Webテスト60分は何の形式?種類別の内訳と見分け方

この記事でわかること

  • Webテストが60分と案内されたときに考えられる形式の候補
  • 60分では形式を確定できない理由と、65分との決定的な違い
  • CBTSのテストセンターが「検査の種類」ではないという重要な前提
  • 問題数・科目名・URLを使って候補を絞り込む手順
  • 形式が最後まで分からない場合に、どこから対策すべきか

著者:テストビズ運営事務局

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最終更新日:2026年9月7日

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Webテストが60分なら何の形式?

候補が複数あり、時間だけでは確定できません。最も可能性が高いのはSCOAですが、TAPや玉手箱、企業独自の検査も候補に残ります。

まず前提を共有します。

所要時間から形式を特定できる場合とできない場合があり、60分は「できない側」の代表です。

65分であればSPIのWEBテスティング(能力35分+性格30分)にほぼ絞れますが、60分はそうはいきません。

候補 60分になる構成 絞り込みの手がかり
SCOA 能力検査60分・120問 「5教科」「120問」の記載
TAP 総合タイプが60分 短縮タイプは30分
玉手箱 科目の組み合わせ次第 企業が選ぶ構成による
TG-WEB 能力+性格の合計で前後する 従来型か新型かで変わる
企業独自の検査 設定による 案内に検査名がないことが多い

※構成は企業の設定や年度により変わります(要確認)。

形式別の所要時間は「Webテストの所要時間一覧」(No.14)にまとめています。

60分で最も可能性が高いのは?

SCOAです。能力検査が60分で120問という構成が明確に決まっており、他の検査と重なりにくい特徴を持っています。

SCOAはNOMA総研が提供する適性検査です。

就活情報サイトの解説では、60分で言語・数理・論理・英語・常識の問題を解く構成だと説明されています。

他の適性検査にない「常識」という科目があるのが最大の特徴です。

理科・社会・時事といった一般教養が問われるため、SPIや玉手箱の対策では対応できません。

SCOAだと判断できる手がかり

案内に次の記載があれば、SCOAの可能性が高くなります。

  • 「試験時間60分・問題数120問」と明記されている
  • 「5教科からなる試験」といった説明がある
  • 受検URLにapps.ibt-cloud.comが含まれる(自宅受検の場合)

就活情報サイトの解説では、自宅で受ける場合にURLが「apps.ibt-cloud.com」であればSCOAだと判断できると説明されています。

問題数の記載は特に決定的です。

60分で120問という比率は、1問あたり30秒という他に例の少ない設計だからです。

問題数からの判別は「適性検査の問題数から形式を見分ける」(No.249)で扱っています。

CBTSのテストセンターで60分と言われた場合は?

CBTSは会場を運営するサービスであり、検査の種類ではありません。CBTSと分かっても、出題される形式は分からないままです。

ここが最も誤解の多いポイントです。

受検者向け情報サイトの解説では、CBTS社(CBTソリューションズ)はCBT型のWebテストを受験するために必要なサービスを提供している会社であり、出題される形式はCBTSを利用する企業によって異なると説明されています。

A社はCBTSのサービスを使って玉手箱タイプを出題し、B社はSPIタイプを出題する、といったことが起こります。

さらに、SCOAを配信している企業もあります。

分かること 分からないこと
専用会場でパソコンを使って受検する どの検査が出題されるか
会場の予約が必要である 科目の構成と時間配分
電卓など持ち込みに制限がある可能性 電卓が使えるかどうかの詳細

URLについても同様です。

解説では、「gate.web-cbt」というURLからは専用会場でのパソコン受験という情報しか得られないと説明されています。

つまりCBTSのURLは、形式の判別材料にはなりません

ここを取り違えると、「URLが分かったから形式も分かった」と誤解したまま対策を始めることになります。

運営事務局が見てきた実例:CBTSをテストの名前だと思っていたケース

実際にあった相談を紹介します。

ある相談者は、案内に「CBTSテストセンター・60分」とあったため、CBTSという名前の適性検査だと考えていました。

そこで「CBTS 対策」で検索し、出てきた記事をひととおり読んで準備した状態で当日を迎えています。

実際に出題されたのはSCOAで、理科と社会の問題に驚いたと報告がありました。

CBTSは会場の運営会社であって、検査の名前ではありません。

この構造を知っているだけで、準備の方向は変わります。

逆に、CBTSと分かった時点で企業ごとの過去の出題実績を調べに行った相談者は、事前にSCOAだと当たりをつけられていました。

会場運営会社の名前が分かったら、次に調べるのは検査名ではなく企業名です。

候補をどう絞り込む?

時間・問題数・科目名・URL・企業の過去実績の順で確認してください。時間は最も弱い手がかりです。

実務的な手順は次のとおりです。

  1. 案内に問題数の記載があるかを見る。120問ならSCOAの可能性が高い
  2. 科目名の記載があるかを見る。常識や理科・社会が含まれればSCOA
  3. URLの文字列を確認する。ただしCBTS系のURLでは形式まで分からない
  4. 会場予約の有無を確認する。予約が必要ならテストセンター方式
  5. 企業名で過去の出題実績を調べる。ここが最も確度が高い
URLの文字列 推定される形式
apps.ibt-cloud.com SCOA(自宅受検)
e-exams.jp 玉手箱系(CABの可能性も残る)
arorua.net SPI(WEBテスティング)
gate.web-cbt / cbt-s CBTSの会場。形式は不明

なお、玉手箱とCABはURLが同じであるため、2分の1までしか絞れないと解説されています。

URLは強力な手がかりですが、万能ではありません。

判別方法の全体像は「WebテストのURL見分け方」(No.4)にまとめています。

形式が分からないまま受検日が近い場合は?

SCOAを前提に準備してください。60分の候補のなかで、対策していないと最も損失が大きいのがSCOAだからです。

候補が絞れないときは、リスクの大きい順に備えるのが合理的です。

候補 無対策で受けた場合の損失
SCOA 大きい。常識(理科・社会)は他形式の対策では代替できない
玉手箱 中程度。形式に慣れていないと時間が足りない
SPI系 比較的小さい。他形式の対策と重なる部分が多い

SCOAだけは、他の形式の勉強では埋められない範囲を含みます。

したがって、残り日数が短いなら次の順で進めてください。

  1. 常識(理科・社会)の頻出項目に一度目を通す
  2. 語句・熟語・ことわざと四則演算を反復する
  3. 1問30秒のペースをタイマーで体感しておく

この3つは、仮にSCOAでなかった場合でも無駄になりません。

語句や計算の速度は、どの形式でも役に立つためです。

SCOAの進め方は「SCOA対策」(No.95)、時間配分は「SCOAの時間配分」(No.216)を参照してください。

形式全体の優先順位は「Webテスト対策の完全ガイド」(No.1)から逆算すると整理しやすくなります。

65分と案内された場合の考え方は「Webテスト65分は何の形式?」(No.239)で扱っています。

限られた時間で本番の感覚を作りたい場合、テストビズの模擬演習のように形式別に計測する手段を使うのも選択肢の一つです。

よくある質問(FAQ)

適性検査が60分と書かれていました。SPIですか?

SPIとは限りません。

SPIのWEBテスティングは能力検査35分と性格検査30分で合計65分、テストセンターは約70分、能力検査のみなら約35分という構成が一般的です。

60分ちょうどという案内は、SPI以外の検査である可能性が高くなります。

最も可能性が高いのはSCOAですが、TAPや玉手箱も候補に残ります。

案内に問題数や科目名の記載がないか、もう一度確認してみてください。

CBTSのテストセンターは何の試験ですか?

CBTSは試験の名前ではありません。

CBTS社は、専用会場でパソコンを使って受検するための仕組みを提供している会社です。

そのため、出題される検査は利用する企業によって異なります。

玉手箱タイプを出す企業もあれば、SPIタイプやSCOAを出す企業もあります。

CBTSだと分かった時点で調べるべきなのは検査名ではなく、応募先企業の過去の出題実績です。

60分120問と書かれていました。何の検査ですか?

SCOAの可能性が高いです。

SCOAの能力検査は、約60分で120問という構成が知られています。

就活情報サイトの解説でも、「試験時間60分・問題数120問」「5教科からなる試験」という記載があればSCOAの可能性が高いとされています。

1問あたり30秒という設計は、他の検査ではあまり見られません。

この記載を見つけたら、常識(理科・社会)の対策を最優先に切り替えてください。

60分の試験は全部解き切れますか?

SCOAであれば、解き切るのは容易ではありません。

公務員試験向けの解説では、60分で120問を回答するのはほぼ不可能であり、全問を解こうとせず得意分野に絞ることが勧められています。

解き切れないこと自体は失敗ではなく、試験の仕様です。

重要なのは、数秒で答えられる知識問題を素早く処理して時間を作ることです。

数理の1問に固執すると、その裏で解けたはずの問題を複数失います。

形式が分からないまま受けても大丈夫ですか?

受検自体はできますが、準備の効率は大きく落ちます。

特にSCOAだった場合、常識(理科・社会)は他の形式の対策では代替できません。

候補が絞れないときは、損失の大きいSCOAを前提に備えるのが合理的です。

常識の頻出項目に目を通し、語句と四則演算を反復しておけば、他の形式でも無駄になりません。

そのうえで、企業名での検索や先輩への確認を並行して進めてください。

会場受検か自宅受検かは、どう見分けますか?

会場予約の案内があるかどうかで判断できます。

日時と会場を選ぶページが含まれていればテストセンター方式です。

予約が不要で、期限内に受けるよう案内されていれば自宅受検型と考えられます。

この違いは重要で、会場受検では電卓を持ち込めない場合があります。

練習の段階から本番と同じ計算手段に揃えておくと、当日の崩れを防げます。

まとめ

Webテストが60分と案内された場合の要点です。

  • 60分では形式を確定できない。65分がSPIにほぼ絞れるのとは事情が違う
  • 最も可能性が高いのはSCOAで、60分120問・5教科という構成が特徴
  • 自宅受検でURLに「apps.ibt-cloud.com」が含まれればSCOAと判断できる
  • CBTSは会場を運営するサービスであり、検査の種類ではない
  • 絞り込みは、問題数・科目名・URL・企業の過去実績の順で確認する
  • 候補が絞れないときは、無対策の損失が最も大きいSCOAを前提に備える

いま案内メールが手元にあるなら、時間の記載よりも問題数と科目名を探してください。

「120問」「5教科」の2語が見つかれば、その時点で対策の方向は確定します。

見つからない場合は、企業名で過去の出題実績を調べるのが次の一手です。

時間の数字だけを頼りに対策を始めるのが、最も遠回りになります。

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