SCOAとは、NOMA総研(日本経営協会総合研究所)が提供する総合適性検査で、言語・数理・論理・常識・英語の5教科を60分で解く「SCOA-A」を中心に、性格検査SCOA-B、事務能力SCOA-C、Web方式のSCOA-iなど複数の種類があります。
読み方は「スコア」。
SPIや玉手箱と違い、中学・高校の理科・社会(常識)と英語が出題される点が最大の特徴で、民間企業のほか市役所などの公務員試験でも広く使われています。
この記事では、SCOAとは何かという基本から、種類ごとの科目・時間、SPIとの見分け方、テストセンター・Web・マークシートという受け方の違いまで、NOMA総研の公式情報と運営チーム累計6,000件超の相談実績をもとに整理します。
この記事でわかること
- SCOAとは何か(読み方・正式名称・提供会社・開発の経緯)
- SCOA-A・B・C・i・i2の違い(科目・時間・実施方式)
- 5教科(言語・数理・論理・常識・英語)の出題範囲と例題のイメージ
- 3尺度版・5尺度版の見分け方
- テストセンター・OLTC・Web・マークシートの受け方と持ち物
- SPIとの違いと案内メールでの判別方法
- 就活・公務員試験・転職でのSCOAの使われ方
著者情報:テストビズ運営事務局
2021年開業の学習支援チームが運営するWebテスト代行サービス。SPI・玉手箱・TG-WEB・GAB/CAB・SCOA・CUBICなど主要形式から企業オリジナルまで広範囲に対応し、運営チーム累計6,000件超の相談実績をもとに就職活動、転職活動に励む方を支援しています。
最終更新日:2026年9月6日
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SCOAとは?NOMA総研の総合適性検査で「知・情・意」を測る
SCOAとは、1985年に開発されたNOMA総研の総合適性検査であり、基礎能力(知)・パーソナリティ(情・意)・事務能力を複数の検査で多面的に測定します。
SCOA(スコア)は、株式会社日本経営協会総合研究所(NOMA総研)が提供する総合適性検査です。
NOMA総研の公式サイトによると、SCOAは1985年に開発され、「知」「情」「意」の3つの側面から個人を捉えることを目的としています。
累計受検者数は800万名以上とされ、SPI・玉手箱・TG-WEBに続く規模で民間企業と自治体に導入されています。
「基礎能力検査(SCOA)」「総合適性検査(SCOA)」という表記で案内が届くことも多く、いずれも同じNOMA総研のSCOAを指します。
読み方・正式名称・提供会社
- 読み方:スコア
- 正式名称:SCOA総合適性検査
- 提供会社:株式会社日本経営協会総合研究所(NOMA総研)。東京都新宿区に本社を置く研究開発型の企業で、代理店販売を行わず自社で営業していると公式サイトに記載
- 開発:1985年。千葉大学名誉教授を委員長とする「適性評価開発研究委員会」が分析・検証
「SCOAはどこの会社の試験か」という質問は相談でも多く、SPI(リクルートマネジメントソリューションズ)や玉手箱(日本SHL)とは提供会社が異なる独立した検査です。
SPI・玉手箱との位置づけの違い
SPIは職種を問わない汎用型、玉手箱は総合職向けのスピード型です。
SCOAは「学力を含む基礎能力」を測る設計で、常識(理科・社会)と英語が出題される点が他の2つと決定的に違います。
公務員試験の教養試験に近いため、公務員試験の勉強をしている方には馴染みやすく、民間就活だけの方には範囲が広く感じられます。
SCOAの種類は?A・B・C・i・i2の5つを比較
SCOAには基礎能力のA・i・i2、パーソナリティのB、事務能力のCの5種類があり、企業はこのうち1〜3つを組み合わせて実施します。
NOMA総研の公式サイトに掲載されている5つの検査を、受検者に必要な情報に絞って整理します。
| 種類 | 測るもの | 尺度(科目) | 時間 | 実施方式 |
|---|---|---|---|---|
| 基礎能力 SCOA-A | 知能+学力 | 言語・数理・論理・常識・英語(5尺度)または言語・数理・論理(3尺度) | 60分(3尺度は45分が目安) | マークシート・テストセンター・OLTC併用 |
| 基礎能力 SCOA-i | 知能 | 言語・数・論理・空間・知覚の正確さ(4尺度) | 20分 | Web方式(PC・タブレット・スマホ) |
| 基礎能力 SCOA-i2 | 知能 | 言語・数・論理・空間(3尺度) | 60分 | テストセンター(2026年6月提供開始) |
| パーソナリティ SCOA-B | 気質類型・性格特徴・意欲態度 | 質問紙形式 | 約35分が目安 | Web・テストセンター・マークシート |
| 事務能力 SCOA-C | 事務処理の速さと正確さ | 照合・分類・言語・計算・読図・記憶 | 50分が目安 | テストセンター・マークシート |
時間のうち、SCOA-A(5尺度)60分・SCOA-i 20分・SCOA-i2 60分はNOMA総研公式の比較表に基づきます。
3尺度版の45分、SCOA-Bの約35分、SCOA-Cの50分は対策書と受検報告に基づく目安です。
SCOA-A(基礎能力)とは
最も多く実施されている検査で、「実社会で求められる基礎的な知的能力・学力をバランス良く測定」するとNOMA総研は説明しています。
5尺度版は言語・数理・論理・常識・英語の120問を60分、3尺度版は言語・数理・論理の70問前後を45分で解くのが目安です。
就活で「SCOA」と言えば、ほとんどがこのSCOA-Aを指します。
科目ごとの時間区切りはなく、60分の配分は受検者に委ねられます。
SCOA-i・SCOA-i2(基礎能力)とは
SCOA-iは2020年10月に開始されたWeb方式の検査で、言語・数・論理・空間・知覚の正確さの4尺度を20分で測ります。
PC・タブレット・スマートフォンで受検でき、常識・英語は出題されません。
SCOA-i2は2026年6月に提供が始まった新検査で、SCOA-iをベースにテストセンター方式のランダム出題に拡張し、項目反応理論(IRT)を活用して言語・数・論理・空間の3尺度を60分で測ります。
「SCOA-1」と検索している方の多くは、このSCOA-iを指しています。
SCOA-B(パーソナリティ)とは
性格検査で、気質類型・性格特徴・意欲態度に加え、ストレス傾向などを把握するとされています。
単独で実施されることは少なく、SCOA-AやSCOA-Cとセットで実施されるのが一般的です。
対策は不要で、正直に一貫して答えることが最も安全です。
詳しくは「SCOAの性格検査(SCOA-B)」で解説しています。
SCOA-C(事務能力)とは
事務職採用で使われる検査で、「決められた時間内にどれだけ速く正確に回答したか」を把握するとNOMA総研は説明しています。
照合(2つの文字列の相違を探す)・分類(手引きに従って番号を選ぶ)・言語・計算・読図・記憶の6分野で、問題数は250問前後・50分が目安です。
SCOA-Aとは出題の性質がまったく異なり、学力より処理速度と正確さが問われます。
SCOA-Fについて
対策サイトには「SCOA-F(言語・数・論理・空間・知覚の正確さ)」という種類が紹介されていますが、2026年9月時点のNOMA総研公式サイトの検査一覧にはSCOA-Fの記載がありません。
運営事務局が確認した範囲では、SCOA-Fの尺度はSCOA-iと一致しており、統合または改称された可能性がありますが確定情報ではありません。
案内に「SCOA-F」とある場合は、企業の採用担当に科目と時間を確認してください。
SCOA-Aの5教科は何が出る?出題範囲と例題のイメージ
SCOA-Aは言語・数理・論理が各25問前後、常識25問前後、英語20問前後の目安で、中学〜高校の基礎範囲から幅広く出題されます。
| 科目 | 出題範囲 | 例題のイメージ |
|---|---|---|
| 言語 | 語句の意味・四字熟語・ことわざ・慣用句・二語関係・長文読解・敬語 | 「忖度」の意味に最も近いものを選ぶ |
| 数理 | 四則逆算・方程式・損益算・速さ・仕事算・濃度・資料解釈 | 原価800円の商品に25%の利益を見込んだ定価は? |
| 論理 | 推論(順序・位置・真偽)・サイコロ(展開図)・数列・図形認識 | 5人の順位に関する3つの条件から確定する順位を選ぶ |
| 常識 | 理科(物理・化学・生物・地学)・社会(地理・歴史・公民)・時事 | 水の化学式は? / 三権分立の3つの権力は? |
| 英語 | 語彙・熟語・文法・短文和訳(長文読解なし) | look forward toの意味に最も近いものを選ぶ |
科目別の出題数は対策サイトの内訳を丸めた目安で、年度や企業設定により前後します。
「scoaとは 化学」と検索される理由
SCOAの常識には化学式・元素記号・中和反応などの中学〜高校化学が含まれます。
SPIや玉手箱には理科がないため、初めてSCOAを知った方が「適性検査で化学が出るのか」と驚いて検索するケースが多いです。
出題は基礎的な範囲に限られるため、頻出の化学式と元素記号を覚えるだけで対応できます。
常識の範囲は「SCOAの理科・社会・常識対策」で扱っています。
3尺度と5尺度の見分け方
案内メールに「基礎能力検査(SCOA-A(3尺度))」と明記されていれば言語・数理・論理のみ、「5尺度」または科目の記載がなければ常識・英語を含む5教科と考えて準備してください。
所要時間の記載が「45分」なら3尺度、「60分」なら5尺度の可能性が高いです。
迷った場合は5尺度で準備しておけば、3尺度だった時に困ることはありません。
SCOAの受け方は?テストセンター・OLTC・Web・マークシートの違い
SCOAはテストセンター会場・オンライン監督付きのOLTC・自宅Web・会場マークシートの4つの受け方があり、種類によって選べる方式が決まっています。
NOMA総研の公式サイトに基づき、種類ごとの実施方式を整理します。
| 実施方式 | 対応する検査 | 受検場所 | 電卓・持ち物 |
|---|---|---|---|
| テストセンター会場 | SCOA-A・i2・B・C | 全国の専用会場のPC | 電卓不可。本人確認書類が必須。筆記用具・メモは会場の指示による |
| OLTC(オンラインテストセンター) | SCOA-A・B | 自宅などでWebカメラ監督のもと受検 | 電卓不可。本人確認書類・静かな個室・PC・カメラが必要 |
| Web方式 | SCOA-i・B | 自宅などのPC・タブレット・スマホ | 企業の案内に従う |
| マークシート方式 | SCOA-A・B・C | 企業や自治体が指定する会場で紙とマークシート | 電卓不可が一般的。鉛筆・消しゴム |
テストセンター方式の流れ
企業から案内が届いたら、専用サイトで会場と日時を予約し、当日は顔写真付きの本人確認書類を持って受付します。
私物はロッカーに預け、会場のPCで受検します。
NOMA総研の公式サイトでは、2026年からテストセンター会場とOLTCのいずれかを受検者が選べる「OLTC併用」が始まったと案内されています。
テストセンターの服装・持ち物は「SCOAテストセンターの服装・持ち物」で、会場の一覧は「SCOAテストセンターの会場一覧と当日の流れ」で解説しています。
OLTC(オンライン監督官付き)とは
OLTCは、Webカメラを通じて試験監督官が遠隔で受検者を監視する方式です。
自宅で受けられますが、監督官の本人確認と試験中の監視があるため、自宅Webテストとは環境条件が異なります。
静かな個室・安定した通信・PC・Webカメラを用意できる方のみ選んでください。
条件を満たせない場合は、テストセンター会場を予約する方が安全です。
案内メールの「WE」「WG」「WF」などの記号
相談で「SCOAの案内にWEと書いてある」「WGとは何か」と質問されることがあります。
これらは受検案内や受検画面に表示される検査区分の記号と考えられますが、NOMA総研の公開資料に記号の説明は見つかっておらず、運営事務局も意味を断定できません。
記号ではなく、案内に書かれた検査名(SCOA-A・SCOA-iなど)と所要時間で準備内容を判断してください。
SCOAとSPIの違いは?案内メールでの見分け方
SCOAは常識・英語が出て一括60分、SPIは言語・非言語で科目別に時間が区切られ、提供会社も別です。
| 比較項目 | SCOA(SCOA-A) | SPI |
|---|---|---|
| 提供会社 | NOMA総研 | リクルートマネジメントソリューションズ |
| 科目 | 言語・数理・論理・常識・英語 | 言語・非言語(・英語・構造的把握力) |
| 理科・社会 | 出る(常識) | 出ない |
| 時間の区切り | 一括60分 | 科目別に区切り |
| 問題数・時間 | 120問・60分(1問30秒) | テストセンター約35分(問題数は非公開) |
| 出題形式 | 全員が同じ問題(マークシート・テストセンター) | 正答状況で問題が変わる |
| 主な導入先 | 地方銀行・地元企業・自治体・電機メーカーの一部 | 業種を問わず幅広い |
見分け方の3ポイント
- 案内に「SCOA」「基礎能力検査」「NOMA」「日本経営協会」の文字があればSCOA
- 所要時間が「60分(または45分)一括」で理科・社会が出ると書かれていればSCOA
- テストセンター受検でも、SPIテストセンターとSCOAテストセンターは予約サイトも会場も別
「テストセンターでSPIと違う問題が出た」という相談の多くは、SCOAテストセンターを受けたケースです。
SPIとの違いの詳細は「SCOAとSPIの違い」で、Webテスト全体の見分け方は「Webテストの種類一覧」で解説しています。
SCOAは就活・公務員試験・転職でどう使われる?
SCOAは新卒の民間就活では地方銀行・地元企業・電機メーカー、公務員試験では市役所を中心に、転職の中途採用でも一部で使われています。
就活(新卒)での使われ方
運営チーム累計の相談では、地方銀行・信用金庫・地元の有力企業・電機メーカーのグループ会社などで受検報告が多く、テストセンター方式が中心でした。
「SCOAを受けられる企業」を探して練習受検する方もいますが、企業の形式は年度で変わるため、案内メールを最優先にしてください。
導入企業の傾向は「SCOAを導入している企業一覧」で扱っています。
公務員試験での使われ方
市役所や町村役場の一次試験で、従来の教養試験に代えてSCOA-Aを採用する自治体が増えています。
公務員試験の勉強をしていれば数理・論理・言語は対応でき、常識の理科・時事と英語を補うだけで足ります。
「scoaとは 公務員」と検索する方は、自治体の受験案内に「基礎能力検査(SCOA)」と記載されているのを見て調べるケースが大半です。
公務員試験での扱いは「公務員試験のSCOA」に、導入自治体は「公務員試験でSCOAを導入する自治体一覧」にまとめています。
転職(中途採用)での使われ方
地元企業や金融機関の中途採用、公務員の社会人経験者採用でSCOA-Aが課される例があります。
社会人の方は学生時代から時間が経っており、常識の理科・数理の公式を忘れているケースが多いです。
案内が届いたら、まず模擬演習で現状を測り、忘れている分野を特定してください。
運営事務局が見てきたSCOAの実例と対策の始め方
相談で多いのは「SPIだと思って受けたら理科が出た」「3尺度と5尺度を間違えた」「OLTCの環境条件を満たせなかった」の3つです。
運営チーム累計の相談から、個人が特定されない形で3つの実例を紹介します。
実例1:SPIの準備でSCOAテストセンターを受けた大学3年生
地方銀行志望のQさんは「テストセンター受検」の案内をSPIと思い込み、SPIの問題集だけで臨みました。
本番で化学式と日本史の問題が出て動揺し、常識をほぼ白紙で終えています。
2社目からはSCOA専用の問題集で常識の頻出を1週間で押さえ、通過しました。
案内に「SCOA」「基礎能力検査」の文字がないか、最初に確認する習慣が最も重要です。
実例2:3尺度版と知らず常識・英語に時間を使った公務員志望者
市役所志望のRさんは5尺度で準備しましたが、受験案内には「SCOA-A(3尺度)」と明記されており、常識・英語は出題されませんでした。
準備した時間は無駄にはなりませんでしたが、数理・論理に充てられた時間が減っています。
受験案内の「尺度」「科目」の記載を読み、3尺度なら数理・論理・言語に集中してください。
実例3:OLTCを選んで当日に環境チェックで止まった転職者
Sさんは移動時間を節約するためOLTC(オンライン監督付き)を選びましたが、家族がいる環境で個室を確保できず、開始前の環境確認で受検を見送ることになりました。
企業に連絡してテストセンター会場に振り替えてもらえましたが、面接日程が1週間後ろにずれています。
OLTCは「静かな個室・有線または安定した通信・Webカメラ」を満たせる方のみ選び、迷う場合は会場を予約してください。
対策の始め方
SCOAは範囲が広く見えますが、差がつくのは数理と論理の頻出パターンです。
案内が届いたら、種類(A・i・C)と尺度(3・5)を確認し、専用の問題集を1冊選んで3周してください。
科目別の優先順位と勉強計画は「SCOA対策」に、Webテスト全体の進め方は「Webテスト対策の完全ガイド」にまとめています。
残り日数が少ない場合は、形式名と受検期限を送るだけで残り日数に合わせた計画を提案するテストビズの個別対策も、選択肢の一つとして検討してください。
SCOAに関するよくある質問(FAQ)
「SCOAとは」の相談で繰り返し寄せられる7つの疑問に、NOMA総研の公式情報と受検者の聞き取りをもとに答えます。
SCOAとは何の略ですか?読み方は?
SCOAは「スコア」と読みます。
NOMA総研(日本経営協会総合研究所)が1985年に開発した総合適性検査で、公式には「SCOA総合適性検査」が正式名称です。
略語の元となる英語表記は公式サイトで明示されておらず、運営事務局も断定を避けています。
就活の案内では「基礎能力検査(SCOA)」「適性検査SCOA」と表記されることが多く、いずれも同じNOMA総研の検査を指します。
SPIや玉手箱とは提供会社も問題も別です。
SCOAはSPIと何が違いますか?
最大の違いは、SCOAには常識(理科・社会・時事)と英語が出題される点です。
SPIは言語・非言語が中心で理科・社会はありません。
また、SCOA-Aは5教科120問を一括60分で解き、科目ごとの時間区切りがないのに対し、SPIは科目別に時間が区切られています。
提供会社もSCOAはNOMA総研、SPIはリクルートマネジメントソリューションズと異なります。
テストセンター受検でも予約サイトと会場が別なので、案内メールの検査名を確認してください。
SCOA-A・B・C・iの違いを簡単に教えてください
SCOA-Aは基礎能力(言語・数理・論理・常識・英語)を60分で測る中心的な検査、SCOA-Bは性格検査、SCOA-Cは事務職向けの事務能力検査(照合・分類・計算など)、SCOA-iはWeb方式で知能(言語・数・論理・空間・知覚の正確さ)を20分で測る検査です。
2026年6月からはテストセンター対応のSCOA-i2(60分)も始まりました。
企業は「知」を測るA・i・Cのいずれかと、「情・意」を測るBを組み合わせて実施するのが一般的です。
案内に書かれた種類で準備内容が変わります。
SCOAはどこで受けますか?自宅で受けられますか?
SCOA-Aはテストセンター会場、OLTC(オンライン監督付きの自宅受検)、企業指定会場のマークシートのいずれかで受けます。
SCOA-iはWeb方式で、自宅のPC・タブレット・スマートフォンで受検できます。
2026年からSCOA-AとSCOA-Bで「OLTC併用」が始まり、企業が対応していれば会場か自宅(監督付き)を受検者が選べます。
自宅で受ける場合も監督官の本人確認と監視があるため、静かな個室とWebカメラが必要です。
SCOAの試験時間と問題数はどのくらいですか?
SCOA-A(5尺度)は60分で120問、3尺度版は45分で70問前後が目安です。
SCOA-iは20分、SCOA-i2は60分、SCOA-Bは約35分、SCOA-Cは50分で250問前後が目安です。
SCOA-Aは1問あたり30秒しかなく、全問解き終わることを前提にした時間ではありません。
60分・20分・60分(A・i・i2)はNOMA総研公式の値で、その他は対策書と受検報告に基づく目安です。
時間配分の考え方は「SCOAの時間配分」で解説しています。
SCOAの持ち物は何が必要ですか?
テストセンター会場では、顔写真付きの本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど)が必須で、私物はロッカーに預けます。
筆記用具やメモ用紙は会場で用意されるか、持ち込み条件が案内されるため、受検案内の指示に従ってください。
電卓はどの方式でも使用不可が一般的です。
マークシート方式では鉛筆・消しゴムを持参します。
OLTCでは本人確認書類に加え、PC・Webカメラ・静かな個室が必要です。
持ち物で迷ったら、受検案内の記載を最優先にしてください。
SCOAは難しいですか?評価や口コミはどうですか?
知恵袋や口コミでは「範囲が広い」「時間が足りない」という声が多い一方、問題自体は中学〜高校の基礎レベルで「1問1問は難しくない」という評価も多いです。
運営チーム累計の相談でも、対策なしの初回は常識・論理が3割台に落ちる例が大半でしたが、数理・論理の頻出を2週間練習すると25ポイント前後伸びています。
難しさの正体は「範囲の広さ」と「1問30秒」で、学力そのものではありません。
ボーダーと難易度の詳細は「SCOAのボーダーと難易度」で扱っています。
まとめ
SCOAとはNOMA総研の総合適性検査で、常識・英語を含む5教科60分のSCOA-Aが中心。種類と尺度を案内で確認することが対策の第一歩です。
この記事の要点を再掲します。
- SCOAは1985年開発、NOMA総研(日本経営協会総合研究所)の総合適性検査。読み方はスコア
- 種類は基礎能力A・i・i2、パーソナリティB、事務能力Cの5つ。就活で「SCOA」といえばほぼSCOA-A
- SCOA-Aは言語・数理・論理・常識・英語の120問を一括60分。3尺度版は常識・英語なし
- SPIとの違いは理科・社会・英語の有無と、一括時間、提供会社
- 受け方はテストセンター・OLTC(監督付き自宅)・Web・マークシートの4方式。2026年からOLTC併用開始
- テストセンターは顔写真付き本人確認書類が必須、電卓は不可
- 案内メールの「SCOA」「基礎能力検査」「尺度」「所要時間」を最初に確認する
SCOAは範囲の広さに驚く方が多い試験ですが、種類と尺度を正しく把握し、数理・論理の頻出から始めれば、短期間で対応できます。
科目別の勉強法は「SCOA対策」の記事で、優先順位つきに解説しています。
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