SPI対策アプリ・無料サイトおすすめ|スキマ時間の勉強法

この記事でわかること

  • SPI対策アプリ・無料サイトのおすすめと、それぞれの「向いている使い方」
  • SPI Lite【Study Pro】・Quizlet・YouTube・就活サイトの模試など、種類別の特徴と限界
  • アプリだけで対策した人と、本・演習を併用した人の伸び幅の違い(運営事務局の相談データ)
  • 通勤・通学のスキマ時間で1日30分を積み上げる具体的な勉強法
  • 無料教材を使うときに気をつけたい3つの落とし穴と、「答え」を配るサイトを避ける理由

著者:テストビズ運営事務局
2021年開業の学習支援チームが運営するWebテスト代行サービス。SPI・玉手箱・TG-WEB・GAB/CAB・SCOA・CUBICなど主要形式から企業オリジナルまで広範囲に対応し、運営チーム累計6,000件超の相談実績をもとに就職活動、転職活動に励む方を支援しています。
最終更新日:2026年9月5日

SPI対策アプリのおすすめを先に言うと、無料で始めるなら「SPI Lite【Study Pro】」、語彙の暗記は「Quizlet」、解法の理解はYouTubeの解説動画、という使い分けが現実的です。
ただし、運営事務局の相談データでは、アプリだけで対策した人の正答率の伸びは、本や模擬演習を併用した人の半分程度にとどまっています。
アプリは「スキマ時間の反復」に強く、「型を体系的に学ぶ」ことと「時間配分の練習」には向かないからです。

この記事では、無料アプリ・サイトを種類別に整理したうえで、何に使い、何に使わないかをはっきりさせます。
無料で始めたい人ほど、この線引きが結果を分けます。

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SPI対策アプリ・無料サイトのおすすめは?【結論:用途で3つを使い分ける】

SPI対策の無料教材は、「問題演習アプリ(SPI Lite【Study Pro】など)」「暗記アプリ(Quizlet)」「解説動画(YouTube)」の3種類を用途で使い分け、本番形式の練習は就活サイトの模試か有料の模擬演習で補うのが効率的です。

種類別・無料アプリ/サイト一覧

種類 代表例 向いている用途 向いていない用途
問題演習アプリ SPI Lite【Study Pro】(無料版は例題含め88問、有料版は言語232問・非言語152問) 通勤・通学中の分野別反復。解説が詳しい 本番形式の時間配分
問題演習アプリ 就活メディア系のSPI問題集アプリ(言語・非言語・英語収録のもの) 問題数を稼ぐ 解説の質はアプリによって差が大きい
暗記アプリ Quizlet(クイズレット)などの単語帳アプリ 二語の関係・語句の意味・英単語の暗記 非言語の解法練習
解説動画 YouTubeのSPI解説チャンネル 推論・損益算の「式の立て方」を目で見て理解 自分で解く練習(見ただけで解けた気になる)
就活サイトの模試 マイナビ・リクナビなどの適性検査模試(会員登録が必要) 本番形式の体験・時間計測 繰り返し演習(回数に限りがある)
出版社・対策本の公式サイト SPIノートの会などの公式サイト・サンプル問題 本の補足、最新情報の確認 網羅的な演習
Q&Aサイト・SNS 知恵袋、LINEのオープンチャットなど 受検体験談の収集 問題や答えの入手(不正リスク)

※アプリの問題数・有料/無料の区分は変更されることがあります。ダウンロード前にストアの説明を確認してください。

「spi アプリ おすすめ」で迷うなら、まずSPI Lite【Study Pro】を入れて88問を解き、分野別の得意・不得意を把握するのが最初の一歩です。
その結果を見て、語彙が弱ければQuizlet、非言語の式が立たなければYouTube、と足していきます。

SPI Lite【Study Pro】が最初の1本に向く理由

  • 言語・非言語の両方に対応し、無料版でも推論・語句の意味など主要分野を試せる
  • 全問に解説があり、「なぜその式か」まで書かれている
  • 未着手・苦手分野を優先して出す学習モードがあり、短期間で弱点を洗い出せる
  • 手書きメモ機能で計算過程を残せる

無料版は88問と少ないため、「弱点を見つける診断ツール」として使い、演習量は本で補うのが運営事務局の提案です。
有料版に進むかどうかは、本を1冊終えてから判断しても遅くありません。

アプリだけでSPI対策はできる?運営事務局の相談データ

運営事務局の相談者データでは、アプリのみで対策した人の2週間後の正答率の伸びは平均+8ポイント、本と時間計測つき演習を併用した人は平均+18ポイントで、伸び幅に2倍以上の差がありました。

アプリ学習のみ vs 本・演習併用の比較

対策方法 人数比(相談者中) 初回正答率(平均) 2週間後(平均) 伸び幅 主な課題
アプリのみ 約25% 約50% 約58% +8pt 推論の場合分けが身につかない。時間計測なし
本のみ 約35% 約50% 約64% +14pt 語彙の反復量が不足。移動時間が使えていない
本+アプリ 約25% 約50% 約66% +16pt 時間配分の練習が不足
本+アプリ+時間計測つき演習 約15% 約50% 約68% +18pt

(運営チーム累計、2026年8月時点の概数。個人が特定されない形で掲載)

差が出る理由は明確です。
アプリは1問ずつ区切って解く設計なので、「35分で30問以上に到達する」ペース感覚が育たないのです。
本番のテストセンターでは1問ごとに制限時間があり、後戻りできません。
アプリで正答率が上がっても、本番で後半に到達できなければ段階は上がりません。

運営事務局が見てきた実例:アプリ学習の限界と活かし方

  • 相談例A(大学3年):アプリで3週間、正答率85%まで到達。しかし本番のテストセンターで「後半に全然たどり着けなかった」と相談。模擬演習で測ると、非言語1問あたり平均110秒。アプリでは時間を計っていなかった。1週間の時間計測つき演習で75秒まで短縮
  • 相談例B(社会人・転職):通勤往復90分をアプリの語彙・計算に充て、帰宅後は本で推論。受検まで10日で、言語の正答率が60%→85%に。「アプリは語彙と計算だけ」と割り切ったのが奏功
  • 相談例C(大学院生):YouTubeの解説動画を20本以上視聴したが、自分で解くと式が立たない。「見て分かる」と「解ける」は別と気づき、動画1本につき類題5問を本で解くルールに変更

アプリは「反復」と「診断」に使い、「型の習得」は本、「時間配分」は演習
この役割分担ができた人は、アプリを使わない人より確実に速く伸びています。

スキマ時間でSPIを勉強する方法は?1日30分のルーティン

スキマ時間のSPI対策は、移動中はアプリで語彙・計算の反復(10〜15分×2回)、机に座れる時間は本で推論・割合系の解法(20〜30分)、週1回は時間を計った通し演習、という配分で1日30分から積み上げられます。

1日30分ルーティン(通勤・通学がある人向け)

時間帯 場所 やること 使うもの
行きの移動(10分) 電車・バス 語句の意味・二語の関係を10〜20語 Quizlet / SPI Lite
帰りの移動(10分) 電車・バス 割合・損益算の計算問題を3〜5問 SPI Lite
帰宅後(10分) 移動中に間違えた問題の類題を本で解く 対策本
週末(35分×1回) 時間を計って通し演習 対策本の模擬形式 or 模擬演習

平日30分×5日+週末35分で、週に約3時間。
2週間で6時間、1か月で13時間になります。
「まとまった時間ができたら」と待つより、この積み上げのほうが到達点は確実に高くなります。

スキマ時間に向く分野・向かない分野

分野 スキマ時間との相性 理由
語句の意味・二語の関係 1問10〜20秒。暗記中心
語句の用法・熟語の成り立ち 同上
割合・損益算・速度算 1問60秒前後。メモ機能で式を書ける
場合の数・確率 公式の当てはめが中心
推論 場合分けの表を書く必要があり、立ったままでは難しい
図表の読み取り 画面が小さいと表が読みにくい
長文読解 × まとまった時間と集中が必要

推論と長文は机で、それ以外は移動中で。
この切り分けだけで、スキマ時間の効率は大きく変わります。

無料サイト・アプリを使うときの3つの落とし穴

無料のSPI教材で失敗しやすいのは、①解説が答えだけで「式が立たない」弱点が直らない ②難易度が本番よりやさしく「できた気」になる ③時間を計らずに本番で時間切れになる、の3点です。加えて、「答え」や「解答集」を配るサイトは利用そのものがリスクになります。

落とし穴と対処法

落とし穴 起きること 対処法
解説が答えだけ 間違えた理由が分からず、同じ型でまた間違える 解説が「式の立て方」から書かれたアプリ・本を選ぶ
難易度が本番より易しい アプリで90%、本番で時間切れ 週1回は市販の模擬形式か時間計測つき演習で実力を測る
時間を計らない 正答率は高いが到達問数が少ない 1問ごとにストップウォッチ。非言語60秒・言語20秒を目安
広告・登録誘導が多いサイト 学習時間より操作時間が長くなる 会員登録が必要なものは「模試を1回受ける」目的に絞る

「答え」「解答集」を配るサイト・グループには近づかない

「spi 答え」「spi 解答集」と検索すると、本番の問題と解答を対応させたものを配布・販売するサイトやSNSグループが見つかることがあります。
これらは市販の対策本や無料アプリとは別物で、利用そのものが不正行為にあたり、選考上・法的なリスクを負います。
2022年11月には、Webテストの替え玉受検を請け負っていた会社員が逮捕されたと報じられており、依頼者側も同じ容疑で書類送検されたとされています。
無料で正攻法の教材が十分にある以上、そこに近づく理由はありません。
リスクの詳細は「Webテストの解答集は危険?」で扱っています。

本・アプリ・模擬演習の組み合わせ方は?

SPI対策は「本で型を作る→アプリで反復する→模擬演習で時間配分を確かめる」の3層で組むと、無料教材の限界を補いながら最短で段階を上げられます。

3層の役割分担

役割 教材 費用の目安
型の習得 解法パターンを体系的に学ぶ 対策本1冊(赤本など) 1,650円前後
反復 語彙・計算をスキマ時間で回す SPI Lite / Quizlet 無料(有料版は任意)
時間配分 35分で何問到達できるかを測る 就活サイトの模試 / 時間計測つき模擬演習 無料〜1,100円程度

本の選び方は「SPI対策本おすすめ|青本・赤本の違いと選び方」で解説しています。
時間配分の確認には、選択肢の一つとして運営事務局の模擬演習+解説(分野別の正答率・所要時間を可視化)も使えますが、市販の模擬形式を時間を計って解くだけでも十分です。

受検までの残り日数別・無料教材の使い方

残り日数 アプリの使い方 本・演習との組み合わせ
1〜3日 語句の意味を集中暗記(1日30語) 本で推論・割合系だけ。時間を計る
1週間 移動中に語彙+計算。帰宅後は本 最終日に通し演習1回
2週間〜1か月 毎日20分の反復を習慣化 本1冊3周。週1回の通し演習
1か月以上 診断→弱点分野を重点的に 本+週1演習。慣れたら青本などで演習量を追加

残り日数別の全体計画は「SPI対策の始め方」に、1週間の短期計画は「Webテスト対策を1週間で仕上げる短期計画」にまとめています。
Webテスト全体の無料教材については「Webテスト対策アプリ・無料サイトおすすめ」も参照してください。

SPI対策アプリ・無料サイトに関するよくある質問(FAQ)

Q1. SPI対策で一番おすすめの無料アプリはどれですか?

最初の1本には「SPI Lite【Study Pro】」が向いています。
言語・非言語の両方に対応し、無料版でも例題を含めて88問を解け、全問に「式の立て方」からの解説がついています。
未着手・苦手分野を優先して出す学習モードがあるため、短期間で自分の弱点を洗い出す診断ツールとして使えます。
ただし無料版は問題数が限られるため、演習量は対策本で補ってください。
語彙の暗記にはQuizletなどの単語帳アプリ、非言語の式の立て方の理解にはYouTubeの解説動画を足すと、無料でも役割分担ができます。
アプリの問題数・料金は変更されることがあるので、ダウンロード前にストアで確認してください。

Q2. アプリだけでSPI対策は足りますか?

「足りない」と考えてください。
運営事務局の相談者データでは、アプリのみで対策した人の2週間後の正答率の伸びは平均+8ポイントで、本と時間計測つき演習を併用した人(+18ポイント)の半分以下でした。
アプリは1問ずつ区切って解く設計のため、テストセンターの「35分で30問以上に到達する」ペース感覚が育ちません。
アプリで正答率85%に到達したのに本番で後半にたどり着けなかった、という相談は毎年あります。
アプリは語彙・計算の反復と弱点の診断に使い、解法の型は本で、時間配分は時間を計った演習で、と役割を分けるのが現実的です。

Q3. YouTubeの解説動画でSPI対策はできますか?

「式の立て方」を目で見て理解するには有効ですが、見ただけでは解けるようになりません。
運営事務局の相談で、解説動画を20本以上視聴しても自分で解くと式が立たなかった人がいます。
「見て分かる」と「解ける」は別で、動画は理解の入口として使い、その後に必ず自分で類題を解く必要があります。
動画1本につき類題5問を本で解く、というルールにすると、動画の効果が定着します。
推論や損益算のように「なぜその式か」がつまずきやすい分野で、本の解説だけでは分からないときに動画を補助として使うのが効率的です。

Q4. 無料の練習問題サイトは登録なしで使えますか?

登録なしで使えるサイトやアプリはあります。
ただし、無料サイトは解説が答えだけのもの、難易度が本番よりやさしいもの、広告や会員登録への誘導が多いものが混在しています。
運営事務局では、無料サイトは「形式を知る」「語彙を覚える」用途に絞り、本番想定の演習は市販の模擬形式か時間計測つきの演習で行うことを提案しています。
就活サイト(マイナビ・リクナビなど)の適性検査模試は会員登録が必要なことが多いですが、本番形式を一度体験する目的なら使う価値があります。
「答え」「解答集」を配るサイトやグループは、無料であっても近づかないでください。

Q5. Quizlet(クイズレット)はSPI対策に使えますか?

言語分野の暗記には向いています。
二語の関係のパターン、語句の意味、熟語の成り立ち、英語の同意語・反意語などは、単語帳形式で反復するのが最も効率的で、Quizletのような暗記アプリはこの用途に合っています。
移動中に1日20〜30語を回すと、1週間で150〜200語をカバーできます。
一方、非言語の解法練習や時間配分の練習には向かないため、Quizletだけで対策を完結させることはできません。
他のユーザーが作成した単語帳を使う場合は、誤りが含まれることがあるので、市販の対策本の語彙リストと照らし合わせて使ってください。

Q6. 社会人でまとまった時間が取れません。スキマ時間だけで間に合いますか?

平日30分の積み上げで、2週間あれば頻出分野の正答率を15〜20ポイント上げることは現実的です。
運営事務局の相談では、通勤往復90分をアプリの語彙・計算に充て、帰宅後10分だけ本で推論を解いた社会人が、10日で言語の正答率を60%から85%に上げた例があります。
ポイントは、移動中は語彙・計算(立ったままでもできる分野)、机に座れる短い時間は推論(場合分けの表を書く必要がある分野)、と分野を場所で切り分けることです。
週末に1回、35分の通し演習を時間を計って入れると、本番のペース感覚も作れます。
転職者向けの短期計画は「転職(中途採用)のSPI対策」で扱っています。

まとめ:アプリは「反復と診断」、型は本、時間配分は演習で

この記事の要点を再掲します。

  • 無料で始めるならSPI Lite【Study Pro】で診断→Quizletで語彙→YouTubeで式の理解、の使い分け
  • アプリのみの伸び幅は本・演習併用の半分以下。アプリは「反復」と「診断」に割り切る
  • スキマ時間には語彙・計算、机では推論・長文。場所で分野を切り分ける
  • 1日30分×平日+週末35分の通し演習で、週3時間・1か月13時間
  • 無料教材の落とし穴は「解説なし」「易しすぎ」「時間を計らない」。 「答え」を配るサイトには近づかない
  • 本(型)→アプリ(反復)→演習(時間配分)の3層で組む

無料のアプリは、使い方さえ間違えなければ強力な味方です。
今日の帰り道から、語句の意味を10語だけ始めてください。
本の選び方は「SPI対策本おすすめ」、受検日までの全体計画は「SPI対策の始め方」、Webテスト全体の流れは「Webテスト対策の完全ガイド」に続きます。

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