この記事でわかること
- 公務員試験の「SPI方式」とは何か、従来の教養試験とどう違うのか
- SPI方式を導入している自治体の探し方と、受検方式(テストセンター・WEBテスティング・ペーパー)の傾向
- 民間企業のSPIと公務員試験のSPIで、出題・時間・ボーダーの考え方がどう違うか
- 「適性検査 公務員試験」と検索したときに混同しやすい「事務適性検査」「SCOA」との違い
- 民間併願の相談者に共通する勉強時間の目安と、運営事務局が見てきたSPI方式自治体の得点感
著者:テストビズ運営事務局
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最終更新日:2026年9月5日
「公務員試験なのにSPIで受けられると聞いたが、教養試験の勉強は要らないのか」。
民間企業と公務員を併願する相談者から、毎年3〜6月に増える質問です。
spi 公務員の関係を一言で言うと、従来の教養試験(数的処理・文章理解・社会科学など)の代わりに、民間採用で使われるSPI3を第1次試験に採用する自治体が増えている、ということです。
出題は民間のSPIと同じ言語・非言語・性格検査で、公務員試験特有の法律や時事は原則出ません。
この記事では、SPI方式の仕組み、導入自治体の探し方、民間SPIとの違い、併願者の勉強時間の目安を、相談実績をもとに解説します。
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公務員試験のSPI方式とは?結論:教養試験の代わりにSPI3を使う採用方式
公務員試験のSPI方式とは、第1次試験に教養試験ではなく民間採用向けのSPI3を使う方式です。出題は言語・非言語・性格検査で、専用の勉強は原則不要です。
公務員試験のSPI方式とは、自治体や公的機関が職員採用の第1次試験で、教養試験の代わりにSPI3(リクルートマネジメントソリューションズ提供)を実施する方式のことです。
募集要項では「SPI方式」「SPI3」「基礎能力検査(SPI3)」「テストセンター方式」などと表記されます。
| 項目 | 従来の教養試験 | SPI方式 |
|---|---|---|
| 出題科目 | 数的処理・文章理解・社会科学・人文科学・自然科学・時事など | 言語・非言語(+性格検査)。企業設定により英語・構造的把握力が加わる場合あり |
| 難易度 | 高い。公務員試験専用の対策が必要 | 中学〜高校レベルの基礎問題。民間のSPIと同じ |
| 対策期間の目安 | 半年〜1年 | 2週間〜2ヶ月 |
| 受検方式 | 会場で一斉に筆記 | テストセンター・WEBテスティング・ペーパーテスティングのいずれか(自治体が指定) |
| 併願のしやすさ | 民間との両立が難しい | 民間のSPI対策がそのまま使える |
自治体がSPI方式を導入する理由は、公開されている募集要項や自治体の説明を見る限り、「民間志望者や社会人経験者にも受けやすくして、多様な人材を確保する」ことにあります。
受検者の側から見ると、「教養試験を勉強していないから公務員は無理」という前提が崩れ、選択肢が広がる方式です。
ただし、SPI方式でも第2次試験以降に論文・面接・専門試験が課される自治体はあり、募集要項の全体を読むことが前提です。
SPIそのものの対策は「SPI対策の始め方|出題範囲と勉強法(就活・転職)」で、Webテスト全体の考え方は「Webテスト対策の完全ガイド|種類別の勉強法と始め方」で整理しています。
関連記事:「SPI対策の始め方|出題範囲と勉強法(就活・転職)」
関連記事:「Webテスト対策の完全ガイド|種類別の勉強法と始め方」
SPI方式を導入している自治体はどこ?探し方と受検方式の傾向
結論:都道府県・政令市・市役所で導入が広がり、予備校の公開情報では大卒程度で十数県が例示されています。確実な確認方法は、志望自治体の最新の募集要項です。
「どの自治体がSPI方式か」は年度ごとに変わるため、この記事で一覧を断定することはしません。
探し方と、公開情報で確認できる範囲の傾向を示します。
導入自治体の探し方
- 志望自治体の人事委員会・人事課のページで、最新年度の「試験案内」「募集要項」を開き、第1次試験の科目を確認する
- 「(自治体名) 職員採用 SPI」で検索し、自治体の公式ページを優先して読む
- 公務員試験の求人情報サイトには「SPI方式」で絞り込める一覧があり、締切・採用予定数と合わせて確認できる
- 資格予備校の公開ページには、大卒程度でSPI方式を導入している都道府県の一例として、茨城県・群馬県・福井県・長野県・滋賀県・京都府・大阪府・鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・香川県・愛媛県・長崎県・大分県・宮崎県・鹿児島県などが挙げられています(職種・試験区分により異なるため要確認)
導入状況は職種(行政・技術・保健師など)や試験区分(大卒程度・社会人経験者・秋採用など)によって違い、同じ自治体でも「行政はSPI方式、技術は教養試験」のような設計があります。
自分の受ける区分の要項で確認することが唯一の確実な方法です。
公務員試験のSPIはどの受検方式が多い?
自治体のSPI方式では、次の3つの受検方式が使われています。
| 受検方式 | 公務員試験での使われ方 | 注意点 |
|---|---|---|
| テストセンター | 「テストセンター方式」と表記され、指定期間内に会場かオンライン会場を予約して受検 | 予約枠が3〜4月に埋まりやすい。性格検査の事前受検が必要 |
| WEBテスティング | 自宅PCで期限内に受検 | 電卓可。通信環境と期限管理 |
| ペーパーテスティング | 自治体が指定する会場で一斉にマークシート受検。第1次試験日に面接や論文と同日実施も | 順番自由で戻れる。電卓不可 |
「テストセンターとは 公務員」と調べる人が多いのは、民間就活をしていない受検者にとって「テストセンター」という語自体が初見だからです。
テストセンター方式の予約から当日までの流れは民間と同じで、「テストセンターとは?就活SPIの受け方・当日の流れ・持ち物」で解説しています。
自治体の案内に「前回結果の使用可」とあれば、民間企業向けに受けたテストセンターの結果(最終受検から1年以内)を送信できる場合もあります。
関連記事:「テストセンターとは?就活SPIの受け方・当日の流れ・持ち物」
関連記事:「SPIの受け方4種類|テストセンター・WEB・ペーパー」
民間企業のSPIと公務員試験のSPIは何が違う?
結論:テストの中身は同じSPI3です。違うのは「受検方式が自治体指定」「結果の使われ方が要項で公開されやすい」「倍率が上がりやすい」の3点です。
「spiとは 公務員」「spi試験 公務員」という検索意図には、「民間のSPIと同じものなのか」という疑問が含まれます。
結論として、出題内容・時間・難易度は民間と同じです。
違いは試験の使われ方にあります。
| 比較項目 | 民間企業のSPI | 公務員試験のSPI方式 |
|---|---|---|
| テストの中身 | SPI3(言語・非言語・性格) | 同じ |
| 能力検査の時間 | 約35分(テストセンター・WEB)、70分(ペーパー) | 同じ |
| 受検方式 | 企業が指定 | 自治体が指定(要項に明記) |
| 結果の使われ方 | 非公開。足切りや面接の参考 | 要項に「第1次試験の合否判定に使用」「配点○点」など明記されることが多い |
| ボーダー | 非公開。相談者の通過報告から推定 | 非公開が基本。ただし合格者数と受験者数から倍率は公開される |
| 性格検査 | 面接の参考が中心 | 面接の参考に加え、合否判定に使う旨を明記する自治体もある |
| 英語・構造的把握力 | 企業により追加 | 追加する自治体は少ない(要項で確認) |
「テストセンター 方式 公務員 過去問」と探す人がいますが、SPIは問題が非公開で過去問は存在しません。
市販のSPI3対応問題集(テストセンター・WEBテスティング・ペーパー対応)が、そのまま公務員試験のSPI方式の対策教材になります。
自治体独自の「例題」が要項に載る場合もあるので、要項の末尾まで確認してください。
倍率が上がりやすい点は知っておく
SPI方式は受験しやすいため、導入後に受験者数が増え、倍率が上がる傾向が予備校の公開情報でも指摘されています。
「SPIだから簡単」ではなく、「SPIだから受験者が多く、上位に入る必要がある」と考えて準備するのが安全です。
民間の一般企業で目安とされる正答率より、1〜2割高い水準を目標にしている相談者が、結果として通過しています。
関連記事:「SPIのボーダーは何割?企業別の目安と6・7・8割の難易度」
関連記事:「SPIの指標(7段階)とは?高得点指標・4タブの見方と目安」
「適性検査 公務員試験」の落とし穴|事務適性検査・SCOAとの違い
結論:公務員試験の「適性検査」には、SPI3のほかに高卒程度の事務適性検査やSCOAなど別の検査があります。名前が似ていても別物で、要項の説明文で判別します。
「適性検査 公務員」「適性検査 公務員試験」で調べると、SPIと関係のない検査が混ざって出てきます。
相談で混同が多い3つを整理します。
| 名称 | 中身 | 主に使われる区分 | 対策 |
|---|---|---|---|
| SPI3(基礎能力検査・性格検査) | 言語・非言語+性格 | 大卒程度・社会人経験者の第1次試験 | 民間向けSPI対策と同じ |
| 事務適性検査(適性試験) | 計算・分類・照合などを短時間で大量に処理する検査 | 高卒程度の事務職(国家一般職高卒者試験・地方初級など) | 専用の練習。SPIとは別 |
| SCOA(総合適性検査) | 言語・数理・論理・常識・英語の5尺度 | 市役所・県庁の一部で教養試験の代替として | SCOA専用の対策(理科・社会・常識を含む) |
要項に「適性検査」とだけ書かれている場合は、その説明文(「SPI3を使用」「基礎能力検査」「事務能力検査」など)を読んで判別します。
判別できないときは、自治体の人事担当に問い合わせるのが確実です。
なお、教員採用選考でも一部の自治体で適性検査や性格検査が導入されていますが、SPI3ではない検査であることが多く、要項での確認が必要です。
SCOA方式の自治体については「公務員試験のSCOA|導入自治体・ボーダー・対策の違い」で解説しています。
適性検査の種類全体の整理は「適性検査の種類一覧|SPI以外の形式(V-CAT等)」を参照してください。
関連記事:「公務員試験のSCOA|導入自治体・ボーダー・対策の違い」
関連記事:「適性検査の種類一覧|SPI以外の形式(V-CAT等)」
公務員志望のSPI勉強時間はどれくらい?民間併願者の目安
結論:教養試験の経験がない人で30〜50時間、数的処理の経験者は10〜20時間の形式慣れで足ります。第1次試験の2ヶ月前から1日1時間が現実的です。
「spi 勉強時間 公務員」の相談に対しては、受検者の状態を2つに分けて答えています。
| 受検者の状態 | 必要な勉強時間の目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 教養試験の勉強経験がなく、民間就活もこれから | 30〜50時間 | 非言語の頻出分野(推論・割合・損益・速さ・集合・場合の数)の解法習得+言語の語彙+時間配分 |
| 民間就活でSPIを受けたことがある | 10〜20時間 | 苦手分野の復習と、自治体指定の受検方式(電卓可否・回答形式)への切り替え |
| 教養試験の数的処理を勉強済み | 10〜20時間 | 解法は身についているので、SPIの制限時間(1問1〜2分)に慣れる練習が中心 |
教養試験の数的処理を勉強してきた人は、SPIの非言語を「簡単」と感じる一方で、1問ごとの制限時間に戸惑うことが多いです。
逆に民間就活からの併願者は、公務員試験特有の「申込期間が短い」「第1次試験日が固定」というスケジュールに合わせて、逆算した計画が必要です。
SPI全体の勉強時間の考え方は「SPIの勉強時間はどれくらい?目標点別の目安と配分」でも解説しています。
3〜6月の本選考ピークに公務員SPIが重なる場合
多くの自治体でSPI方式の第1次試験は4〜6月に集中し、民間の本選考と重なります。
運営事務局では、併願者に次の順番を勧めています。
- 3月までに非言語の頻出分野を一通り終える(民間・公務員共通)
- 自治体の要項が出た時点で受検方式を確認し、方式別の練習(電卓・入力式・マークシート)に切り替える
- 公務員のテストセンター方式なら、民間企業のテストセンター受検を先に経験して本番の感覚を作る
- 前回結果の使用が認められている自治体なら、手応えのよかった民間受検の結果を送信する選択肢も検討する
関連記事:「SPIの勉強時間はどれくらい?目標点別の目安と配分」
関連記事:「SPIの時間配分と1問あたりの目安|時間足りない対策」
運営事務局が見てきた実例|SPI方式自治体の得点感
結論:民間併願の相談者では、模擬演習で正答率7割前後に到達した人がSPI方式の第1次試験を通過した報告が多い印象です。教養試験未経験でも2ヶ月で届く水準です。
運営事務局の相談者のうち、民間企業と公務員を併願し、SPI方式の自治体を受けた方の事例を、個人が特定されない形で紹介します。
数値は模擬演習の実測値をもとにした典型例で、自治体の合否基準を示すものではありません。
実例1:教養試験を諦めてSPI方式に切り替えた大学4年生
4月に「教養試験の勉強が間に合わず、SPI方式の県庁を受けたい」と相談。
初回の模擬演習は正答率5割弱で、推論と割合で時間切れが目立ちました。
非言語の頻出6分野に絞って3週間で解法を固め、テストセンター方式に合わせた筆算の練習を加えたところ、受検直前の模擬演習は7割台に乗り、第1次試験を通過しました。
本人の実感では「民間で受けたテストセンターと同じ画面・同じ感覚で、公務員だから特別なことはなかった」とのことです。
実例2:社会人経験者枠でWEBテスティング方式を受けた30代
民間企業で働きながら「社会人経験者採用のSPI方式(WEBテスティング)を受ける」と相談。
10年近く数学から離れており、初回の模擬演習では非言語の正答率が3割台でした。
通勤時間に語彙と公式を、週末に電卓込みの通し演習を2ヶ月続け、直前の模擬演習で6割台後半まで回復。
第1次試験は通過し、その後の論文・面接に進みました。
社会人の方は勉強時間の確保が最大の課題で、「毎日30分でも計測つきで解く」ことが伸びにつながっています。
実例3:数的処理は得意なのにSPIの時間に慣れなかった公務員専願者
教養試験の勉強を1年続けてきた方が、「併願先のSPI方式で時間が足りなかった」と相談。
解法の知識は十分でしたが、1問2〜3分かけて丁寧に解く癖があり、テストセンターの1問ごとの制限で未回答が続いていました。
分野別の上限秒数を決めて2週間練習したところ、正答率はほぼ変わらず到達問題数が増え、次の自治体では通過しました。
数的処理が得意な人ほど、「時間の感覚」だけをSPI用に切り替える必要があります。
| 実例 | 出発点 | 対策期間 | 直前の模擬演習 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 正答率5割弱、教養未経験 | 3週間 | 7割台 | 第1次通過 |
| 2 | 非言語3割台、社会人 | 2ヶ月 | 6割台後半 | 第1次通過 |
| 3 | 知識は十分、時間切れ | 2週間 | 正答率維持・到達問題数増 | 第1次通過 |
対策の選択肢の一つとして、テストビズの個別対策セッションでは、自治体の要項に書かれた受検方式を最初に確認し、その方式に合わせた演習を組んでいます。
市販の問題集でも、方式を確認してから取り組めば同じ準備は可能です。
関連記事:「転職(中途採用)のSPI対策|社会人向けの勉強法と目安」
関連記事:「SPI性格検査の対策|落ちる回答とライスケールの注意点」
よくある質問(FAQ)
公務員試験のSPIは民間のSPIと同じ問題ですか?
同じSPI3です。
言語・非言語・性格検査の構成、約35分(ペーパーは70分)の制限時間、中学〜高校レベルの難易度は民間企業の受検と変わりません。
自治体が問題を独自に作るわけではなく、提供元の問題プールから出題されます。
違いは、受検方式を自治体が指定すること、結果の使い方(合否判定・配点)が要項に明記されることが多いこと、受験者が増えて倍率が上がりやすいことの3点です。
市販のSPI3対応問題集で対策できます。
SPI方式の公務員試験なら教養試験の勉強は要りませんか?
第1次試験がSPI3のみであれば、教養試験(数的処理・社会科学など)の専用対策は原則不要です。
ただし、第2次試験以降に論文・専門試験・教養試験を課す自治体や、SPI3と別に独自の筆記を行う自治体があります。
「SPI方式」という語だけで判断せず、募集要項の試験科目を第1次から最終まで確認してください。
また、面接では志望動機や自治体の課題への理解が問われるため、行政に関する基礎知識は別途必要です。
SPI方式は「筆記の負担が軽い」のであって「準備が要らない」わけではありません。
公務員試験のSPIのボーダーは何割ですか?
自治体は合格ラインを公開していないため、断定できません。
民間の一般企業で目安とされる正答率より受験者数が多く上位に入る必要があるため、運営事務局では7割前後を目標に設定することを勧めています。
相談者の通過報告も、模擬演習で7割前後に到達した人に多い印象ですが、自治体・年度・採用予定数で変わります。
要項に配点や「SPI3の結果と面接を総合して判定」といった記載があれば、その割合も参考にしてください。
公務員試験のテストセンターとは何ですか?会場はどこですか?
提供元が全国に設置する専用会場、または自宅から監督者と接続するオンライン会場で、PCを使ってSPI3を受ける方式です。
自治体から届く案内に従って、指定期間内に会場と日時を予約し、先に自宅で性格検査を受けてから当日の能力検査に臨みます。
会場の場所と空き状況は予約サイトで確認でき、地方でも主要都市に会場があります。
近くに会場がない場合はオンライン会場を選べます。
3〜4月は民間就活と重なって枠が埋まりやすいため、案内が届いたらすぐ予約してください。
民間企業で受けたテストセンターの結果を公務員試験に使い回せますか?
自治体の案内に「前回結果の送信可」と書かれていれば、最終受検から1年以内のテストセンター結果を送信できます。
案内に記載がない、または「新規受検のみ」とある場合は使えません。
一度送信を選ぶと取り消せないため、送るかどうかは慎重に決めてください。
使い回せる場合でも、テストセンターの結果は本人に点数が開示されないため、手応えで判断することになります。
自治体は倍率が上がりやすいので、手応えが平均的なら新しく受け直すほうが安全というのが運営事務局の考え方です。
「適性検査」と書かれた公務員試験はすべてSPIですか?
違います。
高卒程度の事務職で課される事務適性検査(計算・照合・分類を短時間で処理する検査)や、SCOAなどの総合適性検査、教員採用選考の性格検査など、SPI3以外の検査も「適性検査」と表記されます。
要項の説明文に「SPI3」「基礎能力検査」とあればSPI、「事務能力」「速さと正確さ」とあれば事務適性検査、「SCOA」とあればSCOAです。
判別できない場合は人事担当に問い合わせてください。
検査の種類を取り違えると対策がまったく別物になるため、申込前に必ず確認します。
公務員試験のSPIはいつから勉強を始めればいいですか?
第1次試験日の2ヶ月前が目安です。
教養試験の経験がなければ30〜50時間、民間でSPIを受けた経験や数的処理の勉強経験があれば10〜20時間の形式慣れで届く範囲です。
多くの自治体で第1次試験は4〜6月に集中するため、2〜3月から非言語の頻出分野を始め、要項が出た時点で受検方式に合わせた練習に切り替える流れが現実的です。
申込期間が短い自治体もあるので、要項の公開時期も先に確認しておいてください。
まとめ
公務員試験のSPI方式の要点です。
- SPI方式は、教養試験の代わりにSPI3を第1次試験に使う方式。出題は民間と同じ言語・非言語・性格検査で、専用の勉強は原則不要
- 導入自治体は年度・職種・区分で変わるため、最新の募集要項で確認する。受検方式(テストセンター・WEB・ペーパー)も要項に明記される
- 民間との違いは「方式を選べない」「結果の使い方が公開されやすい」「倍率が上がりやすい」の3点。目標は正答率7割前後
- 「適性検査」の表記には事務適性検査やSCOAも含まれるため、要項の説明文で判別する
- 勉強時間は未経験で30〜50時間、経験者は10〜20時間。第1次試験の2ヶ月前から始める
教養試験が壁だった人にとって、SPI方式は公務員への現実的な入口です。
今日、志望自治体の最新の要項を開いて、第1次試験の科目と受検方式を確認することから始めてください。
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