「Webテストの案内に90分と書かれていたが、これは何の形式なのか」。
webテスト 90分という表示は、35分や60分と違って「1科目の制限時間」ではなく「複数科目の合計」か「操作説明を含む所要時間」であることがほとんどです。
その読み解き方と、形式ごとの中身をまとめました。あわせて「Webテストの所要時間一覧」も確認すると全体像がつかめます。
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この記事でわかること
- Webテストの案内に「90分」とある場合に想定すべき形式の候補
- 玉手箱・CBTS(SCOA系)・SPI・GABそれぞれの90分の内訳
- 「所要時間90分」と「回答時間90分」の決定的な違い
- アクセンチュアなどコンサル系で90分と案内されたときの考え方
- 90分の長丁場で最後まで精度を落とさない時間配分
著者:テストビズ運営事務局
2021年開業の学習支援チームが運営するWebテスト対策サービスです。
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最終更新日:2026年9月7日
Webテスト90分は何の形式?候補は玉手箱・CBTS・GABの3系統
90分は単一科目の時間ではありません。玉手箱のフル構成、CBTSテストセンターの所要時間枠、GABのペーパー形式が主な候補で、SPIもオプション科目が付くと90分前後になります。
35分や60分と違い、90分という表示から1つの形式を特定することはできません。
理由は単純で、90分は複数科目を足し上げた合計値だからです。
まずは候補を整理します。
| 形式 | 90分の内訳 | 判断の手がかり |
|---|---|---|
| 玉手箱(フル構成) | 計数35分+言語25分+英語10分+性格20分 | 科目ごとに時間が併記されている |
| CBTSテストセンター | 操作説明・練習を含む所要時間枠(回答は60分程度) | 会場予約制・cbt-solutionsからの案内 |
| GAB(ペーパー形式) | 言語+計数+パーソナリティの所要時間 | 会場でマークシート、電卓使用可 |
| SPI(オプション付き) | 能力検査35分+性格30分+英語または構造的把握力 | 「英語検査」「構造的把握力検査」の記載 |
| 企業独自の組み合わせ | 一般教養60分+適性検査30分など | 採用ページに科目名が明記されている |
この5つのうち、まず切り分けるべきは「回答時間90分」なのか「所要時間90分」なのかです。
ここを取り違えると、必要な準備量の見積もりが倍近くずれます。
「所要時間90分」と「回答時間90分」はどう違うのか?
案内メールの90分には、操作説明・練習問題・本人確認の時間が含まれることがあります。CBTSテストセンターがその典型で、実際の回答時間は60分程度にとどまります。
CBTSテストセンターの90分は回答60分
CBTソリューションズが運営するテストセンターでは、受検案内に所要時間90分と書かれていても、それが丸ごと解答時間とは限りません。
解説記事では、試験案内メールに所要時間90分と書かれている場合、操作説明や練習問題を含めての90分であり、回答時間そのものは60分のケースと同じだと説明されています。
この会場で実施される検査はSCOA系が中心です。
制限時間60分で5科目120問という構成が知られており、1問あたり30秒しか持ち時間がない計算になります。
出題は言語・数理・論理・英語・常識の5科目で、SCOAの対策がそのまま通用します。
- 会場予約制で、cbt-solutionsのドメインから案内が届く
- 所要時間の表記が60分・75分・90分など幅がある
- 回答時間は45分または60分に集約されることが多い
- 常識(理科・社会を含む一般教養)が出る点がSPIと大きく異なる
SCOAは知識で解ける問題の比率が高い形式です。
科目別の勉強順は「SCOA対策」で優先順位を整理しています。
回答時間が丸ごと90分になるケース
一方、玉手箱やGABのように科目を積み上げて90分になる場合は、90分すべてが解答時間です。
この場合、休憩は基本的に挟めません。
自宅受検でも、途中でトイレに立つ前提の設計にはなっていないため、開始前の準備が結果を左右します。
玉手箱の90分はどんな構成になるのか?
玉手箱は科目の組み合わせを企業が選べる形式です。計数・言語・英語・性格をすべて課すと合計が90分前後になり、コンサル・金融系でよく見られます。
科目ごとの制限時間を足すと90分になる
玉手箱は日本エス・エイチ・エル(SHL)が提供する形式で、科目ごとに問題数と時間の組み合わせが固定されています。
| 科目 | 形式 | 問題数/時間 |
|---|---|---|
| 計数 | 図表の読み取り | 40問/35分 または 29問/15分 |
| 計数 | 表の空欄推測 | 35問/35分 または 20問/20分 |
| 計数 | 四則逆算 | 50問/9分 |
| 言語 | 論理的読解(GAB形式) | 32問/15分 または 52問/25分 |
| 英語 | 長文読解 | 24問/10分 など |
| 性格 | 本格版 | 68問/20分 など |
計数35分+言語25分+英語10分+性格20分を足すと90分です。
つまり玉手箱で90分と案内されたら、フル構成が課される可能性が高いと考えてください。
科目別の解き方は「玉手箱の対策法」にまとめています。
アクセンチュアなどコンサル系の90分
コンサルティング業界では玉手箱の採用例が多く報告されています。
アクセンチュアの選考について解説する記事では、Webテストの制限時間がおおむね60〜90分程度で、論理的読解52問25分・計数35問35分といった構成に性格検査を加えて合計約90分になると説明されています。
ただし、企業の出題形式は年度・職種・選考ルートによって変わります。
本記事で紹介した構成も選考体験談ベースの情報であり、公式に公表されたものではありません(最新の出題構成は要確認)。
志望企業名で断定するのではなく、届いた案内メールの科目名と時間を優先してください。
SPIやGABで90分になるのはどんなときか?
SPIは能力検査35分+性格検査30分が基本のため、90分になるのはオプション科目が加わったときです。GABはペーパー形式で言語・計数・パーソナリティを通しで実施すると90分前後になります。
SPIに英語・構造的把握力が加わる場合
SPIの標準構成は能力検査約35分・性格検査約30分の計65分です。
ここに企業がオプション科目を追加すると、合計が90分前後まで伸びます。
- 英語検査(ENG):商社・外資系・海外拠点を持つメーカーなどで追加されます
- 構造的把握力検査:コンサル・総合商社など、情報整理力を重視する企業で見られます
- ペーパーテスティング:言語約30分+非言語約40分+性格約40分で、90分を超える設計です
案内に「英語検査」「構造的把握力検査」という語があれば、SPIである可能性が一気に高まります。
これらはSPI以外ではあまり使われない名称だからです。
基礎からの進め方は「SPI対策の始め方」を参照してください。
GABのペーパー形式は所要90分
GABは新卒総合職向けの形式で、実施方法によって時間が大きく変わります。
解説記事では、ペーパーテスト形式のGABが言語・計数・パーソナリティで所要時間90分、テストセンター形式のC-GABが言語・計数・英語・パーソナリティで所要時間45分と整理されています。
つまり同じGAB系でも、90分ならペーパー形式、45分ならC-GABという読み分けが可能です。
会場に集められてマークシートで受ける案内なら、ペーパー形式のGABを想定してください。
案内メールから90分の正体を絞り込む手順は?
確認する順番は、受検方法(自宅かテストセンターか)、案内元のドメイン、科目名の表記の3つです。90分という数字より、この3点のほうが判別精度は高くなります。
| 確認する場所 | 見えるもの | 絞り込める形式 |
|---|---|---|
| 受検方法 | 自宅受検/会場予約/企業に集合 | 玉手箱・CBTS・GABペーパーの切り分け |
| 案内元ドメイン | cbt-solutions / e-exams4 / arorua.net | CBTS・玉手箱・SPIの識別 |
| 科目名 | 計数/論理的読解/常識/構造的把握力 | 玉手箱・SCOA・SPIの識別 |
| 時間の書き方 | 「所要時間」か「制限時間」か | 操作説明込みか回答時間か |
| 電卓の可否 | 使用可の記載 | 玉手箱・GAB系の可能性が上昇 |
ドメインからの判別は「WebテストのURL見分け方」に一覧でまとめてあります。
90分という時間は、あくまで最後の裏づけとして使うのが実用的です。
運営事務局が見てきた実例:90分の相談で多かった3パターン
運営チーム累計6,000件超の学習相談のうち、90分という時間だけを手がかりに寄せられた相談を匿名化して整理すると、次の3パターンに分かれました。
- パターンA:会場予約制で「所要時間90分」 — CBTSテストセンターのSCOA系。回答時間は60分程度で、常識問題の存在を知らずに驚くケースが多数
- パターンB:自宅受検で科目時間が併記 — 玉手箱のフル構成。英語10分が入っていることに直前まで気づいていない相談が目立った
- パターンC:企業に集合してマークシート — GABのペーパー形式。電卓の持参可否を確認できておらず、当日に慌てた例があった
実務的な学びとして、90分の相談で最も損失が大きいのはパターンAでした。
SPIの対策だけをして臨み、理科・社会を含む常識問題で崩れる流れです。
逆にパターンBは科目時間が見えているため、演習の的を絞りやすく、直前でも立て直しが利きました。
90分を最後まで戦い切るにはどう配分するか?
90分は集中力が切れる長さです。科目の切れ目を休憩点として使い、前半で貯金を作る設計にすると、後半の失速を防げます。
科目が積み上がる90分では、後半に疲労が出た状態で難しい科目が来ることがあります。
玉手箱なら計数35分が最長で、ここで消耗すると言語25分に影響します。
| 局面 | やること | 避けること |
|---|---|---|
| 開始前 | 電卓・メモ用紙・水を手元に置く | 通知が来る状態で始める |
| 最初の10分 | 形式を確定させ、ペースを固定する | 1問目から粘る |
| 中盤 | 科目の切れ目で深呼吸と姿勢のリセット | 惰性で次の科目に入る |
| 終盤 | 未回答をゼロにすることを最優先 | 見直しに時間を使う |
運営事務局の模擬演習では、90分の通し演習を一度も経験せずに本番へ行った受検者ほど、後半20分での正答率低下が大きい傾向が見られました。
分割して練習するのではなく、一度は通しで90分を体験しておくことをおすすめします。
受検日までの残り日数で何をすべきか?
90分枠は科目数が多いぶん、対策の優先順位づけが重要です。残り日数が少ないほど、範囲を広げず配点の大きい科目に絞ってください。
- 残り2週間以上:形式を確定させたうえで、計数(または数理)を軸に全科目を一周します
- 残り1週間:苦手科目を1つに絞り、90分の通し演習を1回入れます。進め方は「Webテスト対策を1週間で仕上げる短期計画」を参照してください
- 残り3日:SCOA系なら常識の理科・社会、玉手箱なら図表の読み取りに集中します
- 前日:新しい教材は開かず、電卓・通信環境・受検リンクの動作確認に充てます
形式がまだ確定していない段階なら、計数系の演習を進めておくのが最も無駄になりません。
玉手箱・SCOA・SPIのいずれに転んでも、図表を読んで計算する力は共通で必要になるからです。
よくある質問(FAQ)
Webテストが90分と案内されました。どの形式だと考えればよいですか?
候補は主に3系統です。
自宅受検で科目ごとの時間が併記されているなら玉手箱のフル構成、会場を予約して受けるならCBTSテストセンターのSCOA系、企業に集合してマークシートならGABのペーパー形式を想定してください。
SPIの場合は能力検査35分と性格検査30分が基本なので、90分になるのは英語検査や構造的把握力検査が追加されたときに限られます。
90分という数字だけで特定はできないため、受検方法と案内元のドメイン、科目名の3点を先に確認するのが確実です。
所要時間90分と書かれていますが、90分ずっと問題を解くのですか?
形式によって異なります。
CBTSテストセンターの場合、案内の90分には操作説明や練習問題の時間が含まれ、実際の回答時間は60分程度と説明されています。
一方、玉手箱やGABのように科目を積み上げて90分になるケースでは、原則として90分すべてが解答時間です。
「所要時間」と書かれていれば説明込み、「制限時間」や科目ごとの分数が併記されていれば解答時間、という読み分けがおおむね通用します。
判断に迷う場合は、90分すべてが解答時間である前提で準備しておくと安全です。
CBTSのテストセンターで90分と言われました。何を勉強すればよいですか?
SCOAの対策を軸にしてください。
CBTSテストセンターで実施される検査は、言語・数理・論理・英語・常識の5科目構成が知られており、制限時間60分で120問という設計が報告されています。
SPIと最も違うのは常識科目の存在で、理科・社会を含む一般教養が問われる点です。
SPIの問題集だけを解いていると、この部分が丸ごと空白になります。
残り時間が少ない場合は、数理と論理を優先し、常識は頻出テーマの確認にとどめる配分が現実的です。
玉手箱で90分ということは、英語も出るということですか?
その可能性が高いと考えてください。
玉手箱は計数35分+言語25分+英語10分+性格20分でおおよそ90分になるため、英語が含まれていないと90分に届きにくい構成です。
ただし、計数と言語を長い形式で組み合わせ、性格検査を厚くして90分になる場合もあります。
案内メールに科目ごとの時間が書かれていれば、そこから英語の有無を判断できます。
英語は長文2題を10分前後で読む形式が中心なので、対策時間が限られるなら、設問を先に読んでから本文を拾う手順だけでも確認しておくと違います。
90分の途中で休憩やトイレに行けますか?
基本的にできない前提で臨んでください。
自宅受検の場合、科目の切り替え時に一時停止できる設計にはなっていないことが多く、離席が不正とみなされるリスクもあります。
テストセンター受検でも、原則として試験中の離席は認められません。
開始前に必ずトイレを済ませ、飲み物は会場のルールを確認したうえで手元に置くかどうかを判断してください。
90分という長さを見越して、直前に大量の水分を取らないという当たり前の準備が効いてきます。
アクセンチュアのWebテストは90分ですか?
玉手箱形式でおおむね60〜90分程度という情報が、選考体験談ベースの解説記事で紹介されています。
論理的読解52問25分・計数35問35分に性格検査を加えて合計約90分になる構成が報告されていますが、これは公式に公表された数値ではありません。
出題形式は年度・職種・選考ルートによって変わるため、企業名から時間を逆算するのは避けてください。
確実なのは、実際に届いた受検案内に書かれた科目名と時間です。
コンサル系を受ける場合は、玉手箱の計数と論理的読解を軸に準備しておけば、多くのケースで土台になります。
90分もあるのに時間が足りなくなることはありますか?
十分にあり得ます。
90分という枠は、科目数と問題数が多いことの裏返しだからです。
SCOA系なら60分で120問、玉手箱の計数なら35分で40問と、1問あたりの持ち時間はむしろ短くなります。
時間が長いから余裕があるという発想は、この種の検査では成り立ちません。
対処としては、科目ごとに1問あたりの上限秒数を決め、超えたら選択肢を選んで次へ進むという判断を機械的に行うことです。
本番前に一度は90分を通しで測り、後半の失速がどこで起きるかを把握しておいてください。
まとめ
Webテストの案内に90分とあった場合、それは1科目の制限時間ではなく、複数科目の合計か、操作説明を含む所要時間です。
主な候補は玉手箱のフル構成(計数35分+言語25分+英語10分+性格20分)、CBTSテストセンターのSCOA系(所要90分・回答60分程度)、GABのペーパー形式の3系統。
SPIは英語検査や構造的把握力検査が加わったときに90分前後になります。
絞り込みの順番は、受検方法、案内元のドメイン、科目名の表記です。
90分という数字は最後の裏づけとして使い、先に確認できる情報から潰していくのが確実です。
そして90分は「余裕がある」という意味ではありません。
SCOA系なら60分で120問、玉手箱の計数なら35分で40問と、1問あたりの持ち時間はむしろ短くなります。
科目ごとの上限秒数を決め、一度は通しで90分を測っておくこと。この2つだけでも後半の失速はかなり防げます。
形式が確定していない段階から動き出したい方は「Webテスト対策の完全ガイド」で全体像を確認してください。
参考にした一次情報源
日本エス・エイチ・エル(SHL)提供の玉手箱・GABに関する公開情報/株式会社CBT-Solutionsのテストセンター運用に関する公開情報/日本経営協会総合研究所(NOMA総研)「SCOA総合適性検査」公開情報/リクルートマネジメントソリューションズ「SPI3」公式サイト。
本記事の時間・問題数は2026年9月7日時点で確認した内容です。企業ごとの科目の組み合わせにより変動するため、受検案内の記載を最優先してください。
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