SCOAの数理と論理は、5教科の中で最も練習の効果が出る科目であり、頻出パターンを「公式1つで解ける型」と「表を書けば解ける型」に分けて練習すれば、2週間で正答率を25ポイント前後伸ばせます。
数理は四則計算・方程式・年齢算・損益・速さ・仕事算・濃度・資料解釈、論理は推論・サイコロ(展開図)・空間図形・切断面・平面図形・数列・図形認識が中心です。
1問30秒という時間設計のため、「解き方を知っている問題を即答し、2分以上かかる問題は飛ばす」判断が得点を決めます。
この記事では、SCOAの数理・論理の出題範囲、分野別の解き方、オリジナル例題、模擬演習で実測した正答率と所要時間、アプリの使い方を、運営チーム累計6,000件超の相談実績をもとに整理します。
この記事でわかること
- SCOAの数理・論理の出題数と時間配分、SPIの非言語との違い
- 数理の頻出8分野(計算・方程式・年齢算・損益・速さ・仕事算・濃度・資料解釈)の解き方と例題
- 論理の頻出7分野(推論・サイコロ・空間図形・切断面・平面図形・数列・図形認識)の解き方と例題
- 模擬演習で実測した分野別の正答率と1問あたりの所要時間(匿名)
- 苦手分野の直し方と、飛ばす判断の基準
- アプリ・問題集の使い分け
著者情報:テストビズ運営事務局
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最終更新日:2026年9月6日
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SCOAの数理・論理はどんな科目?出題数・時間・SPIとの違い
数理と論理は各25問前後で120問の4割強を占め、中学〜高校基礎の範囲を1問30秒で解くスピード型で、量とスピードで差がつきます。
SCOA-A(5尺度版)は言語・数理・論理・常識・英語の120問を一括60分で解きます。
数理と論理はそれぞれ25問前後が目安で、合計50問前後と全体の4割強を占めます。
3尺度版(言語・数理・論理)ではさらに比重が高まり、70問前後のうち45問前後が数理・論理です。
| 項目 | 数理 | 論理 |
|---|---|---|
| 出題数の目安 | 25問前後 | 25問前後 |
| 推奨する配分時間 | 15分 | 15分 |
| 1問あたり | 36秒 | 36秒 |
| 主な内容 | 四則計算・方程式・年齢算・損益・速さ・仕事算・濃度・資料解釈 | 推論・サイコロ・空間図形・切断面・平面図形・数列・図形認識 |
| 対策の性質 | 公式と計算の反復 | 解法パターンの暗記と作図 |
出題数は対策書と受検報告に基づく目安で、年度により前後します。
SPIの非言語との違い
SPIの非言語は推論・確率・集合など「考えて解く」問題が中心で、1問1分前後をかけて解く設計です。
SCOAの数理・論理は1問1問が基礎的で、公式の代入や作図で機械的に解ける問題が多い一方、1問30秒しかありません。
「SCOAの数学は難しいか」という質問には、「問題は中学〜高校基礎、難しいのはスピード」と答えています。
SPIの対策をしている方は、解法の丁寧さを保ちつつ、概算と飛ばす判断を追加してください。
SCOAとSPIの違いの全体像は「SCOAとSPIの違い」で解説しています。
数学の範囲はどこまでか
出題は中学数学の全範囲と、高校の数学I・Aの基礎(二次方程式・確率の初歩・図形の性質)までが目安です。
三角関数・微分積分・ベクトルなどの数学II以降の内容は出ません。
「数学が苦手」という方でも、範囲が限られているため公式を10個前後覚えれば対応できます。
SCOAの数理の解き方は?頻出8分野と例題
数理は「公式を1つ当てはめて1回計算する」型がほぼすべてで、公式の暗記と概算による選択肢の絞り込みで15分25問を完走できます。
四則計算・分数・小数
- 分数と小数が混ざる計算は、小数を分数に直す(0.25=1/4、0.125=1/8、0.75=3/4)
- 計算の順序(かっこ→乗除→加減)を守り、暗算で解く
- 選択肢の一の位や桁数で先に絞る
例題:3/4÷0.25×2を計算せよ。
解答:0.25=1/4なので、3/4÷1/4=3、3×2=6です。
方程式・二次方程式
- 一次方程式は移項して整理する。文章題は「求めるものをxにする」
- 二次方程式は因数分解を優先し、できなければ解の公式
- 連立方程式は加減法で1つの文字を消す
例題1:2x+7=3x−5を解け。
解答:7+5=3x−2x、x=12です。
例題2:x²−5x+6=0を解け。
解答:(x−2)(x−3)=0より、x=2、3です。
「scoa 二次方程式」と検索される方がいますが、出題は因数分解できる水準に限られます。
年齢算
- 「現在の年齢+n年」の関係を式にする
- 年齢の差は何年経っても変わらないことを使う
例題:父は40歳、子は12歳である。父の年齢が子の年齢の2倍になるのは何年後か。
解答:n年後として40+n=2(12+n)、40+n=24+2n、n=16。16年後です。
損益算
- 定価=原価×(1+利益率)、売価=定価×(1−割引率)
- 利益=売価−原価
- 割合は小数に直して掛ける(25%→1.25倍、10%引き→0.9倍)
例題:原価1,200円の商品に25%の利益を見込んで定価をつけ、定価の10%引きで売った。利益はいくらか。
解答:定価は1,200×1.25=1,500円、売価は1,500×0.9=1,350円、利益は1,350−1,200=150円です。
速さ・時間・距離
- 速さ=距離÷時間。単位(時速・分速・秒速、km・m)を先に揃える
- 45分は0.75時間、20分は1/3時間と分数に直す
- 旅人算(出会い・追いつき)は速さの和・差を使う
例題:時速60kmの車が45分間走った距離は何kmか。
解答:45分=0.75時間なので、60×0.75=45kmです。
仕事算
- 全体の仕事を1として、1日(1時間)あたりの仕事量を分数で表す
- 2人で行う場合は分数を足す
例題:Aは1人で12日、Bは1人で6日かかる仕事を2人で行うと何日で終わるか。
解答:1日あたりA=1/12、B=1/6=2/12、合計3/12=1/4。4日で終わります。
濃度(食塩水)
- 濃度=食塩の量÷食塩水全体の量×100
- 水を加えても食塩の量は変わらない
- 混ぜる問題は食塩の量を合計してから割る
例題:10%の食塩水200gに水100gを加えると濃度は何%か。
解答:食塩は200×0.1=20g、全体は300gなので、20÷300×100≒6.7%です。
資料解釈(表・グラフの読み取り)
- 設問で問われた数値だけを表から探し、他の数値は見ない
- 割合や増加率は概算で選択肢を絞る(3,240÷12,800なら約25%と見る)
- 「前年比」「構成比」「1人あたり」の定義を混同しない
資料解釈は1問に時間がかかりやすいため、2分を超えたら飛ばして最後に戻ってください。
SCOAの論理の解き方は?推論・数列・図形認識
論理の推論と数列は「表を書く」「差を取る」の2手順で機械的に解け、頭の中で処理しないことが正答率を安定させる最大のコツです。
推論(順序・位置・真偽)
- 条件を読んだら、必ず表や図に書き出す。頭の中で処理しない
- 確定する条件から埋め、「〜ではない」の条件は最後に使う
- 選択肢を1つずつ条件に当て、矛盾するものを消す
例題:A・B・C・Dの4人が横一列に並んでいる。AはBの右隣、CはDの左隣、BとCは隣り合っていない、Aは右端ではない。左から2番目は誰か。
解答:「AはBの右隣」から「B A」の並び、「CはDの左隣」から「C D」の並びが決まります。
2組の並べ方は「B A C D」か「C D B A」ですが、Aが右端ではないので「B A C D」に確定し、左から2番目はAです。
SCOAの推論はSPIより条件が少なく、表を書けば30秒〜1分で確定します。
数列
- 隣の差を取る(等差)→差が一定でなければ差の差を取る(階差)
- 比を取る(等比)、交互に2つの数列が混ざる型、平方数(1・4・9・16…)を疑う
- 「空欄」が途中にある場合も、前後の差から同じ手順で求める
例題:2、5、10、17、26、□に入る数は何か。
解答:差は3、5、7、9と2ずつ増えているので、次の差は11。26+11=37です。
数列の型は「SCOA数列・記憶問題の解き方」でパターン別に解説しています。
図形認識(同じ図形・回転した図形を選ぶ)
- 選択肢と見本を「一部分」で比べる(角の数・線の向き・黒い部分の位置)
- 回転は90度単位で頭の中で回さず、特徴的な1か所の位置だけ追う
- 鏡像(左右反転)は「回転しても一致しない」ので除外する
図形認識は慣れれば1問10秒で解けるため、練習量が直接得点になります。
SCOAのサイコロ・空間図形・切断面はどう解く?
サイコロは「展開図で1つ飛びの面が向かい合う」、切断面は「切る点の数と位置で断面の形が決まる」というルールを覚えれば、作図なしで答えられます。
「scoa 図形」「scoa 立体」「scoa 切断面」の検索が多いとおり、空間図形はSCOA固有の頻出分野で、SPIにはほとんど出ません。
サイコロ(展開図)
サイコロ問題は「展開図を組み立てたとき、ある面の向かいはどれか」「見えている3面から隠れた面を答える」という2つの型が中心です。
- 展開図で同じ行(または列)に3つ面が並んでいるとき、両端の面が向かい合う(1つ飛びの面が向かい合う)
- 標準的なサイコロは向かい合う面の和が7(1と6、2と5、3と4)。ただし問題で指定された数字を優先する
- 見えている3面から隠れた面を求めるときは、向かい合う面の関係を使う
例題:サイコロの展開図で、横一列に「3・1・4」が並び、1の上に「2」、1の下に「5」、4の右に「6」がある。1と向かい合う面はどれか。
解答:横一列「3・1・4」で3と4が向かい合い、縦一列「2・1・5」で2と5が向かい合います。
残った1と6が向かい合う面です。
サイコロの詳しい型は「SCOAサイコロ問題の解き方」で図解しています。
空間図形(立体の個数・展開図・投影)
- 積み木の個数は「上から見た図に高さを書き込む」方式で数える
- 立体の展開図は「面の数」で候補を絞る(立方体は6面、三角柱は5面)
- 投影図(正面・真上・真横から見た形)は、見える面の形だけを追う
切断面(立方体を平面で切る)
立方体の切断面は、切る3点の位置で断面の形が決まります。
| 切り方 | 断面の形 |
|---|---|
| 隣り合う3つの頂点を通る | 直角二等辺三角形 |
| 1つの頂点から出る3辺の先の頂点を通る | 正三角形 |
| 向かい合う辺の中点を通る | 正方形または長方形 |
| 6つの辺の中点を通る | 正六角形 |
| 面に平行に切る | 正方形 |
例題:立方体を、1つの頂点に集まる3辺のそれぞれ反対側の頂点を通る平面で切ると、断面はどんな形か。
解答:3辺の長さがすべて等しい(面の対角線)ので、正三角形です。
切断面は表の5パターンを覚えれば、作図せずに答えられます。
平面図形
- 面積の公式:三角形=底辺×高さ÷2、円=半径×半径×π、扇形=円×中心角/360
- 角度:三角形の内角の和180度、多角形の内角の和(n−2)×180度、平行線の同位角・錯角
- 相似:対応する辺の比が等しい、面積比は辺の比の2乗
例題:半径5cmの円の面積は何cm²か(円周率はπとする)。
解答:5×5×π=25πcm²です。
模擬演習で実測した分野別の正答率と所要時間
初回は年齢算・仕事算・サイコロ・切断面の正答率が3割前後と最も低く、2週間の練習で数理は45%→70%、論理は40%→65%が中央値でした。
運営チーム累計の模擬演習+解説(2024〜2026年、SCOA受講者)で、数理・論理の分野別に初回正答率と1問あたりの所要時間を実測しました。
| 分野 | 初回正答率 | 初回の1問あたり所要時間 | 2週間後の正答率 | 主なつまずき |
|---|---|---|---|---|
| 四則計算 | 約65% | 25秒 | 約85% | 小数・分数の変換で迷う |
| 方程式 | 約55% | 45秒 | 約80% | 文章題でxの置き方に迷う |
| 年齢算 | 約35% | 70秒 | 約70% | 「n年後」の式が立てられない |
| 損益算 | 約50% | 50秒 | 約75% | 割引と利益率を混同 |
| 速さ | 約50% | 55秒 | 約75% | 単位の換算(分→時間) |
| 仕事算 | 約30% | 80秒 | 約70% | 「全体を1とする」発想がない |
| 濃度 | 約40% | 60秒 | 約70% | 水を加えても食塩は変わらないことを忘れる |
| 資料解釈 | 約45% | 90秒 | 約60% | 正確に計算しようとして時間切れ |
| 推論 | 約45% | 75秒 | 約70% | 頭の中で処理して混乱 |
| 数列 | 約55% | 40秒 | 約80% | 階差を疑わない |
| サイコロ | 約30% | 85秒 | 約70% | 頭の中で回転させる |
| 切断面 | 約25% | 90秒 | 約65% | パターンを知らない |
| 平面図形 | 約50% | 50秒 | 約70% | 相似の面積比 |
| 図形認識 | 約55% | 30秒 | 約80% | 鏡像を区別できない |
数値は受講者の中央値を丸めた目安で、受検者全体の統計ではありません。
それでも、年齢算・仕事算・サイコロ・切断面が「初回は最低だが伸び幅は最大」という傾向は年度をまたいで一貫しています。
初回の所要時間が80秒を超える分野は、解法パターンを知らないことが原因で、知れば30〜40秒に短縮できます。
運営事務局が見てきた実例
相談者CCさん(文系・SCOA初受検)は、初回演習で数理が25問中10問、論理が25問中9問でした。
所要時間を測ると、年齢算・仕事算・サイコロの3分野で1問90秒以上かけており、この3分野だけで数理・論理の時間の4割を消費していました。
「年齢算はn年後の式、仕事算は全体を1、サイコロは1つ飛びの面」の3ルールを2日で覚え、1問45秒で解く練習を5日続けたところ、2週間後の演習では数理18問・論理17問まで伸びています。
苦手分野を「知らないから解けない」と「知っているが遅い」に分け、前者から直すのが最短でした。
苦手分野はどう直す?飛ばす判断の基準と練習法
苦手分野は「解法を知らない」か「知っているが遅い」かで直し方が違い、本番では2分を超える問題を飛ばすルールが総得点を最大にします。
直し方の手順
| 状態 | 見分け方 | 直し方 |
|---|---|---|
| 解法を知らない | 時間無制限でも解けない | 解説を読み、解法を1行でメモ(「仕事算=全体を1」)。同じ型を5問続けて解く |
| 知っているが遅い | 時間無制限なら解けるが60秒超 | 1問45秒でタイマーをかけて10問。超えたら答えを見て手順を確認 |
| 計算ミス | 式は正しいが答えが違う | 概算で選択肢を先に絞り、計算量を減らす |
飛ばす判断の基準
- 数理・論理は1問30〜36秒が目安。2分を超えたら飛ばして印をつける
- 資料解釈・サイコロ・切断面は時間がかかりやすいので、解法が浮かばなければ即飛ばす
- 全問終えて時間が残ったら、印をつけた問題に戻る
- 飛ばした問題は「解けない」ではなく「後回し」と考え、心理的に引きずらない
練習の進め方
- 1日目〜3日目:頻出分野の解法を1行メモにまとめ、分野ごとに5問ずつ解く
- 4日目〜7日目:分野を混ぜて1問45秒で20問。時間超過した分野を記録
- 8日目〜:数理15分・論理15分の通し演習を週2回。全体の時間配分は「SCOAの時間配分」を参照
数理・論理の伸びは科目の中で最大なので、SCOA対策の時間の半分以上をここに使ってください。
科目全体の優先順位は「SCOA対策」で解説しています。
アプリ・問題集はどう使い分ける?非言語の練習環境
解法の理解は紙の問題集、反復と時間計測はアプリ、本番形式の確認は60分120問の模擬演習と役割を分けると効率が上がります。
「scoa 非言語 アプリ」と検索される方は、通学・通勤中に練習したいケースが多いです。
| 教材 | 向いている用途 | 注意点 |
|---|---|---|
| 紙の問題集 | 解法の理解、途中式を書く練習、切断面・サイコロの作図 | 1冊に絞って3周。複数冊を1周ずつは非効率 |
| アプリ・無料練習サイト | 四則計算・数列・図形認識の反復、1問ごとの時間計測 | 分野の偏りがある。年齢算・仕事算・切断面は問題数が少ないことが多い |
| 模擬演習(60分120問) | 時間配分の確認、本番の感覚 | 週1〜2回に留め、毎回の結果で苦手分野を記録 |
アプリだけで対策すると、途中式を書く習慣がつかず、本番の推論や仕事算で混乱しやすくなります。
紙で解法を覚えてからアプリで反復する順番を守ってください。
問題集の選び方は「SCOA対策」の対策本比較を参照してください。
残り日数が少なく優先順位に迷う場合は、形式名と受検期限を送るだけで残り日数に合わせた計画を提案するテストビズの個別対策も、選択肢の一つとして検討してください。
Webテスト全体の進め方は「Webテスト対策の完全ガイド」にまとめています。
SCOAの数理・論理に関するよくある質問(FAQ)
数理・論理の相談で繰り返し寄せられる7つの疑問に、模擬演習の実測と受検者の聞き取りをもとに答えます。
SCOAの数学はどこまでの範囲が出ますか?
中学数学の全範囲と、高校の数学I・Aの基礎(因数分解で解ける二次方程式・確率の初歩・図形の性質)までが目安です。
三角関数・微分積分・ベクトル・数列の一般項といった数学II以降の内容は出ません。
頻出は四則計算・方程式・年齢算・損益算・速さ・仕事算・濃度・資料解釈の8分野で、それぞれ公式を1つ当てはめて1回計算すれば解けます。
公式は10個前後を覚えれば対応できるため、数学が苦手な方でも範囲の狭さを味方にできます。
SCOAの数理と論理はどちらを優先すべきですか?
初回正答率が低い方を優先してください。
運営チーム累計の模擬演習では、数理は約45%、論理は約40%が初回の中央値で、伸び幅はどちらも25ポイント前後と同程度です。
論理はサイコロ・切断面・推論の解法パターンを「知らないと解けない」問題が多く、知れば短期で伸びるため、時間がない方は論理のパターン暗記から始めると効果が早く出ます。
数理は公式の反復で安定して伸びるため、毎日15分の計算練習を並行してください。
サイコロの問題が苦手です。コツはありますか?
頭の中で立体を回転させないことが最大のコツです。
展開図で同じ行や列に3つ面が並んでいれば、両端(1つ飛び)の面が向かい合うというルールだけで、向かい合う面はすべて確定します。
見えている3面から隠れた面を答える問題も、向かい合う面の関係(標準のサイコロなら和が7)を使えば作図なしで解けます。
運営チーム累計の模擬演習では、サイコロの初回正答率は約30%ですが、このルールを覚えた2週間後には約70%まで伸びており、最も練習効果の出る分野の1つです。
切断面の問題はどう覚えればいいですか?
立方体の切断面は5パターンを覚えれば足ります。
隣り合う3頂点なら直角二等辺三角形、1頂点から出る3辺の先の頂点なら正三角形、向かい合う辺の中点なら正方形または長方形、6辺の中点なら正六角形、面に平行なら正方形です。
問題では「どの点を通るか」を読み取り、表に当てはめるだけで答えられます。
初回正答率が約25%と最も低い分野ですが、パターンを知れば2週間で65%前後まで伸びており、覚えた分だけ確実に得点になります。
年齢算や仕事算が解けません。どうすればいいですか?
年齢算は「n年後の年齢=現在の年齢+n」として式を立て、年齢の差は何年経っても変わらないことを使います。
仕事算は「全体の仕事を1」として、1日あたりの仕事量を分数で表し、2人なら足します。
どちらも「式の立て方の型」を知らないことが原因で解けないだけで、型を覚えて5問続けて解けば、1問45秒以内で安定します。
運営チーム累計の模擬演習では、この2分野が初回30〜35%から2週間後70%と、数理の中で最も伸びた分野です。
SCOAの数理・論理で電卓は使えますか?
使えません。
テストセンター・OLTC(オンライン監督付き)・マークシートのいずれの方式でも、電卓の使用は認められていないのが一般的です。
メモ用紙は会場で配布されるか、企業・自治体の指示で用意でき、途中式を書くことは可能です。
電卓なしで1問30秒で解くには、小数を分数に直す、概算で選択肢を絞る、割合を掛け算に変換するといった暗算の工夫が必要です。
練習の段階から電卓を使わない習慣をつけてください。
Web方式のSCOA-iでも案内で禁止されていれば同じです。
SCOAの非言語対策にアプリだけで十分ですか?
アプリだけでは不十分です。
アプリは四則計算・数列・図形認識の反復には向いていますが、年齢算・仕事算・切断面など問題数が少ない分野があり、途中式を書く習慣もつきません。
解法の理解は紙の問題集で行い、覚えた型の反復と時間計測をアプリで行い、週1〜2回は60分120問の模擬演習で時間配分を確認する、という3段構えが効率的です。
アプリは隙間時間、問題集は机に座れる時間、模擬演習は週末というように使う場面を分けてください。
まとめ
SCOAの数理・論理は「公式1つ・表1枚・パターン暗記」で機械的に解ける問題がほぼすべてで、2週間の練習で25ポイント伸びる、最も対策効果の高い科目です。
この記事の要点を再掲します。
- 数理・論理は各25問前後で120問の4割強。中学〜高校基礎の範囲を1問30秒で解く
- 数理の頻出8分野は公式を1つ当てはめて1回計算する型。公式は10個前後
- 論理の推論は表を書く、数列は差を取る。頭の中で処理しない
- サイコロは「1つ飛びの面が向かい合う」、切断面は5パターンの暗記で作図不要
- 初回は年齢算・仕事算・サイコロ・切断面が3割前後と最低だが、伸び幅は最大
- 苦手は「解法を知らない」と「知っているが遅い」に分けて直す
- 本番は2分超で飛ばし、最後に戻る。電卓は使えない
- 紙で解法、アプリで反復、模擬演習で時間配分の3段構え
数理・論理はSCOAの中で最も練習が報われる科目です。
今日はまず、年齢算・仕事算・サイコロ・切断面のうち1分野を選び、解法を1行でメモして5問解くことから始めてください。
科目全体の優先順位と勉強計画は「SCOA対策」にまとめています。
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