この記事でわかること
- SCOAの言語・英語で出る問題の種類と、それぞれの問題数の目安
- 数理・論理・常識と比べたときの、言語・英語の優先順位の決め方
- 頻出のことわざ・慣用句・四字熟語・漢字・類義語(暗記リストつき)
- 長文読解で時間を溶かさない3ステップの解き方
- 英語の頻出単語・文法・発音アクセントの攻略法と練習問題
- 受検日までの残り日数別の勉強計画と、60分120問での時間配分
著者:テストビズ運営事務局
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最終更新日:2026年9月5日
SCOAの言語は「語句の意味」と「長文読解」、英語は「単語・文法・発音アクセント」の知識問題が中心で、どちらも短期の暗記で伸びる科目です。
一方で、SCOAは5科目120問を一括60分で解くため、言語・英語に時間をかけすぎると数理・論理が終わりません。
この記事では、運営事務局が個別対策と模擬演習で見てきたつまずき方をもとに、頻出語句・英単語の暗記リストと、長文読解のコツ、時間配分までをまとめます。
SCOA全体の対策手順は「SCOA対策|5教科の勉強法・おすすめ問題集と優先順位」、形式の基本は「SCOAとは?5教科の出題と種類(A/B/C/i)・受け方」で解説しています。
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SCOAの言語・英語とは?出題範囲と問題数を先に把握する
SCOAの言語は「語句の意味(知識)+長文読解」、英語は「単語・文法・発音アクセント(知識)」で、英語に長文は出ません。どちらも1問30秒以内で処理する科目です。
SCOAとは、日本経営協会総合研究所(NOMA総研)が提供する総合適性検査で、基礎能力検査「SCOA-A」は「言語」「数理」「論理」「常識」「英語」の5尺度で構成されています。
NOMA総研の公式サイトでは回答時間は45〜60分と案内されており、企業・自治体の多くが採用する5尺度版は「60分・120問」として市販の対策本や受検報告で扱われています。
科目ごとの問題数は公式には非公表のため、下表の内訳は市販問題集と受検者の報告をもとにした目安です(要確認)。
| 尺度 | 主な内容 | 問題数の目安 | 1問あたりの目安 |
|---|---|---|---|
| 言語 | 語句の意味・ことわざ・四字熟語・漢字・長文読解 | 約20問 | 20〜40秒 |
| 数理 | 四則計算・方程式・割合・数列 | 約25問 | 30〜40秒 |
| 論理 | サイコロ・空間図形・推論・判断推理 | 約25問 | 30〜60秒 |
| 常識 | 理科・社会・時事 | 約30問 | 15〜20秒 |
| 英語 | 単語・類義語・文法・発音・アクセント | 約20問 | 15〜25秒 |
SCOAは科目ごとに時間が区切られていません。
つまり、言語で1問1分かけると、そのぶん数理や論理の持ち時間が削られます。
「言語・英語は知識で即答し、浮いた時間を数理・論理に回す」のがSCOA全体の基本戦略です。
SCOA言語の出題範囲は「語句の意味」と「長文読解」の2本柱
SCOAの言語問題は、大きく次の2つに分かれます。
- 語句の意味(知識問題):言葉の意味、ことわざ・慣用句、四字熟語・故事成語、漢字の読み、空欄補充、類義語・対義語
- 長文読解(文章理解):1,000字前後の評論文を読み、漢字・語句の言い換え・接続詞の空欄補充・内容一致・主旨を答える
語句の意味は「知っていれば5秒、知らなければ何分考えても解けない」タイプの問題です。
一方、長文読解は1つの文章に4〜5問がぶら下がるため、ここをどう処理するかで言語全体の所要時間が決まります。
SCOAでは誤答による減点(誤謬率の計測)は言語では行われないとされているため、知らない語句は迷わず選んで次に進むのが鉄則です。
SCOA英語の出題範囲は知識問題のみで長文は出ない
SCOAの英語問題は、次の5タイプが中心です。
- 英単語の意味・類義語
- イディオム(熟語)の意味
- 文法の穴埋め(時制・前置詞・関係詞など)
- 発音(下線部と同じ音を含む語を選ぶ)
- アクセント(強く読む位置を選ぶ)
長文読解は出題されないため、英語が苦手な方でも単語帳1冊と高校文法の要点で守れる科目です。
レベルは高校英語(大学受験の基礎〜標準)程度で、TOEICのような速読力は求められません。
SCOA-Cや公務員試験で受ける場合の違いは?
SCOA-Cは事務能力検査で、文書照合や計算の正確さを測る検査です。
「SCOA-C 言語」と検索される方がいますが、SCOA-Cに評論文の長文読解は含まれず、5尺度版とは別物です。
公務員試験(市役所など)のSCOAは民間と同じSCOA-Aを使うケースが多く、言語・英語の内容も基本的に共通です。
ただし自治体によって3尺度(言語・数理・論理)版を使う場合もあり、その場合は英語が出題されません。
受検案内に「5科目」「120問」とあれば5尺度版、「3科目」とあれば3尺度版と判断できます。
SCOAの言語・英語は対策すべき?数理・論理との優先順位
言語・英語は「短時間で伸びるが上限も低い」科目です。残り3日なら常識と並んで最優先、2週間以上あるなら数理・論理を固めたあとの2番手に置くのが効率的です。
SCOAの相談で最も多いのが「5科目もあって、どこから手をつければいいかわからない」という声です。
運営事務局では、初回の模擬演習の結果と受検日までの残り日数をもとに、科目の優先順位を決めています。
科目ごとの「短期で伸びやすさ」を整理すると次のようになります。
| 科目 | 1週間で伸びる度 | 伸びる理由 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 常識 | ◎ | 暗記の効果がそのまま出る | 範囲が広く、絞り込みが必要 |
| 英語 | ◎ | 単語・文法の知識で即答できる | 発音・アクセントは慣れが要る |
| 言語 | ○ | 語句の暗記は直結、長文は解き方で伸びる | 語彙の穴は1週間で埋め切れない |
| 数理 | ○ | 公式と解法パターンで安定する | 計算スピードは反復が必要 |
| 論理 | △ | サイコロ・空間図形はコツで伸びる | 初見の判断推理は時間を食う |
言語の語句問題は「1語=1問」の積み上げです。
英語も同様で、単語・イディオムを100語覚えれば、その分だけ本番で拾える問題が増えます。
ただし、どちらも「知っているか」の勝負であるため、満点を狙うより7割を安定して取る設定にするのが現実的です。
運営事務局が見てきた実例:言語を捨てた人と拾った人の差
個別対策セッションで印象に残っている2つのパターンを、個人が特定されない形でご紹介します。
1つ目は、受検5日前に相談に来た転職活動中の20代後半の方です。
初回演習では数理・論理が安定していた一方、言語の語句問題で半分近くを落としていました。
本人は「言語は今さら伸びない」と捨てる予定でしたが、頻出ことわざ・四字熟語のリストを1日30分×4日で回したところ、2回目の演習で語句問題の正答率が【要確認:演習データ】ポイント改善しました。
長文読解は解き方を変えただけで所要時間が縮まり、浮いた時間を数理に回せています。
2つ目は、大学3年の方で、逆に言語に時間をかけすぎたケースです。
長文読解を「全文をじっくり読んでから設問」という順番で解いており、1文章に6〜7分かかっていました。
結果として数理の後半が空欄のまま終了しています。
設問先読みに切り替えたところ、同じ文章が3分台で処理できるようになりました。
言語は「捨てる・拾う」の二択ではなく、語句は拾い、長文は時間を決めて解くのが正解です。
SCOAの言語で頻出の語句は?ことわざ・慣用句・四字熟語・漢字リスト
頻出語句は「日常で見かけるが正確な意味を言えない語」に集中します。ことわざ・慣用句・四字熟語・漢字の読みをそれぞれ50〜100語ずつ押さえれば、語句問題の7割は対応できます。
SCOAの語句問題は、大学受験の国語ほど難解ではありません。
むしろ「なんとなく知っているが、選択肢に似た意味が並ぶと迷う」レベルの語が中心です。
運営事務局の模擬演習で、受検者が特に落としやすかった語を分野別にまとめました。
頻出ことわざ・慣用句
| 語句 | 意味 | 間違えやすいポイント |
|---|---|---|
| さじを投げる | 見込みがないとあきらめる | 「責任を放棄する」と混同 |
| 虎の尾を踏む | きわめて危険なことをする | 「虎の威を借る狐」と混同 |
| 気が置けない | 遠慮がいらない | 「油断できない」と逆に取る |
| 情けは人のためならず | 人への親切はめぐって自分に返る | 「甘やかすとためにならない」は誤り |
| 役不足 | 力量に対して役目が軽すぎる | 「力不足」と逆に取る |
| 枯れ木も山のにぎわい | つまらないものでも無いよりまし | 目上の人への使用は失礼 |
| 二の足を踏む | ためらう | 「二の舞を演じる」と混同 |
| 灯台下暗し | 身近なことはかえって気づきにくい | 海の灯台ではなく燭台の意 |
| 背水の陣 | 退路を断って全力で臨む | 「絶体絶命」との違い |
| 立つ鳥跡を濁さず | 去るときは後始末をきちんとする | 「飛ぶ鳥を落とす勢い」と混同 |
| 板につく | 態度や動作が役割にしっくり合う | 「身につく」との違い |
| 木で鼻をくくる | 冷淡にあしらう | 「木を見て森を見ず」と混同 |
頻出四字熟語・故事成語
| 語句 | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 一日千秋 | いちじつせんしゅう | 非常に待ち遠しいこと |
| 温故知新 | おんこちしん | 古いことを学び新しい知見を得る |
| 五里霧中 | ごりむちゅう | 見通しがつかず迷うこと |
| 朝三暮四 | ちょうさんぼし | 目先の違いにとらわれ本質を見失う |
| 大器晩成 | たいきばんせい | 大人物は遅れて大成する |
| 臥薪嘗胆 | がしんしょうたん | 目的のために苦労に耐える |
| 杞憂 | きゆう | 無用の心配 |
| 蛇足 | だそく | 余計なつけ足し |
| 推敲 | すいこう | 文章を練り直すこと |
| 李下に冠を正さず | りかにかんむりをたださず | 疑われる行動は避ける |
| 画竜点睛 | がりょうてんせい | 最後の仕上げ |
| 一朝一夕 | いっちょういっせき | わずかな時間(否定形で使う) |
読み・意味を落としやすい漢字と語句
| 語句 | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 欺瞞 | ぎまん | あざむきだますこと |
| 辛辣 | しんらつ | 手厳しいこと |
| 会釈 | えしゃく | 軽いおじぎ |
| 工面 | くめん | 金銭を都合すること |
| 相克 | そうこく | 対立して争うこと |
| 懸念 | けねん | 気にかかって不安なこと |
| 冗長 | じょうちょう | 無駄に長いこと(対義語:簡潔) |
| 陳腐 | ちんぷ | ありふれて古くさいこと |
| 逼迫 | ひっぱく | 余裕がなく差し迫ること |
| 敷衍 | ふえん | 意味をおし広げて説明すること |
| 憂慮 | ゆうりょ | 心配すること(類義語:懸念) |
| 忖度 | そんたく | 他人の心中を推し量ること |
類義語・対義語は「セットで覚える」と2問拾える
SCOAの言語では「同じ意味の語を選べ」「反対の意味の語を選べ」という出題があります。
単語を1つずつ覚えるより、類義語・対義語をペアで覚えるほうが記憶に残り、どちらの形式で出ても対応できます。
- 懸念 ≒ 憂慮・危惧
- 冗長 ⇔ 簡潔
- 抽象 ⇔ 具体
- 楽観 ⇔ 悲観
- 演繹 ⇔ 帰納
- 潜在 ⇔ 顕在
- 相対 ⇔ 絶対
- 寛容 ≒ 寛大 / ⇔ 厳格
暗記のコツは、リストを眺めるのではなく「意味→語」の方向で自分に出題することです。
「疑われる行動は避ける、という意味の故事成語は?」と問い、「李下に冠を正さず」と答える練習を1日10分続けると、選択肢を見た瞬間に正解が浮かぶようになります。
SCOAの長文読解のコツは?文章理解で時間を溶かさない3ステップ
長文読解は「設問先読み→段落ごとに設問と照合→主旨は筆者の問いと答えを探す」の3ステップで、1文章4〜5問を3〜4分で処理できます。
SCOAの長文読解は、評論文1本に対して次のような設問がセットで出ます。
- カタカナ部分を漢字にする(例:「センペンバンカ」→「千変万化」)
- 傍線部の語句の言い換え(例:「あたかも」→「まるで」)
- 空欄に入る接続詞
- 本文の内容と一致するもの
- 本文の主旨として最も適切なもの
設問の半分は語彙力で解けるため、実は「読解」というより「語句問題の応用」です。
運営事務局の演習で見ると、長文読解が遅い方の共通点は「先に全文を精読する」ことでした。
ステップ1:本文より先に設問を全部読む
設問を先に読むと、本文のどこに注目すべきかがわかります。
漢字・言い換え・接続詞の問題は本文の該当箇所だけを見れば解けるので、先に片づけてしまいます。
この時点で、長文読解5問のうち2〜3問は本文を通読せずに正解できます。
ステップ2:接続詞の空欄は前後の段落の関係で決める
空欄補充で最も出るのは接続詞です。
前後の内容が「反対」なら「しかし・だが」、「追加」なら「また・さらに」、「原因→結果」なら「そのため・したがって」、「言い換え」なら「つまり」です。
空欄の直前の文と直後の文だけを読み、関係を一言で言い表せれば、その段階で正解が確定します。
| 前後の関係 | 入りやすい接続詞 |
|---|---|
| 反対・逆接 | しかし、だが、ところが |
| 追加・並列 | また、さらに、そして |
| 原因→結果 | そのため、したがって、だから |
| 言い換え・要約 | つまり、すなわち、要するに |
| 具体例 | たとえば |
ステップ3:主旨問題は「筆者の問い」と「その答え」を探す
内容一致と主旨の問題は、選択肢の吟味に時間がかかります。
コツは、本文の前半にある「〜だろうか」という問いと、後半にあるその答えを見つけることです。
評論文の主旨は、ほぼ必ず「問いへの答え」の位置にあります。
本文に書かれていて正しいが「主旨ではない」選択肢が混ざるので、「筆者が一番言いたいこと」を1文で言えてから選択肢に戻ります。
練習問題:SCOA言語(語句・接続詞)
次の空欄に入る語として最も適切なものを選んでください。
「新製品の評判は上々だった。【 】、生産が追いつかず、販売機会を逃している。」
- そのため
- しかし
- つまり
- たとえば
- また
正解は2です。
前の文は「良い評価」、後ろの文は「うまくいっていない状況」で、反対の内容が並んでいます。
逆接の「しかし」が入ります。
次の語句の意味として正しいものを選んでください。
「役不足」
- 実力が足りず役目を果たせないこと
- 役目が軽すぎて実力に見合わないこと
- 役を降りること
- 交代要員が足りないこと
- 役目を辞退すること
正解は2です。
「力不足」と逆の意味であることを押さえておくと、選択肢1と迷いません。
SCOAの英語対策は?頻出英単語・文法・発音アクセントの攻略法
英語は「単語・イディオム」「文法穴埋め」「発音・アクセント」の3ジャンルに分けて対策します。長文は出ないので、高校レベルの単語帳と文法の要点整理だけで7割を目指せます。
SCOAの英語は、大学受験の基礎レベルで、TOEICのように長文や長い会話文は出題されません。
運営事務局の演習で見ると、英語の初回正答率は「大学受験から何年離れているか」でほぼ決まります。
社会人・転職者の方は「単語は覚えているが、発音・アクセントの問題形式そのものを忘れている」ケースが多く、形式に慣れるだけで正答率が上がります。
出題タイプ別の解き方
| 出題タイプ | 出題例 | 解き方のポイント |
|---|---|---|
| 単語の意味・類義語 | “abandon”に最も近い意味の語は? | 単語帳の基本1,500語で対応 |
| イディオム | “put off”の意味は? | 動詞+前置詞の熟語を50個暗記 |
| 文法穴埋め | I ( ) my homework when he called. | 時制・前置詞・関係詞の3分野を優先 |
| 発音 | 下線部と同じ発音を含む語を選ぶ | 母音・子音の頻出パターンを覚える |
| アクセント | 第1音節を強く読む語はどれ? | 語尾で決まるルールを押さえる |
頻出英単語・イディオム(暗記用)
| 英語 | 意味 | 類義語・関連 |
|---|---|---|
| abandon | 捨てる、断念する | give up |
| accomplish | 成し遂げる | achieve |
| adequate | 十分な | sufficient |
| anticipate | 予想する | expect |
| considerable | かなりの | significant |
| conventional | 従来の | traditional |
| crucial | 決定的に重要な | essential, vital |
| enormous | 巨大な | huge |
| evident | 明らかな | obvious |
| inevitable | 避けられない | unavoidable |
| obtain | 得る | acquire |
| reluctant | 気が進まない | unwilling |
| put off | 延期する | postpone |
| look into | 調査する | investigate |
| carry out | 実行する | perform |
| come up with | 思いつく | think of |
| make up for | 埋め合わせる | compensate for |
| take part in | 参加する | participate in |
| in spite of | 〜にもかかわらず | despite |
| on purpose | わざと | intentionally |
発音・アクセントは「ルール」で半分は解ける
発音問題は、下線部の音が同じ語を選ぶ形式です。
頻出は、次のような母音・子音の組み合わせです。
- “ea”の発音:head(短い「エ」)/ heat(長い「イー」)/ great(「エイ」)
- “ou”の発音:through(「ウー」)/ though(「オウ」)/ tough(「ア」)
- 語末”-ed”の発音:played(d)/ looked(t)/ wanted(id)
- “ch”の発音:chair(チ)/ character(ク)/ machine(シ)
アクセント問題は、語尾によって強く読む位置が決まる単語が狙われます。
| 語尾 | アクセントの位置 | 例 |
|---|---|---|
| -tion / -sion | 直前の音節 | eduCAtion, deCIsion |
| -ic | 直前の音節 | ecoNOmic, draMAtic |
| -ity | 直前の音節 | aBIlity, opporTUnity |
| -ee / -eer | その音節 | employEE, enginEER |
| -ate(動詞) | 2つ前の音節 | COMmunicate, DEmonstrate |
これらのルールを覚えるだけで、初見の単語でも半分は消去法で解けます。
文法穴埋めの頻出ポイント
文法問題は、時制・前置詞・関係詞・比較の4分野で7割を占めます。
- 時制:過去進行形(was doing)と過去完了(had done)の使い分け
- 前置詞:in / on / at の時間・場所の使い分け、depend on、be interested in
- 関係詞:who / which / whose / where の使い分け
- 比較:as 〜 as、比較級 than、the 最上級 of / in
練習問題:SCOA英語
次の空欄に入る語を選んでください。
“She ( ) dinner when the phone rang.”
- cooks
- was cooking
- has cooked
- is cooking
- will cook
正解は2です。
「電話が鳴った(過去)」ときに「料理をしていた(過去の進行中の動作)」なので、過去進行形を選びます。
次の語のうち、第1音節にアクセントがある語を選んでください。
- decision
- economic
- employee
- demonstrate
- ability
正解は4です。
“-ate”で終わる動詞は2つ前の音節、つまりDEmonstrateの第1音節にアクセントがあります。
他の4語はいずれも語尾のルールで第1音節以外にアクセントが来ます。
SCOAの言語・英語の時間配分は?60分120問で何秒使えるか
言語・英語は合計約40問を15分以内で終えるのが目標です。語句・英語の知識問題は15〜20秒、長文読解は1文章4分と上限を決めて解きます。
60分120問のSCOAでは、単純平均で1問30秒です。
ただし科目によって必要な時間が違うため、知識問題で時間を貯め、数理・論理で使うのが基本です。
運営事務局が模擬演習で目安にしている配分は次の通りです。
| 科目 | 問題数の目安 | 目標時間 | 1問あたり |
|---|---|---|---|
| 言語(語句) | 約15問 | 4分 | 15秒 |
| 言語(長文) | 約5問 | 4分 | 1文章まとめて4分 |
| 英語 | 約20問 | 6分 | 18秒 |
| 常識 | 約30問 | 9分 | 18秒 |
| 数理 | 約25問 | 17分 | 40秒 |
| 論理 | 約25問 | 20分 | 48秒 |
言語・英語・常識の知識問題は「3秒考えて浮かばなければマーク」が原則です。
知らない語句は、時間をかけても正答率は上がりません。
長文読解だけは、4分を超えそうなら残りの設問を勘でマークして次の科目に進みます。
マークシート方式の場合は、科目の順番に関係なく得意な科目から解くこともできるため、事前に解く順番を決めておくと本番で迷いません。
受検日までの残り日数別:言語・英語の勉強計画
残り3日なら「頻出リストの暗記+英語の発音アクセントルール」に絞り、1週間あれば長文読解の解き方まで、2週間以上あれば問題集を2周して語彙の穴を埋めます。
SCOAの相談は、受検日の1週間前から3日前に集中しています。
残り日数に応じて、言語・英語にかける時間と内容を決めます。
| 残り日数 | 言語 | 英語 | 1日の目安 |
|---|---|---|---|
| 3日 | 本記事の頻出語句リストを毎日1周 | 発音・アクセントのルール表+頻出単語20語 | 各30分 |
| 1週間 | 問題集の語句パートを1周、長文は解き方を練習 | 単語100語+文法4分野の要点 | 各40分 |
| 2週間以上 | 問題集2周+類義語・対義語をペアで暗記 | 単語300語+問題集の英語パート2周 | 各30分を継続 |
SCOA対策の問題集は、5科目が1冊にまとまったものを1冊選べば十分です。
言語・英語のパートだけを先に2周し、残りの時間を数理・論理に充てる使い方が効率的です。
問題集の選び方は「SCOA対策|5教科の勉強法・おすすめ問題集と優先順位」で比較しています。
受検日が3日以内に迫っている場合は、言語・英語だけでなく5科目の優先順位そのものを見直す必要があります。
形式名と受検期限がわかっていれば、どの科目を捨て、どの科目で稼ぐかの判断は短時間で決まります。
テストビズの模擬演習は、そうした「今の正答率」を先に確認する目的で使われることが多い選択肢の一つです。
よくある質問(FAQ)
SCOAの言語問題は何問出ますか?
SCOA-A(5尺度)の科目別の問題数は、NOMA総研から公式には公表されていません。
市販の対策本や受検者の報告では、言語は約20問とされることが多く、そのうち長文読解が1文章4〜5問程度、残りが語句の意味・ことわざ・四字熟語・漢字などの知識問題です。
ただし、出題される問題のセットは受検回や実施方式によって変わる可能性があります。
本番で「思ったより語句問題が多い・少ない」と感じても慌てないよう、知識問題と長文読解の両方を練習しておくことをおすすめします。
問題数の正確な情報は、企業や自治体から届く受検案内も確認してください。
SCOAの言語で誤答すると減点されますか?
SCOAの言語では、誤答による減点(誤謬率の計測)は行われないとされています。
そのため、知らない語句や迷う選択肢があっても、空欄にせず必ずマークして次に進んでください。
空欄のままでは正解の可能性がゼロですが、5択でマークすれば20%の確率で得点になります。
ただし、SCOAの他の検査(事務能力を測るSCOA-Cなど)では正確さを測る性質上、誤答が評価に影響する場合があります。
受検する検査の種類が案内に書かれているはずなので、事前に確認しておくと安心です。
SCOAの英語は難しいですか?長文は出ますか?
SCOAの英語に長文読解は出題されず、単語・類義語・イディオム・文法穴埋め・発音・アクセントの知識問題が中心です。
レベルは高校英語の基礎〜標準程度で、大学受験の単語帳と文法の要点を覚え直せば対応できます。
運営事務局の相談では「TOEICの点数はあるのに発音・アクセントで落とす」という方が目立ちます。
これは形式に慣れていないだけなので、本記事のルール表と問題集の英語パートを2周すれば改善します。
英語が苦手な方でも、単語100語とアクセントのルールを覚えるだけで、初回より正答率が上がりやすい科目です。
SCOAの言語と非言語(数理・論理)はどちらを優先すべきですか?
残り日数で判断します。
受検まで3日以内なら、暗記の効果がすぐ出る言語(語句)・英語・常識を優先し、数理・論理は頻出パターンの確認だけに絞ります。
1〜2週間あるなら、配点の大きい数理・論理を先に固め、言語・英語は毎日30分ずつ並行して暗記します。
運営事務局の演習では、5科目すべてで6〜7割を取る方のほうが、1科目だけ満点で他が4割の方より総合評価が安定しています。
SCOAの合否は総合得点と尺度別得点の両方で見られるため、極端な捨て科目は作らないほうが安全です。
SCOAの頻出語句は市販の問題集に載っていますか?
SCOA対策本の言語パートには、ことわざ・四字熟語・故事成語・漢字の読みなどの頻出語句がまとまっており、まず1冊で十分です。
本記事のリストは、運営事務局の模擬演習で受検者が落としやすかった語を中心に抜き出したもので、問題集と組み合わせて使うことを想定しています。
問題集を選ぶ際は、5科目が1冊にまとまっていて、語句問題の掲載数が多いものを基準にしてください。
なお、「解答集」と呼ばれるものを購入・使用することは不正行為にあたるおそれがあり、テストビズでは一切取り扱っていません。
本番と同じ問題を暗記するのではなく、頻出の語彙そのものを覚えることが正攻法です。
SCOAの長文読解が時間内に終わりません。どうすればいいですか?
原因の多くは「本文を最初から最後まで精読してから設問に取りかかる」順番にあります。
設問を先に読み、漢字・言い換え・接続詞の問題を本文の該当箇所だけ見て解けば、5問中2〜3問は通読なしで正解できます。
内容一致と主旨の2問だけ、本文の「問い」と「答え」の位置を確認して選択肢を絞ります。
この順番に変えるだけで、運営事務局の演習では1文章の所要時間が6〜7分から3〜4分に縮まった方が多いです。
それでも4分を超える場合は、残りの設問をマークして数理・論理に時間を回す判断も必要です。
公務員試験のSCOAでも言語・英語の内容は同じですか?
市役所などの公務員試験で使われるSCOAは、民間と同じSCOA-A(5尺度)を採用する自治体が多く、言語・英語の出題内容も基本的に共通です。
ただし、自治体によっては英語を含まない3尺度版(言語・数理・論理)を使う場合があります。
受検案内の「科目数」「問題数」「時間」を確認し、英語が含まれるかどうかを先に判断してください。
公務員志望の方は教養試験の対策と重なる部分が多く、特に言語の語句・漢字と英語の基礎は流用できます。
自治体別の傾向は「公務員試験のSCOA|導入自治体・ボーダー・対策の違い」で整理しています。
まとめ
SCOAの言語・英語対策の要点を再掲します。
- SCOAの言語は「語句の意味+長文読解」、英語は「単語・文法・発音アクセント」の知識問題で、英語に長文は出ない
- どちらも短期の暗記で伸びる科目のため、残り3日なら常識と並んで最優先、2週間以上あるなら数理・論理の次に置く
- 頻出のことわざ・四字熟語・漢字・類義語はペアで覚え、「意味→語」の方向で自分に出題する
- 長文読解は設問先読み→接続詞は前後の関係→主旨は筆者の問いと答え、の3ステップで1文章4分以内
- 英語は単語100語+文法4分野+発音アクセントのルール表で7割を目指す
- 言語・英語・常識で時間を貯め、数理・論理に回すのがSCOA全体の時間配分の基本
SCOAは5科目もあるぶん、1科目の出来で合否が決まる試験ではありません。
言語・英語は「知っていれば取れる」問題が大半なので、受検日までの残り時間で覚えられる範囲を決め、確実に拾える問題を増やしていきましょう。
SCOA全体の勉強手順は「SCOA対策|5教科の勉強法・おすすめ問題集と優先順位」、Webテスト対策の全体像は「Webテスト対策の完全ガイド|種類別の勉強法と始め方」をあわせてご覧ください。
Test-Biz
受検期日まで時間がない方へ
テストビズは2021年の開業から累計6,000件超のご相談に対応する中で蓄積された出題傾向のノウハウと、SPI・玉手箱・TG-WEBなどテストごとに精通したスタッフをご用意して、お客様お一人おひとりに合わせたサービスをお届けします。 転職活動中の社会人の方、就活中の学生・大学院生の方、学生時代以来のテストにブランクのある方など、さまざまなお客様にご利用いただいています。お一人おひとりの志望企業、経歴に合わせた点数の取得をお手伝いさせていただく立場でご提供しております。
受検が近い場合は直前対策料金(通常料金の1.33〜2倍)となります。まずはLINEで受検期限をお知らせください。