テストセンターの本人確認書類|学生証は使える?忘れた時は?

この記事でわかること

  • 本人確認書類として認められる3つの条件と、有効な書類の例
  • 学生証が使える条件(プラスチックカード型のみ有効)
  • 忘れた場合にどうなるか、気づいた時点で取るべき行動
  • 受検票を印刷できないときにメモで代用する方法と、書き方のルール
  • リアル会場とオンライン会場で必要なものの違い
  • 「認証ができません」と表示されるときの確認手順

著者:テストビズ運営事務局
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最終更新日:2026年9月8日

テストセンターの当日、受付で止められる理由の多くが本人確認書類です。
先に結論を書きます。
運営元であるリクルートマネジメントソリューションズの公式FAQによれば、必要なのは「顔写真付き」「原本(コピー不可)」「有効期限内」の3条件をすべて満たす書類です。
学生証も使えますが、プラスチックカード型のみが有効とされています。

この記事では、公式に公開されている条件をもとに、当日に困らないための確認事項を整理します。

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テストセンターの本人確認書類は何が使える?

公式FAQは、顔写真付き・原本・有効期限内という3条件をすべて満たすものと定めています。有効な書類の例として、運転免許証、パスポート、学生証(プラスチックカード型のみ)、社員証、在留カードなどが挙げられています。

まず、条件から確認します。
書類の名前で覚えるより、条件で判断できるようにしておく方が確実です。

3つの条件

条件 意味
顔写真付き 顔写真が入っていること。写真のない書類は対象外
原本 コピーは不可。実物を持参する
有効期限内 期限が切れているものは無効

3つのうち1つでも欠けると、本人確認が取れないことになります。
特に見落とされやすいのが有効期限です。
学生証も更新制の大学があるため、期限の記載を一度確認しておいてください。

公式に例示されている書類

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 学生証(プラスチックカード型のみ有効)
  • 社員証
  • 在留カード

公式では「など」という表記になっており、この5つに限定されているわけではありません。
ただし、判断の基準はあくまで先ほどの3条件です。

なお、マイナンバーカードについては、公式の例示には含まれていませんでした。
顔写真付きで原本、有効期限内という条件は満たしますが、確実を期すなら別の書類も併せて持参しておくと安心です。

使えない可能性が高い書類

書類 理由
健康保険証 顔写真がない
マイナンバーの通知カード 顔写真がない
住民票の写し 顔写真がない
各種書類のコピー 原本ではない
期限切れの学生証・免許証 有効期限内ではない
スマートフォンに保存した画像 原本ではない

学生証は本人確認書類として使えますか?

使えますが、公式が有効としているのはプラスチックカード型のみです。紙製の学生証や、写真のない学生証では本人確認が取れない可能性があります。

学生の方にとって最も身近な書類が学生証です。
ただし、大学によって形態が異なる点に注意が必要です。

大学によって異なる学生証の形態

  • プラスチックカード型で顔写真あり:公式が有効と明記している形態
  • 紙製の学生証:プラスチックカード型のみ有効とされているため、単独では認められない可能性が高い
  • 顔写真がない学生証:3条件の1つを満たさない
  • 有効期限が過ぎているもの:更新を忘れていないか確認が必要
  • スマートフォンアプリの学生証:原本にあたらないと判断される可能性がある

自分の学生証がどの形態か分からない場合、または条件を満たすか判断に迷う場合は、運転免許証やパスポートなど別の書類を用意しておくのが確実です。
学生証だけを頼りにせず、もう1点持っていくという発想が安全です。

本人確認書類を忘れたらどうなる?

本人確認が取れなければ受検できません。取りに戻って開始時刻に間に合わない場合は、遅刻扱いとなり受検できなくなります。

ここが「忘れた時は」を検索している方にとって、最も切実な部分だと思います。

まず状況を確認する

状況 取るべき行動
家を出る前に気づいた 取りに戻る。間に合うかを冷静に計算する
移動中に気づいた 間に合うかを判断する。厳しければ変更手続きへ
会場到着後に気づいた 受付で状況を伝え、案内に従う
開始1時間前より前 マイページから予約変更・取消ができる
開始1時間前を過ぎた 会場へ直接連絡する。連絡先は受検票または予約完了メールに記載

判断の分かれ目は、開始1時間前を過ぎているかどうかです。
公式FAQによれば、予約変更・取消ができるのは受検当日の各ターム開始1時間前までとされています。

無断で欠席しない

取りに戻れず、日程も変更できなかった場合でも、無断で終わらせるのは避けてください。
公式FAQには、欠席を2回行うと受検の予約と前回結果送信ができなくなるという記載があります。
遅刻・欠席の扱いについては「テストセンターに遅刻・無断欠席したらどうなる?」(No.328)で詳しく扱っています。

運営事務局が見てきた実例|学生証の期限切れに当日気づいたケース

相談セッションで実際に扱った事例です(個人と大学が特定されない形に加工しています)。

会場の受付で学生証を提示したところ、有効期限が前年度で切れていることを指摘された、という相談を受けたことがあります。
本人は毎日持ち歩いていたため、期限を意識したことがなかったそうです。

この方は運転免許証を持っていなかったため、その場では受検できませんでした。
幸い企業の受検期限に余裕があり、日程を取り直して事なきを得ています。

教訓は単純です。
受検案内が届いた時点で、持参する予定の書類の有効期限を一度見ておくこと。
これだけで防げます。
学生証は日常的に使うため、かえって期限を見る機会がないという点が盲点になります。

受検票はどう用意する?印刷できない場合は?

リアル会場では受検票が必要です。プリンターがない場合は、指定された6項目をA4サイズの白紙にメモして持参する方法が公式に案内されています。

オンライン会場と異なり、リアル会場では受検票が必要になります。

受検票の用意の仕方

公式FAQによれば、次のいずれかを印刷して持参します。

  • 「受検予約完了」画面を印刷したもの
  • 「テストセンター受検予約内容の確認メール」を印刷したもの

プリンターがない場合の代用方法

印刷できない場合、次の6項目をA4サイズの白紙にメモして持参する方法が案内されています。

メモする項目
テストセンターID
カナ氏名
検査名
会場名
日程
ターム

書き方のルール

公式には、用紙についての条件も示されています。

  • 罫線入りの紙(ルーズリーフなど)は使用可
  • 裏紙は不可
  • 指定された項目以外は記載しない

3つめのルールは見落とされがちです。
メモの余白に計算式やメモ書きが残っていると、不要なものを持ち込んだと判断される可能性があります。
新しい紙に、指定の6項目だけを書いて持参してください。

なお、手書きのメモが認められているとはいえ、印刷できる環境があれば印刷する方が確実です。
コンビニのプリントサービスを使えば、当日の朝でも対応できます。

オンライン会場の場合は何が違う?

オンライン会場では受検票が不要です。代わりに、本人確認書類に加えて筆記用具とメモ用紙を自分で用意する必要があります。

リアル会場とオンライン会場では、持ち物が異なります。

会場別の持ち物

持ち物 リアル会場 オンライン会場
本人確認書類 必要(条件は同一) 必要(条件は同一)
受検票 必要 不要
筆記用具 会場が用意。私物は使用不可 自分で用意(シャープペンシル・鉛筆のみ。ボールペン不可)
メモ用紙 会場が用意。私物は使用不可 自分で用意(A4・白紙・合計2枚まで)

オンライン会場では、監督者が持ち込み物をチェックしたうえで、条件を満たすもののみ使用が認められる運用です。
本人確認書類はカメラ越しに提示するため、原本を手元に用意しておいてください。

受検環境の条件

オンライン会場は自宅などから受検しますが、環境にも条件があります。

  • Webカメラとマイクが必要
  • タブレットやスマートフォンでは受検できない
  • ブラウザは最新版のGoogle ChromeまたはMicrosoft Edge(Chromium版)のみ
  • 有線LANでの接続が推奨されている

リアル会場とオンライン会場のどちらで受けても、テストセンターの受検結果として等しく扱われると公式に説明されています。
オンライン会場特有の準備については「オンライン会場型テストセンターの受け方」(No.142)にまとめています。

「認証ができません」と表示されるときは?

ログイン時のエラーであれば、ID・パスワードの入力条件や、予約済み・受検済みの状態を確認してください。テストセンターIDには有効期限があり、受検後2年以上経過すると使用できません。

「認証ができません」という表示は、いくつかの場面で起こり得ます。
どの場面のエラーかによって、確認すべきことが変わります。

テストセンターIDでログインできない場合

公式FAQが示している確認項目は次のとおりです。

  • テストセンターIDを取得済みか
  • IDとパスワードを正しく入力しているか
  • アルファベットの大文字・小文字が正しいか
  • 半角で入力しているか
  • 受検後2年以上経過していないか(有効期限切れ)

企業別受検IDでログインできない場合

  • 企業から案内されたIDとメールアドレスを正しく入力しているか
  • 大文字・小文字、半角の入力は正しいか
  • すでに予約済み・仮予約済みではないか
  • すでに受検済み、または前回結果を送信済みではないか

予約済みや受検済みの状態ではログインできない仕様になっています。
「エラーが出る」と思っていたら、実はすでに手続きが完了していたというケースもあります。

会場での本人確認が通らない場合

受付での本人確認に関わるエラーであれば、書類の3条件を満たしているかを確認してください。
現地で解決できない場合は、受付のスタッフに状況を伝えて指示を仰ぐことになります。

なお、IDやマイページに関するトラブル全般は「テストセンターのIDとマイページ|登録・ログインできない時」(No.332)で扱っています。

よくある質問(FAQ)

保険証は本人確認書類として使えますか?

顔写真がないため、単独では認められない可能性が高いといえます。
公式FAQが示す条件は、顔写真付き・原本・有効期限内の3つをすべて満たすことです。
健康保険証は顔写真がないため、1つめの条件を満たしません。
同様に、マイナンバーの通知カードや住民票の写しも顔写真がないため対象外と考えられます。
公式に例示されているのは、運転免許証、パスポート、学生証(プラスチックカード型のみ)、社員証、在留カードなどです。
これらのいずれかを用意するのが確実です。

紙の学生証しか持っていません。どうすればいいですか?

公式が有効としているのはプラスチックカード型の学生証のみです。
紙製の学生証は、単独では認められない可能性があります。
運転免許証、パスポート、在留カードなど、条件を満たす別の書類を用意してください。
どうしても他に書類がない場合は、受検前に会場へ問い合わせて確認しておくことをおすすめします。
当日になって受付で判明すると、そこから代替手段を探す時間はありません。
受検案内が届いた時点で、手元の書類が条件を満たすかを確認しておくのが最も確実です。

本人確認書類の有効期限が切れていました

有効期限内であることが条件のため、期限切れの書類は使えません。
学生証は毎日持ち歩いているぶん、かえって期限を確認する機会がなく、当日に気づくケースがあります。
気づいた時点で、条件を満たす別の書類を用意できるかを確認してください。
用意できない場合は、開始1時間前までであればマイページから予約変更・取消を行い、日程を取り直すことになります。
1時間前を過ぎている場合は、受検票または予約完了メールに記載された会場の連絡先へ連絡してください。
無断で欠席すると履歴が残るため、必ず何らかの手続きをしてください。

受検票をスマートフォンの画面で見せてもいいですか?

公式が案内しているのは、印刷したものを持参する方法です。
「受検予約完了」画面、または「テストセンター受検予約内容の確認メール」を印刷して持参します。
印刷できない場合には、テストセンターID・カナ氏名・検査名・会場名・日程・タームの6項目をA4サイズの白紙にメモして持参する方法が案内されています。
つまり、紙の状態で持参することが前提の運用です。
画面表示での提示が認められるという公式の記載は確認できませんでした。
印刷かメモ、どちらかの方法で紙を用意してください。

受検票のメモは手書きでも大丈夫ですか?

公式FAQに、プリンターがない場合の対応としてメモで持参する方法が明記されています。
用紙はA4サイズの白紙で、罫線入りの紙(ルーズリーフなど)も使用できます。
一方、裏紙は不可とされており、指定された項目以外は記載しないよう案内されています。
つまり、余白に計算式や別のメモが残っている紙は避けてください。
新しい紙に6項目だけを書いて持参するのが確実です。
なお、印刷できる環境があるなら、印刷した方がトラブルは少なくなります。

オンライン会場でも本人確認書類は必要ですか?

必要です。
条件もリアル会場と同一で、顔写真付き・原本・有効期限内の3つを満たす書類が求められます。
オンライン会場では監督者とカメラ越しに接続するため、書類を画面に提示する形で本人確認が行われます。
コピーや画像ではなく原本を手元に用意しておいてください。
なお、オンライン会場では受検票は不要ですが、代わりに筆記用具(シャープペンシル・鉛筆のみ、ボールペン不可)とメモ用紙(A4・白紙・合計2枚まで)を自分で用意する必要があります。
これらは監督者がチェックしたうえで使用が認められます。

名前が変わりました。登録名と書類の名前が違う場合はどうなりますか?

本人確認は、登録情報と提示された書類を照合する形で行われます。
そのため、氏名が一致していないと確認に時間がかかるか、確認が取れない可能性があります。
改姓などで登録名と書類の氏名が異なる場合は、受検前に会場または運営元へ問い合わせて、どう対応すべきかを確認しておくことをおすすめします。
当日になってから相談すると、開始時刻に間に合わなくなる可能性があります。
受検案内が届いた時点で確認しておけば、必要な準備の時間を確保できます。

本人確認書類は2点必要ですか?

公式FAQでは、リアル会場で必要なものとして本人確認書類と受検票の2点が案内されています。
本人確認書類そのものを2点求める記載は確認できませんでした。
ただし実務的には、条件を満たすか判断に迷う書類しか持っていない場合、別の書類も併せて持参しておくと安心です。
たとえば学生証の形態や有効期限に不安がある場合、運転免許証も持っていけば当日に慌てずに済みます。
持ち物を1つ増やすだけでリスクが減るので、余裕があれば2点持参をおすすめします。

まとめ

テストセンターの本人確認書類について、押さえておきたい点を整理します。

  • 条件は「顔写真付き」「原本(コピー不可)」「有効期限内」の3つをすべて満たすこと
  • 公式に例示されているのは、運転免許証、パスポート、学生証、社員証、在留カードなど
  • 学生証はプラスチックカード型のみ有効とされている
  • 顔写真のない保険証や通知カード、コピー、画像は使えない可能性が高い
  • 忘れた場合、本人確認が取れなければ受検できない
  • リアル会場では受検票が必要。印刷できない場合は指定6項目をA4白紙にメモして持参する
  • オンライン会場では受検票が不要な代わりに、筆記用具とメモ用紙を自分で用意する
  • テストセンターIDは受検後2年で有効期限が切れる

当日に確認するのでは遅い項目ばかりです。
受検案内が届いた時点で、持参予定の書類を実際に手に取って、顔写真・原本・有効期限の3点を目で確かめてください。
所要時間は1分もかかりません。
その1分が、受検機会そのものを守ります。

テストセンター全体の仕組みは「テストセンターとは?就活SPIの受け方・当日の流れ・持ち物」(No.139)に、Webテスト全般の準備は「Webテスト対策の完全ガイド」(No.1)にまとめています。

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