CABで電卓は使える?四則逆算を速く解くおすすめ電卓

この記事でわかること

  • CABで電卓が使えるかどうかを、Web-CAB(自宅受検)とペーパーCAB(会場のマークシート)で整理
  • Web-CABの四則逆算で電卓を使ってよい根拠と、監視型で実施される場合の注意点
  • 四則逆算50問9分を解き切るための電卓の選び方と、あると便利な機能
  • 電卓を使うと速い問題と、使わないほうが速い問題の見分け方
  • 運営事務局の模擬演習で見えた、電卓の使い方による到達問題数の差

著者:テストビズ運営事務局
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最終更新日:2026年9月7日

CABで電卓が使えるかどうかは、受検方式で決まります。
結論は、自宅で受けるWeb-CABは電卓を使ってよく、会場で受けるマークシート形式のCAB(ペーパーCAB)は電卓不可です。
ただし、Web-CABの四則逆算は50問を9分で解く形式で、1問あたり約11秒しかありません。
電卓を使えば有利、というより、電卓を使う問題と使わない問題を瞬時に分けることが得点を決めます。
この記事では、方式別の可否と根拠、四則逆算に向いた電卓の条件、電卓を使うべき問題の見分け方を、運営事務局の演習データとあわせて解説します。

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CABで電卓は使える?結論は「Web-CABは可、ペーパーCABは不可」

CABの電卓は、Web-CABでは使用可、会場で受けるペーパーCABでは使用不可です。「CAB 電卓 使っていい?」と迷っている方は、まず案内メールでWebか会場かを確認してください。

CABとは、日本エス・エイチ・エルが提供する、コンピュータ職・SE・プログラマー向けの適性検査です。
暗算(四則逆算)・法則性・命令表・暗号の4科目とパーソナリティ検査で構成され、IT企業の選考で多く使われています。
受検方式ごとの電卓の扱いを表にまとめます。

受検方式 受検場所 電卓 計算用のメモ 暗算科目の形式 根拠・補足
Web-CAB 自宅などのPC 使用可 自由 四則逆算(□に入る数を選ぶ)50問9分 提供元に電卓禁止の記載はなく、対策本・就活サイトも電卓使用を前提。企業が監視型で実施する場合は制限あり(要確認)
ペーパーCAB(マークシート) 企業指定の会場 使用不可 企業の指示による 暗算(計算結果を選ぶ)50問10分 会場での筆記試験。電卓の持ち込みは認められないのが一般的で、企業案内で要確認

Web-CABの科目別の問題数と制限時間は、四則逆算50問9分、法則性30問12分、命令表36問15分、暗号30問16分です。
ペーパーCABは暗算50問10分、法則性40問15分、命令表50問20分、暗号39問20分とされています(実施企業により変動するため要確認)。
電卓が関係するのは、どちらの方式でも暗算(四則逆算)の科目だけです。
法則性・命令表・暗号は計算ではなく図形やルールの読み取りなので、電卓の有無は影響しません。
CAB全体の出題内容と方式の違いは「CABとは?Web-CAB/ペーパーの違いと出題4科目・時間」で詳しく解説しています。

Web-CABで電卓を使ってよい根拠と注意点

Web-CABの四則逆算は、たとえば「□÷12=48.5」のように、□に入る数値を選択肢から選ぶ形式です。
桁の大きい掛け算や小数の割り算が含まれ、電卓を前提とした出題になっています。
提供元の公開情報にWeb-CABでの電卓使用を禁止する記載はなく、市販の対策本や主要就活サイトも電卓の使用を前提に解説しています。
運営事務局が受検者から聞き取った範囲でも、Web-CABで電卓の使用を注意された例はありません。

一方で、注意すべきケースが2つあります。

  • 企業が監視型で実施する場合:Webカメラで監督者が確認する形式では、電卓・スマホ・メモ用紙の扱いが制限されることがあります。案内文に「カメラ」「監督」「持込物」の記載があれば、電卓の可否を確認してください
  • 会場でPC受検する場合:企業内のPCで受けるケースでは、当日の指示が優先されます。電卓が使えないと言われても対応できるよう、電卓なしの練習も少し入れておくと安心です

監視型で実施される場合の受検環境については「監視型Webテストとは?AI監視・カメラの仕組みと注意点」を参照してください。

四則逆算を速く解くにはどんな電卓がおすすめ?

四則逆算には、12桁表示・キーが大きい・小数点キーが押しやすい卓上電卓がおすすめです。1問11秒の試験では、電卓の性能より「打ち間違えないこと」と「画面から目を離さずに打てること」が得点に直結します。

「CAB 電卓 おすすめ」で検索する方向けに、選択肢を比較します。

電卓の種類 メリット デメリット おすすめ度
卓上電卓(12桁・手のひらより大きいサイズ) キーが大きく打ち間違いが少ない。ブラインドタッチしやすい 用意が必要(1,000円前後)
手のひらサイズの電卓 持ち運びやすい キーが小さく、11秒の連打で打ち間違えやすい
PCの電卓アプリ 追加の用意が不要。テンキー付きキーボードなら速い 受検画面と切り替える手間がある。テンキーがないノートPCでは遅い △〜○
スマホの電卓 すぐ使える 通知で集中が切れる。画面が小さい。監視型では机上に置けない
関数電卓 分数・累乗の計算ができる 四則逆算には不要な機能が多く、キー配置に迷う

四則逆算で役立つ機能は3つです。

  • 12桁表示:「□×365=1,459,270」のような桁の大きい問題で桁あふれを防げる
  • メモリー機能(M+、MR):途中結果を保存し、「(□+15)×3=147」のような2段階の逆算で使える
  • 小数点・00キー:小数を含む問題が多いため、小数点キーが独立していて押しやすいこと。00キーがあると千・万単位の入力が速い

電卓の「%キー」や「√キー」は四則逆算ではほぼ使いません。
機能の多さではなく、キーの大きさと配置の見やすさで選んでください。
練習段階から本番と同じ電卓を使い、数字キーの位置を体で覚えておくことが、11秒の勝負では最大の対策になります。

PCのテンキーを電卓代わりに使う方法

テンキー付きのキーボードを使っている方は、PCの電卓アプリを「常に手前に表示」にして、受検画面の横に小さく置く方法もあります。
右手はテンキー、視線は受検画面の問題文、という形で操作でき、卓上電卓より速いという受検者もいます。
ただし、次の点に注意してください。

  • 電卓アプリのウインドウが受検画面に重なると、選択肢が見えなくなる
  • 監視型で実施される場合、別ウインドウの操作が「画面外を見る行為」と判断される可能性がある(要確認)
  • ノートPCでテンキーがない場合は、数字キーの横一列を打つことになり、卓上電卓より遅くなりやすい

テンキーがないノートPCで受ける方は、卓上電卓を用意したほうが確実です。

電卓を使うべき問題と使わないほうが速い問題の見分け方

四則逆算では、電卓を使うより暗算のほうが速い問題が3〜4割あります。「電卓を使っていい」からといって全問で電卓を叩くと、1問11秒の制限に間に合いません。

Web-CABの四則逆算は、□の位置と数値の性質によって、最速の解き方が変わります。
運営事務局の模擬演習で整理した見分け方を表にまとめます。

問題のパターン 最速の解き方 電卓
一桁・二桁の整数のみ □+37=81 暗算 使わない
選択肢の桁が大きく離れている □×8=6,400(選択肢:80/800/8,000/…) 桁だけ確認して選ぶ 使わない
分数・割合の変換で済む □÷4=0.25 1/4=0.25の暗記で即答 使わない
桁の大きい掛け算・割り算 □÷17=2,346 2,346×17を電卓 使う
小数を含む割り算 58.9÷□=2.5 58.9÷2.5を電卓 使う
2段階の逆算 (□−12)×6=234 234÷6を電卓→12を足す 使う(1回だけ)

見分けのコツは、問題を読んだ瞬間に「選択肢の桁が離れているか」を見ることです。
選択肢が「12/120/1,200/12,000」のように桁で分かれていれば、計算せずに桁の見積もりだけで答えが決まります。
選択肢が「1,236/1,246/1,256/1,266」のように近い数値で並んでいるときだけ、電卓で正確に計算します。
この判断を0.5秒で下せるようになると、電卓を叩く問題が全体の6割程度に減り、9分で50問に到達しやすくなります。
四則逆算の頻出パターンと逆算のルールは「Web-CAB四則逆算の解き方|頻出パターンとコツ」にまとめています。

運営事務局が見てきた実例:電卓の使い方で到達問題数が変わった3パターン

運営事務局に寄せられたWeb-CABの相談から、個人が特定されない形で3つ紹介します。

パターン1:全問で電卓を叩き、9分で30問しか進まなかった
文系からIT企業を志望した大学3年生の相談です。
「電卓が使えるから」と全問で電卓を叩いていたところ、模擬演習で9分に到達できたのが30問前後でした。
選択肢の桁を見て暗算で済ませる問題を先に切り分ける練習に切り替えたところ、2週間後には45問前後に到達するようになりました。
本人の振り返りでは「電卓を使わない判断のほうが練習になった」とのことです。

パターン2:スマホの電卓で打ち間違いが続き、正答率が下がった
転職活動中の社会人の方が、スマホの電卓でWeb-CABの練習をしていたケースです。
到達問題数は伸びていたものの、正答率が7割前後で止まっていました。
卓上電卓に替えて練習したところ、同じ到達問題数で正答率が8割台に上がりました。
小さい画面での小数点の打ち間違いと、通知による中断が原因だったと本人は分析しています。

パターン3:PCのテンキーと電卓アプリで最速を出したが、監視型で使えなかった
テンキー付きキーボードで練習し、模擬演習では50問到達を安定させていた学生の相談です。
本命企業のWeb-CABが監視型で実施され、案内文に「受検画面以外を開かない」と書かれていたため、電卓アプリを使えず、当日は卓上電卓に切り替えました。
練習で卓上電卓も並行して使っていたため大きな失点はありませんでしたが、「案内文を先に読んでいれば直前に慌てなかった」とのことです。
方式が確定するまでは、卓上電卓での練習を基本にしておくのが安全です。

電卓ありのCAB対策はどう進める?時期別の練習法

Web-CABの四則逆算は、電卓の操作練習と、電卓を使わない判断の練習を並行させることが重要です。受検日までの残り日数に合わせて、到達問題数と正答率を交互に伸ばしていきましょう。

Web-CABを控えている方向けに、時期別の練習方針を整理します。

受検までの日数 練習内容 目標
2週間以上 四則逆算の頻出パターン(□の位置別の逆算ルール)を覚える。本番と同じ電卓を用意 逆算のルールで迷わない
1週間 9分50問の模擬演習を毎日1回。電卓を使った問題数と正答を記録 到達40問以上
3日前 選択肢の桁を見て暗算か電卓かを0.5秒で決める練習 電卓使用を6割以下に
前日 新しい問題は解かず、電卓の電池とキーの動作を確認 打ち間違いゼロ
当日 電卓を利き手側に置き、通知を切る。最初の5問で手を温める 45問以上到達

ペーパーCABを受ける可能性がある方は、暗算(計算結果を選ぶ形式)を電卓なしで解く練習も並行してください。
ペーパーCABの暗算は、概算で選択肢を絞れる問題が多く、正確な筆算は求められていません。
CAB全体の勉強手順は「CAB対策|暗号・法則性・命令表・暗算の勉強法と問題集」、形式ごとの対策の全体像は「Webテスト対策の完全ガイド|種類別の勉強法と始め方」で解説しています。
電卓を使う問題と使わない問題の判断が身についているかを確認したい場合は、テストビズの模擬演習のように、到達問題数と電卓使用回数を記録しながら解く方法も選択肢の一つです。

よくある質問(FAQ)

CABで電卓は使っていいですか?

Web-CABであれば使ってよいです。
Web-CABの四則逆算は、桁の大きい掛け算や小数の割り算を含み、電卓を前提とした出題になっています。
提供元の公開情報にWeb-CABでの電卓禁止の記載はなく、対策本や就活サイトも電卓使用を前提に解説しています。
ただし、企業が監視型で実施する場合は、電卓や別ウインドウの扱いが制限されることがあるため、案内文の持込物やカメラに関する記載を確認してください。
会場で受けるマークシート形式のペーパーCABでは、電卓は使えません。

ペーパーCABでは電卓は使えませんか?

使えないのが一般的です。
ペーパーCABは企業が用意した会場でマークシートに回答する筆記試験で、電卓の持ち込みは認められないケースがほとんどです。
暗算の科目は計算結果を選択肢から選ぶ形式で、概算で絞れる問題が多いため、電卓なしで解く前提の設計になっています。
運用は企業ごとに異なるため、案内文に電卓の可否が書かれていない場合は事前に企業へ問い合わせるのが確実です。
電卓なしで概算する練習をしておけば、当日どちらの指示でも対応できます。

CABにおすすめの電卓はどれですか?

12桁表示で、キーが大きく、小数点キーが独立して押しやすい卓上電卓がおすすめです。
四則逆算は1問11秒の勝負なので、機能の多さより打ち間違えないことと、画面から目を離さず打てることが重要です。
メモリー機能(M+、MR)があると2段階の逆算で途中結果を使え、00キーがあると千・万単位の入力が速くなります。
関数電卓は不要な機能が多く、キー配置に迷いやすいため、あえて選ぶ必要はありません。
価格は1,000円前後で十分で、練習段階から本番と同じ電卓を使うことが最大の対策です。

電卓を使えば四則逆算は全問解けますか?

電卓だけでは解き切れません。
四則逆算は50問を9分で解く形式で、1問あたり約11秒しかなく、全問で電卓を叩くと30問前後で時間切れになるのが運営事務局の演習でよく見られる結果です。
選択肢の桁が離れている問題や、一桁・二桁の整数だけの問題は暗算のほうが速く、電卓を使う問題を全体の6割程度に絞ると到達問題数が伸びます。
電卓の操作練習と、電卓を使わない判断の練習を並行させることが重要です。
「CAB 電卓 使える」と確認したあとは、使い方の練習に時間を回してください。

スマホの電卓を使っても大丈夫ですか?

Web-CABであればルール上は使えるケースが多いですが、運営事務局としてはおすすめしていません。
通知で集中が切れる、画面が小さく小数点の打ち間違いに気づきにくい、監視型で実施される場合は机上に置けない、という3つの理由があります。
実際に、スマホの電卓から卓上電卓に替えたことで、同じ到達問題数で正答率が上がった相談例もあります。
卓上電卓が1,000円前後で用意できることを考えると、本番用に1台用意しておくほうが安心です。
スマホしかない場合は、機内モードにして通知をすべて切ってから受検してください。

PCの電卓アプリやテンキーを使ってもいいですか?

通常のWeb-CABであれば使えます。
テンキー付きキーボードで電卓アプリを「常に手前に表示」にすると、視線を受検画面に置いたまま右手だけで計算でき、卓上電卓より速いという受検者もいます。
ただし、電卓アプリのウインドウが選択肢に重なると見えなくなること、監視型で実施される場合は別ウインドウの操作が制限される可能性があること、テンキーのないノートPCでは逆に遅くなることに注意してください。
方式が確定するまでは、卓上電卓での練習を基本にしておくのが安全です。

法則性・命令表・暗号でも電卓は必要ですか?

必要ありません。
法則性は図形の変化のルールを見つける問題、命令表は記号の指示に従って図形を変換する問題、暗号は変換のルールを推測する問題で、いずれも計算は出てきません。
電卓が関係するのは暗算(四則逆算)の科目だけです。
CAB全体では、法則性・命令表・暗号の3科目に時間の大半を使うため、電卓の準備と同じくらい、図形問題の解き方に慣れる練習が重要になります。
四則逆算で時間を節約し、その分を暗号などの思考時間に回すのが理想的な配分です。

まとめ

CABの電卓について、要点を振り返ります。

  • Web-CABは電卓あり、会場で受けるペーパーCABは電卓なし。監視型で実施される場合は案内文で要確認
  • 電卓が関係するのは暗算(四則逆算)の科目だけで、法則性・命令表・暗号には影響しない
  • 四則逆算は50問9分、1問約11秒。電卓は12桁・キーが大きい・小数点キーが押しやすい卓上電卓がおすすめ
  • 全問で電卓を叩くと時間切れになる。選択肢の桁が離れている問題や整数だけの問題は暗算で済ませ、電卓使用を6割程度に絞る
  • スマホの電卓は通知と画面サイズの点で不利。PCの電卓アプリはテンキーがあれば速いが、監視型では制限の可能性がある

まずは受検案内メールで方式と監視の有無を確認し、本番と同じ電卓で9分50問の練習を始めてください。
電卓を使う判断と使わない判断を分けられるようになれば、四則逆算は安定した得点源になります。

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