SPI四字熟語・熟語の成り立ちの頻出一覧|覚え方とコツ

この記事でわかること

  • SPIで四字熟語が単独で出るのかという疑問への答え
  • 熟語の成り立ち5パターンの見分け方と、出やすい受検方式
  • 類義語・対義語をペアで覚えるための一覧
  • 四字熟語を「二字+二字」に分けて覚える方法と頻出一覧
  • TG-WEB・SCOAで四字熟語がどう出るかの違いと、例題5問

著者:テストビズ運営事務局
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最終更新日:2026年9月7日

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SPIに四字熟語は出る?単独問題としては出にくい

SPIの言語では、四字熟語の意味を直接問う単独問題は出にくいとされています。
語彙は「語句の意味」「語句の用法」「熟語の成り立ち」の形で問われます。

「SPIでは四字熟語は出ない」という説明を見て語彙対策そのものを軽視してしまう方がいますが、これは危険です。
語彙が不足していれば、空欄補充や文の並べ替えでも安定して得点できません(2026年9月7日確認)。

SPIで語彙が問われる形

分野 問われ方 出やすい方式
語句の意味 示された意味に合う語を選ぶ テストセンター、ペーパー
語句の用法 下線部と同じ用法の文を選ぶ テストセンター、ペーパー
二語の関係 同じ関係の組を選ぶ テストセンター、ペーパー
熟語の成り立ち 二字熟語の構造を判別する WEBテスティング
空欄補充・文の並べ替え 文脈に合う語や順序を選ぶ テストセンター、WEBテスティング

つまりSPIでは、四字熟語そのものより二字熟語の知識のほうが直接得点につながります。
語句の意味と用法は「SPI語句の用法・語句の意味の解き方」(No.259)、二語の関係は「SPI二語の関係の解き方」(No.258)にまとめています。

それでも四字熟語を覚える価値はある

四字熟語の知識は、次の場面で効いてきます。

  • TG-WEBの新型やSCOAでは、四字熟語が直接出題される
  • 企業独自の一般常識テストや作文・面接での語彙力
  • 長文読解で四字熟語が使われている場合の読解速度

受検する検査が確定していない段階なら、覚えて損になることはありません。
ただし優先順位としては、SPIしか受けないと分かっているなら二字熟語が先です。

熟語の成り立ち5パターンと見分け方

熟語の成り立ちは、二字熟語がどんな構造でできているかを判別する問題です。
WEBテスティングで出題されるとされ、パターンは5つに整理できます。

5パターンの一覧

パターン 説明
①似た意味を重ねる 同じような意味の漢字を並べる 豊富、温暖、増加、絵画
②反対の意味を重ねる 対になる漢字を並べる 増減、往復、開閉、明暗
③主語と述語 前が主語、後ろが述語 地震、日没、国立、人造
④動詞+目的語 後ろから前へ返って読む 読書、着席、登山、投球
⑤前が後ろを修飾 前の漢字が後ろを説明する 美人、急流、緑茶、深海

このほか「不安」「未定」「非常」のように、打ち消しの漢字が前につく型を別に立てる解説もあります。

訓読みして文にすると判別できる

最も確実な見分け方は、熟語を訓読みして短い文に直すことです。

  • 「登山」→「山に登る」→ 後ろから返って読むので動詞+目的語
  • 「地震」→「地が震える」→ 前が主語なので主語と述語
  • 「急流」→「急な流れ」→ 前が後ろを説明するので修飾

「〜を〜する」で読めれば④、「〜が〜する」で読めれば③、「〜な〜」で読めれば⑤です。
①と②は意味を見るだけで判断できるため、まずこの2つを確認してから③〜⑤に進むと速く済みます。

類義語・対義語はペアで覚えるのが最短

類義語と対義語は、単語を1つずつ覚えるのではなく、必ずペアで書いて覚えてください。
片方を思い出せばもう片方が出てくる状態にすると、記憶の負担が半分になります。

頻出の類義語

類義語 意味
進歩 発展 前へ進んでよくなること
賛成 同意 意見に従うこと
傾向 風潮 全体としての流れ
我慢 忍耐 こらえること
手段 方法 物事を行うやり方
動機 契機 きっかけとなるもの

頻出の対義語

対義語
慎重 軽率
需要 供給
保守 革新
具体 抽象
拡大 縮小
集中 分散
楽観 悲観
演繹 帰納

対義語は、意味が反対でも品詞や漢字の構造が対応している組が多くあります。
「拡大と縮小」「集中と分散」のように、後ろの漢字も対応しているかを見ると覚えやすくなります。

覚え方の手順

  • 演習で出てきた語だけをノートに書く
  • 1行に「語/類義語/対義語/意味」を並べて書く
  • 1日10組を上限にして毎日続ける

網羅しようとすると続きません。
出てきた語から順に潰すほうが、結果的に本番で当たる確率が高くなります。

四字熟語は「二字+二字」に分けて覚える

四字熟語の多くは、二字熟語が2つ組み合わさった構造をしています。
4文字をそのまま覚えるより、前半と後半に分けて意味を捉えるほうが定着します。

「臨機応変」であれば「臨機」と「応変」に分け、機に臨んで変化に応じる、と読み解けます。
前半が状況、後半が対応や結果を表す組が多いという整理もあります(2026年9月7日確認)。

頻出の四字熟語

四字熟語 読み 意味
臨機応変 りんきおうへん 状況に応じて対応を変えること
呉越同舟 ごえつどうしゅう 仲の悪い者どうしが同じ場に居合わせること
朝令暮改 ちょうれいぼかい 方針が絶えず変わって定まらないこと
四面楚歌 しめんそか 周囲がみな敵で孤立無援なこと
我田引水 がでんいんすい 自分に都合よく物事を運ぶこと
温故知新 おんこちしん 古いものを学んで新しい知識を得ること
大器晩成 たいきばんせい 優れた人物は遅れて頭角を現すこと
明鏡止水 めいきょうしすい 邪念がなく澄みきった心境
徹頭徹尾 てっとうてつび 最初から最後まで貫くこと
疑心暗鬼 ぎしんあんき 疑い出すと何でも怪しく見えること

由来を1行でも知っていると、記憶に残りやすくなります。
「四面楚歌」であれば四方から楚の歌が聞こえた故事、というだけで意味が結びつきます。

TG-WEB・SCOAでは四字熟語が直接出る

四字熟語が単独問題として出るのは、主にTG-WEBの新型とSCOAの言語です。
どちらも知識問題なので、受検が決まっているなら早めに暗記を始める必要があります。

検査ごとの語彙問題の違い

検査 語彙問題の内容 難易度の傾向
SPI 語句の意味・用法、二語の関係、熟語の成り立ち 二字熟語が中心
TG-WEB(新型) 同義語・対義語・ことわざ・四字熟語 難解な語が中心
SCOA(言語) 言葉の意味、四字熟語・故事成語、ことわざ・慣用句、漢字、空欄補充 幅広い

TG-WEBの新型言語には、同義語・対義語・ことわざ・四字熟語を含む語彙問題が出題されると解説されています(2026年9月7日確認)。
注意すべきは難易度で、「一石二鳥」のような誰もが知る語はほとんど出ず、日常では使わない難解な表現が中心になるとされています(同日確認)。

SCOAについては、言語の出題範囲に言葉の意味、四字熟語・故事成語、ことわざ・慣用句、漢字、空欄補充が含まれると整理されています(同日確認)。
またSCOAの言語では誤謬率が計測されないとされるため、分からない問題も必ず埋めておくほうが有利です。

対策の優先順位

  • SPIのみ受検:二字熟語(語句の意味・用法)を優先、四字熟語は余力で
  • TG-WEB新型を受検:難解語中心の語彙集を1冊決めて回す
  • SCOAを受検:四字熟語・ことわざ・漢字は必須。知識問題なので直前対策は効きにくい

TG-WEBの言語は「TG-WEBの言語対策」(No.77)、SCOAの言語は「SCOAの言語・英語対策」(No.101)、SCOA全体は「SCOA対策」(No.95)にまとめています。
受検形式がまだ分からない場合は「WebテストのURL見分け方」(No.4)で先に特定してください。

例題5問|成り立ち・類義語・対義語・四字熟語

解く前に、熟語を訓読みして文に直す手順を試してください。
知識で解く問題は、迷ったら次に進んで時間を残すのが基本です。

例題1(熟語の成り立ち)

「登山」と同じ成り立ちのものはどれか。
A. 読書 B. 増減 C. 急流 D. 温暖

【解答】A
【解説】「山に登る」と後ろから返って読むので動詞+目的語です。「書を読む」も同じ構造です。
Bは反対の意味、Cは修飾、Dは似た意味を重ねた型です。

例題2(熟語の成り立ち)

「日没」と同じ成り立ちのものはどれか。
A. 着席 B. 国立 C. 深海 D. 開閉

【解答】B
【解説】「日が没する」で前が主語です。「国が立てる」も主語と述語の関係にあたります。

例題3(類義語)

「進歩」と最も意味が近いものはどれか。
A. 発展 B. 後退 C. 停滞 D. 保守

【解答】A
【解説】どちらも前へ進んでよくなることを表します。BとCは反対の意味、Dは変化を好まない立場を指します。

例題4(対義語)

「慎重」と反対の意味を持つものはどれか。
A. 軽率 B. 丁寧 C. 堅実 D. 冷静

【解答】A
【解説】慎重は注意深いこと、軽率は深く考えずに行動することです。B・C・Dはいずれも近い意味の語です。

例題5(四字熟語)

「呉越同舟」の意味として正しいものはどれか。
A. 方針が絶えず変わること
B. 仲の悪い者どうしが同じ場に居合わせること
C. 古いものから新しい知識を得ること
D. 周囲がみな敵で孤立していること

【解答】B
【解説】敵対していた呉と越の人が同じ舟に乗り合わせた故事に由来します。
Aは朝令暮改、Cは温故知新、Dは四面楚歌の意味です。

語彙で失点する人には共通点がある

運営事務局が見てきた失点は、覚える量ではなく覚え方と優先順位の誤りです。
多いのは「形式を確認せず覚え始める」「語を単独で覚える」の2つです。

運営事務局が見てきた実例

相談事例1:大学3年生の方
四字熟語を200語ほど暗記していましたが、受検予定はSPIのWEBテスティングのみでした。
出題されるのは熟語の成り立ちだったため、二字熟語の構造判別へ切り替えています。
覚えた四字熟語が無駄になったわけではありませんが、優先順位を誤っていました。

相談事例2:転職活動中の30代の方(SCOA受検)
分からない語を空欄のまま提出していました。
SCOAの言語では誤謬率が計測されないとされるため、必ず埋めるよう伝えたところ、次の受検で正答数が増えています。

相談事例3:大学4年生の方(TG-WEB新型受検)
市販の一般常識向けの語彙集で対策していましたが、本番では見たことのない語ばかりだったとのことでした。
TG-WEB新型は難解語が中心とされるため、難易度の合った教材に切り替えています。

ミスの原因と直し方

よくあるミス 原因 直し方
不要な分野を覚える 受検形式が未確認 案内メールとURLで形式を先に特定
語を単独で覚える 類義語・対義語を分けて学習 1行に語・類義語・対義語をまとめて書く
四字熟語が定着しない 4文字をそのまま暗記している 二字+二字に分けて由来を1行添える
成り立ちの判別に迷う 意味だけで考えている 訓読みして短い文に直す
空欄のまま提出する 誤謬率を過度に気にしている SCOAの言語では埋めるほうが有利とされる

語彙は直前に詰め込んでも定着しにくい分野です。
受検が決まった時点から、1日10組ずつでも始めておくのが結果的に近道になります。

言語全体の進め方は「SPI言語の対策」(No.40)、学習の入口は「SPI対策の始め方」(No.32)、形式をまたいだ全体像は「Webテスト対策の完全ガイド」(No.1)を参照してください。
受検方式ごとの違いは「SPIの受け方4種類」(No.52)にまとめています。

よくある質問(FAQ)

「spi 四字熟語」は覚えなくてよいのですか?

SPIしか受けないと確定しているなら、優先度は低くなります。
SPIの言語では四字熟語の意味を直接問う単独問題はほとんど出ないとされ、語彙は語句の意味・語句の用法・熟語の成り立ちという形で問われるためです。
ただし「出ないから語彙対策は不要」という意味ではありません。
語彙が不足していれば空欄補充や文の並べ替えでも失点しますし、TG-WEBやSCOAを受ける可能性が残っているなら覚えておく価値は十分あります。
受検形式が確定するまでは、二字熟語を優先しつつ四字熟語も並行して触れておくのが安全です。

熟語の成り立ちはどの方式で出ますか?

WEBテスティングで出題されるとする解説が一般的です。
対策サイトの整理では、テストセンターとペーパーテストでは二語の関係や語句の意味が出やすく、WEBテスティングでは熟語の成り立ちや文の並べ替えが出やすいとされています(2026年9月7日確認)。
ただしリクルートマネジメントソリューションズは出題分野を公表していないため、公式に確認できる情報ではありません。
自宅受検の案内が届いている場合は、熟語の成り立ちの5パターンを先に押さえてください。

熟語の成り立ちを速く判別するコツはありますか?

訓読みして短い文に直すことです。
「登山」なら「山に登る」、「地震」なら「地が震える」、「急流」なら「急な流れ」と読み替えます。
「〜を〜する」で読めれば動詞と目的語、「〜が〜する」なら主語と述語、「〜な〜」なら修飾関係です。
似た意味を重ねた型と反対の意味を重ねた型は、意味を見るだけで判断できるので先に確認します。
この順番を固定すれば、1問10秒程度で処理できるようになります。
打ち消しの漢字が前につく「不安」「未定」のような型を別に立てる解説もあります。
選択肢にこの型が混ざっていたら、先に切り分けておくと残りが絞れます。

「spi 類義語 対義語 一覧」はどのくらい覚えればよいですか?

まずは頻出とされる100組程度を目標にしてください。
ただし一覧を最初から丸暗記するより、演習で出てきた語をノートに書き足していく方法のほうが定着します。
1行に「語・類義語・対義語・意味」をまとめて書くと、片方を思い出せばもう片方が出てくる状態になります。
1日10組を上限にして続ければ、1か月で300組前後に触れられる計算です。
語彙は短期間で一気に増やせないため、受検が決まった時点から始めることをおすすめします。

「tgweb 四字熟語」はSPIと同じ対策でよいですか?

難易度が違うため、教材を分けたほうが安全です。
TG-WEBの新型言語には同義語・対義語・ことわざ・四字熟語を含む語彙問題が出題されるとされていますが、「一石二鳥」のような誰もが知る語はほとんど出ず、日常では使わない難解な表現が中心になると解説されています(2026年9月7日確認)。
一般常識向けの語彙集では難易度が合わない可能性があります。
TG-WEB専用の問題集か、語源から意味を説明しているタイプの語彙集を使うほうが効率的です。

「scoa 四字熟語 一覧」はどこまで必要ですか?

SCOAを受検するなら必須の分野です。
SCOAの言語の出題範囲には、言葉の意味、四字熟語・故事成語、ことわざ・慣用句、漢字、空欄補充が含まれると整理されています(2026年9月7日確認)。
知識問題なので直前対策が効きにくく、受検が決まった時点から着手する必要があります。
またSCOAの言語では誤謬率が計測されないとされるため、分からない問題も空欄にせず必ず埋めてください。
四字熟語は読み方も問われる場合があるため、意味と読みをセットで覚えておくと安心です。

四字熟語が覚えられません。何かコツはありますか?

二字+二字に分けて、由来を1行添えてください。
「臨機応変」なら「臨機」と「応変」に分け、機に臨んで変化に応じる、と読み解きます。
「四面楚歌」なら四方から楚の歌が聞こえた故事、と1行書いておくだけで意味が結びつきます。
4文字を記号として丸暗記しようとすると、似た語と混同しやすくなります。
運営事務局の個別対策でも、由来を1行書く方法に変えた方は定着率が明らかに上がっています。
由来が分からない語は、前半と後半それぞれの二字熟語の意味だけでも書き添えてください。
意味のつながりが見えると、字面だけの暗記より格段に思い出しやすくなります。

まとめ

四字熟語と熟語の成り立ちは、受検する検査によって優先順位が大きく変わる分野です。
まず形式を確認してから、覚える対象を決めてください。

要点をもう一度整理します。

  • SPIでは四字熟語の単独問題は出にくく、二字熟語の知識が直接効く
  • 熟語の成り立ちはWEBテスティングで出るとされ、パターンは5つ
  • 判別は訓読みして短い文に直すのが最速
  • 類義語・対義語は1行にまとめてペアで覚える
  • 四字熟語は二字+二字に分け、由来を1行添える
  • 四字熟語が直接出るのはTG-WEBの新型とSCOA。SCOAは誤謬率が計測されないとされ、必ず埋める

語彙は直前に詰め込みにくい分野です。
受検が決まった日から1日10組ずつ、演習で出てきた語を書き足すところから始めてください。

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