SPIのWEBテスティングに監視はある?カメラ・録画と注意点

この記事でわかること

  • SPIの受検方式(WEBテスティング・テストセンター・オンライン会場・インハウスCBT)ごとの監視の有無
  • SPIのWEBテスティングに「監視なし」と言われる理由と、企業側が別途監視ツールを使うケース
  • オンライン会場のカメラ・画面共有・360度チェックの実態(リクルートMS公式の公開情報ベース)
  • 「録画されている?」「Zoomで画面共有?」といった不安への答えと、監視型で失点しないための準備

著者:テストビズ運営事務局
2021年開業の学習支援チームが運営するWebテスト代行サービス。SPI・玉手箱・TG-WEB・GAB/CAB・SCOA・CUBICなど主要形式から企業オリジナルまで広範囲に対応し、運営チーム累計6,000件超の相談実績をもとに就職活動、転職活動に励む方を支援しています。
最終更新日:2026年9月6日

SPIの監視は受検方式で決まります。
自宅で受けるWEBテスティングにはリクルートマネジメントソリューションズ(以下、リクルートMS)側の監視システムは組み込まれておらず、原則「監視なし」です。
一方、テストセンターの「オンライン会場」はWebカメラ越しに人の監督員が監督し、画面共有と360度の室内確認が行われます。
この記事では方式別の監視の有無を公式の公開情報で整理し、「録画されているのか」「Zoomの画面共有が必要なのか」といった不安に答えたうえで、監視型で実力を出し切るための準備を運営事務局の相談事例をもとに解説します。

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SPIに監視はある?受検方式ごとの監視の有無

SPIの監視の有無は4つの受検方式で異なります。WEBテスティングは原則監視なし、テストセンター(リアル会場)は監督員の巡回、オンライン会場はWebカメラ+画面共有による人の監督、インハウスCBTは企業担当者の監督です。案内メールの方式名を見れば、監視の有無はほぼ確定します。

SPIはリクルートMSが提供する適性検査で、受検方式は企業が選びます。
リクルートMSが公開している「不正行為防止の取組み」をもとに、方式別に整理します。

受検方式 受検場所 監視の有無 監視の方法(公式公開情報) 電卓
WEBテスティング 自宅・学校等のPC 原則なし 初回アクセス時に不正禁止の確認ステップ。中断→再開時は同じ問題を出さない仕様
テストセンター(リアル会場) リクルートMSの専用会場 あり 受検票+顔写真付き本人確認書類で本人確認、私物はロッカー、監督員が巡回 不可
テストセンター(オンライン会場) 自宅等のPC あり Webカメラで人の監督員が監督(録画・AI判定ではない)、本人確認、持ち物・室内を360度確認、受検中はカメラオン+画面共有 不可
インハウスCBT 企業が用意した会場 あり 企業の担当者が監督

※リクルートMS「適性検査SPI3の受検時における不正行為防止の取組み」および就職準備応援サイトの公開情報をもとに運営事務局が整理(2026年9月6日確認)。

「SPI 監視なし」はWEBテスティングのこと

「SPIは監視なし」と言われるのは、WEBテスティングを指しています。
WEBテスティングは企業が指定する受検期間内に、自分の都合の良い時間・場所でPCから受検する方式で、カメラ・マイクの起動は求められません
リクルートMS側の仕組みとしては、受検前に不正行為の禁止に同意するステップと、通信が切れて再開した場合に同じ問題を出さない仕様が公開されています。
ただし、これは「不正をしても分からない」という意味ではなく、テストセンター結果との乖離や面接での再確認で矛盾が表面化するケースがある点は、運営事務局の相談でも繰り返しお伝えしています。

「SPI 監視型」はオンライン会場か、企業が別途導入した監視ツール

「SPI 監視型」と呼ばれるものは、主に次の2つです。

  • テストセンターのオンライン会場:2022年10月に新設された方式で、自宅のPCから監督員と接続して受検します。リアル会場と同じ問題・同じ扱いで、結果の使い回しも可能です
  • 企業が別途導入した監視ツール:WEBテスティングを課す企業が、監視サービス(AI監視・画面録画・ログ解析など)を組み合わせるケース。この場合は案内メールにカメラ・マイクの使用許可や環境要件が明記されます

どちらの場合も、監視が行われる旨は事前に必ず案内されます。
案内なしに監視されることはないので、「知らないうちに録画されていたのでは」という心配は不要です。

SPIのオンライン会場ではカメラで何を見られる?録画される?

オンライン会場ではWebカメラで人の監督員がリアルタイムに監督し、開始前に本人確認書類・持ち物・室内を360度確認、受検中はカメラオンと画面共有を続けます。リクルートMSは「録画・AIによる確認ではなく、人により監督を行う」と公開しており、録画データが企業に渡る仕組みではありません。

「SPI カメラ」「SPI 録画されてる」「SPI 画面録画」といった不安は、ほぼオンライン会場に関するものです。
公式の公開情報と受検者の報告をもとに、実際に見られる範囲を整理します。

確認のタイミング 見られるもの 補足
開始前 顔写真付き本人確認書類、顔 受検者本人かどうかの確認
開始前 ポケットの中、イヤフォン、携帯電話、時計、メガネ 持ち物検査。腕時計・イヤフォンは外す
開始前 室内をカメラで360度 手の届く範囲に本・タブレット・サブモニターがないか
開始前 PC上で他のアプリを起動していないか ブラウザ以外を終了するよう求められる
受検中 カメラ映像、画面共有 不正の兆候があれば注意や中断

「SPI Zoom 画面共有」は必要?

オンライン会場はZoomを使いません。
テストセンターのマイページから受検画面を開き、専用のシステム上で監督員と接続して画面共有を行います。
「SPI Zoom」で検索されるケースは、企業が独自にZoom等の会議ツールで受検者を監視する(インハウスCBTに近い)運用や、玉手箱・TG-WEBなど他形式の監視型と混同しているケースが多いです。
案内メールに「Zoomに入室」「画面共有をお願いします」とあれば企業独自の運用なので、指示に従ってください。

「SPI 録画されてる」はどこまで本当?

リクルートMSの公開情報では、オンライン会場は「録画・AIによる確認ではなく、人により監督を行う」とされています。
つまり、映像を録画して後から企業がチェックする仕組みではなく、監督員がその場で見て、必要なら注意・中断する運用です。
ただし、企業が独自に監視ツールを導入したWEBテスティングでは、画面録画やログ解析を行うサービスもあります。
その場合は事前案内に「録画」「ログ取得」の記載があるので、案内文を読めば判別できます。

監督員は企業の人事ではない

オンライン会場の監督員はリクルートMS側が手配する監督員で、応募先企業の人事担当者ではありません。
服装や部屋の様子が選考の評価に直接影響することはなく、確認されるのは「不正の兆候がないか」だけです。
私服で問題ありませんが、顔が隠れる帽子・マスク・サングラスは監視の妨げになるため外すよう求められます。
服装・部屋の準備は「Webテストの服装・部屋・背景」も参考にしてください。

SPI監視型で失点しないための準備は?

監視型SPIで失点するのは、実力不足より「開始前の確認に手間取って集中を削がれる」「電卓が使えないことを知らずに計算で時間切れ」の2パターンが目立ちます。受検3日前までに環境を整え、筆算のスピードを確認しておけば、監視の有無で得点は変わりません。

運営事務局の相談では、監視型を初めて受ける方の多くが「見られている緊張」より「開始前のチェックの長さ」に消耗しています。
準備で解決できる部分は事前に済ませてください。

運営事務局が見てきた実例|オンライン会場・監視型の相談ケース

運営事務局に寄せられた相談を、個人が特定されない形で紹介します。

ケース1:初めてオンライン会場でSPIを受けた大学3年生(相談時:受検3日前)
「カメラで部屋を見せると聞いて何を片づければいいか分からない」という相談でした。
運営事務局では、手の届く範囲からスマートフォン・タブレット・本・サブモニターを出し、机上をPC・A4用紙・筆記用具だけにすること、有線LANが使えるなら接続しておくことをお伝えしました。
本人の報告では開始前チェックは10分ほどで終わり、能力検査は模擬演習と同程度の正答率で通過できたとのことです。
片づけを当日にすると30分以上かかることがあるため、前日までに終えるのがポイントです。

ケース2:WEBテスティングの経験しかなく、監視型で電卓が使えないことを知らなかった社会人(転職)
WEBテスティングでは電卓を使って非言語を解いていたため、オンライン会場の模擬演習(電卓なし)では割合・損益算で時間切れが多発しました。
運営事務局では、受検までの5日間で「筆算の速度」を優先し、1問あたり2分以内で解ける頻出パターンに絞って練習していただきました。
5日目の演習では非言語の解答数が模擬演習比で3割増え、通過報告をいただいています。

運営チーム累計の相談実績で見ると、監視型SPIの相談は「電卓が使えないと知らなかった」が最多で、次いで「開始前チェックで時間がかかり集中できなかった」が続きます。

受検3日前までに整えるチェックリスト

  • 案内メールで方式を確認する(WEBテスティング/テストセンター/オンライン会場/インハウスCBT)
  • オンライン会場なら、PCの内蔵カメラ・マイクが動作するか確認する(スマートフォンのカメラは使えない)
  • 手の届く範囲からスマートフォン・タブレット・本・サブモニターを出す
  • 机上はPC・A4用紙2枚・筆記用具のみにする
  • 有線LANが使えるなら2m以上のケーブルで接続する(部屋を360度見せる際に必要)
  • 腕時計・イヤフォンを外し、顔が隠れない服装にする
  • 電卓が使えない方式(テストセンター・オンライン会場)なら、筆算の速度を模擬演習で確認する
  • トイレを済ませ、受検中は離席しない

電卓の可否は「SPIで電卓は使える?」で方式別に確認できます。
オンライン会場の予約・流れは「オンライン会場型テストセンターの受け方」にまとめています。

「監視なし」のWEBテスティングでも守るべきこと

WEBテスティングは監視がないぶん、別タブを開く・途中で離席するといった行動が「不正の証拠」として残ることはありません。
それでも、通信が切れて再開すると同じ問題が出ない仕様のため、安定した環境で一気に受け切るのが得点面でも有利です。
運営事務局では、監視の有無にかかわらず「自分の実力で受検する」ことを前提にお伝えしています。
不正を考えるより、テストセンターで結果を使い回せる水準まで実力を上げる方が、選考全体で圧倒的に効率が良いためです。
基本の進め方は「SPI対策の始め方」と「Webテスト対策の完全ガイド」を参考にしてください。

監視型SPIと監視なしSPIで難易度・結果は変わる?

問題の難易度や採点方法は方式で変わりません。オンライン会場はリアル会場と同じ問題・同じ扱いで、結果の使い回しもできます。違いは「電卓の可否」と「出題形式(WEBテスティングは入力式が多く、テストセンターは選択式)」で、得点差はここから生まれます。

「監視型は難しい」という声は、監視そのものより「電卓なし・選択式・時間配分の違い」に慣れていないことが原因です。

方式別の違いまとめ

項目 WEBテスティング テストセンター(リアル・オンライン会場)
監視 原則なし あり(人の監督員)
電卓 不可(筆算・暗算)
解答形式 入力式が多い 選択式が多い
出題の変化 正答状況で難易度が変わる 正答状況で難易度が変わる
結果の使い回し 不可 可(1年間)
性格検査 能力検査と同時 事前に自宅で受検

方式ごとの受け方は「SPIの受け方4種類」で詳しく解説しています。

転職(中途採用)で監視型SPIを受ける方へ

中途採用でもテストセンター・オンライン会場を指定する企業が増えています。
社会人の方は「電卓なしの筆算」と「非言語のブランク」の2つが壁になりやすく、運営事務局の相談でも初回演習で非言語が4割台という方が少なくありません。
通勤時間で言語、帰宅後30分で筆算中心の非言語という配分で、1週間あれば6割台までは回復するケースが多いです。
転職者向けの進め方は「転職(中途採用)のSPI対策」にまとめています。

形式が分からない時に運営事務局へ送っていただく情報

個別対策の相談では、「形式名(分かれば)と受検期限」を送っていただくだけで方式の判別と配分の提案ができます。
テストビズでは案内メールの文言から監視の有無と電卓の可否を確認し、残り日数に合わせた分野の優先順位をお伝えしています。

よくある質問(FAQ)

SPIのWEBテスティングは監視されていますか?

WEBテスティングにはリクルートMS側の監視システムは組み込まれておらず、カメラ・マイクの起動は求められません。
公式に公開されている仕組みは、受検前に不正行為の禁止へ同意するステップと、通信が切れて再開した場合に同じ問題を出さない仕様の2点です。
ただし、企業が別途監視ツールを導入する場合があり、その際は案内メールにカメラ・マイクの使用許可や環境要件が明記されます。
案内文にカメラの記載がなければ、監視なしのWEBテスティングと判断して問題ありません。

SPIのオンライン会場では録画されていますか?

リクルートMSは、オンライン会場について「録画・AIによる確認ではなく、人により監督を行う」と公開しています。
監督員がWebカメラの映像と共有画面をリアルタイムで見て、不正の兆候があれば注意や中断を行う運用です。
映像を録画して企業が後から確認する仕組みではなく、監督員も応募先企業の人事ではありません。
企業が独自に導入した監視ツールで録画が行われる場合は、事前案内に「録画」の記載があります。

SPIの監視型はZoomで画面共有しますか?

オンライン会場ではZoomを使わず、テストセンターのマイページから専用システムで監督員と接続し、画面共有を行います。
「Zoomに入室してください」という案内がある場合は、企業が独自に会議ツールで監視する運用か、玉手箱・TG-WEBなど他の形式の監視型です。
案内メールの指示に従えば問題なく、Zoomの操作自体が評価されることはありません。
画面共有中はブラウザ以外のアプリを終了し、別タブを開かないようにしてください。

SPI監視型のカメラで部屋のどこまで見られますか?

開始前に、顔写真付き本人確認書類・顔・ポケットの中・イヤフォンや時計などの持ち物・室内を360度・PC上で他のアプリを起動していないかを確認されます。
受検中はカメラオンと画面共有を続け、不正の兆候があれば注意や中断が入ります。
見られるのは「手の届く範囲に不正に使えるものがないか」で、部屋の綺麗さや服装が選考の評価に影響することはありません。
前日までに手の届く範囲からスマートフォン・タブレット・本・サブモニターを出しておくと、開始前のチェックが10分程度で済みます。

SPIの監視型と監視なしで問題や難易度は違いますか?

問題の難易度や採点方法は方式で変わりません。
オンライン会場はリアル会場と同じ問題・同じ扱いで、結果の使い回しもできます。
違いは電卓の可否(テストセンター・オンライン会場は不可)と解答形式(WEBテスティングは入力式が多い)で、「監視型は難しい」と感じるのは筆算と選択式に慣れていないことが原因です。
方式が確定したら、その方式の模擬演習で時間配分を確認してください。

SPIの監視型でトイレに行けますか?

オンライン会場では受検中の離席は原則できず、離席すると不正の兆候として扱われたり、再受検になったりする可能性があります。
能力検査は約35分、性格検査は事前に自宅で受検するため、開始前にトイレを済ませておけば通常は問題ありません。
開始前の確認に時間がかかることがあるので、予約時刻の前に余裕をもって準備を終えてください。
体調面で不安がある場合は、予約時にリアル会場を選ぶという選択肢もあります。

SPIの監視型でメガネや腕時計はどうすればいいですか?

メガネは視力矯正用であれば問題ありませんが、開始前の持ち物確認でカメラに見せるよう求められることがあります。
腕時計・イヤフォンは不正防止の観点から外すよう指示されるため、事前に外しておいてください。
帽子・マスク・サングラスなど顔が隠れるものは監視の妨げになるので着用できません。
服装自体に指定はなく、私服で受検して問題ありません。

まとめ|SPIの監視は「方式名」で決まる

SPIの監視の有無は受検方式で決まります。
WEBテスティングは原則監視なし、テストセンターのリアル会場は監督員の巡回、オンライン会場はWebカメラ+画面共有による人の監督で、リクルートMSは「録画・AIではなく人による監督」と公開しています。

  • 案内メールの方式名(WEBテスティング/テストセンター/オンライン会場/インハウスCBT)で監視の有無を確定させる
  • オンライン会場は開始前に本人確認・持ち物・室内360度・PCのアプリを確認され、受検中はカメラオン+画面共有
  • 監督員は企業の人事ではなく、服装や部屋の様子が選考に影響することはない
  • 失点の原因は監視より「電卓が使えない」「開始前チェックで消耗」なので、3日前までに環境と筆算を整える

監視の有無で問題も採点も変わらないため、方式を早めに確定させ、電卓の可否に合わせた練習に時間を使ってください。
実力で通過した結果はテストセンターなら1年間使い回せるので、それが選考全体で最も効率の良い進め方です。

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