eF-1Gを導入している企業一覧|楽天・ライオン・富士フイルム等

eF-1Gの企業一覧を調べると、楽天やライオン、富士フイルムといった名前が並びます。

ただし、これらは受検者の報告をもとにした情報です。

提供元のイー・ファルコンが企業名を公開している導入事例は別に存在しますが、その多くは選考ではなく入社後の育成・組織開発の事例です。

この記事では、この2種類の情報を切り分けたうえで、志望企業でeF-1Gが出るかを判断する方法まで整理します。

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この記事でわかること

公式が社名を公開している導入事例と、受検報告で名前が挙がる企業を分けて示します。用途がまったく違うためです。

  • 公式サイトに社名が掲載されている導入企業と、その用途
  • 就活の受検報告で名前が挙がる企業の一覧
  • 公式事例と選考での出題が一致しない理由
  • OfferBox経由でeF-1Gに触れられる仕組み
  • 合格ラインやボーダーの情報をどう扱うべきか
  • 志望企業で出題されるかを確認する手順

著者:テストビズ運営事務局

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最終更新日:2026年9月8日

eF-1Gの導入企業はどこまで公開されている?

提供元は導入実績1,000社以上と公表しており、そのうち一部の企業名を導入事例として公開しています。ただし全社を網羅した一覧はありません。

eF-1Gを提供しているのは株式会社イー・ファルコンです。

2000年創業で、20年以上にわたって開発・提供を続けているサービスです。

公式サイトの数字を整理すると次のようになります。

項目 公表されている内容
導入企業数 1,000社以上
累計受検者数 450万人以上(2025年時点)
年間受検者数 24万人以上
対応言語 日本語・英語・中国語
監修 心理学・比較文化学・統計学の専門家

1,000社以上のうち、社名が公開されているのは導入事例として掲載された企業だけです。

したがって、「企業一覧」として完全なリストを手に入れることはできません。

検査そのものの内容は「eF-1Gとは?出題形式・時間・監視の有無と導入企業」で解説しています。

公式サイトに社名が出ている導入企業は?

カプコン、SmartHR、さくらインターネットなどが公開されています。ただし用途は新卒選考ではなく、社内の育成や組織開発が中心です。

提供元が公開している導入事例を整理しました。

企業 公開されている用途
株式会社カプコン 次世代リーダー育成、マネジメント支援、新人・若手研修での自己理解
株式会社SmartHR メンバー間の相互理解とチームビルディング強化
さくらインターネット株式会社 自社らしさの言語化と採用要件の定義、面接の標準化
株式会社テクノスジャパン 新卒採用。ハイパフォーマー分析にもとづく選考基準づくり
ノーテープ工業株式会社 新卒採用。OfferBoxに付帯していたeF-1Gを活用し離職率を改善
水ing株式会社 キャリア研修での自己理解支援
伊藤忠食品株式会社 導入事例集に掲載

この一覧を見て気づくのは、選考での利用より社内活用の事例が目立つという点です。

カプコンはマネージャー育成、SmartHRはチームビルディング、水ingはキャリア研修での活用として紹介されています。

これはeF-1Gが、採用から配属・育成・タレントマネジメントまで一貫して使える設計になっているためです。

提供元も、単なる合否判定ツールではないと明言しています。

公式事例に載っていても選考で出るとは限らない

ここが重要な注意点です。

  • 公式事例に社名があっても、新卒選考で使っているとは限らない
  • 社員向けにのみ使っている企業が含まれる
  • 逆に、選考で使っていても事例として公開していない企業が大多数
  • したがって公式事例は「選考で出る企業リスト」としては機能しない

就活生が知りたいのは選考での出題有無ですが、公式事例はその問いに直接は答えてくれません。

この構造を理解しておくと、情報の探し方が変わります。

受検報告で名前が挙がる企業は?

楽天、ライオン、富士フイルム、JT、伊藤忠食品などが繰り返し挙がります。業種は幅広く、特定の業界に偏っていません。

就活メディアや受検者の報告で名前が挙がる企業を業界別に整理しました。

業界 名前が挙がる企業
IT・インターネット 楽天グループ、Speee、GMOペイメントゲートウェイ、テクノスジャパン
日用品・化学 ライオン、東ソー、荒川化学工業
メーカー・精密 富士フイルム、富士フイルムメディカル、日本タングステン、日本信号、フジクラ、富士電機
食品・飲料 JT(日本たばこ産業)、伊藤忠食品、日本アクセス、カルビー
小売・流通・外食 ロフト、パルシステムグループ、すかいらーくホールディングス
旅行・広告・メディア JTBグループ、博報堂、博報堂DYメディアパートナーズ、AOI Pro.、朝日新聞社
金融・その他 クレディセゾン、ピアスグループ

TALがNTT系と金融に集中していたのに対し、eF-1Gは業種が分散しています。

メーカー、食品、小売、広告と幅広く、特定の業界を志望していれば必ず当たるという性質のものではありません。

ただし注意点は同じです。

  • 過去に実施していた企業が含まれる
  • 年度によって適性検査は見直される
  • 職種や採用区分によって使う検査が異なる場合がある
  • 途中で他の形式に切り替えた企業もある

実際、ある年度はeF-1Gで、翌年度はSPIのテストセンターに変更されたという報告も見られます。

企業別の詳細は「ライオン・富士フイルム・JTのeF-1G対策|受検企業別の注意点」や「楽天のWebテスト(eF-1G)対策|例題・時間と受検の流れ」で扱っています。

運営事務局が見てきた実例:「聞いたことがない検査名」への反応

運営事務局に届くeF-1Gの相談には、共通した入り口があります。

企業から届いた案内に見慣れない検査名が書かれていて、調べたらeF-1Gだった、という経路です。

そこから慌てて対策を探し始めるのですが、SPIのような定番の問題集が見つからず、さらに不安が強まります。

もう一つ多いのが、受検後に「これで落ちたのではないか」と考えてしまうケースです。

特に煙突問題や連想問題は手応えが分かりにくいため、できなかった感覚だけが残ります。

相談を受けていて感じるのは、eF-1Gは「情報が少ないこと」自体が不安の源になっているということです。

ただ、逆に言えば他の受検者も同じ条件です。

形式を事前に知っているかどうかだけで差がつくので、直前でも確認する価値は十分あります。

合格ラインやボーダーは公開されている?

提供元も企業も合格ラインを公表していません。就活メディアに載っている「6〜7割」といった数値は、受検者の体感にもとづく推測です。

ボーダーに関する情報は、扱い方に注意が必要です。

情報 信頼度 扱い方
提供元が公表する合格基準 そもそも存在しない 企業ごとに基準を設定するため
企業が公表する通過ライン 公表例は確認できない 期待できない
就活メディアの企業別ボーダー 推測 目安としてのみ参照する
受検者の体験談 個別事例 一般化できない

さらに、eF-1Gは能力テストだけの検査ではありません。

性格診断が251問あり、提供元は性格・能力・働く動機まで広く測定できる点を強みとして挙げています。

企業側は5種類のレポートを受け取り、採用面接や配属検討にも使います。

つまり、能力テストの得点だけで合否が決まっているとは限りません。

何割取れば通過するという考え方自体が、この検査には馴染みにくいと理解しておくほうが実態に近いでしょう。

eF-1Gを事前に体験する方法はある?

OfferBoxに登録すると、eF-1Gをベースにした適性検査に触れられる場合があります。提供元とOfferBox運営のi-plugは資本提携の関係にあります。

イー・ファルコンは2018年にi-plugと資本提携しており、現在はOfferBoxもグループのサービスとして紹介されています。

公式の導入事例でも、ノーテープ工業がOfferBoxに付帯していた適性検査eF-1Gを新卒採用に導入したと記載されています。

就活生にとっての意味は次のとおりです。

  • 逆求人サービスへの登録を通じて、eF-1G系の適性検査に触れられる場合がある
  • 性格診断の形式に慣れておける
  • ただし能力テストの煙突・積み木・連想問題の練習になるとは限らない
  • 提供内容は時期によって変わるため、登録前に確認が必要

能力テストの独特な設問については、形式を理解しておくことが最も効率的な準備になります。

解き方の型は「eF-1G煙突・積み木・マジカルバナナ問題の解き方とコツ」で整理しています。

志望企業でeF-1Gが出るか確認するには?

案内メールの検査名と所要時間、そして受検URLの3点で確認してください。所要時間30〜40分という案内は一つの手がかりになります。

確認手順は次のとおりです。

  1. 企業の新卒採用ページで選考フローを確認する
  2. エントリー後の案内メールで検査名の記載を探す
  3. 所要時間を確認する。性格診断20〜40分と能力テスト最大30分の構成に当てはまるか見る
  4. 受検URLのドメインを確認する
  5. 過年度の情報を参照する場合は、必ず何年卒の情報かを確認する

受検時の仕様にも特徴があります。

提供元によれば、回答の自動保存機能があり、途中で中断しても再開できる設計です。

また、SMS認証によるなりすまし防止、二要素認証、IP制限といったセキュリティ機能が備わっていると説明されています。

他人に代わりに受けてもらう、といった行為が想定されていない仕組みだということです。

URLからの判別方法は「WebテストのURL見分け方|受検前に形式を判別する方法」で解説しています。

全体の準備配分は「Webテスト対策の完全ガイド|種類別の勉強法と始め方」で確認してください。

よくある質問(FAQ)

eF-1Gの導入企業と受検について、寄せられやすい疑問をまとめました。

eF-1Gの結果は使い回せますか?

受検者が自分でスコアを保有し、別の企業へ提出する仕組みはありません。

eF-1Gは企業が導入し、その企業の選考や社内活用のなかで実施される検査です。

そのため、複数の企業で出題されればそのつど受検することになります。

なお、OfferBox経由で受検した性格診断の結果が、その仕組みのなかで企業に共有される場合はあります。

ただしこれは選考での受検とは別の話なので、混同しないようにしてください。

結果は自分で見られますか?

企業の選考で受けた場合、結果が受検者に開示されるとは限りません。

提供元は5種類のレポートを用意しており、そのなかにはフィードバックシートという自己理解用のものも含まれます。

公式の導入事例でも、社員に個別フィードバックを行っている企業の例が公開されています。

ただし、それを選考の候補者に渡すかどうかは企業の判断です。

選考で受けた場合は、結果を知らないまま次に進むのが一般的だと考えてください。

平均点はどのくらいですか?

提供元は平均点を公表していません。

また、企業ごとにカスタマイズできる仕様のため、全員が同じ問題を解いているとも限りません。

出題される設問の種類が異なれば、平均点という概念自体が比較しにくくなります。

ネット上で見かける平均点や得点率の情報は、個々の受検者の体感にもとづくものです。

目安として読むのは構いませんが、自分の結果を判断する基準にはしないほうがよいでしょう。

noteや個人ブログの対策情報は信じていいですか?

形式を知るための情報としては役立ちます。

eF-1Gは市販の問題集がほとんど流通していないため、受検者が書き残した記録が貴重な情報源になっているのは事実です。

ただし、次の点は意識しておいてください。

記事の投稿年が古い場合、その後に出題構成が変わっている可能性があります。

また、企業ごとにカスタマイズされるため、その人が受けた内容が自分にも出るとは限りません。

設問の種類と解き方の型を知る目的で読み、細かい内容の暗記には使わないのが適切な使い方です。

SPIの対策をしていれば大丈夫ですか?

言語分野は重なる部分があります。

四字熟語、慣用句、漢字の読み、長文読解といった設問は、SPIの言語対策が活きます。

一方、煙突問題、積み木問題、連想問題はSPIには存在しない形式です。

この部分だけは別に確認しておく必要があります。

逆に言えば、追加で必要な準備はその範囲に限られるということです。

導入企業は今後増えますか?

提供元は導入実績1,000社以上、年間24万人以上が受検していると公表しています。

採用のミスマッチ防止や配属・育成への活用というニーズは高まっている領域です。

また、採用管理システムやタレントマネジメントシステムとの連携も進んでいると説明されています。

ただし、SPIや玉手箱ほど遭遇機会の多い形式ではありません。

志望企業の一覧に名前が挙がっていなければ、優先度は高くないと判断して差し支えないでしょう。

まとめ

公式が社名を出している事例は社内活用が中心で、選考で出るかは別問題です。受検報告の一覧は業種が分散しており、志望企業の案内で確認するのが確実です。

この記事の要点を整理します。

  • 提供元は株式会社イー・ファルコン。導入実績1,000社以上、累計450万人以上が受検
  • 公式の導入事例にはカプコン、SmartHR、さくらインターネットなどが掲載
  • ただし公式事例の多くは育成・組織開発の用途で、新卒選考とは文脈が異なる
  • 受検報告では楽天、ライオン、富士フイルム、JT、伊藤忠食品などの名前が挙がる
  • TALと違い業種が分散しており、特定業界に偏っていない
  • 合格ラインは公表されておらず、ネット上の得点率は推測
  • OfferBox経由でeF-1G系の適性検査に触れられる場合がある
  • SMS認証や二要素認証などのセキュリティ機能が備わっている

企業一覧を眺めても、自分の志望企業で出るかどうかは確定しません。

eF-1Gは受検機会が限られるぶん、情報が少ないまま本番を迎える人が多い形式です。

だからこそ、名前を見つけた時点で設問の型だけ確認しておくと、当日の負担がはっきり軽くなります。

所要時間の内訳は「eF-1Gの所要時間と問題数|何分かかる?時間切れ対策」で確認できます。

参考にした一次情報源

導入実績と事例企業名は提供元の公式サイトで確認し、選考での出題企業は二次情報として区別しています。

  • 株式会社イー・ファルコン 公式サイト(eF-1Gのサービス紹介、導入実績、検査構成、セキュリティ機能)
  • 株式会社イー・ファルコン 公式コラム「eF-1Gとは?」(導入事例:カプコン、SmartHR、さくらインターネット、テクノスジャパン、ノーテープ工業)
  • 株式会社イー・ファルコン 導入事例ページ(水ing)
  • 選考での出題企業は、就活メディアおよび受検者の報告にもとづく二次情報

導入企業と選考フローは年度ごとに変わります。

受検の可能性を確認する際は、必ず志望企業の最新の案内をご確認ください。

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