監視型Webテストとは?AI監視・カメラの仕組みと注意点

この記事でわかること

  • 監視型Webテストとは何か、非監視型と何が違うのか
  • 監視の3方式(有人オンライン会場・AI監視・テストセンター)の仕組みと、カメラ・マイク・画面で何が記録されるか
  • 自分のテストが監視型かどうかを受検前に見分ける方法
  • 監視型で本人確認・動作テスト・受検中にやること、やってはいけないこと
  • 運営事務局に持ち込まれた監視型の案内文の実例(匿名)と、相談者が戸惑ったポイント

著者:テストビズ運営事務局
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最終更新日:2026年9月5日

「案内に『カメラを使用します』と書いてある。監視型webテストとは何で、何を見られるのか」。 2023年以降、この相談が目立って増えました。 結論から言うと、監視型Webテストとは、自宅で受けるWebテストにカメラ・マイク・画面の記録を加え、有人またはAIが受検中の様子を確認する方式です。 仕組みを知らずに受けると、本人確認や動作テストで戸惑い、実力を出す前に消耗します。 この記事では、監視型の3方式の仕組み、何が記録されるのか、受検前の見分け方と当日の注意点を、相談者から持ち込まれた案内文の実例をもとに解説します。

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監視型Webテストとは?結論:カメラ・マイク・画面の記録で受検環境を確認する方式

監視型Webテストとは、自宅などで受けるWebテストにおいて、Webカメラ・マイク・画面操作の記録を通じて、有人の監督者またはAIが受検者本人による受検であることを確認する方式のことです。従来の非監視型と問題内容は同じで、変わるのは受検環境のルールです。

Webテストの受検方式は、大きく次の4つに分かれます。

方式 受検場所 監視の主体 代表例
非監視型Web 自宅 なし SPI WEBテスティング、玉手箱(通常版)、TG-WEB(通常版)
オンライン監視型(有人) 自宅 遠隔の監督者が本人確認と受検中の様子を確認 SPIテストセンターのオンライン会場、有人遠隔監視型の各種テスト
AI監視型 自宅 AIが映像・音声・操作を解析し、不審な挙動を企業に報告 TG-WEB eye、AI監視オプション付きの玉手箱等
テストセンター(会場) 専用会場 会場の監督者 SPIテストセンター(リアル会場)、C-GAB、SCOA

「webテスト 監視なし」「webテスト 非監視型」と検索する人が多いのは、自分のテストがどちらかを知りたいからです。 現在も大半のWebテストは非監視型ですが、企業が監視オプションを追加する例が増えています。 TG-WEB eyeは提供元のヒューマネージによると、2021年6月の本格展開から約1年で導入企業が100社を超えたと報じられています。

監視型で重要なのは、「問題が難しくなるわけではない」という点です。 出題内容・制限時間は非監視型と同じで、変わるのは受検環境のルールだけです。 準備すべきは知識ではなく、環境と手順です。

Webテストの全体像は「Webテストとは?就活・転職で使われる種類と受け方」で解説しています。

監視の3方式は何が違う?有人オンライン会場・AI監視・テストセンターの仕組み

有人オンライン会場は監督者が画面越しにリアルタイムで確認し、AI監視型は映像・音声・操作を自動解析して疑わしい挙動を企業に報告し、テストセンターは会場の監督者が直接確認します。「誰が、いつ、何を見るか」がそれぞれ異なります。

有人オンライン会場(SPIテストセンターのオンライン会場など)

リクルートマネジメントソリューションズが運営するSPIのテストセンターには、リアル会場に加えてオンライン会場があります。 自宅のPCから専用システムに接続し、監督者が本人確認と受検環境の確認を行ったうえで、リアル会場と同等の監督のもとで受検する仕組みです。

  • 受検前に、身分証を掲げての本人確認がある
  • カメラで部屋の状況(机上・周囲)を映すよう求められる
  • 受検中も監督者が映像を確認している
  • 電卓・メモ用紙など机上の持ち物は制限され、画面上の機能で代替する

「webテスト zoom」「webテスト zoom 画面共有」という相談の多くは、この方式か、企業が独自にビデオ通話ツールで監督する方式のどちらかです。 ビデオ通話で画面共有を求められる場合、共有中の画面操作はすべて監督者に見えていると考えてください。

AI監視型(TG-WEB eye など)

AI監視型は、PCのカメラ・マイク・画面を通じて受検中の行動を記録し、AIが不審な挙動を検知して企業に報告する方式です。 TG-WEB eyeについて報道では、AIが不正と判断するのではなく、不正が疑われる動作を検出し、最終判断は採用担当者が行うと説明されています。

  • 予約不要で、企業が指定した期間内に自分の都合で受検できる
  • 受検URLにアクセスするとカメラ・マイクの使用許可を求められる
  • 受検中の映像・音声・画面操作が記録される
  • 検知された挙動は、受検結果とともに企業に報告される

「webテスト ai監視とは」という質問に対する最も重要な答えは、「AIは判定者ではなく記録者で、判定は企業がする」という点です。 だからこそ、疑われる挙動をそもそも作らない環境準備が大切になります。

テストセンター(リアル会場)

専用会場で会場のPCを使って受検する方式です。 本人確認、荷物の預け入れ、監督者の巡回があり、監視型の中で最も環境の統制が強い方式です。 自宅の環境に不安がある人にとっては、逆に「準備が最も少なくて済む」方式でもあります。 テストセンターの流れは「テストセンターとは?就活SPIの受け方・当日の流れ・持ち物」で解説しています。

監視型では何が記録される?カメラ・マイク・画面・操作履歴の範囲

記録されるのは、①カメラ映像(顔・視線・周囲) ②マイク音声 ③画面の操作履歴(タブ切り替え・全画面解除・別アプリの起動) ④受検環境の情報(端末・接続)の4つです。「録画されているか」の答えはほぼ「はい」で、受検中はテスト画面以外を一切操作しないのが原則です。

「webテスト 録画 され てる」「webテスト 録音されてる」「適性検査 操作履歴」という不安に、正面から答えます。

記録の種類 何が記録されるか 疑わしいと判断されやすい挙動
カメラ映像 顔、視線の動き、手元、周囲の人物の映り込み 画面外を長く見続ける、離席、複数人の映り込み、顔がフレームから外れる
マイク音声 受検中の音声 会話、独り言、通話アプリの音声、他者の声
画面・操作履歴 タブやウィンドウの切り替え、全画面の解除、他アプリの起動、コピー操作 テスト画面以外への切り替え、通話・チャットアプリの起動
受検環境 使用端末、ブラウザ、接続情報 受検中の端末変更、案内と異なる環境

※記録される項目と判定基準は各テスト提供会社が詳細を公開していません。上記は公開情報と相談者が受検時に確認した案内文をもとにした一般的な範囲です。

「webテスト 360度カメラ」「webテスト 撮影あり」という相談は、受検前に「カメラで部屋全体を映してください」と求められる手順を指しています。 机の上、周囲、天井や足元まで映すよう指示される方式があり、これは持ち物や同席者がいないことの確認です。 360度専用のカメラ機器が必要なわけではなく、ノートPCのカメラやスマホを動かして映すのが一般的です。

「webテスト gps 監視」については、一般的なWebテストで位置情報を取得する仕組みは確認できていません。 ただし接続情報は記録されうるため、案内で指定された場所(自宅など)以外で受検しないのが安全です。

自分のテストが監視型かどうかを見分けるには?案内文・URL・受検画面の3ステップ

監視型かどうかは、①案内メールに「カメラ」「マイク」「本人確認」「監視」「動作テスト」の語があるか ②テスト名にeyeやオンライン会場の記載があるか ③受検URLを開いた時にカメラ・マイクの許可を求められるか、の3ステップで判別できます。

「適性検査 監視型 見分け方」は、受検前に必ず確認してください。 非監視型のつもりで受検を始め、カメラの許可を求められて慌てる相談が毎年あります。

ステップ 見るもの 監視型のサイン
1 案内メールの本文 「Webカメラ」「マイク」「本人確認書類」「動作テスト」「録画」「監視」「オンライン会場」「予約」の語
2 テスト名・受検方式 「TG-WEB eye」「オンライン会場」「監視型」「AI」の記載
3 受検URLを開いた直後 カメラ・マイクの使用許可ダイアログ、顔写真の撮影、身分証の提示画面

「webテスト 動作テストとは」という質問も多く、これは受検前にカメラ・マイク・通信・ブラウザが監視型の要件を満たすかを確認する事前チェックのことです。 動作テストは本番の前日までに済ませてください。 当日に動作テストで引っかかると、受検自体ができなくなります。

URLから形式を判別する方法は「WebテストのURL見分け方|受検前に形式を判別する方法」でまとめています。

運営事務局が見てきた実例:監視型の案内文と相談者が戸惑ったポイント

相談者から持ち込まれた監視型の案内文を匿名化して整理すると、戸惑いのポイントは「本人確認の手順」「電卓・メモの可否」「部屋の映し方」の3つに集中していました。いずれも案内文の読み込みと前日の動作テストで解決できるものです。

運営チーム累計の相談実績から、監視型に関する典型的な事例を3つ紹介します。 個人・企業が特定されないよう、案内文の表現は一部加工しています。

実例1:「Webカメラ・マイク付きPCで受検、受検前に本人確認書類を提示」(大学3年・11月)

案内文には「受検にはWebカメラとマイクを備えたPCが必要です。受検開始前に、顔写真付きの本人確認書類をカメラに提示していただきます」とありました。 相談者は本人確認書類として学生証を用意していましたが、案内には「運転免許証・パスポート・マイナンバーカード等」の指定があり、当日に慌てて探しています。 本人確認書類の種類は案内で必ず確認し、前日に手元に用意しておいてください。

実例2:「机上にはPC以外を置かないこと。メモは画面上の機能を使用」(転職活動中・30代)

有人オンライン会場方式の案内で、「電卓・筆記用具・メモ用紙は使用できません。計算が必要な場合は画面上のメモ機能をご利用ください」とありました。 非監視型の対策で電卓に慣れていた相談者は、画面上のメモ機能に戸惑い、模擬演習で「電卓なし・画面メモのみ」の環境を再現して練習しています。 監視型の電卓可否は「Webテストで電卓は使える?形式別の可否とおすすめ電卓」で整理していますが、案内の指示が最優先です。

実例3:「受検前にカメラで部屋全体を映してください」(大学4年・4月)

AI監視型の案内で、受検前に「カメラを回して机上・周囲・部屋全体を映す」手順がありました。 相談者は「部屋が散らかっているが大丈夫か」を心配していましたが、確認されるのは「他者がいないこと」「持ち込み物がないこと」であり、部屋の綺麗さは評価対象ではありません。 ただし、机の上に参考書やスマホが置いてあると持ち込み物とみなされるため、机上はPC・本人確認書類・案内で許可された物だけにしてください。 服装や背景の考え方は「Webテストの服装・部屋・背景|監視型で気をつけること」で解説しています。

監視型Webテストの当日の流れと注意点は?

当日は「動作テスト→本人確認→部屋の確認→受検→終了確認」の順に進みます。受検中はテスト画面以外を操作せず、離席せず、声を出さない。この3つを守れば、監視型で疑われる挙動はほぼ作れません。

「webテスト 本人確認」「webテスト 顔写真」の手順を含めた当日の流れを整理します。

段階 やること 注意点
前日まで 動作テスト(カメラ・マイク・通信・ブラウザ)を完了する。本人確認書類を用意する 当日に初めて動作テストをしない
開始30分前 机上をPC・本人確認書類・許可された物だけにする。他のアプリ・通知・通話ソフトを終了する スマホは案内で指示がなければ手の届かない場所へ
開始 カメラ・マイクの許可、顔写真の撮影、本人確認書類の提示、部屋の確認 指示された通りにカメラを動かす
受検中 テスト画面のみを操作する。離席しない。声を出さない。視線を画面から長く外さない 全画面を解除しない。「戻る」「更新」を押さない
トラブル時 案内記載のヘルプデスクに連絡する。自己判断で再読み込みや端末変更をしない 中断時刻・エラー内容をメモしておく
終了 完了画面を確認してからブラウザを閉じる 完了前に閉じると未受検扱いになる恐れ

有人オンライン会場の場合は、監督者からの指示が音声や画面で届きます。 指示に従って行動すれば問題なく、「監視されている」ことを過度に意識して緊張する必要はありません。

「webテスト 独り言」も相談が多いテーマです。 計算を声に出す癖がある人は、音声が記録され、他者との会話と区別がつかない可能性があります。 受検中は声を出さない練習を、模擬演習の段階から意識してください。

監視型で最も避けたいのは、通話アプリやチャットアプリを起動したまま受検することです。 本人にその意図がなくても、操作履歴と音声の記録から「他者と通信していた」と判断されうる状態になります。 受検前にすべて終了しておいてください。

監視型に関して「やってはいけないこと」と、その理由

監視型で記録される挙動を利用して不正を行うことは、発覚した場合に選考中止・内定取消の対象になり、報道された事例では刑事事件にもなっています。テストビズは代行・不正の相談を一切受けておらず、この記事は「疑われる挙動を作らない」ための情報です。

監視型Webテストが広がった背景には、2022年にWebテストの替え玉受検をめぐって関係者が逮捕されたと報じられた事件があります。 報道によれば、TG-WEB eyeの提供元にはこの事件を契機に問い合わせが急増したとされています。

監視型の存在自体が、不正への抑止として機能しています。 その上で、受検者側が理解しておくべきことは次の通りです。

  • 監視の映像・音声・操作履歴は、企業が結果と合わせて確認できる
  • AIの検知は「疑い」として報告され、判断は企業が行う。疑わしい挙動が多いほど、本人に不正の意図がなくても不利になりうる
  • 発覚した場合の結末は、選考中止・内定取消にとどまらず、報道された事例では刑事事件に発展している

「監視の仕組みを知って抜け道を探す」のではなく、「疑われる挙動を最初から作らない」ことが、監視型で実力を正しく評価してもらう唯一の方法です。 不正系のリスクについては「Webテスト代行はバレる?」等の関連記事で扱っていますが、この記事では受検環境の準備に絞っています。

よくある質問(FAQ)

Q1. 監視型Webテストとは何ですか?非監視型と問題は違いますか?

監視型Webテストとは、自宅で受けるWebテストにカメラ・マイク・画面操作の記録を加え、有人の監督者またはAIが本人受検であることを確認する方式です。 出題内容・制限時間は非監視型と同じで、問題が難しくなるわけではありません。 違うのは受検環境のルール(本人確認、机上の持ち物、離席や発声の制限)です。 準備すべきは知識ではなく、動作テスト・本人確認書類・受検環境の3つです。

Q2. Webテストのカメラで何を見られていますか?録画されていますか?

顔、視線の動き、手元、周囲の人物の映り込みが記録されます。 多くの監視型では受検中の映像は録画され、企業が結果と合わせて確認できます。 確認の目的は「本人が一人で受検しているか」「持ち込み物がないか」であり、部屋の綺麗さや服装の良し悪しを評価するものではありません。 画面外を長く見続ける、離席する、複数人が映り込む、といった挙動が疑わしいと判断されやすいため、受検中は画面に集中してください。

Q3. AI監視型で不審な行動と判断されたらどうなりますか?

AIは不審と思われる挙動を検出して企業に報告し、不正かどうかの最終判断は企業の採用担当者が行うと、提供元の説明や報道で示されています。 つまり検知=即不合格ではありませんが、疑わしい挙動が多いほど不利になる可能性はあります。 無意識の癖(独り言、視線を外す、席を立つ)でも検知の対象になりうるため、模擬演習の段階から「声を出さない・画面から目を離さない・離席しない」を練習しておくと安心です。

Q4. 監視型かどうかは受検前に分かりますか?

分かります。 案内メールに「Webカメラ」「マイク」「本人確認書類」「動作テスト」「録画」「監視」「オンライン会場」の語があれば監視型です。 テスト名に「eye」「オンライン会場」とあれば確定で、受検URLを開いた直後にカメラ・マイクの許可を求められる場合も監視型です。 確認できない場合は、企業の採用担当に「受検にカメラは必要ですか」と問い合わせるのが確実です。

Q5. 監視型では電卓やメモ用紙は使えますか?

方式と案内によりますが、有人オンライン会場では机上にPC以外を置けず、電卓・紙のメモが使えないのが一般的で、画面上のメモ機能で代替します。 AI監視型は企業や提供会社によって扱いが異なり、案内に「電卓可」とあれば使えます。 いずれも案内文の指示が最優先です。 「机上にPC以外を置かない」と書かれている場合は、電卓もメモ用紙も使えないと考え、模擬演習でその環境を再現して練習してください。

Q6. 動作テストとは何ですか?いつやればいいですか?

動作テストとは、受検前にカメラ・マイク・通信環境・ブラウザが監視型の要件を満たしているかを確認する事前チェックです。 案内メールに動作テスト用のURLが記載されていることが多く、受検本番の前日までに済ませてください。 当日に初めて動作テストを行い、カメラが認識されない・ブラウザが非対応といった問題が出ると、受検期限内に受けられなくなる恐れがあります。 テストに使うPC・ブラウザ・場所は、動作テストと本番で同じにしてください。

まとめ

監視型Webテストは、問題ではなく環境で差がつく方式です。 この記事の要点を再掲します。

  • 監視型とは、カメラ・マイク・画面操作の記録で本人受検を確認する方式。出題内容は非監視型と同じ
  • 方式は有人オンライン会場・AI監視型・テストセンターの3つ。AI監視は「検知して報告」、判断は企業
  • 記録されるのはカメラ映像・音声・操作履歴・受検環境。画面外への視線、離席、発声、別アプリの起動が疑われやすい
  • 見分け方は案内文の語句→テスト名→受検URL開封時の許可ダイアログの3ステップ
  • 当日は動作テスト→本人確認→部屋の確認→受検→完了確認。テスト画面以外を操作しない
  • 本人確認書類の種類、電卓・メモの可否、部屋の映し方は案内文で必ず確認し、前日までに準備する
  • 監視の抜け道を探すのではなく、疑われる挙動を最初から作らないことが実力を正しく評価してもらう唯一の方法

案内メールが届いたら、まず監視型かどうかを確認し、前日までに動作テストと本人確認書類を済ませてください。 環境の準備が終われば、あとは非監視型と同じ対策で臨めます。

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