのが基本方針になります。

迷って手が止まる時間が最も損失が大きいため、入力してから次を考える進め方が有効です。

ただし、無関係な単語を機械的に並べても評価されるとは限らない点には注意してください。

途中で分からない問題は飛ばしてよいですか?

制限時間が設定されている以上、1問に固執するのは得策ではありません。

時間内に回答できなければ未回答のまま次に進む仕様のため、悩み続けても他の問題を解く時間が減るだけです。

特に煙突や積み木は、型が分からないまま考え込むと時間だけが過ぎます。

選択式であれば、絞り込めた範囲から選んで次に進んでください。

未回答より、絞ったうえでの回答のほうが期待値は高くなります。

電卓やメモは使えますか?

企業や受検形式によって指示が異なります。

案内メールに記載がある場合は、その指示に従ってください。

煙突問題や積み木問題は、手元に紙があると図を書いて整理できるため処理が速くなります。

使用が認められているかどうかを事前に確認し、認められている場合は紙とペンを手元に置いておくとよいでしょう。

受検環境の注意点は「eF-1Gに監視はある?カメラ・スクショ検知と受検の注意点」で扱っています。

SPIの対策はeF-1Gに役立ちますか?

言語分野については役立ちます。

四字熟語、慣用句、漢字の読み、長文読解といった設問は、SPIの言語対策と重なる部分が多いためです。

一方、煙突・積み木・連想といった形式はSPIには存在しません。

この部分だけは別枠で確認しておく必要があります。

逆に言えば、追加で必要な準備はその部分に限られます。

能力テストと性格診断のどちらが重視されますか?

提供元は、性格・能力・働く動機まで広い領域を測定できる点を特徴として挙げています。

また、採用の合否判定だけでなく、入社後の配属や育成にも活用できる検査だと説明されています。

そのため、能力テストの得点だけで判断されているとは限りません。

企業側がどちらを重視するかは公開されていないため、どちらか一方を捨てる判断は避けたほうがよいでしょう。

性格診断の考え方は「eF-1G・TAPの性格検査|質問例と落ちる回答の傾向」で扱っています。

まとめ

煙突は本数と隙間、積み木は消去法、連想は切り口を決めて量を出す。この3つの型を知っておけば、初見での失点はかなり防げます。

この記事の要点を整理します。

  • eF-1Gはイー・ファルコンが提供。性格診断251問と能力テスト114問で構成される
  • 煙突問題は「見える本数」と「隙間の位置」の2点だけを確認する
  • 選択肢を先に見ると、本数と隙間のどちらを確認すべきかが決まる
  • 積み木問題は正解を探さず、正面・側面・上面の順に選択肢を消していく
  • マジカルバナナは質より量。連想が止まったら切り口を変える
  • 「代わりになるもの」は物ではなく機能に分解してから列挙する
  • 企業ごとにカスタマイズされるため、市販の問題集は存在しない
  • 対策は型の確認に絞れば、数時間で効果が出る

eF-1Gが難しいと言われる理由の大半は、設問の種類を知らないまま本番を迎えることにあります。

煙突の図が出てきた瞬間に何を見ればよいか分かっていれば、それだけで数分の差が生まれます。

受検が近いなら、まず煙突と積み木の型だけでも確認しておいてください。

導入企業の傾向は「eF-1Gを導入している企業一覧|楽天・ライオン・富士フイルム等」で確認できます。

参考にした一次情報源

検査の構成と提供元の情報は公式サイトで確認し、設問形式は複数の受検報告を突き合わせて整理しています。

  • 株式会社イー・ファルコン 公式サイト(eF-1Gのサービス紹介、検査構成、測定領域)
  • 株式会社イー・ファルコン 公式コラム(性格診断251問・能力テスト114問の構成)
  • 人事向けサービス紹介媒体に掲載されたeF-1Gの製品情報(導入社数・受検実績)
  • 設問形式と解法は、複数の受検報告および就活メディアの記載を突き合わせて整理した内容

eF-1Gは企業ごとにカスタマイズされるため、出題内容は受検先によって異なります。

本記事の内容は、あくまで一般的に報告されている形式にもとづくものとしてご確認ください。

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