この記事でわかること
- Webテストは受け直し(やり直し)できるのか、同じ企業で2回目を受けられるのか
- SPI・玉手箱・TG-WEB・C-GABなど形式別の再受験ルールと「何回受けれるか」
- テストセンターで受け直すときの「最新結果のみ」「1年」のルール
- 受け直しできない企業・ケースと、例外的に2回目が認められる3つの場面
- 手応えが悪かったとき、受け直すべきか使い回すべきかの判断基準
著者:テストビズ運営事務局
2021年開業の学習支援チームが運営するWebテスト代行サービス。SPI・玉手箱・TG-WEB・GAB/CAB・SCOA・CUBICなど主要形式から企業オリジナルまで広範囲に対応し、運営チーム累計6,000件超の相談実績をもとに就職活動、転職活動に励む方を支援しています。
最終更新日:2026年9月5日
Webテストの受け直しは「同じ企業では原則1回のみ、別の企業では何回でも」が基本ルールです。
ただし、テストセンター形式は受け直すと前の結果が上書きされ、自宅受検型は企業側の設定次第で2回目の受検自体ができません。
この記事では、形式別の再受験ルールと、受け直すべきかどうかの判断基準を、運営事務局の相談実例とあわせて整理します。
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Webテストは受け直しできる?同じ企業で2回目は受けられる?
結論:同じ企業の同じ選考では、Webテストは原則1回のみで、自分の意思での受け直しはできません。別の企業の選考で同じ形式を受けるのは、回数に制限がありません。
Webテストの受け直しとは、一度受検した検査を、同じ企業の同じ選考で再度受けることを指します。
受検案内メールに「受検は1回のみです」と明記されていることが多く、受検を完了すると受検ボタンは消えます。
一方、「webテスト 2回」「何回受けれる」という疑問の多くは、次の3つが混ざっています。
| 疑問の中身 | 答え |
|---|---|
| 同じ企業で、手応えが悪かったのでやり直したい | 原則不可。企業が再受検を指示した場合のみ可能 |
| 別の企業でもう一度SPI(玉手箱など)を受ける | 可能。企業ごとに受検するのが原則 |
| テストセンターの結果を別の企業に送りたい(使い回し) | 可能。ただし送れるのは最新の結果のみ、有効期限は1年 |
この記事では1つ目の「受け直し」を中心に扱い、3つ目の使い回しは別記事で詳しく解説しています。
関連記事:「Webテストの使い回しとは?できる形式と企業側の判断」
「やり直し」と「再受験」は同じ意味?
就活・転職の文脈では、やり直し・再受験・受け直しはほぼ同じ意味で使われます。
厳密には、企業側の用語では「再受検」と表記され、受検者側が自主的に行う「やり直し」は制度上存在しません。
受検画面のブラウザを閉じて最初から始める、という操作もできません。
この点は、受検途中の中断とあわせて理解しておく必要があります。
関連記事:「Webテストが途中で切れた・エラーが出た時の対処と連絡方法」
形式別の受け直しルール一覧|SPI・玉手箱・TG-WEB・C-GAB
結論:自宅受検型(SPI・玉手箱・TG-WEB)は1企業1回、テストセンター型は会場予約ができれば再受検できますが、企業に送られる結果は最新回のみです。
2026年9月時点の各社公開情報と、運営事務局の相談で確認できた運用をまとめます。
| 形式 | 受検方式 | 同じ企業で受け直し | 別企業での再受検 | 結果の扱い |
|---|---|---|---|---|
| SPI WEBテスティング | 自宅型 | 不可(企業指示がある場合のみ) | 企業ごとに受検 | 企業ごとに独立 |
| SPI テストセンター | 会場型 | 会場予約ができれば再受検可 | 前回結果送信か再受検を選択 | 最新結果のみ有効。有効期限は最終受検から1年 |
| 玉手箱・Web-GAB・Web-CAB | 自宅型 | 不可(企業指示がある場合のみ) | 企業ごとに受検 | 企業ごとに独立 |
| C-GAB・C-CAB | 会場型 | 会場予約ができれば再受検可(要確認) | 結果送信か再受検 | 有効期限内の結果を送信(詳細は要確認) |
| TG-WEB | 自宅型 | 不可(企業指示がある場合のみ) | 企業ごとに受検 | 企業ごとに独立 |
| SCOA(テストセンター) | 会場型 | 企業の設定による(要確認) | 企業ごとに受検が原則 | 企業ごとに独立が多い |
| CUBIC・TAL・ミキワメなど | 自宅型 | 不可 | 企業ごとに受検 | 企業ごとに独立 |
SPIの受け直し|WEBテスティングとテストセンターで違う
SPIのWEBテスティングは、企業が発行した受検IDに対して1回の受検が紐づいています。
完了後に受け直す手段は受検者側にはなく、企業がIDを再発行した場合のみ2回目が可能です。
テストセンターは仕組みが異なります。
SPI3公式サイトのテストセンター向けFAQでは、各検査の有効期限は最後に受検してから1年間で、有効期限が切れた結果は前回結果送信できないと案内されています。
つまり、テストセンターは別の企業の受検機会があれば何度でも受け直せますが、企業に送れるのは最後に受けた結果だけです。
関連記事:「SPI対策の始め方|出題範囲と勉強法(就活・転職)」
玉手箱・TG-WEBの受け直し|自宅型は1企業1回
玉手箱・TG-WEBは自宅受検型が中心で、企業ごとに受検URLとIDが発行されます。
同じ企業での受け直しは、通信トラブルなどで企業が再受検を認めた場合に限られます。
別の企業で同じ形式を受けるのは自由で、問題は出題プールから配信されるため、2回目に同じ問題が出るとは限りません。
関連記事:「玉手箱の対策法|計数・言語・英語の勉強手順とコツ」
同じ企業で2回目を受けられる3つの例外
結論:自分の意思では受け直せませんが、①システムトラブル、②企業側からの再受検依頼、③インターンと本選考で別々に実施、の3つは同じ企業で2回目が発生します。
例外1:通信エラー・フリーズによる中断
受検中に中断し、ヘルプデスクの手続きで再開できない場合、企業がIDを再発行して再受検になることがあります。
この場合は「受け直し」ではなく「未完了の受検のやり直し」という扱いで、1回目の途中結果は評価に使われないのが通例です。
ただし再受検の可否は企業判断なので、中断時は必ず締切前に企業へ連絡してください。
例外2:企業から「もう一度受けてほしい」と依頼される
面接後に「適性検査をもう一度受けてください」と案内されるケースがあります。
運営事務局の相談で見られたのは、次の3つの理由です。
- 1回目の結果に極端な傾向(性格検査の回答の一貫性が低いなど)があり、企業が確認したい
- インターン選考時の結果の有効期限が切れ、本選考で最新の結果が必要
- 選考途中で企業がテスト形式を変更した(SPIから玉手箱へなど)
この場合、2回目の結果が1回目より悪くても、最新の結果が使われるのが一般的です。
依頼された再受検は辞退せず、対策時間を確保して臨んでください。
例外3:インターン選考と本選考で別々に実施
同じ企業でも、インターンの選考と本選考は別の選考として扱われ、Webテストが2回課されることがあります。
インターン時の結果を本選考に引き継ぐ企業もあれば、改めて受検させる企業もあり、案内メールで確認するしかありません。
「1回目で通過したから2回目は不要」と思い込み、本選考のWebテストを受け忘れる相談が毎年あります。
関連記事:「インターンのWebテストは本選考に影響する?サマー・秋冬の対策」
テストセンターで受け直すときの5つの注意点
結論:テストセンターの受け直しは「最新結果のみ」「前々回に戻れない」「1年で失効」「前回結果送信は取消不可」「性格検査も再受検」の5点が要注意です。
SPIテストセンターは受け直しの自由度が高い分、判断を誤ると良い結果を失います。
| 注意点 | 内容 | 起きやすい失敗 |
|---|---|---|
| 最新結果のみ | 企業に送れるのは最後に受けた回の結果だけ | 手応えの良かった1回目が、2回目の受検で上書きされる |
| 前々回に戻れない | 2回目が悪くても1回目の結果は選べない | 「どちらか良い方」を選べると誤解 |
| 有効期限1年 | 最終受検日から1年で前回結果送信は不可 | 3年生の6月に受けた結果が4年生の6月以降に使えない |
| 前回結果送信は取り消せない | 一度送信を選ぶと、その企業向けには受け直せない | 形式の異なる企業に誤って送信 |
| 性格検査も再受検 | 会場予約の取消・受け直しの際、性格検査を再度受ける必要がある | 性格検査を先に受けたつもりで会場に行き、受検できない |
SPI3公式サイトのテストセンターFAQでは、受検の予約を取り消した場合は性格検査も再度受検する必要があると案内されています。
受け直しを決めたら、性格検査の受け直しに要する時間(約30分)も日程に組み込んでください。
前回結果送信の操作や、C-GAB・玉手箱の使い回しのルールは、形式別の記事で扱っています。
関連記事:「SPIの使い回しとは?やり方・期限・バレるか(テストセンター)」
関連記事:「C-GABの使い回しとは?やり方・期限と企業側の見え方」
受け直しできない企業・ケース
結論:「受検は1回のみ」と案内している企業、企業独自のWebテスト、制限時間切れで自動送信された検査は、受け直しの相談自体が通りにくいケースです。
受け直しできない企業には、次の傾向があります。
- 受検案内メールに「受検は1回限りです」「ブラウザを閉じると再受検できません」と明記している
- 大量応募を初期選考で絞る目的で実施しており、個別対応の窓口がない
- 企業が自社で作成したオリジナルのWebテストで、システム上の再発行機能がない
- 制限時間切れで未回答のまま自動送信された(中断ではなく「完了」として記録される)
特に4つ目は相談が多く、「時間切れで最後まで解けなかったので受け直したい」という依頼は、企業側から見ると通常の受検完了と区別がつきません。
時間切れは受け直しの理由にならないため、時間配分の対策で防ぐしかありません。
関連記事:「Webテストの時間配分|時間切れ・時間足りないを防ぐ解き方」
運営事務局が見てきた実例|受け直しをめぐる3パターン
結論:「上書きで良い結果を失った」「再受検依頼を軽く見た」「2回目のつもりで受け忘れた」の3つが、受け直しに関する典型的な相談です。
個人が特定されない形で、運営チーム累計の相談実績から紹介します。
パターン1:手応えの良いテストセンター結果を、練習のつもりの2回目で上書き(大学3年・SPI)
早期選考で受けたテストセンターの結果に手応えがあり、通過もしていた相談者です。
「もっと上を狙える」と別の企業で再受検したところ、体調不良で明らかに悪い出来になりました。
以降の企業には最新の悪い結果しか送れず、1回目に戻す手段はありませんでした。
受け直す前に「今の結果で通過している実績があるか」を確認する重要性が分かる例です。
パターン2:最終面接前の再受検依頼を「形式的なもの」と考えた(社会人・玉手箱)
転職活動で最終面接前に「適性検査をもう一度受けてください」と案内された方です。
1回目で通過しているため対策なしで臨み、計数の正答数が大きく落ちました。
結果として内定は出ましたが、企業側から「1回目との差」を面接で質問されています。
再受検依頼は評価に使われる前提で、1回目と同じ準備をして臨む必要があります。
パターン3:インターン通過済みなので本選考の受検は不要と思い込んだ(大学院生・TG-WEB)
サマーインターンでTG-WEBを通過し、本選考でも同じ形式の案内が届いた相談者です。
「同じ企業だから2回目は不要」と判断して受検せず、締切後に未受検の連絡を受けました。
企業に連絡して再受検が認められましたが、締切当日の連絡で延長は1日だけでした。
案内メールが届いたら、前回通過の有無にかかわらず受検が必要と考えてください。
受け直すべき?使い回すべき?判断基準
結論:テストセンターの受け直しは「通過実績がない」「明らかな失敗要因があった」「対策で伸びる余地がある」の3条件がそろったときだけ選びます。
受け直しの判断で迷う人のために、運営事務局が個別対策セッションで使っている基準をまとめます。
| 確認項目 | 使い回す(受け直さない) | 受け直す |
|---|---|---|
| 前回結果での通過実績 | 志望度の近い企業で通過している | 通過実績がない、または落ちている |
| 前回の失敗要因 | 特に思い当たらない | 体調・環境・時間配分など明確な要因がある |
| 対策の進み具合 | 前回から対策していない | 模擬演習で正答数が明確に伸びている |
| 残り日数 | 締切まで3日以内 | 会場予約と対策の時間がある |
| 志望度 | 本命ではない | 本命で、ボーダーが高いと予想される |
3条件がそろわない場合は、現在の結果を使い回して、対策時間を別の形式や面接に回すほうが合理的です。
テストビズの個別対策セッションでも、受け直しの相談は「まず模擬演習で今の実力を測ってから決める」手順を取っています。
2回目で確実に点を伸ばすには?
結論:2回目は「前回の失敗要因を1つ潰す」ことに集中します。全範囲をやり直すより、時間配分と頻出分野の精度を上げるほうが伸びます。
受け直しが決まったら、次の順で準備します。
- 前回の受検を振り返り、失敗要因を1つに特定する(時間切れ・特定分野・環境・体調のどれか)
- 模擬演習を1回受け、現在の正答数と所要時間を測る
- 失敗要因に対応する分野だけを、受検日までの日数で割って毎日解く
- 受検の前日に、時間配分を意識した通し演習を1回行う
- 受検当日は前回と環境・時間帯を変え、同じ失敗が再現しない条件で受ける
前回と同じ準備で臨めば、前回と同じ結果になります。
何を変えるかを決めてから受け直すのが、2回目で伸ばす唯一の方法です。
関連記事:「Webテスト対策の完全ガイド|種類別の勉強法と始め方」
関連記事:「Webテスト対策を1週間で仕上げる短期計画|形式別」
よくある質問(FAQ)
Webテストは何回受けれるのですか?
同じ企業の同じ選考では原則1回です。
別の企業の選考であれば、同じ形式を何回受けても制限はありません。
SPIのテストセンターは会場予約ができれば何度でも受検できますが、企業に送られるのは最後に受けた回の結果だけで、前の結果は上書きされます。
自宅受検型のSPI・玉手箱・TG-WEBは、企業が発行したIDごとに1回で、完了後は受検ボタンが消えます。
「何回でも受けられる=何回でもやり直せる」ではない点に注意してください。
受け直したら1回目の結果は消えますか?
テストセンター形式では、企業に送信できるのが最新の結果に限られるため、実質的に消えたのと同じになります。
前々回の結果を選ぶことはできません。
一方、自宅受検型は企業ごとに結果が独立しているため、A社で受けた結果がB社での受検で消えることはありません。
「消える」のはテストセンター型で受け直したときだけ、と覚えてください。
手応えの良い結果がある場合は、受け直しの前に使い回しで足りないかを検討します。
途中で閉じてしまったら最初からやり直せますか?
やり直せません。
受検画面のブラウザを閉じても、受検は「中断」として記録され、最初からの再スタートはできません。
再開できる場合は続きから、再開できない場合はテスト会社のヘルプデスクで再開手続きをします。
「やり直したいから閉じる」という操作は、受検を止めるだけで、点数をリセットする効果はありません。
中断時の対処と連絡先は、途中で切れたときの記事を参照してください。
企業から再受験を求められました。落ちる前兆ですか?
必ずしもそうではありません。
運営事務局の相談で見られた理由は、性格検査の回答の一貫性の確認、インターン時の結果の有効期限切れ、選考途中でのテスト形式変更の3つが中心です。
いずれも「候補として残っているからこそ再受検を求めている」状況です。
ただし2回目の結果は評価に使われるため、1回目と同じかそれ以上の準備をして臨んでください。
1回目より大きく下がると、面接でその差を質問されることがあります。
テストセンターの結果はいつまで使えますか?
SPI3公式サイトのテストセンターFAQでは、各検査の有効期限は最後に受検してから1年間とされています。
有効期限が切れた結果は前回結果送信ができず、再受検が必要です。
大学3年の夏に受けた結果は、翌年の夏以降の選考には使えません。
早期選考で受けた人ほど期限切れが起きやすいため、本選考の受検案内が届いたら、最終受検日から1年以内かを最初に確認してください。
受け直しができる企業かどうか、事前に見分けられますか?
受検案内メールの文言でおおよそ判断できます。
「受検は1回限り」「再受検はできません」と明記されていれば、自分の意思での受け直しは不可です。
「テストセンターで受検してください」「前回結果送信も可能です」とあれば、テストセンター型で受け直しの余地があります。
明記がない場合は、受検前に企業へ確認するのではなく、1回で完了させる前提で準備してください。
受け直しの可否を尋ねる問い合わせは、企業側に「手応えに自信がない」と受け取られることがあります。
まとめ
Webテストの受け直しについて、要点を再掲します。
- 同じ企業の同じ選考では原則1回のみ。自分の意思での受け直しはできない
- 別の企業では何回でも受検できる。ただしテストセンター型は最新結果だけが有効で、1年で失効
- 同じ企業で2回目が発生するのは、中断トラブル・企業からの再受検依頼・インターンと本選考の別実施の3つ
- 受け直しの前に「通過実績」「失敗要因」「対策で伸びる余地」の3条件を確認する
- 2回目は前回の失敗要因を1つ潰すことに集中し、同じ準備で臨まない
受け直しは「もう一度チャンスがある」制度ではなく、「最新の結果だけが残る」制度です。
受ける前に、今の結果で足りているかを冷静に確かめてから決めてください。
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