TG-WEB eyeとは?見分け方・監視の仕組みと注意点

この記事でわかること

  • TG-WEB eyeとは何か、通常のTG-WEBと何が違うのか
  • 受検前・受検中に監視型かどうかを見分ける4つのサイン
  • AIが何を見ているのか、結果が企業にどう伝わるのか
  • 正しく受検している人が、不要な疑いを持たれないための環境準備
  • メモや電卓が使えるかどうかの確認方法
  • 出題内容そのものは通常のTG-WEBと変わらないという事実

著者:テストビズ運営事務局
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最終更新日:2026年9月8日

この記事は、正規の手順で受検する方に向けたものです。
運営事務局は、代行・替え玉受検・カンニングを一切行わず、それらを助けることもしません。
以下では監視の仕組みを事実として説明しますが、検知を避ける方法を扱うものではありません。

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TG-WEB eyeとは?

TG-WEB eyeとは、ヒューマネージ社が提供する適性検査TG-WEBを、AI監視付きのWebテストとして受検する方式です。自宅などから受けられる利便性はそのままに、替え玉受験やカンニングを抑止する仕組みが加わっています。

重要な点を先に押さえてください。
出題される問題そのものは、通常のTG-WEBと変わりません。

監視が加わるのは受検環境であって、問題の難易度や科目ではありません。
したがって、勉強の中身を変える必要はありません。

提供会社の公式説明

ヒューマネージ社の説明では、TG-WEB eyeはAIが受験中の行動を監視することで替え玉受験やカンニングを抑止する方式とされています。
同社はこれを、従来のマークシート方式、Webテスト方式、テストセンター方式、オンライン監視型Web会場方式に続く「第5の受験方式」と位置づけています。

リリースは2020年12月で、AI監視型のWeb採用試験としては業界初とされています。
2023年8月時点で、導入社数200社・受験者数20万人を突破したと発表されています。

企業側から見た特徴として、AIが監視するため会場のキャパシティに制限がなく、予約枠の上限もないという点が挙げられています。
費用は適性検査の受験料に500円を追加する形で提供されているとされています。

通常のTG-WEBとの違い

項目 通常のTG-WEB(自宅受検) TG-WEB eye
受検場所 自宅など 自宅など(同じ)
カメラ 使用しない 使用する
本人確認 実施されない 実施される
受検中の監視 なし AIが行動を監視
企業への報告 受検結果のみ 不審な行動があれば結果とともに報告
出題内容 従来型または新型 同じ
予約枠 上限なし

出題内容が同じである以上、対策は「TG-WEB従来型(旧型)の対策」と「TG-WEB新型(時短型)の対策」をそのまま進めれば構いません。

監視型かどうかはどう見分けるのか?

カメラの使用許可を求められた時点で、ほぼ確実に監視型です。受検開始前と開始後に、それぞれ判別のサインがあります。

見分けるための4つのサイン

タイミング サイン
受検前 カメラの使用許可を求められる
受検前 カメラの動作確認があり、自分の顔が画面に表示される
受検前 スクリーンショットの禁止や背景に関する注意書きが表示される
受検中 試験画面に自分の顔が映り続ける

通常のTG-WEBでは、これらの手順はありません。
カメラの許可を求められた段階で、監視型だと判断して差し支えありません。

カメラを勝手に起動することは法的な問題につながるため、必ず受検者の許可を取る仕組みになっています。
逆に言えば、この許可画面が判別の最も確実なサインです。

受検URLからは判別しにくい

Webテストの形式判別ではURLのドメインを確認する方法がよく使われますが、監視型かどうかについては、URLだけで見分けるのは難しい場合があります。

そのため、企業からの案内メールの記載を確認するのが先です。
案内に「AI監視型」「カメラ・マイクを使用します」といった記述があれば、その時点で準備を始められます。

形式そのものの判別方法は「WebテストのURL見分け方」にまとめています。

AIは何を見ているのか?

カメラ映像とマイク音声をもとに、受検者本人が一人で受検しているかを確認しています。不審と判断された行動は、受検結果とともに企業へ報告される仕組みです。

報告される仕組み

ヒューマネージ社の説明によれば、不正が疑われる場合は受験結果とともに企業へ報告され、企業が内容を確認して合否を判断できるとされています。

ここは正確に理解しておく価値があります。
AIが即座に合否を決めるわけではありません。
判断するのは企業側です。

つまり、何らかのフラグが立ったとしても、それだけで自動的に不合格になるという構造ではありません。
とはいえ、余計な報告が上がらないに越したことはありません。

正しく受検していても起こりうること

運営事務局には、監視型を受けた方から不安の声が寄せられます。
その多くは、不正をしていないのに疑われるのではないかという心配です。

実際に相談が多いのは次のようなケースです。

  • 家族が部屋に入ってきて、画面に映り込んでしまった
  • 考えるときに無意識で天井を見上げる癖がある
  • 集中すると独り言が出る
  • 通知音やチャイムなど、生活音が入った

これらは不正行為ではありません。
ただし、事前に環境を整えておけば、そもそも起こらなかったものがほとんどです。

不要な疑いを避けるには、何を準備すればよいか?

部屋・機材・時間帯の3点を受検前日までに固めておくことです。当日に慌てて整えると、それだけで集中が乱れます。

運営事務局が見てきた実例:準備不足が本番に響く

監視型に関する相談で最も多いのは、問題の解き方ではなく環境の話です。

最も多いのが、当日になって受検場所を探し始めるケースです。
ある相談では、自室が散らかっていたためリビングで受検することにしたところ、家族の出入りが気になって最初の数問に集中できなかったという話を伺いました。
TG-WEB従来型は1問2分、新型は1問15秒という設計です。
序盤で乱れると立て直す余裕はありません。

次に多いのが、同居している人に伝えていないケースです。
「◯時から◯時まで試験を受けるので入らないでほしい」と一言伝えるだけで、映り込みのリスクはほぼ消えます。

3つ目は、通信環境を確認していないケースです。
映像を送りながらの受検になるため、通常のWebテストより回線への負荷がかかります。

  • 受検場所は前日までに決め、机の上を片づけておく
  • 同居している人に、受検の時間帯を伝えておく
  • スマートフォンや通知が鳴るものは、別の部屋に置く
  • 通信環境を確認し、可能なら安定した接続を選ぶ

前日・当日のチェックリスト

タイミング やること
前日 受検場所を決め、机の上を片づける
前日 カメラとマイクが動作するか確認する
前日 通信環境を確認する
前日 同居している人に時間帯を伝える
当日開始前 通知が鳴る機器を離れた場所に置く
当日開始前 飲み物やティッシュなど、必要なものを手元に置く
当日開始前 照明を確認し、顔が暗く映らないようにする

これらはすべて、正しく受検している人が余計な心配をしないための準備です。
何かを隠すための工夫ではありません。

服装について

自宅受検であっても、極端にラフな服装は避けたほうが無難です。
評価対象ではないとされていますが、映像が企業側に共有される可能性を考えると、部屋着以外を選んでおくほうが安心できます。

背景も同様です。
壁を背にする、あるいはカメラに映る範囲だけでも片づけておけば十分です。

メモや電卓は使えるのか?

受検案内の記載に従ってください。企業や実施設定によって異なるため、一律の答えはありません。

ここは明確にしておきます。
メモや電卓の可否について、提供会社が受検者向けに一律の基準を公開している情報は確認できていません。

そのため、次の順序で確認してください。

  • 企業からの案内メールに記載がないか確認する
  • 受検開始前の注意事項画面を最後まで読む
  • 記載がなければ、企業の採用窓口に問い合わせる

「他の人は使えたらしい」という情報で判断しないでください。
設定は企業ごとに異なります。

計算が必要な形式であれば、電卓が使えない前提で準備しておくほうが安全です。
TG-WEB新型は四則演算が中心ですが、暗算と筆算で処理できる水準に慣れておけば、可否に関わらず対応できます。

なお、注意事項でスクリーンショットの禁止が明示される場合があります。
画面を撮影する行為は、意図に関わらず避けてください。

監視型が増えている背景は?

Webテストでの替え玉受験が社会的な問題として報じられたことが、直接のきっかけです。企業側の不正防止対策への要求が高まりました。

ヒューマネージ社の説明でも、就職活動中のWebテストで替え玉受験が行われて大きなニュースとなり、「公正に評価してほしい」「企業側も不正防止策を徹底すべき」という声が上がったことが、AI監視型の需要につながったと整理されています。

この流れは、受検者にとって不利な変化ではありません。
きちんと準備した人が、正当に評価される環境に近づいているということです。

自宅受検でありながら本人確認と監視が入る方式は、SHL社のC-GAB plusにも見られます。
オンライン監視型は、TG-WEBに限った話ではなくなっています。

C-GAB plusについては「C-GABプラスとは?従来のC-GABとの違いと対策」で解説しています。

結局、何を優先して準備すべきか?

問題の対策が7割、環境の準備が3割です。監視型だからといって、勉強の比重を下げないでください。

残り日数別の優先順位

受検日まで 優先してやること
2週間以上 従来型・新型の両方に触れる。環境確認は1日で済ませる
1週間 出題形式の対策を優先。前日に環境を固める
3日以内 解法の確認に集中。前日夜に受検場所とカメラを確認
前日 環境チェックリストを一通り実行し、早めに休む
当日 開始30分前に着席し、通知機器を片づける

監視の仕組みを詳しく調べる時間は、得点にはつながりません。
仕組みの理解に必要なのは、この記事程度の分量で十分です。

残りの時間は、従来型なら展開図と命題、新型なら語彙と計算速度に充ててください。

対策全体の進め方は「Webテスト対策の完全ガイド」にまとめています。

テストビズでは、形式の特定から演習までを1形式ずつ整理する個別対策を行っています。
対策の選択肢の一つとして、形式名と受検期限を送るだけで進め方を確認できます。

よくある質問(FAQ)

TG-WEB eyeかどうかは、事前にわかりますか?

企業からの案内メールに記載があれば事前にわかります。
記載がない場合でも、受検を開始する前にカメラの使用許可を求められた時点で監視型だと判断できます。
通常のTG-WEBではカメラを使用しないため、この手順があるかどうかが最も確実な判別材料です。
また、受検中は試験画面に自分の顔が映り続けるという特徴もあります。
スクリーンショットの禁止や背景に関する注意書きが表示された場合も、監視型である可能性が高いと考えてください。

出題される問題は通常のTG-WEBと違いますか?

違いません。
TG-WEB eyeは受検方式であり、出題される適性検査そのものはTG-WEBです。
従来型(標準型)か新型(時短型)かという区分も、監視の有無とは無関係に決まります。
そのため、対策としてやるべきことは通常のTG-WEBと同じです。
監視型だと知ったからといって、勉強の内容を変える必要はありません。

家族が部屋に入ってきたらどうなりますか?

その場で不合格が決まるわけではありません。
提供会社の説明では、不審な行動があった場合は受検結果とともに企業へ報告され、企業が内容を確認して判断する仕組みとされています。
つまり、判断するのは企業側です。
とはいえ、余計な報告が上がらないほうがよいのは確かなので、受検前に同居している人へ時間帯を伝えておくことをおすすめします。
「◯時から◯時まで試験なので入らないでほしい」と一言伝えるだけで、ほとんどのリスクは避けられます。

考えるときに上を向く癖があるのですが、大丈夫でしょうか?

その癖だけで不正と判断されることは考えにくいものです。
ただし、気になるのであれば、練習の段階から画面を見たまま考える習慣をつけておくと安心できます。
また、メモを取りながら考える形にすると、視線が手元と画面の範囲に収まりやすくなります。
不安を抱えたまま受検すると、そちらに気を取られて得点が落ちます。
準備で解消できる部分は、事前に解消しておくのが得策です。

メモや電卓は使ってよいのですか?

受検案内の記載に従ってください。
提供会社が受検者向けに一律の基準を公開している情報は確認できておらず、企業や実施設定によって異なる可能性があります。
案内メールと、受検開始前に表示される注意事項を最後まで読んでください。
記載が見当たらない場合は、企業の採用窓口に問い合わせるのが確実です。
他の受検者の体験談で判断するのは避けてください。

服装や背景は評価に影響しますか?

評価対象ではないとされています。
ただし、映像が企業側に共有される可能性を考えると、部屋着を避けて壁を背にするなど、最低限の配慮はしておくほうが安心です。
背景全体を片づける必要はなく、カメラに映る範囲だけで十分です。
また、照明が暗いと顔が判別しにくくなるため、明るさは確認しておいてください。
服装や背景を気にしすぎて対策の時間を削るのは本末転倒です。

AI監視型はこれから増えていきますか?

増える方向にあります。
Webテストでの替え玉受験が社会的な問題として報じられて以降、企業側の不正防止対策への要求が高まったことが背景にあります。
TG-WEB eyeは導入社数200社・受験者数20万人を突破したと発表されており、SHL社のC-GAB plusのように自宅受検で本人認証と監視を行う方式も広がっています。
受検者にとっては、準備した人が正当に評価される環境が整いつつあるということです。
形式の判別と環境の準備を習慣にしておけば、どの検査でも慌てずに済みます。

まとめ

この記事の要点を整理します。

  • TG-WEB eyeは、TG-WEBをAI監視付きのWebテストとして受検する方式。2020年12月リリース
  • 出題される問題は通常のTG-WEBと同じ。対策の中身を変える必要はない
  • 判別はカメラの使用許可と動作確認、受検中に自分の顔が映ることで行う
  • 不審な行動があった場合は受検結果とともに企業へ報告され、判断するのは企業側
  • 正しく受検していても、映り込みや生活音は起こりうる。前日までの環境準備で防げる
  • メモや電卓の可否は受検案内の記載に従う。体験談で判断しない
  • 準備の比重は、問題の対策が7割・環境の準備が3割

監視の仕組みを詳しく調べても、得点は上がりません。
上がるのは、従来型なら展開図と命題、新型なら語彙と計算速度に時間を使ったときです。

受検場所を決めて、机の上を片づけて、同居している人に時間を伝えてください。
それで環境の準備は終わりです。残りはすべて問題演習に使ってください。

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