玉手箱の例題と問題形式|計数・言語・英語の出題例

この記事でわかること

  • 玉手箱の全形式(計数3・言語3・英語2・性格)の例題と解き方を、運営事務局作成のオリジナル問題で確認できる
  • 形式ごとの問題数・制限時間・出題範囲と、よく出る問題のパターン
  • 例題を解いたときに「解ける」と「間に合う」を分けて確認する方法
  • 無料の練習問題・模試・YouTubeと本番の出題差、過去問が存在しない理由
  • 運営事務局の模擬演習で見た、形式別の正答率と所要時間の実測値

著者:テストビズ運営事務局
2021年開業の学習支援チームが運営するWebテスト代行サービス。SPI・玉手箱・TG-WEB・GAB/CAB・SCOA・CUBICなど主要形式から企業オリジナルまで広範囲に対応し、運営チーム累計6,000件超の相談実績をもとに就職活動、転職活動に励む方を支援しています。
最終更新日:2026年9月5日

「玉手箱ってどんな問題が出るのか、1問でいいから見てみたい」。
形式名だけ知っていて中身を見たことがない、という相談者は少なくありません。
この記事では、玉手箱 例題を計数・言語・英語・性格の全形式について、運営事務局が作成したオリジナル問題で示します。
問題自体は中学〜高校の基礎レベルですが、四則逆算は1問約11秒、図表の読み取りは約31秒という制限時間の中で解く必要があります。
例題を「解けるか」だけでなく「何秒で解けたか」を確認しながら読み進めてください。
なお、玉手箱は問題が非公開で過去問は存在しないため、掲載する例題はすべて形式を再現した練習用です。

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玉手箱の例題を見る前に|問題形式・問題数・時間の一覧

玉手箱の例題とは、日本SHL社の玉手箱の出題形式を再現した練習問題のことです。本番の問題は非公開で過去問はなく、対策本や練習サイトの例題はすべて形式の再現です。

「玉手箱 問題形式」「玉手箱 範囲」「玉手箱 分野」「玉手箱 問題数」「玉手箱 何問」への答えを一覧にします。

科目 形式 標準的な時間・問題数 1問あたり 出題範囲・パターン
計数 四則逆算 9分50問 約11秒 四則演算・分数・小数の逆算
計数 図表の読み取り 15分29問(35分40問の版もある) 約31秒 増加率・構成比・1人あたり・差分
計数 表の空欄推測 20分20問(35分35問の版もある) 60秒 等差・等比・比率・合計の規則
言語 論理的読解(GAB形式) 15分32問(8長文×4問) 約28秒 設問文を正しい・誤り・判断できないで判定
言語 趣旨判定(IMAGES形式) 10分32問(8長文×4問) 約19秒 設問文が筆者の趣旨かどうかを判定
言語 趣旨把握 12分10問 72秒 趣旨に最も近い選択肢を選ぶ
英語 論理的読解(GAB形式) 10分24問(8長文×3問) 25秒 英文で言語と同じ3択判定
英語 長文読解(IMAGES形式) 10分24問 25秒 英文の内容に合う選択肢を選ぶ
性格 性格検査 約20分 行動傾向を選ぶ

※時間・問題数は市販の対策本と受検者からの聞き取りにもとづく標準値で、企業の設定により変わります。

玉手箱は1科目1形式なので、実際に受けるのは計数1形式・言語1形式(+英語1形式)です。
どの形式かは受検開始まで分かりませんが、受検案内の所要時間から推測できることがあります。
玉手箱そのものの説明は「玉手箱とは?出題形式・時間・見分け方(Webテスト)」、対策の全体像は「玉手箱の対策法|計数・言語・英語の勉強手順とコツ」、Webテスト全体の対策手順は「Webテスト対策の完全ガイド|種類別の勉強法と始め方」を参照してください。

関連記事:「玉手箱とは?出題形式・時間・見分け方(Webテスト)」
関連記事:「玉手箱の対策法|計数・言語・英語の勉強手順とコツ」
関連記事:「Webテスト対策の完全ガイド|種類別の勉強法と始め方」

玉手箱の計数の例題|四則逆算・図表の読み取り・表の空欄推測

結論:四則逆算は「空欄のない側を先に1つの数にして逆算」、図表の読み取りは「問われた数値だけを拾う」、空欄推測は「規則を1つ見つけて計算」が解き方です。

「玉手箱 例題 計数」「玉手箱 例題 非言語」向けに、3形式それぞれの例題を示します。
本番は電卓が使えるので、電卓を手元に置いて解いてください。

四則逆算の例題(目標:1問10秒)

次の□に当てはまる数値を求めなさい。

  • 例題1:□ × 6 = 138 − 12
  • 例題2:720 ÷ □ = 45
  • 例題3:□ + 3/8 = 7/8
  • 例題4:0.4 × □ = 18

解答と解き方

例題 解答 解き方
1 21 右辺を先に計算して126。126÷6=21
2 16 720÷45=16。割る数が空欄のときは「左辺÷右辺」
3 1/2(0.5) 7/8−3/8=4/8=1/2
4 45 18÷0.4=45

本番では選択肢から選ぶ形式で、割り切れない場合は最も近い選択肢を選びます。
「右辺を1つの数にしてから逆の演算を1回」という手順を固定すると、1問10秒に近づきます。
詳しい練習法は「玉手箱の四則逆算|9分50問を解き切るコツと練習法」で解説しています。

図表の読み取りの例題(目標:1問30秒)

次の表は、ある会社の製品別売上高(百万円)を示している。

製品 2023年度 2024年度
A 320 352
B 180 198
C 100 90
合計 600 640
  • 例題5:製品Aの2024年度売上高の対前年度増加率はいくらか。
  • 例題6:2024年度の売上高合計に占める製品Bの構成比は、およそいくらか。

解答と解き方

例題 解答 解き方
5 10% (352−320)÷320=0.1。表全体を読まず、Aの2列だけを見る
6 約31% 198÷640=0.309…。合計の列とBの1マスだけを使う

図表の読み取りは「表を読む」のではなく「設問で指定された数値を探して計算する」問題です。
増加率・構成比・1人あたり・差分の4パターンの式を暗記しておくと、30秒以内で処理できます。
詳しくは「玉手箱の図表の読み取り|時間足りない人のコツと練習問題」を参照してください。

表の空欄推測の例題(目標:1問60秒)

次の表は、3つの店舗の月間売上高、来客数、客単価を示している。表の「?」に当てはまる数値を推測しなさい。

店舗 売上高(万円) 来客数(人) 客単価(円)
A店 480 1,600 3,000
B店 640 2,000 3,200
C店 ? 1,500 3,400
  • 例題7:C店の売上高はいくらか。

解答と解き方

例題 解答 解き方
7 510万円 A店・B店から「売上高=来客数×客単価」の規則を確認。1,500×3,400=5,100,000円=510万円

空欄推測は、行(店舗ごと)か列(項目ごと)のどちらかに規則があります。
「等差・等比・合計・掛け算(単価×数量など)」のどれかに当たりをつけ、1つ見つかったらすぐ計算に入ってください。
パターン別の解き方は「玉手箱の表の空欄推測|解き方のパターンと出題企業」にまとめています。

関連記事:「玉手箱の四則逆算|9分50問を解き切るコツと練習法」
関連記事:「玉手箱の図表の読み取り|時間足りない人のコツと練習問題」
関連記事:「玉手箱の表の空欄推測|解き方のパターンと出題企業」

玉手箱の言語の例題|論理的読解・趣旨判定・趣旨把握

結論:論理的読解は本文に「書いてあるか」だけで判断し、なければ「判断できない」を選びます。趣旨判定は筆者が最も言いたいことかで判断します。

「玉手箱 例題 言語」向けの例題です。
言語は知識ではなく判断の基準で正答率が決まります。

論理的読解(GAB形式)の例題(目標:1問30秒)

次の文章を読み、各設問文について、A(本文の内容から正しい)、B(本文の内容から誤り)、C(本文の内容だけでは判断できない)のいずれかを選びなさい。

本文:
在宅勤務を導入する企業が増えている。通勤時間がなくなることで、従業員の時間的な余裕が生まれる一方、同僚との偶発的な会話が減り、部門をまたいだ情報共有が滞るという指摘もある。ある調査では、在宅勤務の日数が週3日を超えると、新入社員が業務の進め方を学ぶ機会が減ると報告された。企業には、出社日を意図的に設けるなどの工夫が求められている。

  • 例題8:在宅勤務では、通勤時間がなくなる。
  • 例題9:在宅勤務を導入した企業は、すべて業績が向上している。
  • 例題10:在宅勤務の日数が週3日を超えると、新入社員の学習機会が減るという報告がある。
  • 例題11:在宅勤務は、同僚との会話を増やす。

解答と解き方

例題 解答 理由
8 A 「通勤時間がなくなる」と本文に明記
9 C 業績については本文にまったく書かれていない。「一般的にはそうかも」でAにしない
10 A 「ある調査では…報告された」と本文にある
11 B 本文は「偶発的な会話が減る」としており、矛盾する

失点が集中するのは例題9のような「Cを選ぶべき設問」です。
本文に書かれていないことを常識で補ってA・Bを選ぶと誤答になります。
「本文以外の知識を使わない」という基準だけで、正答率は大きく変わります。

趣旨判定(IMAGES形式)の例題(目標:1問20秒)

次の文章を読み、各設問文が筆者の趣旨(最も言いたいこと)に合致するならA、合致しないならBを選びなさい。

本文:
読書量を増やしたいと考える人は多いが、多くの人は「時間がない」ことを理由に挙げる。しかし実際には、1日の中で無目的にスマートフォンを見ている時間は平均1時間を超えるという調査もある。読書に必要なのは新たな時間を作ることではなく、すでにある時間の使い道を変えることだ。

  • 例題12:読書量を増やすには、既存の時間の使い方を見直すべきである。
  • 例題13:スマートフォンを見る時間は、1日平均1時間を超える。
  • 例題14:読書には多くの時間が必要である。

解答と解き方

例題 解答 理由
12 A 筆者の主張そのもの
13 B 本文に書いてあるが、根拠として挙げた事実であり趣旨ではない
14 B 筆者はむしろ「新たな時間は不要」と述べており趣旨に反する

趣旨判定は「本文に書いてあるか」ではなく「筆者が一番言いたいことか」で判断します。
例題13のように事実として正しい文をAにするのが典型的な誤答です。

趣旨把握の例題(目標:1問70秒)

上の読書に関する文章の趣旨として最も適切なものを、次から1つ選びなさい。

    1. スマートフォンの使用時間を減らすべきである
    1. 読書量を増やすには、既にある時間の使い道を変えることが重要である
    1. 読書量を増やしたい人は多い
    1. 時間がないという理由は言い訳にすぎない

解答:2
理由:1と4は本文の一部から連想できるが筆者の主張の中心ではなく、3は前提の説明にすぎません。

言語の判断基準の詳しい説明と頻出パターンは「玉手箱の言語対策|論理的読解(GAB形式)と趣旨判定のコツ」を参照してください。

関連記事:「玉手箱の言語対策|論理的読解(GAB形式)と趣旨判定のコツ」

玉手箱の英語の例題|論理的読解と長文読解

結論:英語は言語と同じ3択判定(GAB形式)か内容一致(IMAGES形式)で10分24問です。全文を読まず、設問文のキーワードで本文を探す逆引きで解きます。

「玉手箱 例題 英語」向けの例題です。
英語は実施企業が限られますが、出る場合は「終わらない」相談が最も多い科目です。

論理的読解(GAB形式)の例題(目標:1問25秒)

次の英文を読み、各設問文について、A(本文から正しい)、B(本文から誤り)、C(本文だけでは判断できない)を選びなさい。

本文:
Many companies now allow employees to work from home several days a week. Supporters say this reduces commuting time and improves work-life balance. However, some managers report that new employees learn more slowly without daily contact with experienced colleagues. As a result, several companies have started to require at least two office days per week.

  • 例題15:Some companies require employees to come to the office at least two days a week.
  • 例題16:Working from home always improves productivity.
  • 例題17:Some managers think new employees learn more slowly when working from home.

解答と解き方

例題 解答 理由
15 A 最終文に “require at least two office days per week” とある
16 C productivity(生産性)については本文に記述がない
17 A 第3文に “learn more slowly without daily contact” とある

設問文の “two office days” “productivity” “learn more slowly” などのキーワードで本文を検索するように読めば、全文を訳す必要はありません。
英語の逆引き読みと配分は「玉手箱の英語対策|終わらない人向けのコツと例題」で解説しています。

関連記事:「玉手箱の英語対策|終わらない人向けのコツと例題」

玉手箱の性格検査はどんな問題?

結論:性格検査は約20分で、行動や考え方の設問に「あてはまる〜あてはまらない」で答えます。正解はなく一貫性が見られるため、作り込みより正直な回答が安全です。

性格検査の設問イメージです(例題として運営事務局が作成)。

  • 「計画を立ててから行動するほうだ」
  • 「初対面の人とすぐに打ち解けられる」
  • 「細かい作業を長時間続けるのは苦にならない」

選択肢は「あてはまる/ややあてはまる/どちらともいえない/ややあてはまらない/あてはまらない」などです。
似た内容の設問が言い方を変えて繰り返し出るため、企業の求める人物像に合わせて答えると一貫性が崩れ、面接での質問と矛盾が出ます。
性格検査の注意点は「玉手箱の性格検査(パーソナリティ)|選んではいけない回答は?」で解説しています。

関連記事:「玉手箱の性格検査(パーソナリティ)|選んではいけない回答は?」

玉手箱の練習問題・模試・過去問はどこで手に入る?無料と有料の違い

結論:玉手箱に過去問はありません。練習は対策本の模擬テスト・無料の練習問題・模擬演習で行い、無料問題は形式慣れ、模擬演習は秒数感覚と役割を分けます。

「玉手箱 練習問題 無料」「玉手箱 模試」「玉手箱 過去問」「玉手箱 練習サイト」「玉手箱 youtube」への答えをまとめます。

入手先 向いている用途 限界
市販の対策本(玉手箱・SHL系対応) 全形式の型を解説つきで習得。巻末の模擬テストで通し練習 紙なので画面操作・電卓の併用感が本番と違う
就活サイト・練習サイトの無料問題 形式に慣れる、スキマ時間の反復 問題数・制限時間が本番と異なることが多く、秒数感覚が作れない
YouTubeの解説動画 解き方の手順を目で確認する 見て分かっても手が動くとは限らない。時間計測は別途必要
時間計測つきの模擬演習(有料) 本番と同じ時間・問題数で未回答と誤答を分ける 費用がかかる。型を知らない段階で受けると「全部解けない」で終わる
過去問 存在しない 「玉手箱 過去問」として出回るものは形式再現の練習問題か、規約違反の情報

「玉手箱 webテスト 問題集」を選ぶときは、計数3形式・言語3形式・英語2形式の型が解説されていて、形式ごとの制限時間で通せる模擬テストがついているものを1冊選んでください。
無料サイトと本番の出題差の検証は「Webテスト対策アプリ・無料サイトおすすめ|練習問題まとめ」、対策本の選び方は「玉手箱対策本おすすめ|問題集の選び方と使い方」で解説しています。

関連記事:「Webテスト対策アプリ・無料サイトおすすめ|練習問題まとめ」
関連記事:「玉手箱対策本おすすめ|問題集の選び方と使い方」

運営事務局の模擬演習データ|形式別の正答率と所要時間の実測値

結論:模擬演習の初回では四則逆算の到達問数が20問前後、図表の読み取りが10問前後で、正答率より未回答の多さが目立ちます。例題は秒数を計って確認します。

運営事務局の模擬演習(玉手箱形式)で見られる、初回受検者の典型的な実測値です。
個人が特定されない形での典型例で、対策後の数値は1週間の練習後の目安です。

形式 初回の到達問数 初回の正答率(解いた問題のうち) 1問あたりの実測時間 1週間後の到達問数
四則逆算(9分50問) 20〜25問 8〜9割 22〜27秒 38〜42問
図表の読み取り(15分29問) 10〜13問 7〜8割 70〜90秒 22〜25問
表の空欄推測(20分20問) 9〜12問 6〜7割 100〜130秒 14〜16問
論理的読解(15分32問) 20〜24問 6〜7割 38〜45秒 30〜32問
趣旨判定(10分32問) 22〜26問 6割前後 23〜27秒 30〜32問

読み取れることは2つあります。

  • 初回は「解いた問題の正答率」は高いのに「到達問数」が少ない。つまり課題は知識ではなく速さ
  • 言語は到達問数より正答率が課題で、A/B/Cの基準が固まると1週間で正答率が1〜2割上がる

「玉手箱 よく出る問題」「玉手箱 パターン」を探す前に、この表を目安に自分の初回の数値を計ってみてください。
自分の課題が「速さ」か「判断基準」かで、次にやることが変わります。

実例:例題を「解けた」で満足していた大学3年生

対策本の例題を一通り解いて「全部解けた」と安心して受検し、四則逆算で半分止まりだったという相談です。
模擬演習で計ると1問25秒で、目標の11秒の2倍以上かかっていました。
型は身についていたため、電卓を左手・マウスを右手に固定する練習と、9分の通し演習を毎日1回行い、5日後の演習で40問に到達しました。
例題は「解けるか」ではなく「秒数内に解けるか」で確認する、という典型例です。

対策の選択肢の一つとして、テストビズの模擬演習は形式ごとの制限時間で通し、1問ごとの所要時間を記録して未回答と誤答を分ける設計にしています。
対策本の模擬テストとストップウォッチでも、同じ確認は自分でできます。

関連記事:「玉手箱の時間配分と所要時間|終わらない・時間足りない対策
関連記事:「玉手箱のボーダーは何割?正答率の目安と企業別ライン

よくある質問(FAQ)

玉手箱の問題は全部で何問ですか?

企業が組み合わせる形式によって変わります。
標準的な組み合わせでは、計数が50問(四則逆算)・29問(図表の読み取り)・20問(空欄推測)のいずれか、言語が32問(論理的読解・趣旨判定)または10問(趣旨把握)、英語が24問です。
たとえば四則逆算+論理的読解の企業なら計82問、英語つきなら106問です。
問題数より、形式ごとの制限時間で1問に使える秒数を把握しておくほうが、本番の結果に直結します。

玉手箱の過去問はありますか?

ありません。
玉手箱の問題は日本SHL社が非公開で管理しており、受検者が問題を持ち出すことも規約で禁止されています。
「玉手箱 過去問」として出回っている情報は、形式を再現した練習問題か、規約に反する記録のどちらかです。
対策には過去問は不要で、形式ごとの型と制限時間を再現した練習問題で十分に準備できます。
本記事の例題と市販の対策本の模擬テストを、時間を計って解いてください。
規約に反する情報を探す時間があれば、その分を通し演習に回すほうが結果につながります。

玉手箱の無料の練習問題や模試は本番と同じですか?

形式は同じですが、問題数・制限時間・画面が本番と違うことが多いです。
無料問題は「四則逆算の解き方を確認する」「論理的読解のA/B/Cに慣れる」といった形式慣れには十分です。
一方で「9分50問」のような本番の秒数感覚は、同じ時間・問題数で通さないと身につきません。
無料問題で型を確認したあと、対策本の模擬テストや時間計測つきの模擬演習で通し練習を最低2回入れてください。

玉手箱でよく出る問題のパターンは何ですか?

計数では、四則逆算の「右辺先処理→逆の演算」、図表の読み取りの「増加率・構成比・1人あたり・差分」、空欄推測の「等差・等比・合計・単価×数量」が頻出パターンです。
言語では、論理的読解で「一般的には正しいが本文に書かれていない設問文(正解はC)」、趣旨判定で「本文に書いてあるが趣旨ではない設問文(正解はB)」が失点の集中する典型です。
パターン自体は多くなく、それぞれの型を秒数内で処理できるかが結果を分けます。

玉手箱の例題を解けたら本番も大丈夫ですか?

解けるだけでは足りません。
運営事務局の模擬演習では、対策本の例題を「全部解けた」人でも、初回の四則逆算は1問22〜27秒かかり、9分で20問前後しか到達しないのが典型です。
例題は必ず秒数を計り、四則逆算10秒・図表30秒・空欄推測60秒・論理的読解30秒の目標と比べてください。
目標を超えている形式は、型ではなく速さの練習が必要です。
速さは電卓操作と通し演習の回数で決まるので、例題を解き直す回数より、計って解く回数を増やしてください。

玉手箱の計数はどの形式が一番出やすいですか?

受検者からの聞き取りでは、図表の読み取りと四則逆算の報告が多く、表の空欄推測はやや少ない印象です。
ただし企業ごとに固定ではなく、年度によって形式が変わる例もあります。
1科目1形式なので当日まで分かりませんが、3形式とも型を確認しておけば、最初の1問を見た時点で切り替えられます。
時間が限られる場合は、四則逆算と図表の読み取りを優先し、空欄推測は規則の見つけ方だけ確認してください。

玉手箱の例題はYouTubeでも学べますか?

解き方の手順を目で確認する用途では有効です。
四則逆算の逆算の順番や、図表の読み取りで数値を探す視線の動きは、動画で見ると理解が早い部分です。
ただし、見て分かった状態と、電卓を打って秒数内に解ける状態は別です。
動画で型を確認したら、必ず自分で時間を計って解く練習に移ってください。
動画だけで本番に臨んで時間切れになった相談は毎年あります。
動画は「型の確認」、練習は「秒数の獲得」と役割を分けるのが安全です。

まとめ

玉手箱の例題と問題形式の要点です。

  • 玉手箱は計数3形式・言語3形式・英語2形式・性格検査で構成され、実際に受けるのは1科目1形式。過去問は存在しない
  • 計数は「右辺先処理」「問われた数値だけ拾う」「規則を1つ見つける」、言語は「本文に書いてあるか(A/B/C)」「筆者の趣旨か」が解き方の型
  • 例題は「解けるか」ではなく「秒数内に解けるか」で確認する。目標は四則逆算10秒・図表30秒・空欄推測60秒・論理的読解30秒
  • 模擬演習の初回は到達問数が目標の半分前後で、課題は知識より速さ。1週間の計測練習で到達問数が大きく伸びる
  • 無料問題は形式慣れ、対策本の模擬テストと模擬演習は秒数感覚と役割を分けて使う

この記事の例題を、今日、電卓とストップウォッチを用意して解き直してみてください。
秒数を計った結果が、次に何を練習すべきかを教えてくれます。

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