受検案内に「120問」「52問」「148問」といった数字だけが書かれていて、何の検査か分からない。
適性検査 問題数は、実は制限時間と同じかそれ以上に形式を特定できる手がかりです。
特に3桁の問題数は候補が一気に絞れます。時間から調べたい場合は「Webテストの所要時間一覧」もあわせてご覧ください。
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この記事でわかること
- 問題数から形式を逆引きする早見表
- 120問・123問・148問という3桁の数字が示す検査
- 50問・52問・40問が玉手箱系である理由
- SPIの案内に問題数が書かれていない仕組み
- 選択肢の数や科目数からも形式を絞り込む方法
著者:テストビズ運営事務局
2021年開業の学習支援チームが運営するWebテスト対策サービスです。
運営チーム累計6,000件超の学習相談実績(レポート等の支援を含む)をもとに、SPI・玉手箱・TG-WEB・GAB/CAB・SCOA・CUBIC等の個別対策と模擬演習を提供しています。
最終更新日:2026年9月7日
適性検査は問題数から形式を絞り込めるのか?
絞り込めます。多くの形式は科目ごとに問題数と制限時間の組み合わせが固定されているため、問題数が分かれば出題形式まで特定できるケースがあります。
制限時間は「35分」「45分」のようにきりのよい数字が重なりやすく、複数の形式が候補に残ります。
一方、問題数は29問・52問・123問のように中途半端な数字が多く、そのぶん一致する検査が限られます。
| 問題数 | 形式 | 科目/時間 |
|---|---|---|
| 9問 | TG-WEB 従来型 | 計数/18分 |
| 10問 | 玉手箱 | 言語・趣旨把握/12分 |
| 12問 | TG-WEB 従来型 | 言語/12分 |
| 20問 | 玉手箱 | 計数・表の空欄推測/20分 |
| 24問 | 玉手箱・C-GAB | 英語/10分 |
| 29問 | 玉手箱・C-GAB | 計数・図表の読み取り/15分 |
| 30問 | SPI 英語検査(ENG) | 英語/20分 |
| 32問 | 玉手箱・C-GAB | 言語・論理的読解/15分 |
| 35問 | 玉手箱 | 計数・表の空欄推測/35分 |
| 40問 | 玉手箱・Web-CAB | 計数/35分 |
| 40問 | TG-WEB 性格検査 W8 | 社会性/10分 |
| 50問 | 玉手箱 | 計数・四則逆算/9分 |
| 52問 | 玉手箱・Web-CAB | 言語/25分 |
| 68問 | 玉手箱 | 性格検査/20分 |
| 70問 | CBTSテストセンター | 3科目/45分 |
| 120問 | SCOA-A | 5科目/60分 |
| 123問 | CUBIC | 個人特性分析/約20分 |
| 148問 | COMPASS | 適性検査/約20分 |
この表を使えば、案内に書かれた問題数から形式をかなり絞り込めます。
以下、特に判別力の高い数字から順に見ていきます。
3桁の問題数はどの検査を示すのか?
120問はSCOA、123問はCUBIC、148問はCOMPASSです。3桁の問題数を持つ検査は限られているため、判別力が非常に高い数字になります。
120問なら5科目のSCOA
SCOAの基礎能力検査(SCOA-A)は、言語・数理・論理・常識・英語の5科目で構成され、制限時間60分で120問という設計が知られています。
1問あたり30秒しかない、密度の高い検査です。
ここで注意したいのが、120という数字が時間なのか問題数なのかという点です。
120問なら1科目で1時間、120分なら基礎能力検査と事務能力検査など2科目が組まれている可能性が高くなります。
この違いは「Webテスト2時間・120分は何の形式?」で詳しく整理しています。
SCOAで最も見落とされやすいのは常識科目です。
理科・社会を含む一般教養が出るため、SPIの問題集だけを解いていると丸ごと空白になります。
科目別の勉強順は「SCOA対策」で優先順位を整理しています。
123問ならCUBIC、148問ならCOMPASS
CUBICは株式会社AGPが提供する適性診断で、解答時間は約20分間、123問の全問回答が必須だと説明されています。
性格・意欲・社会性などを測る検査で、回答に正解はありません。
COMPASSの適性検査は設問数148問・検査時間20分程度で固定されています。
こちらもストレス耐性や職務適性を測る検査です。
| 問題数 | 検査 | 1問あたり | 性質 |
|---|---|---|---|
| 120問 | SCOA-A | 約30秒 | 能力検査(5科目) |
| 123問 | CUBIC 個人特性分析 | 約10秒 | 性格・適性 |
| 148問 | COMPASS 適性検査 | 約8秒 | 性格・ストレス耐性 |
3桁でも中身はまったく違います。
120問は能力検査、123問と148問は性格系という区別を覚えておくと、準備の方向を間違えません。
1問あたり10秒を切る設計であれば、まず性格検査だと考えて差し支えありません。
50問・52問・40問は玉手箱系なのか?
この3つはいずれも玉手箱・GAB・CAB系の代表的な問題数です。SHL製の検査は科目ごとの問題数が固定されているため、数字から出題形式まで特定できます。
50問は四則逆算、52問は言語
玉手箱は日本エス・エイチ・エル(SHL)が提供する形式で、科目ごとに問題数と時間の組み合わせが決まっています。
| 科目 | 形式 | 問題数/時間 | 1問あたり |
|---|---|---|---|
| 計数 | 四則逆算 | 50問/9分 | 約11秒 |
| 計数 | 図表の読み取り | 29問/15分 | 約31秒 |
| 計数 | 表の空欄推測 | 20問/20分 | 約60秒 |
| 言語 | 論理的読解(GAB形式) | 32問/15分 | 約28秒 |
| 言語 | 趣旨判定(IMAGES形式) | 32問/10分 | 約19秒 |
| 言語 | 趣旨把握 | 10問/12分 | 約72秒 |
| 英語 | 長文読解・論理的読解 | 24問/10分 | 約25秒 |
50問という数字は四則逆算に特有です。
9分で50問という設計なので、1問11秒で処理する必要があります。
科目別の解き方は「玉手箱の対策法」にまとめています。
52問と40問はWeb-CABでも出る
52問と40問という組み合わせは、Web-CABの構成とも一致します。
Web-CABは言語理解が52問25分、計数理解が40問35分という構成で、所要時間は80分です。
つまり「52問・40問」が並んでいる場合、玉手箱かWeb-CABかを職種で判断します。
- IT・SE職の募集ならWeb-CABの可能性が高い
- 総合職・金融・コンサルなら玉手箱またはGAB系
- CAB本体では暗算・法則性・命令表・暗号という独自分野が出る
- これらはSPIの対策では代替できない
分野別の解き方は「CAB対策」で整理しています。
SPIの案内に問題数が書かれていないのはなぜか?
SPIのテストセンターとWEBテスティングは、受検者の解答状況に応じて出題が変わる仕組みです。そのため問題数が人によって異なり、案内に固定値を書けません。
SPIのFAQでは、全体の制限時間内に出題される問題数は受検者によって異なると説明されています。
つまり「35分で何問」という固定値がそもそも存在しません。
これは逆に言えば、判別の手がかりになります。
- 問題数が明示されていない → SPIのWeb受検の可能性が上がる
- 問題数が明示されている → 玉手箱・SCOA・CUBICなど固定型の可能性が上がる
- ただしSPIのペーパーテスティングは冊子形式なので問題数が固定される
- SPIの英語検査(ENG)は20分30問、筆記形式では30分40問という整理もある
問題数の記載がないこと自体が情報だという点は、意外と知られていません。
分野ごとの優先順位は「SPI対策の始め方」で整理しています。
選択肢の数や回答形式からも見分けられるか?
選択肢の数や「最も近いものと最も遠いものを選ぶ」といった回答形式も、形式を絞り込む材料になります。特に3択の正誤判断はGAB系に特有です。
3択の正誤判断ならGAB形式
玉手箱の言語には、GAB形式(論理的読解)とIMAGES形式(趣旨判定)という2種類があります。
| 回答形式 | 該当する検査 | 特徴 |
|---|---|---|
| 3択の正誤判断 | 玉手箱・GAB系の論理的読解 | 本文から判断できるか否かを選ぶ |
| 4択・5択 | SPI・SCOA・CUBICなど | 一般的な選択式 |
| 最も近い/最も遠いを選ぶ | 性格検査全般 | 4つの記述から2つを選択 |
| 数値を直接入力 | 玉手箱の四則逆算など | 選択肢がない場合もある |
3択の正誤判断は、長文を読んで各設問が「本文から判断して正しい」「誤り」「本文からは判断できない」のどれかを選ぶ形式です。
この形式が出た時点で、玉手箱かGAB系だとほぼ確定できます。
「2つ選ぶ」形式は性格検査
4つの記述から「自分に最も近いもの」と「最も遠いもの」を1つずつ選ぶ形式は、性格検査でよく使われます。
能力検査でこの形式が出ることはまずありません。
この形式では、意図的に理想像を演じようとすると回答の一貫性が崩れやすくなります。
4つの記述はいずれも一長一短に作られており、どれを選んでも一方的に有利にはならない設計だからです。
素直に答えるほうが結果的に安定します。
科目数(3科目・4科目・5科目)から何が分かるか?
科目数も強い手がかりです。5科目なら常識や英語を含むSCOA系、4科目なら玉手箱やTG-WEBのフル構成、3科目なら短縮版が候補になります。
| 科目数 | 形式 | 科目の内訳 |
|---|---|---|
| 5科目 | SCOA-A(5尺度) | 言語・数理・論理・常識・英語 |
| 5科目 | COMPASS 基礎能力 | 言語・数的・図形認知・論理類推・英語 |
| 4科目 | 玉手箱(フル構成) | 計数・言語・英語・性格 |
| 4科目 | TG-WEB | 言語・計数・英語・性格 |
| 4科目 | C-GAB | 言語・計数・英語・パーソナリティ |
| 3科目 | SCOA(3尺度) | 言語・数理・論理 |
| 3科目 | Web-GAB・Web-CAB | 言語・計数・パーソナリティ |
特に「常識」という科目名が入っていればSCOA系、「図形認知」「論理類推」が入っていればCOMPASSと判断できます。
これらの科目名は他の形式にはほとんど登場しません。
運営事務局が見てきた実例:問題数からの判別が効いたケース
運営チーム累計6,000件超の学習相談から、問題数を手がかりに寄せられたケースを匿名化して整理すると、次の傾向がありました。
- 判別が決まったケース — 「123問」という記載からCUBICだと特定でき、性格検査だと分かったため能力検査の準備に時間を回せた
- 最も多い誤解 — 「120」を時間だと思い込んでいたが、実際は60分120問の問題数だった。逆のパターン(120分を1科目と誤解)もあった
- 惜しい取り違え — 「52問・40問」からWeb-CABだと分かったのに、CAB本体の法則性・命令表・暗号を確認せずに臨んだ
実務的な学びとして、問題数は時間より判別力が高い一方、単位の確認を怠ると逆効果になります。
数字を見たら「問」なのか「分」なのかを必ず確認してください。
問題数が分かったら何をすべきか?
まず1問あたりの秒数を計算してください。この数字が、対策の方向と本番の戦い方を決めます。
問題数と制限時間が分かれば、1問あたりの持ち時間が出ます。
そしてこの秒数によって、必要な準備がはっきり分かれます。
| 1問あたり | 性質 | 必要な準備 |
|---|---|---|
| 10秒未満 | 性格検査の可能性が高い | 準備不要。直感で素直に答える |
| 10〜20秒 | 反射的処理を求める能力検査 | 速算・パターン認識の反復 |
| 20〜40秒 | 標準的な能力検査 | 解法の型を固める |
| 1分以上 | 難度の高い能力検査 | 解法パターンの暗記と撤退基準 |
運営事務局の模擬演習では、1問あたりの秒数を事前に計算していた受検者ほど、時間切れによる未回答が少ない傾向が見られました。
「速く解く」という漠然とした意識ではなく、「この問題に使えるのは30秒」という具体的な基準があると、撤退の判断が速くなります。
よくある質問(FAQ)
案内に「120問」と書かれています。何の検査ですか?
SCOAの基礎能力検査(SCOA-A)である可能性が高いです。
SCOA-Aは言語・数理・論理・常識・英語の5科目で構成され、制限時間60分で120問という設計が知られています。
1問あたり30秒しかない密度の高い検査です。
ここで注意したいのが、120という数字が時間なのか問題数なのかという点です。
120分であれば基礎能力検査と事務能力検査など2科目が組まれている可能性が高く、準備すべき科目数が変わります。
「問」という単位が付いているかを必ず確認してください。
「123問・20分」という記載はどの検査ですか?
CUBICの個人特性分析です。
CUBICは株式会社AGPが提供する適性診断で、解答時間は約20分、123問の全問回答が必須だと説明されています。
123問という問題数を持つ検査は他にほとんどないため、これだけで形式をほぼ特定できます。
性格・意欲・社会性などを測る検査で、回答に正解はありません。
1問あたり約10秒しかないので、考え込まず直感で答え、全問終えることを最優先にしてください。
なお、CUBICには言語・数理・図形などの能力検査も別に存在するため、そちらが課される場合は通常の対策が必要です。
SPIの案内に問題数が書かれていないのはなぜですか?
受検者ごとに出題される問題が変わる仕組みだからです。
SPIのテストセンターとWEBテスティングでは、解答状況に応じて次の問題が変化するため、全体の制限時間内に出る問題数は人によって異なると説明されています。
そのため案内に固定の問題数を書くことができません。
逆に言えば、問題数が明示されていないこと自体がSPIのWeb受検を示唆する手がかりになります。
対策としては、問題数を気にするより1問あたりの上限秒数を決めて機械的に進める練習が有効です。
「52問」と「40問」が並んでいます。玉手箱ですか?
玉手箱かWeb-CABのどちらかです。
玉手箱では言語の論理的読解が52問25分、計数の図表の読み取りが40問35分という組み合わせがあります。
一方、Web-CABは言語理解52問25分、計数理解40問35分という構成で所要80分です。
判別のポイントは応募職種で、IT・SE職ならWeb-CAB、総合職・金融・コンサルなら玉手箱またはGAB系が有力になります。
CAB本体では暗算・法則性・命令表・暗号という独自分野が出るため、この違いは対策に直結します。
選択肢が3つしかありません。これは何の形式ですか?
玉手箱またはGAB系の論理的読解である可能性が高いです。
この形式では長文を読んだうえで、各設問が「本文から判断して正しい」「本文から判断して誤り」「本文だけでは判断できない」のどれに当たるかを選びます。
3択の正誤判断という形式は他の適性検査ではあまり使われないため、判別力が高い特徴です。
コツは、本文に書かれていない内容を常識で補わないことです。
一般的には正しくても本文に記載がなければ「判断できない」が正解になります。
ここを間違えるパターンが最も多いため、練習段階で意識しておいてください。
「最も近いもの」と「最も遠いもの」を選ぶ形式は対策できますか?
回答を作り込むという意味での対策はおすすめしません。
この形式は性格検査で使われるもので、4つの記述から自分に最も近いものと最も遠いものを1つずつ選びます。
4つの記述はいずれも一長一短に作られており、どれを選んでも一方的に有利にはならない設計です。
理想像を演じようとすると、似た内容の設問が繰り返し出たときに回答が矛盾しやすくなります。
多くの検査には回答の一貫性を見る仕組みがあるため、素直に答えるほうが結果的に安定します。
準備するとしたら、形式に慣れておくことと、時間内に全問終える感覚をつかんでおくことです。
科目数から形式を判断できますか?
できます。
5科目で「常識」が含まれていればSCOA系(言語・数理・論理・常識・英語)、5科目で「図形認知」「論理類推」が含まれていればCOMPASSです。
どちらの科目名も他の形式にはほとんど登場しないため、判別力が高い手がかりになります。
4科目なら玉手箱のフル構成(計数・言語・英語・性格)、TG-WEB、C-GABが候補です。
3科目ならSCOAの3尺度版やWeb-GAB・Web-CABが該当します。
科目名は案内メールに書かれていることが多いので、時間や問題数と併せて確認すると精度が上がります。
まとめ
適性検査は、問題数から形式をかなり正確に逆引きできます。
制限時間はきりのよい数字が重なりやすい一方、問題数は29問・52問・123問のように中途半端な数字が多く、一致する検査が限られるためです。
判別力が特に高いのが3桁の数字です。
120問はSCOA-Aの5科目、123問はCUBICの個人特性分析、148問はCOMPASSの適性検査。
120問は能力検査、123問と148問は性格系という区別を覚えておいてください。
1問あたり10秒を切る設計なら、まず性格検査だと考えて差し支えありません。
50問なら玉手箱の四則逆算、52問と40問なら玉手箱かWeb-CABというように、SHL製の検査は数字から出題形式まで特定できます。
逆に問題数が書かれていない場合は、受検者ごとに出題が変わるSPIのWeb受検が有力になります。
そして問題数が分かったら、必ず1問あたりの秒数を計算してください。
10秒未満なら性格検査、10〜20秒なら反射的処理、20〜40秒なら標準的な能力検査、1分以上なら難度の高い検査というように、必要な準備がはっきり分かれます。
何から始めるか迷う場合は「Webテスト対策の完全ガイド」で全体像を確認できます。
参考にした一次情報源
日本エス・エイチ・エル(SHL)提供の玉手箱・GAB・CABに関する公開情報/日本経営協会総合研究所(NOMA総研)「SCOA総合適性検査」公開情報/株式会社AGP提供のCUBICに関する公開情報/ネオキャリア提供の適性検査COMPASSに関する公開情報/リクルートマネジメントソリューションズ「SPI3」公式サイトおよびFAQ/ヒューマネージ提供のTG-WEBに関する公開情報。
本記事の問題数・時間は2026年9月7日時点で確認した内容です。企業ごとの科目の組み合わせにより変動するため、受検案内の記載を最優先してください。
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