GROW360とは?気質診断・他者評価のやり方と対策

この記事でわかること

  • GROW360とは何か(提供元IGS・AI・3つのテストの構成)
  • テスト1「IAT(気質診断)」の仕組みと、画面上で何をするのか
  • テスト2「自己評価」・テスト3「他者評価」のやり方と評価者の頼み方
  • 25のコンピテンシーとBIG5の意味、結果(フィードバック)の見方
  • 「対策できるのか」への答えと、やってはいけないこと(他者評価の自作など)
  • 運営事務局に寄せられたGROW360受検者の相談実例

著者:テストビズ運営事務局
2021年開業の学習支援チームが運営するWebテスト代行サービス。SPI・玉手箱・TG-WEB・GAB/CAB・SCOA・CUBICなど主要形式から企業オリジナルまで広範囲に対応し、運営チーム累計6,000件超の相談実績をもとに就職活動、転職活動に励む方を支援しています。
最終更新日:2026年9月6日

GROW360(グロー・サンロクマル)とは、Institution for a Global Society株式会社(IGS)が提供するAI活用型の適性検査で、スマートフォンで受ける「IAT(気質診断)」「自己評価」「他者評価」の3つのテストから、気質(BIG5)とコンピテンシー(行動特性)を測定します。
SPIや玉手箱のような能力テストはなく、代わりに「自分をよく知る複数の人に評価を依頼する」という他の適性検査にはない工程があるため、「何を準備すればいいのか」「誰に頼めばいいのか」という相談が運営事務局にも定期的に届きます。
この記事では、IGSが公開している受検者向けガイドを一次情報に、3つのテストのやり方と結果の見方、そして「対策」という言葉がこの検査ではどこまで意味を持つかを整理します。
受検者からの聞き取りに基づく実例も紹介します。

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GROW360とは?IGSが提供するAI活用型の適性検査

GROW360とは、IGSが提供する適性検査で、IAT(気質診断)・自己評価・他者評価の3テストにより、BIG5に基づく気質と25のコンピテンシーを測定します。能力テストはなく、全工程をスマートフォンで受けられます。

提供元(IGS)と検査の位置づけ

GROW360の提供元は、東京都渋谷区に本社を置くInstitution for a Global Society株式会社(IGS)です。
「grow360 igs」「grow360 会社」で検索されるのはこの会社で、人的資本経営の測定・分析を主な事業としています。
現在の商品名は「GROW360+(プラス)」で、企業の人事評価や360度評価にも使われますが、就活生・転職者が受けるのは採用選考向けのコースです。

IGSは公式サイトで、蓄積した評価データをもとにAIで個人の能力を定量化・可視化し、評価者のクセ(甘い・辛い)によるバイアスを補正すると説明しています。
また、国際特許を取得したIAT(潜在連合テスト)を用いて、本人が意識して作り込めない潜在的な気質を測る点を特徴としています。
「grow360 ai」というキーワードで不安を持つ方が多いのですが、AIが合否を決めるのではなく、企業の採用担当が面接の補助として結果を使う、という位置づけです。

3つのテストの構成と所要時間

IGSの受検者向けガイドに沿って、3つのテストをまとめます。

テスト 内容 所要時間の目安 受検端末
テスト1 IAT(気質診断) 画面中央の言葉を左右のカテゴリに素早く分類する。反応時間で潜在的な気質(BIG5)を測る 15〜20分 スマートフォン
テスト2 自己評価 自分のコンピテンシーを自己査定する 約10分 スマートフォン(PCも可)
テスト3 他者評価 自分をよく知る複数名に、自分のコンピテンシーを評価してもらう 評価者1人あたり15〜20分程度 評価者のスマートフォン(PCも可)

能力テスト(言語・非言語)は含まれません。
「grow360 例題」「grow360 問題」で探しても、SPIのような設問集は存在しないと考えてください。
受検者本人の作業は30分前後で終わりますが、他者評価は評価者の都合に左右されるため、締切から逆算して早めに依頼する必要があります。

GROW360と一般的なWebテストの違い

比較項目 GROW360 SPI・玉手箱など
能力テスト なし あり(言語・非言語・英語など)
性格の測り方 IATによる反応時間+自己評価+他者評価 質問紙(自己申告)
第三者の関与 複数名の他者評価が必須 なし
受検端末 スマートフォン中心 パソコン中心
対策の効きやすさ 能力面の対策は不要。作り込みは効きにくい設計 能力面は対策で伸びる
結果のフィードバック コースにより受検者にレポートが返る 原則非開示

「web テスト grow360」と検索する方は、玉手箱などと同じ感覚で問題集を探していることが多いのですが、対策の考え方が根本的に異なる検査です。

GROW360のやり方|テスト1 IAT(気質診断)

IATは、スマホ画面中央に出る言葉を左右どちらのカテゴリかに分類し続けるテストです。IGSは「指の動き(速さと正確性)を見ている」と明記しており、丁寧に・素早く・正確に行うことがそのまま正しい受け方です。

IATとは何か(潜在連合テスト)

IAT(Implicit Association Test:潜在連合テスト)とは、1998年にGreenwaldらが開発した、本人が意識できない潜在的態度を測る心理学の手法です。
言葉の分類作業の反応時間から、概念と概念の結びつきの強さを測ります。
IGSはこの手法とBIG5理論を組み合わせ、意識のフィルターをできるだけ避けて、無意識に形成された態度を測定すると説明しています。

質問紙型の性格検査では「自分はこう見られたい」という意図が回答に混ざりますが、IATは反応速度を見るため、意図で操作しにくいのが最大の特徴です。
「grow360 気質診断」と呼ばれるのがこのテストです。

画面上で何をするのか

受検者からの聞き取りとIGSの公式説明をまとめると、画面上の作業は次のようなものです。

  • 画面の左上と右上にカテゴリ名(たとえば「自分」と「他人」、あるいは性格を表す語のグループ)が表示される
  • 画面中央に1つずつ言葉が現れ、それが左右どちらのカテゴリに属するかを、左右のタップで分類する
  • 同じような分類が組み合わせを変えて何度も繰り返される
  • 間違えると訂正を求められることがある

IGS自身が「少し不思議なテスト」「反復が多いため多少イライラするかもしれない」と受検者向けガイドに書いているとおり、慣れない作業が続きます。
「grow360 例題」で不安な方には、「意味を考えず、分類ルールに従って反射的に正しく押し続ける作業」だと伝えています。

IATで気をつけること

IGSは受検者に対し、指の動きの速さと正確性を見ているので、丁寧に、素早く、正確に行うよう求めています。
運営事務局が受検者に伝えている注意点は次のとおりです。

  • 静かな場所で、途中で中断せずに一気に終える(反応時間を測っているため)
  • 電波の安定した環境で受ける(通信の遅延が結果に影響する可能性がある)
  • 「望ましい性格に見せよう」と考えて押す速度を変えない。速度の操作は不自然なデータになるだけで、意図した方向に結果を動かせる保証はない
  • 疲れている時間帯や移動中を避ける

BIG5の5因子(繊細性・外向性・開放性・協調性・自律性)について、IGSは「各特性値は高いほどいいということではなく、程度によって得意・不得意な状況が異なる」と明記しています。
つまり、狙って高くする「正解」は存在しません。

GROW360のやり方|テスト2 自己評価・テスト3 他者評価

自己評価は約10分で自分のコンピテンシーを査定するテスト、他者評価は自分をよく知る複数名に同じ観点で評価してもらうテストです。両者を総合してコンピテンシーを測るため、評価者選びと依頼のタイミングが重要になります。

自己評価(約10分)の進め方

自己評価は、25のコンピテンシー(後述)について、自分がどの程度その行動をとれているかを自己査定するテストです。
IGSは所要時間を10分程度としており、スマートフォンだけでなくパソコンでも受けられます。

考え方は一般的な性格検査と同じです。

  • 「なりたい自分」ではなく「普段の自分」で答える
  • 他者評価と食い違いが大きいと不自然なデータになるため、無理に高く付けない
  • 直感で答え、1問ごとに考え込まない

一部の就活サイトには「将来ありたい姿を想像して答える」という助言がありますが、運営事務局はこの考え方を勧めません。
他者評価は「普段の行動」を評価するため、自己評価だけが理想像に寄ると、自己認識のズレとして表れやすくなるからです。

他者評価|誰に・何人に・どう頼むか

IGSの受検者向けガイドでは、評価者は先輩・後輩・先生・友人などだれでもよく、自分のことをよく知る複数名に依頼するよう案内されています。
GROW360+の企業向けページでは評価人数の最低が3名とされており、就活サイトでは5名を目安とする記述もあります。
実際の必要人数は企業の案内メールに書かれているため、それに従ってください。

運営事務局が受検者に伝えている頼み方の考え方です。

観点 推奨 避けたいこと
評価者の選び方 一緒に活動した時間が長い人(ゼミ・サークル・アルバイト・部活の仲間、指導教員など) 顔見知り程度で普段の行動を知らない人
人数 案内の最低人数+1〜2名(未回答者が出ても締切に間に合う) 最低人数ちょうど
依頼のタイミング 自分の受検を終えたらすぐ。締切の1週間前には依頼を出す 締切前日の依頼
依頼文 「就活の適性検査で、普段の私の行動を評価してもらう項目があります。15〜20分ほどかかります。正直に付けてください」と趣旨・時間・締切を書く 「高く付けて」と頼む
評価者の負担 評価者側もスマホで回答でき、正解探しは不要と伝える 評価内容を事前に打ち合わせる

「高く付けてほしい」と頼むことは、次の見出しで述べるバイアス補正の対象になるうえ、面接での印象との整合性を崩します。
「正直に付けてください」と伝えることが、受検者にとっても最善です。

他者評価のバイアス補正と「自分で評価する」リスク

IGSは、他者評価は忖度がかかりやすいため、評価にかかった時間や選択するスピード、評価の甘辛といった評価バイアスを補正すると公式に説明しています。
つまり、全員が満点を付けるような評価は、そのまま高評価として扱われる設計ではありません。

「grow360 他者評価 自分でやる」という検索が一定数あります。
評価者のアカウントを自分で作って自分を評価する、家族に高評価だけを付けさせるといった行為は、次の理由から強く勧めません。

  • 回答時間や回答パターンから不自然さが検出されうる(IGSが補正対象として明示している)
  • 自己評価と他者評価の乖離が小さすぎる・大きすぎるデータになり、自己認識の正確さの評価に影響しうる
  • 選考で不正と判断された場合、その企業の選考そのものを失う
  • 面接で「周囲からどう見られているか」を聞かれたとき、結果と話が食い違う

代行や不正行為が発覚するリスクの考え方は「SPI・玉手箱・GABの代行はバレる?形式別の発覚リスクと正攻法」でも扱っています。

GROW360の結果の見方|BIG5と25のコンピテンシー

結果は、BIG5(繊細性・外向性・開放性・協調性・自律性)の気質と、認知・自己・他者・コミュニティの4領域25項目のコンピテンシーで示されます。フィードバックが受検者に返るかは受検コースによります。

BIG5(気質)の5因子と読み方

IGSはBIG5を「最も科学的な検証が進んでいる社会心理学に基づく分析法」と位置づけ、5つの因子の組み合わせで性格を表すと説明しています。

因子 英語名 おおまかな意味
繊細性 Neuroticism 刺激やストレスへの感じやすさ
外向性 Extraversion 人との関わりや活動から活力を得る度合い
開放性 Openness 新しいものや抽象的な考えへの興味
協調性 Agreeableness 他者への配慮・調和を優先する度合い
自律性 Conscientiousness 計画性・自己統制・粘り強さ

繰り返しになりますが、IGSは各特性値が高いほど良いわけではなく、程度によって得意な状況・不得意な状況が異なると明記しています。
「grow360 結果 見方」で自分の結果を読むときは、5因子の高低を「長所・短所」ではなく「向いている場面・注意が必要な場面」として読むのが提供元の意図に沿った見方です。

25のコンピテンシー(4領域)

IGSは東京大学との共同研究により、「認知」「自己」「他者」「コミュニティ」の4大分類の下に25のコンピテンシーを設定したと説明しています。
受検者向けガイドに掲載されている一覧を領域別に示します。

領域 コンピテンシー
認知領域 課題設定、解決意向、論理的思考、疑う力、創造性、興味
自己領域 個人的実行力、内的価値、ヴィジョン、自己効力、成長、耐性、決断力
他者領域 表現力、共感・傾聴力、外交性、柔軟性、寛容、影響力の行使、感情コントロール
コミュニティ領域 組織への働きかけ、地球市民、組織へのコミットメント、誠実さ、情熱・宣教力

IGSはコンピテンシーを「経験を積むことで育成できるもの」とし、計測→自己理解→経験→再計測の繰り返しが伸ばすうえで有効だと述べています。
「grow360 コンピテンシー」で調べる方は、この一覧を面接の自己PRや長所・短所の言語化に使うと、検査結果と面接の話が一貫しやすくなります。

フィードバックレポートは返ってくるか

IGSは「充実したフィードバック」をGROW360+の最大の魅力としつつ、受検コースによっては受検者にフィードバックされない場合があると注記しています。
就活向けには、過去に1回の受検で複数の導入企業に結果を開示できる「統一受検」方式があり、その際はフィードバックレポートが無料提供されていました。
現在の就活で自分の受検がどのコースか、レポートが返るかは、企業の案内メールで確認してください。

企業側には、AIが算出した候補者の成長ポテンシャルや安定性などのスコアが補助情報として提供されます(IGSのプレスリリースより)。
これらの企業向けスコアは受検者に開示されません。

GROW360の対策|できること・できないこと

能力テストがないため、いわゆる勉強は不要です。できるのは「IATを正確に受ける環境づくり」「自己評価と他者評価の一貫性」「評価者への早めの依頼」の3つで、性格の作り込みや他者評価の操作は効かない設計になっています。

運営事務局が見てきた実例|GROW360相談で多い3パターン

運営事務局に寄せられた相談を匿名化して紹介します。

事例1:他者評価の依頼が締切に間に合わなかった
自分の受検は早く終えたものの、評価者への依頼を締切3日前に出し、1名の回答が締切に間に合わなかったケースです。
企業に事情を連絡して受理はされましたが、受検者は「締切当日まで連絡に追われた」と振り返っていました。
運営事務局では、自分の受検完了と同時に、最低人数より1〜2名多く依頼を出すよう伝えています。

事例2:IATで「望ましい方向」に押そうとして混乱した
IATの分類中に「協調性が高く見えるように」と意識して押す速度を変えようとし、途中で分類ルール自体を間違え始めたケースです。
本人の実感として「何をしているのか分からなくなった」とのことでした。
IATは反応時間を測る設計であり、意図的な速度調整で結果を狙った方向へ動かせる根拠はありません。
運営事務局では、ルールどおりに速く正確に押すことだけに集中するよう伝えています。

事例3:自己評価を高めに付け、面接で説明に困った
自己評価で多くのコンピテンシーを高く付けた方が、面接で「周囲からはどんな人と言われるか」を聞かれ、他者からの見え方を具体的に説明できなかったケースです。
結果は開示されていないため因果関係は不明ですが、受検者は「自己評価は普段の自分で付ければよかった」と話していました。

GROW360の前にやっておくとよいこと

やること 理由
評価者候補を3〜7名リストアップし、事前に一声かける 依頼から回答までの時間を短縮できる
自分の長所・短所を、具体的なエピソードとともに言語化する 自己評価の一貫性が上がり、面接でも使える
IATを受ける時間帯・場所・通信環境を決める 反応時間の測定に外部要因が混ざるのを防ぐ
25のコンピテンシー一覧を一読する 自己評価の設問が何を聞いているか理解しやすくなる
企業の案内メールで、必要人数・締切・フィードバックの有無を確認する 企業ごとに条件が異なる

「grow360 対策」で問題集を探す時間があるなら、上の5つに使う方が選考全体にとって有益です。
性格系の検査に共通する考え方は「適性検査の性格診断で落ちる?対策と正直に答えるコツ」、Webテスト全体の中での時間配分は「Webテスト対策の完全ガイド|種類別の勉強法と始め方」も参考にしてください。

服装・端末・環境に関する補足

「grow360 服」という検索語がありますが、GROW360は全工程をスマートフォン(自己評価・他者評価はパソコンも可)で自宅などから受けるため、服装が問われる場面はありません。
会場に行く適性検査と混同している方が多いようです。

端末については、IATはスマートフォンでの受検が前提です。
「grow360 app」という検索もありますが、専用アプリのインストールが必要かどうかは案内メールの手順に従ってください(要確認)。
画面の反応が遅い古い端末や、通知が頻繫に割り込む状態は避け、機内モードにせず通信を安定させた状態で受けることを勧めます。

GROW360に関するよくある質問(FAQ)

GROW360とは何ですか?

Institution for a Global Society株式会社(IGS)が提供するAI活用型の適性検査です。
IAT(気質診断)・自己評価・他者評価の3つのテストで、BIG5に基づく気質と25のコンピテンシーを測定します。
SPIのような能力テストはなく、全工程をスマートフォン中心で受けます。
企業は結果を面接の補助情報として使います。

GROW360に対策は必要ですか?

能力テストがないため、問題集で勉強する種類の対策は不要です。
できることは、IATを静かで通信の安定した環境で一気に受けること、自己評価を普段の自分で一貫して付けること、他者評価を早めに複数名へ依頼することの3つです。
性格の作り込みや他者評価の操作は、IGSがバイアス補正を行うと明示しているため、勧めません。

他者評価は誰に何人頼めばいいですか?

IGSの受検者向けガイドでは、先輩・後輩・先生・友人などだれでもよく、自分をよく知る複数名に依頼するよう案内されています。
最低人数は企業の案内メールに従ってください(GROW360+の企業向け情報では最低3名、就活サイトでは5名目安との記述もあります)。
未回答者が出ることを想定し、最低人数より1〜2名多く依頼し、締切の1週間前には依頼を出すことを勧めています。

他者評価を自分でやったらバレますか?

IGSは、他者評価について評価にかかった時間や選択スピード、評価の甘辛などのバイアスを補正すると公式に説明しています。
自分で評価者アカウントを作る、高評価だけを頼むといった行為は、不自然なデータとして扱われる可能性があり、不正と判断されれば選考そのものを失います。
面接で「周囲からの見え方」を聞かれたときに話が食い違うリスクもあるため、正直な評価を依頼してください。

IAT(気質診断)ではどんなことをしますか?

スマホ画面の中央に表示される言葉を、左右のカテゴリのどちらに属するかタップで分類し続けます。
同じような分類が組み合わせを変えて繰り返され、15〜20分程度かかります。
IGSは指の動きの速さと正確性を見ていると明記しているため、意味を深く考えず、ルールどおりに速く正確に押すことが正しい受け方です。

GROW360の結果は本人に見られますか?

受検コースによります。
IGSはフィードバックをGROW360+の魅力としつつ、コースによっては受検者にフィードバックされない場合があると注記しています。
レポートが返る場合は、BIG5の気質と25のコンピテンシーが示されます。
企業向けに算出されるポテンシャルなどのスコアは受検者には開示されません。

GROW360はどんな企業が導入していますか?

IGSは官公庁や金融機関での導入実績があると公式サイトで述べており、就活サイトでは航空や金融など複数の業界で導入報告があります。
IGSのプレスリリースでは、2020年時点で累計20万人の学生が受検済みとされていました。
企業名は年度で変わるため、志望企業の選考体験談で確認してください。

GROW360に服装の決まりはありますか?

ありません。
全工程をスマートフォン(自己評価・他者評価はパソコンも可)で自宅などから受けるため、服装が見られる場面はありません。
会場受検型の適性検査と混同されやすい点です。

まとめ|GROW360は「作り込まず、正確に、早めに」受ける

GROW360とは、IGSが提供するAI活用型の適性検査で、IAT(気質診断)・自己評価・他者評価の3テストからBIG5の気質と25のコンピテンシーを測定します。
能力テストがなく、第三者の評価が必須という点で、他のWebテストとは対策の考え方が根本的に異なります。

この記事の要点を再掲します。

  • 構成:IAT 15〜20分+自己評価 約10分+他者評価(複数名・1人15〜20分)。すべてスマホ中心
  • IATは反応時間を測る。IGSの指示どおり「丁寧に、素早く、正確に」押すことが正しい受け方
  • 自己評価は「普段の自分」で。他者評価は自分をよく知る人に、最低人数+1〜2名、締切1週間前までに依頼
  • 他者評価の自作・高評価の依頼はバイアス補正の対象になりうる。正直な評価を頼む
  • 結果はBIG5と25のコンピテンシー。高いほど良いのではなく、得意・不得意な状況の違いとして読む

やることは勉強ではなく、環境づくりと一貫性、そして早めの依頼です。
GROW360と同じ選考で能力テスト型のWebテストも課されている場合は、対策時間をそちらに集中させてください。
どの形式に時間を割くべきか迷う場合は、テストビズのような対策サービスに形式名と受検期限を伝え、優先順位を整理してもらうのも選択肢の一つです。

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